菜の花

2024年03月04日

筑後にも 春到来!

筑後にも 春到来! 2024-03-03

喜桜公園20240303No20_R
3月に入り、いよいよ待ちに待った春到来なのですが、梅は終盤… 桜はまだ… となれば、早咲きの桜「河津桜」となるのは必定
ご近所さんで、河津桜は…と探してみると、久留米市草野に「喜桜公園」という河津桜の名所を発見しました。初めての来園で、どんなんかな?と思っていましたが、若干ピークは過ぎていたものの、まだまだ見ごたえのある素晴らしい河津桜でした。
ついでに、最近気になっていた卑弥呼の墓?と推定される「長田大塚古墳」に立ち寄り、筑後川の菜の花も堪能してきました。

喜桜公園20240303No12_R
「喜桜公園」 桜を喜ぶとは、洒落た名前
今まで全くその存在すら知らなかったのですが、草野町吉木の園芸業、赤司己喜雄さんが造成した公園だそうです。

喜桜公園20240303No13_R
2005年頃に、静岡県の河津桜を購入し、植えたのが始まりだそうです。
本数はさほど多くは無いのですが、立派な河津桜にうっとり…

喜桜公園20240303No17_R
観桜客だけではなく、沢山のメジロも押し寄せていました。

喜桜公園20240303No9_R
ピークは若干過ぎた感が有りましたが、素晴らしい河津桜の嵐

喜桜公園20240303No19
何見てんだよとばかりに、メジロに睨まれてしまった。

喜桜公園20240303No28_R
河津桜 美しい 美しすぎる たまりまっしぇーん!

喜桜公園20240303No4_R
河津桜の足元も春爛漫 ホトケノザ
花言葉は「調和」「輝く心」「小さな幸せ」

喜桜公園20240303No32_R
ハコベ
花言葉「ランデブー」「密会」「愛らしさ」「初恋の思い出」「追想」

筑後川20240303No11_R
オオイヌノフグリ
花言葉は「信頼」「忠実」「清らか」

喜桜公園20240303No33_R
フラサバソウ オオイヌノフグリの毛深い子分
小さくて可愛らしいのですが、花言葉「一見こわもてに見える」

喜桜公園20240303No34_R
ナズナ
花言葉は「すべてを君に捧げる」

喜桜公園20240303No31_R
タネツケバナ ナズナにそっくり
花言葉「勝利」「不屈の心」「情熱」「熱意」「燃える思い」

長田大塚古墳20240303No2_R
「長田大塚古墳」
円墳としては九州一の規模だそうで、直径80m、高さ30m、大分自動車道山田SAのすぐ近く、筑後川を見下ろす小高い場所にあります。

長田大塚古墳20240303No1_R
卑弥呼の墓「長田大塚古墳」案内板
長田大塚古墳を卑弥呼の墓と推定する根拠が事細かに書かれています。

長田大塚古墳20240303No3_R
古墳の頂上には、秋葉宮の祠が有りました。
火の神様「火之迦具土大神」が、御祭神じゃないかな? ·
御神徳火の幸を恵み、悪火を鎮め、諸厄諸病を祓い除く神様

筑後川20240303No10_R
昔は、一面、菜の花の黄色一色で染められていたのですが、最近は白色のハマダイコンに浸食され、風景の色合いがガラッと変わってしまった。

筑後川20240303No13_R
ハマダイコンの花言葉は「ずっと待っています」

筑後川20240303No14_R
菜の花の花言葉は、春を待つ人々の願いが込められているのか、沢山あって「快活・活発」「小さな幸せ」「明るさ」「競争」「豊かさ」「財産」

筑後川20240303No6_R
筑後川 春の風物詩 菜の花
ハマダイコンの無い所から… 昔の感じが少しは味わえた… まだこれから沢山の菜の花が咲き出して、黄色一色の河川敷になるに違いない。
菜の花とハマダイコンは相反する関係なのだろうか?


kattenihanakotoba at 18:28|PermalinkComments(0)

2022年03月29日

朝倉路 お花見三昧

朝倉路 お花見三昧 2022-03-27

桜(夕月神社20220327)No1_R
岩屋神社でのゲンカイツツジ鑑賞の後は、天気も回復してきたことだし、朝倉路でお花見をしながら帰ることにしました。桜はどこも満開状態、最高のお花見ができました。
朝倉の有名なお花見処といえば、秋月や甘木公園などがありますが、今回は、最近メジャーになりつつある穴場的なスポット、夕月神社、浮羽の流川、筑前町の草場川を巡ることとしました。有名になってきて穴場とは言い難いかな?
時期的にちょうど良かったのかもしれませんが、桜はどこも満開で、近年にないぐらいの咲きまくり状態、今年は、桜の当たり年!!

夕月神社20220327No16_R
先ずは、杷木の夕月神社

桜(夕月神社20220327)No7_R
鳥居から本殿までの約120mの参道に、約200本の桜(ソメイヨシノ)が植栽されているそうです。

夕月神社20220327No21_R
天気も良くなってきて、青空バックの桜は映えますね

夕月神社20220327No42_R
翻車魚もとい、まん防(まん延防止等重点措置)解除の影響もあってか、沢山の人が出ていました。

夕月神社20220327No18_R
毎年のように夕月神社に桜を見に来ていますが、今年は最高の咲き具合でした。

夕月神社20220327No29_R
御祭神 月読命
月読命が御祭神というのはなかなか珍しい。天照大御神の弟神で、建速須佐之男命の兄神にあたるとのこと、月なので女性的なイメージ、女神かと思っていたのですが、男の神様だったんだね。

桜(夕月神社20220327)No2_R
満開の桜に、狛犬も満足げな顔、嬉しそう

桜(夕月神社20220327)No4_R
丘陵地に広がる桜並木なので、筑後川の景色も楽しむことができて、一石二鳥、最高のロケーションです。

夕月神社20220327No36_R
上ばっかり見上げてなかなか気が付かなかったのですが、足元にはフデリンドウ、今季初見、春本番ですね

桜(夕月神社20220327)No8_R
「天空の桜並木」の本領発揮、美しい

夕月神社20220327No39_R
今年の桜は、一気に咲き出した感がありますね

道の駅原鶴20220327No10_R
桜ばかりでは飽きてくるので、春を代表する黄花、菜の花のお花見も…と思い、道の駅原鶴ファームステーションバサロにも立ち寄りました。

道の駅原鶴20220327No17_R
今年の菜の花は、例年にも増して黄金に輝いていて、眩しくて目がつぶれそうな位でした

道の駅原鶴20220327No1_R
桜同様、菜の花も青空に映えるよね

道の駅原鶴20220327No12_R
沢山のミツバチが飛び交っていました。美味しそうだもんね。
子供たちは、蜂だ、蜂だ…と騒ぎまくっていました。

桜(流川20220327)No2_R
次なるお花見は、正確にいうと朝倉路ではないのですが、川向う、浮羽の流川桜並木

桜(流川20220327)No4_R
流川は、最近有名になってきているせいか、とんでもないぐらいの人が出ていました。

流川20220327No3_R
駐車場空きに、20分ほど待ったかな? 今年の人出は異常なくらいです。

桜(流川20220327)No5_R
桜のトンネルは、幻想的、美しすぎる

流川20220327No23_R
少しですが、菜の花もあって、桜とのコラボレーションはいいよね

桜(流川20220327)No6_R
巨瀬川の南側約2kmにわたって続くおよそ1000本の桜並木は圧巻

桜(流川20220327)No7_R
コロナで閉じこもっていた分、ハッチャケたかな?
結構密状態で、外人さんも見受けられました。日本の桜のすばらさ、日本人の心をわかってくれたかな?

流川20220327No4_R
桜の木の下の方で、ひっそりと咲いている桜の花も可愛らしい
意外にこんな咲き方をしている桜も好きなんだよね

桜(草場川20220327)No3_R
朝倉路最後のお花見は、筑前町の草場川の桜並木
何といっても、草場川の菜の花と桜のコラボレーションは最高です。

桜(草場川20220327)No2_R
水害の影響もあってか、この数年、菜の花が非常に少なくなっているのが気がかり、昔はそこらじゅう一面、真っ黄黄だったんだけどなぁ…

草場川20220327No49
久しぶりに見つけたモンシロチョウ、昔はたくさん飛んでいたんだけど、最近はめっきり見かけなくなったね
花の蜜は、桜より菜の花の方がおいしいのかな? 桜の花にとまっている蝶は見た事が無いような気がする…

桜(草場川20220327)No7_R
草場川沿いに約2.2Kmにわたって続く桜並木は圧巻

桜(草場川20220327)No4_R
川沿いに咲く桜っていいよね、水面に映った桜も美しい

草場川20220327No51
桜の花の下で花見ができるのは、日本人に生まれてきて良かったと思う瞬間かな

桜(草場川20220327)No6_R
草場川の桜並木は、夜になるとライトアップもされて美しいのですが、昼間の菜の花との共演、コラボレーションのほうが好きです。
天気も良く、桜も満開、言う事なし、大満足の朝倉路お花見巡りでした。
それにしても今年の桜は、あっという間に急速に咲きだしたね、その分、散るのも早いのかな? ちょっと心配…


kattenihanakotoba at 12:46|PermalinkComments(0)

2022年02月14日

春を探して 筑後川

春を探して 筑後川 2022-02-12

菜の花(筑後川20220212)No2_R
3月に入ってからだよ…という事は重々わかってはいましたが、道端に菜の花が咲きだしたのをみると、ジッとはして居れない。春を求めて、春を探して、筑後川界隈を散策してきました。
地域の歴史探索、御朱印巡りも兼ねてブラブラとしてきました。

筑後川20220212No20_R
春の花といえば、いつもの面々 オオイヌノフグリ

筑後川20220212No13_R
キュウリグサも咲きだし、オオイヌノフグリもにっこりとほほ笑んでいる様に見えなくもない?

筑後川20220212No17_R
本当に小さな花だけど、キュウリグサ、いいよねぇ…可愛らしい

筑後川20220212No16_R
ホトケノザだって咲きまくり

筑後川20220212No19_R
ナズナも元気一杯

筑後川20220212No1_R
何と言っても、黄色の春の使者、菜の花が咲きだしたのが一番うれしい。

筑後川20220212No22_R
菜の花の花言葉は沢山あります。快活・活発、小さな幸せ、明るさ、競争、財産…
沢山の花言葉… 菜の花が咲きだし、春が来るとみんな嬉しいんだろうね。

杷木神社20220212No1_R
道端の花々を愛でた後、先ずは杷木神社へ

杷木神社20220212No7_R
鳥居の扁額は「杷岐神社」となっていました。昔は、杷木ではなく杷岐だったようですね。

杷木神社20220212No10_R
神社の創建は古く、第26代継体天皇の頃だそうで、筑紫で起きた磐井の反乱を平定するため、鹿鹿火大連が杷木大明神に勝利を祈り、無事鎮めたというのが始まりだそうです。

杷木神社20220212No11_R
狛犬ならぬ、狛兎がいました。狛兎なんて…初めて…
阿吽の区別は無いようで、両方ともお尻を高く揚げています。

杷木神社20220212No12_R
兎の目つきはちょっと怖そうで、真剣な眼差し…相撲の仕切りかな??

杷木神社20220212No15_R
拝殿前の狛犬、安政4年(1857)の銘が有りました。今から165年前ですね。

杷木神社20220212No16_R
安政4年は、日米下田条約が締結された年みたいです。安政の大獄の前年、日本にとって波乱の時代だったようですね。

杷木神社20220212No18_R
御祭神 伊弉諾尊 伊弉冊尊 大己貴命 武甕槌命
大己貴命=大黒様 → 兎 ということで狛兎なんでしょうね

杷木神社20220212No19_R
羽白熊鷲、磐井… この辺りの平定にあたって、大和朝廷は苦労したみたいですね。

杷木神社御朱印_R
杷木神社 御朱印
とても親切な宮司さんでした。

杷木神社20220212No39_R
杷木神社境内には、スイセン

杷木神社20220212No41_R
毛むくじゃらのフラサバソウも咲いていました。

恵蘇八幡宮20220212No85 (2)_R
杷木神社の後は、斉明天皇ゆかりの地へ…
恵蘇八幡宮木の丸公園の案内図、昔の栄えていた様子が描かれています。

恵蘇八幡宮20220212No6
山田井堰 恵蘇八幡宮の真前にあります。
ペシャワール会の今は亡き中村哲医師が、アフガニスタンの農業用水路のモデルにした取水関です。
寛文3年(1663)に始まり、今の形になったのが寛政2年(1790)だそうです。江戸時代、127年の月日をかけて作られ、今なおその技術が称賛されているなんてすごいことですね。

恵蘇八幡宮20220212No20_R
恵蘇八幡宮に行く前に、水神社にお詣りしました。

恵蘇八幡宮20220212No3_R
鳥居は筑後川に向かって建てられています。筑後川の神様を迎え入れるためかな?

恵蘇八幡宮20220212No4_R
享保7年(1722)山田堰から堀川用水に水を通す切貫水門工事にあたり、工事の安全と水難消除を祈って、水波能売命を祭祀し水門の上に水神社を建立したそうです。

恵蘇八幡宮20220212No2_R
御祭神として水波能売命、堀川用水を築いた古賀百工の功績を称え祀られています。

恵蘇八幡宮20220212No16_R
水神社の狛犬は、ちんちんしています。珍しい、実に面白い…

恵蘇八幡宮20220212No18_R
慶應3年(1867)の銘が有りました。大政奉還、王政復古の大号令があった年です。

恵蘇八幡宮20220212No1_R
朝倉地域の総社氏神である恵蘇八幡宮に向かいましょう

恵蘇八幡宮20220212No80_R
参道の石段脇にはヤブツバキが咲いていました。

恵蘇八幡宮20220212No34_R
恵蘇八幡宮の狛犬、結構迫力がある

恵蘇八幡宮20220212No36_R
安政6年(1859)の銘が有りました。吉田松陰が刑死した年です。
各地の神社を巡っていて思う事ですが、安政、慶應あたりに奉納された狛犬が多いような感じがします。混乱の時代だったからですかねぇ…

恵蘇八幡宮20220212No38_R
漏刻(水時計)の模型

恵蘇八幡宮20220212No66_R
漏刻の龍は、迫力満点!

恵蘇八幡宮20220212No45_R
御神木 推定樹齢300年以上、県指定天然記念物

恵蘇八幡宮20220212No26_R
恵蘇八幡宮
斉明天皇7年(661)百済救援のため朝倉橘広庭宮に遷られた斉明天皇は御歳68歳で崩御されました。天智天皇は、御母である斉明天皇の御遺骸を朝倉橘広庭宮からこの地にお移しになり、その夕べに朝倉山上(御陵山)に御殯葬されたというのが始まりだそうです。
陵下の山腹(現在の八幡宮境内)に木皮のついたままの丸木の柱を立て忌み殿を建て、母君の喪に服されたと伝えられていることから、「木の丸殿」「黒木の御所」とも呼ばれているそうです。

恵蘇八幡宮20220212No28_R
御祭神
斉明天皇(第37代、第35代皇極天皇が重祚) 応神天皇(第15代) 天智天皇(第38代)

恵蘇八幡宮20220212No31_R
干支恵方盤が扁額の上の天井に付いていました。
内側に東西南北の方位が、外側に十二支が配され、中央の針は、その年の縁起のよい方角(恵方)を指しているとのこと。今年の恵方は、北北西だそうですよ。

時紡桜(恵蘇八幡宮20220212)No4_R
恵蘇八幡宮周囲には、時紡桜が咲き出していました。桜が咲きだすと心ウキウキ、嬉しいねぇ…

時紡桜(恵蘇八幡宮20220212)No3_R
時紡桜は、河津桜 バラ科サクラ属 早咲きの桜(1月下旬~2月上旬)だそうです。

恵蘇八幡宮20220212No48_R
朝倉橘広庭宮で崩御した斉明天皇を仮に葬った陵墓、朝倉(御陵山)に向かいます。

恵蘇八幡宮20220212No49_R
恵蘇八幡宮本殿裏の最高所にあるのですが、この石段が結構長い

恵蘇八幡宮20220212No50_R
御陵山(恵蘇八幡宮1・2号墳)

恵蘇八幡宮20220212No52_R
塔石には「斉明帝藁葬地」と刻されているそうです。

恵蘇八幡宮20220212No55_R
恵蘇八幡宮は以前から気になっていたのですが、今回初めて参拝しました。
深い歴史に圧倒されまくり…まだまだ知らないことが沢山ありすぎる…

恵蘇八幡宮御朱印_R
恵蘇八幡宮 御朱印

筑後川20220212No32_R
筑後川周辺では、梅花は満開状態のようです。

筑後川20220212No31_R
大好きな枝垂れ梅も咲き出して嬉しい限りです。

菜の花(筑後川20220212)No2_R
まだまだ時期的には早く、3月に入ってからだよなぁ…とは思っていましたが、天気も良く、筑後川に来たからには、菜の花を見ずにはおれない

菜の花(筑後川20220212)No4_R
まだまだ満開とはいきませんが、そこそこ咲いていました。

菜の花(筑後川20220212)No5_R
まだまだ寒い日が続いていますが、天気も良く、楽しい春気分を満喫できました。
黄色の春の使者、菜の花、いよいよ春到来かな?


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