花立山
2023年02月14日
居るもんだねぇ…
居るもんだねぇ… 2023-02-12
午後から所用があったので、朝のうちに近くの公園を散策。
コツコツと木を打つような音がしたので、目を向けるとコゲラでした。
何度も来たことのある公園でしたが、沢山の鳥たちが生息しているようで、今まで全く気が付かなかった。もったいないことをしていたなぁ…
道端に普通に沢山咲いているホトケノザ、オオイヌノフグリ、ネジバナなどに、初めて気づいた時の感激に近いものがありました。身近に普通にあるような物でも、興味がないと見えていないんだよね。
スズメだって、プクッとして、よく見ると可愛らしいコツコツと木を打つような音がしたので、目を向けるとコゲラでした。
何度も来たことのある公園でしたが、沢山の鳥たちが生息しているようで、今まで全く気が付かなかった。もったいないことをしていたなぁ…
道端に普通に沢山咲いているホトケノザ、オオイヌノフグリ、ネジバナなどに、初めて気づいた時の感激に近いものがありました。身近に普通にあるような物でも、興味がないと見えていないんだよね。
ちなみにコゲラの 誕生鳥 2月12日 鳥言葉 努力
誕生鳥 12月16日 鳥言葉 親孝行
モズ 背の高いメタセコイヤの天辺でチッチチッチ鳴いていました。
誕生鳥 4月19日 鳥言葉 反省
カワラヒワ モズのいるメタセコイヤの隣の木で、モズに負けまいと競い合うように精いっぱい声を張り上げていました。
誕生鳥 2月23日 鳥言葉 八面六臂
ミヤマホオジロ 羽だけ見るとスズメの様な、黄色っぽい鳥
ジョウビタキ いろいろな場面でいつも出くわす鳥、この鳥だけは、現場で鑑別できるようになりました。オレンジのお腹が可愛らしい。
誕生鳥 10月24日 鳥言葉 警戒心
カイツブリ 一生懸命に水中に潜っちゃ出てくる。朝食中だったのかな。
誕生鳥 5月22日 鳥言葉 家庭円満
カワウ ジュディ・オング状態、魅せられてを歌っているようでした。
誕生鳥 5月19日 鳥言葉 友愛
いつも愛想のよいカワセミなのですが、この一枚を撮った瞬間に飛びたち、以後見つけることが出来なかった。
今日は、機嫌が悪かったのかな?
今日は、機嫌が悪かったのかな?
誕生鳥 7月21日 鳥言葉 夢のような美しさ
普段、気が付かないだけで、沢山の生物が身近にいるんだなと改めて実感しました。居るもんだねぇ…
短時間の散策だったけれど、満足なひと時でした。
普段、気が付かないだけで、沢山の生物が身近にいるんだなと改めて実感しました。居るもんだねぇ…
短時間の散策だったけれど、満足なひと時でした。
kattenihanakotoba at 11:42|Permalink│Comments(0)
2023年01月02日
年初めは 花立山
年初めは 花立山 2023-01-02
令和5年(2023)登り始めは、人も少なくゆっくりと登れそうなご近所の花立山(筑前町では城山)にしました。山麓にある焼ノ峠古墳も気になっていたので立ち寄りました。
今年の正月は近場で済ますことにし、初詣も近場の神社に行きました。
今年の正月は近場で済ますことにし、初詣も近場の神社に行きました。
ちょっといい雰囲気の勘田ヶ浦堤
花立山山中には、祠や古墳が沢山あります。
葉がとげとげしいので、オニノゲシ? 冬でも咲くんだよね
花立山穴観音古墳 「穴観音さん」
6世紀末頃 全長33m(後円部径2m、前方部長さ11m)の前方後円墳
6世紀末頃 全長33m(後円部径2m、前方部長さ11m)の前方後円墳
近くには入り口だけ残った石室跡と思われるような物もあります。
「花立山古墳群」は、現在300基もの古墳が確認される県内でも最大級の群集墳だそうです。
「花立山古墳群」は、現在300基もの古墳が確認される県内でも最大級の群集墳だそうです。
この石段を上ると頂上だけど、面白くないので
横に逸れて山中に突入
この登山道沿いにも祠が有ります
スイセンも咲き出し、年が明けた気分満開
日方神社 創建は応永三十年(1423)英彦山から勧請
御祭神 伊弉諾尊 伊弉冊尊 天忍穂耳尊
御祭神 伊弉諾尊 伊弉冊尊 天忍穂耳尊
花立山(130.6m)からの展望は絶景
愛宕神社 御祭神 迦具津知命
愛宕神社裏に三角点 130.4m
ちょっと目付きの悪そうな ホトケノザ
本日の散策の目的の一つ 焼ノ峠古墳
分かり難いけれど、3世紀後半(古墳時代前期)の全長40mの前方後方墳
前方後方墳… 珍しいよね 九州最大だそうです
前方後方墳… 珍しいよね 九州最大だそうです
宝満川を挟んで、三沢・津古の古墳群が良く見える
宝満山・大根地山方面 最高の展望
古処山方面 筑紫平野の北東部を一望できる最高の立地
城山公園のメタセコイヤ 寂しい冬景色となっていました。
小郡側の公園なのに、花立山公園ではなく、城山公園…統一性が無い…
小郡側の公園なのに、花立山公園ではなく、城山公園…統一性が無い…
ナズナ 道端の賑やか師たち 嬉しいね
地元の竃門神社 宝満山の竈門神社の分霊を勧請したのだそうです。
御祭神 玉依姬命
ヤツデ 小花の集合体は大好き
ヤツデの花言葉「分別」「親しみ」「健康」
ヤツデの花言葉「分別」「親しみ」「健康」
松崎天満稲荷神社
宿場町だった松崎の神社、規模の割には狛犬の数が多い
御祭神 豊受姫命・菅原神・軻遇突智神
御祭神 豊受姫命・菅原神・軻遇突智神
オオイヌノフグリ ぼちぼち咲き出している
御勢大霊石神社(延喜式内社筑後四社の一つ)
仲哀天皇の神霊が宿った“伝説の石”に由来する不思議な神社
仲哀天皇の神霊が宿った“伝説の石”に由来する不思議な神社
御祭神 足仲彦大神(14代 仲哀天皇)
仲哀天皇はここで崩御されたそうで、結構有名な神社なのです。参拝者が多かったのでそれなりに並んで参拝。
仲哀天皇はここで崩御されたそうで、結構有名な神社なのです。参拝者が多かったのでそれなりに並んで参拝。
仲哀天皇の御勢大霊石
菜の花も咲き出して、春近し…でもないか?まだ寒いもんね
隼鷹神社
御祭神 高御産巣日神 大己貴命 彦火々出見命 高皇産霊神
御神木の楠 幹廻り8.5m、樹高33m
阿蘇神社 今回初めて参拝しました
御祭神 健磐龍命
御祭神 健磐龍命
拝殿横の狛犬 いい面構え 目力が強い
文化12年(1815)200年以上前 結構年季が入っている
御神木の楠 幹回り約4.7m、推定樹高は16m以上
横の社は、眼病治癒の神様、平景清が祀られた生目八幡神社
天気も良く最高のお正月、気持ちの良い初詣ができました。
横の社は、眼病治癒の神様、平景清が祀られた生目八幡神社
天気も良く最高のお正月、気持ちの良い初詣ができました。
kattenihanakotoba at 20:21|Permalink│Comments(0)
2021年12月08日
リハビリ兼ねてメタセコイア 花立山
リハビリ兼ねてメタセコイア 花立山 2021-12-08
秋月の紅葉観賞で右膝を負傷してから、一週間経ち、何とか普通に生活できるようになったのですが、曲げたり、傾けたり、捻りといった力が加わるとまだ痛みが出ます。
じっとしていても治りが遅くなるかなと思い、リハビリを兼ねて花立山にメタセコイアを見に行きました。
じっくりと一歩一歩地面の感触を確かめる様に歩いてきましたが、本格的に治るまでには時間がかかりそうです。
焦らず、ゆっくりと…ですねぇ…
じっとしていても治りが遅くなるかなと思い、リハビリを兼ねて花立山にメタセコイアを見に行きました。
じっくりと一歩一歩地面の感触を確かめる様に歩いてきましたが、本格的に治るまでには時間がかかりそうです。
焦らず、ゆっくりと…ですねぇ…
久しぶりの花立山、曇り空でちょっと肌寒いけれど、どんなかなぁ…楽しみでもあり…不安でもあり…
花立山の麓は、冬枯れ状態
花立山登山口入口、猪が出没しているようです
フユイチゴの季節がやって来た、今年こそは食してみたいと思いつつもどうなるかな?
登山道はきれいに整備されていて、歩きやすそうで膝への負担も少ないかなと思っていたのですが、段差で、足を上げる度に膝に若干の負担がかかって蓄積されてくる感じ…
登山道横には、綺麗なモミジが残っていました
足元には敷き紅葉
思っていたよりもモミジが奇麗に残っていて嬉しい、今まで全く気付かなかったけれど、周りを見ながらじっくりと歩いたせいで見ることができた光景、ある意味、右膝の負傷に感謝しなければならないかな?
城山四国第三十二札所の祠、案内の石碑の位置が変わった?
山頂への最後の石段だけど、膝のことを考えると、石段を上るのはちょっと遠慮したいということで…
じっくりコースで、足をあまり上げずにズリズリと引きずりながら登ることにしました
花立山山中には所々に城山四国の祠が有ります、何番目の札所かな?
花立山周辺には、異常なほどにベニバナボロギクが咲いています
ノゲシ 奇麗な綿毛と花のコラボレーションはいいねぇ
山頂から九千部方面 メタセコイアもまだ見頃な様子
日方神社
御祭神 伊弉諾尊、伊弉冊尊、天忍穂耳尊
山隈城跡の碑
「筑後川の戦い」「大原合戦」「大保原の戦い」などとして知られる南北朝時代の菊池氏と太宰少弐氏との戦乱の拠点だったのよねぇ
「筑後川の戦い」「大原合戦」「大保原の戦い」などとして知られる南北朝時代の菊池氏と太宰少弐氏との戦乱の拠点だったのよねぇ
秋葉神社
これからの季節、サザンカが主役、基山にも行かねばならない…
愛宕神社
花立山の三角点
山隈城本丸のあった山頂より低い二の丸跡に三角点があるので、国土地理院の地図には、130.4mで、花立山山頂(一番高い所)は130.6m
山隈城本丸のあった山頂より低い二の丸跡に三角点があるので、国土地理院の地図には、130.4mで、花立山山頂(一番高い所)は130.6m
サザンカ越しに、砥上岳
焼ノ峠古墳 前方後方墳なんて珍しいよねぇ(3世紀後半)
花立山山麓は、ホトケノザの嵐状態、いっぱい咲いている
ナズナも負けじと咲いている、12月なのに、春近しといった感じで変な感じだけど嬉しい
誰が付けたか、ハキダメギク、可哀想なネーミングだけど可愛らしい
ハキダメギクに似た、コセンダングサ、くっつき虫
嫌われ者のセイタカアワダチソウもそれなりに
菜の花が咲いていたのには、驚き桃の木山椒の木、ブリキに狸に洗濯機…気が早いねぇ…
ツワブキは終盤かな?
トキワハゼもコソッと咲いていました
オニタビラコも咲き出して
キュウリグサだって負けてない。
恐るべし花立山、12月だけど、春近しといった野の花が咲きまくっているのには驚きました。
恐るべし花立山、12月だけど、春近しといった野の花が咲きまくっているのには驚きました。
今日のお目当て、メタセコイア
当初は日本を含む北半球で化石として発見されるのみで、絶滅した植物と考えられていたそうですが、1946年に中国四川省(現在の湖北省利川市)で現存していることが確認されたそうです。
結構あちらこちらで見かけるので、そんなにたいそうな樹とは思ってもみなかった
メタセコイアの花言葉「平和」「楽しい思い出」なんだって、花でもないのに花言葉とは面白いねぇ
奇麗なモミジも残っていて、メタセコイアと一緒に楽しい紅葉観賞ができました。
右膝はというと、時間がたつと段々と痛みは増していくような感じはありましたが、苦痛という程では無く何とかクリアできた感じです。
ただ、完治までは時間がかかりそう…地味に低山散歩でリハビリしていこうと思っています。
後は、神頼みしかないよね…
右膝はというと、時間がたつと段々と痛みは増していくような感じはありましたが、苦痛という程では無く何とかクリアできた感じです。
ただ、完治までは時間がかかりそう…地味に低山散歩でリハビリしていこうと思っています。
後は、神頼みしかないよね…
kattenihanakotoba at 19:18|Permalink│Comments(0)
2019年12月30日
花立山の謎?
花立山の謎? 2019.12.29
今日は、午後から天気が崩れるらしい、手軽に近場でいつでも撤退できる山へ… ということで、我が家から最短距離の花立山へと向かいました。
花立山は、小郡市(旧筑後国)と筑前町(旧筑前国)にまたがり、山隈原の北、平地に孤立する独立峰です。
南の筑後国側(小郡側)からみると、霊峰宝満山の前におかれた「花立て」のように見えることから花立山と呼ばれ、筑前町では「城山」(しろやま又はじょんやま)と呼ばれているそうです。山頂に築かれた山隈城は、筑前国側の城のことだったからということで、このような呼び名の違いがあるようです。一つの山に二つの呼び名というのも謎?かもしれませんが、もう一つ納得のいかない謎があります・・・130.4 or 130.6???
城山公園スタート
山頂に向かう前に、花立山穴観音遺跡へ向かうことにします。
130m程の低山なんですけど、それなりの登山道風景でしょ?
結構山深い感じもしますよね…
いつものクサイチゴ…
林中には、花らしいものはなかったなぁ… 花じゃないけど…
「花立山穴観音古墳」
花立山の南西斜面を中心に形成されている「花立山古墳群」は、現在300基もの古墳が確認される県内でも最大級の群集墳だそうで、その中でも県史跡の「花立山穴観音古墳」は、古墳時代終末につくられたとみられる古墳群の中でも唯一、当時の原型に近い形で残っているんだとか。
石室の壁面には、線を刻みこんだ「線刻」という装飾が見られ、装飾古墳としても有名だそうです。
地元では「穴観音さん」と呼ばれていて、中には沢山の仏像が安置され、親しまれてきたそうです。私には、線刻は確認できませんでした。
入口の岩は意外に低くて、出入り二回とも頭を打ちましたので、要注意です。
前方後円墳で、造られたのは6世紀の終わり頃で、地域で最後に造られた前方後円墳として、当時の社会の復元に非常に大きな意味を持つ古墳だそうです。
なかなかの深山風情…
花立山正面道に戻ります。奇麗に整備されています。
城山四国第三十二札所の祠
八十八か所あるのかな? 四王寺石仏みたいに三十三か所?
山頂までの長い階段
春になると桜の回廊の階段となります。
ムラサキカタバミ 殺風景な冬枯れに色を添えて…
スイセン まだほとんどは蕾でした
早く春が来ないかな? 桜の回廊が待ち遠しい…
日方神社
花立権現様かな?
裏に「花立山神諦普賢菩薩」の碑…? 知らんかった…
山頂からの展望は、低山ではありますがなかなかの絶景
基山と九千部山方面
山隈城跡の碑と説明版
山隈城は、「筑後川の戦い」「大原合戦」「大保原の戦い」などとして知られる南北朝時代の菊池氏と太宰少弐氏との戦乱の拠点となったところでもあります。
山頂に築かれた筑前国側の城のことなので、筑前町からは城山なのです。
秋葉神社
山隈城本丸跡に二つの神社、日方神社と秋葉神社の二社があります。
笠地蔵ならぬ。帽子地蔵… 無事に年越しできますように…
大山祇神 隣は何?
二の丸跡 この先に愛宕神社があります。
花立山山頂には、合計、神社が三社あるのです。
愛宕神社の後ろに二等三角点があるそうです。
ここで、花立山の謎が解けました。
いろいろな説明版には、花立山の標高は、130.6mと書かれているのですが、国土地理院の地図には、城山130.4mとなっているのです。
山隈城本丸のあった山頂より低い二の丸跡に三角点があるので、国土地理院の地図には、130.4mとなっていたのでした。しかし、山名は城山ということで、花立山の採用ならず、筑前と筑後の狭間での折衷案ということなのかなぁ…?
実質は、花立山130.6m、公的(国土地理院的)には、城山130.4m(ちょっと低い)…???
焼ノ峠古墳へと向かう途中、コシロノセンダングサ
ハコベ
スミレ 春の花が咲き出して何だか嬉しい…
砥上岳を背景にしたサザンカ
なかなか奇麗
宝満山、砥上岳をバックに、焼ノ峠古墳が姿を現しました。
焼ノ峠古墳
古墳時代前半(3世紀後半)の前方後方墳で、全長40m。
前方後方墳としては九州最大です。当時この地方一帯を治めていた首長の墓と考えられています。
古墳上からの景色は最高。正面に宝満山、砥上岳
左に、基山、九千部山
右に、古処山、目配山
後ろには、花立山(こちらから見ると城山かな?)
降りてくると、ホトケノザ
ナズナ
オニノゲシ 元気に奇麗に咲いています
ヒメジョオン 結構賑やかに咲いている
ふと横を見ると、金色の竹が… 金明竹? まさか 孟宗金明竹??
淡い緑と黄色があるようにも見えますが… 竹の節と節の間に交互に現われて… 違うよな??
もうちょっと早かったら、見事なメタセコイア並木が見れたんだけど… 残念
敷紅葉ならぬ… 敷メタセコイア もまずまずかな?
年末。鴨たちの井戸端会議??
何話してるんだろうか? ちょっと気になる…
花立山の山中にあった仏像かな?
城山四国巡礼札所関係の仏像かな??
早く春にならないかな… ここからの桜の風景も最高なんだけどなぁ…
実に、待ち遠しい・・・
今日は、午後から天気が崩れるらしい、手軽に近場でいつでも撤退できる山へ… ということで、我が家から最短距離の花立山へと向かいました。
花立山は、小郡市(旧筑後国)と筑前町(旧筑前国)にまたがり、山隈原の北、平地に孤立する独立峰です。
南の筑後国側(小郡側)からみると、霊峰宝満山の前におかれた「花立て」のように見えることから花立山と呼ばれ、筑前町では「城山」(しろやま又はじょんやま)と呼ばれているそうです。山頂に築かれた山隈城は、筑前国側の城のことだったからということで、このような呼び名の違いがあるようです。一つの山に二つの呼び名というのも謎?かもしれませんが、もう一つ納得のいかない謎があります・・・130.4 or 130.6???
城山公園スタート
山頂に向かう前に、花立山穴観音遺跡へ向かうことにします。
130m程の低山なんですけど、それなりの登山道風景でしょ?
結構山深い感じもしますよね…
いつものクサイチゴ…
林中には、花らしいものはなかったなぁ… 花じゃないけど…
「花立山穴観音古墳」
花立山の南西斜面を中心に形成されている「花立山古墳群」は、現在300基もの古墳が確認される県内でも最大級の群集墳だそうで、その中でも県史跡の「花立山穴観音古墳」は、古墳時代終末につくられたとみられる古墳群の中でも唯一、当時の原型に近い形で残っているんだとか。
石室の壁面には、線を刻みこんだ「線刻」という装飾が見られ、装飾古墳としても有名だそうです。
地元では「穴観音さん」と呼ばれていて、中には沢山の仏像が安置され、親しまれてきたそうです。私には、線刻は確認できませんでした。
入口の岩は意外に低くて、出入り二回とも頭を打ちましたので、要注意です。
前方後円墳で、造られたのは6世紀の終わり頃で、地域で最後に造られた前方後円墳として、当時の社会の復元に非常に大きな意味を持つ古墳だそうです。
なかなかの深山風情…
花立山正面道に戻ります。奇麗に整備されています。
城山四国第三十二札所の祠
八十八か所あるのかな? 四王寺石仏みたいに三十三か所?
山頂までの長い階段
春になると桜の回廊の階段となります。
ムラサキカタバミ 殺風景な冬枯れに色を添えて…
スイセン まだほとんどは蕾でした
早く春が来ないかな? 桜の回廊が待ち遠しい…
日方神社
花立権現様かな?
裏に「花立山神諦普賢菩薩」の碑…? 知らんかった…
山頂からの展望は、低山ではありますがなかなかの絶景
基山と九千部山方面
山隈城跡の碑と説明版
山隈城は、「筑後川の戦い」「大原合戦」「大保原の戦い」などとして知られる南北朝時代の菊池氏と太宰少弐氏との戦乱の拠点となったところでもあります。
山頂に築かれた筑前国側の城のことなので、筑前町からは城山なのです。
秋葉神社
山隈城本丸跡に二つの神社、日方神社と秋葉神社の二社があります。
笠地蔵ならぬ。帽子地蔵… 無事に年越しできますように…
大山祇神 隣は何?
二の丸跡 この先に愛宕神社があります。
花立山山頂には、合計、神社が三社あるのです。
愛宕神社の後ろに二等三角点があるそうです。
ここで、花立山の謎が解けました。
いろいろな説明版には、花立山の標高は、130.6mと書かれているのですが、国土地理院の地図には、城山130.4mとなっているのです。
山隈城本丸のあった山頂より低い二の丸跡に三角点があるので、国土地理院の地図には、130.4mとなっていたのでした。しかし、山名は城山ということで、花立山の採用ならず、筑前と筑後の狭間での折衷案ということなのかなぁ…?
実質は、花立山130.6m、公的(国土地理院的)には、城山130.4m(ちょっと低い)…???
焼ノ峠古墳へと向かう途中、コシロノセンダングサ
ハコベ
スミレ 春の花が咲き出して何だか嬉しい…
砥上岳を背景にしたサザンカ
なかなか奇麗
宝満山、砥上岳をバックに、焼ノ峠古墳が姿を現しました。
焼ノ峠古墳
古墳時代前半(3世紀後半)の前方後方墳で、全長40m。
前方後方墳としては九州最大です。当時この地方一帯を治めていた首長の墓と考えられています。
古墳上からの景色は最高。正面に宝満山、砥上岳
左に、基山、九千部山
右に、古処山、目配山
後ろには、花立山(こちらから見ると城山かな?)
降りてくると、ホトケノザ
ナズナ
オニノゲシ 元気に奇麗に咲いています
ヒメジョオン 結構賑やかに咲いている
ふと横を見ると、金色の竹が… 金明竹? まさか 孟宗金明竹??
淡い緑と黄色があるようにも見えますが… 竹の節と節の間に交互に現われて… 違うよな??
もうちょっと早かったら、見事なメタセコイア並木が見れたんだけど… 残念
敷紅葉ならぬ… 敷メタセコイア もまずまずかな?
年末。鴨たちの井戸端会議??
何話してるんだろうか? ちょっと気になる…
花立山の山中にあった仏像かな?
城山四国巡礼札所関係の仏像かな??
早く春にならないかな… ここからの桜の風景も最高なんだけどなぁ…
実に、待ち遠しい・・・
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