英彦山
2022年11月07日
城井谷城と英彦山の紅葉
城井谷城と英彦山の紅葉 2022-11-06
朝のテレビニュースで英彦山の紅葉が見頃というのを知り、取り急ぎ準備をして見に行くことにしました。英彦山上宮は工事中だろうし、山頂は踏めないので、周辺だけでもグルグルしようかなと思っていたのですが、フッと思いついてしまった。
以前から気になっていたのですが、一度も落とされた事が無いといわれる難攻不落の城井谷城址散策も兼ねての山行とすることにしました。
思いがけず素晴らしいイロハモミジにも出会えて、最高の紅葉散策となりました。
以前から気になっていたのですが、一度も落とされた事が無いといわれる難攻不落の城井谷城址散策も兼ねての山行とすることにしました。
思いがけず素晴らしいイロハモミジにも出会えて、最高の紅葉散策となりました。
宇都宮一族之碑 このような立派な碑が建てられるぐらいなので、地元での信用は厚く慕われていた武将一族だったのだなと思いました。
城井ノ上城址入口の石碑を左折し林道を進んでいきます
大河ドラマの名残?「軍師 黒田官兵衛 最大の宿敵」と書かれた旗が一つだけでしたがの残っていました。黒田官兵衛にしてみれば、騙し討ちしなければならないほど手を焼いていたんだよね。宇都宮側にたってみると迷惑な話、悲劇なんだよねぇ…
この時期咲いている花は少なく、林道沿いには、ほとんど花らしい花はありませんでしたが、ポツンとイナカギク? えらく蕊が長いような気がするけど… 菊関係はようと分からん…
三丁弓の岩 射手三名おれば敵一兵も通さず
城井ノ上城(城井谷城の別名)の外備 手強そう
この岩の上から、敵兵を射下していたのだろうか? 敵兵にしてみればたまらんほどの恐怖だったろうなぁ…
この辺りで相当の兵たちが亡くなっているんだろうな、慰霊の石仏かな?
林道から見上げると、山は色付いていた。
水子地蔵堂 合掌
本格的に城井谷城へ取り付きます。
木々の間から、紅葉が零れ出て美しい
表門 天然の城門
一度に人が一人二人位しか入れないような小さな穴からしか城内に入れない 攻める側からすると、恐ろしくて近づけないだろうなぁ…全滅だよね
表門を抜けると急坂になっていて、見上げると美しい森が広がっている
表門の岩々には、ジンジソウが沢山咲いていました。
終盤だけど、まだまだ美しい それにしても複雑な形の花だよね
花言葉「秘めた恋」「博愛心」「不調和」
花言葉「秘めた恋」「博愛心」「不調和」
前門を通過しても城跡までは、所々に迎撃するのに良さそうな大岩が点在しています。
城井谷城跡 この辺りは少し開けている感じはするのですが、周囲を岸壁に囲まれた谷間にある城、隠れ城だったみたいです。
宇都宮一族慰霊の為でしょうか、城跡には小さな御社がありました。
炭焼窯 昭和30年代の終わりの頃まで使用されていたそうです。
入り口が小さく、天井は石で覆われている、他山で見る炭焼窯跡は囲いだけしかないものが多い感じがする。独特な炭焼窯だったのかな?
入り口が小さく、天井は石で覆われている、他山で見る炭焼窯跡は囲いだけしかないものが多い感じがする。独特な炭焼窯だったのかな?
結構色付いている 見頃なんだろうな
裏門 非常に狭い急坂を登り上らなくてはならない
岩に大きな穴が開いています。
絶壁に近いような鎖場、久々に緊張しました。
登り上がるとなかなかの景色、ほっと一安心、下りの方が緊張するけどね…
見上げると岩で出来た天の橋といった感じ、表門といい、天然の大岩を利用した難攻不落の要害といった様相で驚くことばかりです。
帰宅し、反芻しながら調べて見ると、この岩の上に登れるという事でした。思い付きで急遽来たので、予習不足だったみたいです。再チャレンジしようかな?
帰宅し、反芻しながら調べて見ると、この岩の上に登れるという事でした。思い付きで急遽来たので、予習不足だったみたいです。再チャレンジしようかな?
裏門を通してみる風景は、なかなかの絶景
こんな山城は、今まで見たことが無い。攻めようが無いよなぁ…
こんな山城は、今まで見たことが無い。攻めようが無いよなぁ…
この時期花が少ないので、菊の花を見つけるとホッとする。葉が丸っこくて、花弁が短めなのだけど、何という菊なのだろうか? とりあえず分からない時は、単に野菊でいいかな? ノコンギク?
下山すると、近くを散策されていた方に「イロハモミジ見ました?」と声を掛けられ、何も知らなかったのですが、とりあえず行ってみると、素晴らしいモミジでした。
右下に人がいるのが分かるでしょうか? 比較していただければわかるかと思いますが、とても大きなイロハモミジで、感動ものです。
右下に人がいるのが分かるでしょうか? 比較していただければわかるかと思いますが、とても大きなイロハモミジで、感動ものです。
予定外の収穫 暫く木の下で上を見上げたまま佇んでいました。
「他城のイロハモミジ」と呼ばれているそうです。
「他城のイロハモミジ」と呼ばれているそうです。
驚き桃の木山椒の木、ブリキに狸に洗濯機… 知らなかったなぁ…
雷山千如寺の楓にも負けないぐらいの素晴らしいイロハモミジでした。
多分ノコンギクだと思うのですが… 違うかな?
英彦山方面へ移動 ものすごい数の観光客
テレビのニュース通り、紅葉はちょうど見頃でした。
似たような紅葉の写真が続きますがご容赦ください
急遽、思い付きで出かけた、城井谷城址と英彦山の紅葉散策でしたが、ちょうど見頃で文句なしの大満足でした。
城井谷城址付近では、予定にもなかった素晴らしいイロハモミジにも出会えて、神様に 感謝! 感謝!!
最高の紅葉三昧、至福の時を過ごすことが出来ました。
城井谷城址付近では、予定にもなかった素晴らしいイロハモミジにも出会えて、神様に 感謝! 感謝!!
最高の紅葉三昧、至福の時を過ごすことが出来ました。
kattenihanakotoba at 11:56|Permalink│Comments(0)
2021年03月07日
英彦山の妖精
英彦山の妖精 2021-03-06
スプリング・エフェメラルは、魅惑的な響きをもった言葉で、エフェメラルは「はかない」とか「つかの間の」ということで、スプリング・エフェメラルとは、「春の儚いもの」「春の短い命」「春植物」ということになりますが、「春の妖精」の方がいいよね!
厳密な意味では、セリバオウレンやミスミソウは、常緑で、スプリング・エフェメラルには該当しないこととなるそうですが、「春の妖精」という事であれば問題ないんじゃないかな?
…ということで、スプリング・エフェメラルではなく…
春の妖精たちを求めて、英彦山へ GO!!
残念なことに、天気が悪く花が開いているか不安の中、コショウノキが気持ちよく迎えてくれました。
英彦山 春の妖精(その1)ミスミソウ
曇り、時々ポツポツという中で、大きく花開いているものはあまりありませんでした。
ミスミソウは、花開いてなくても蕾だって可愛らしい。
株は沢山あったので、天気のいい日にリベンジしよう!
探しに探して、やっと花開いたミスミソウ発見!
色とりどりのミスミソウはあるけれど、やっぱり白色が一番すきです。
久しぶりに、ツチグリにも出会えてホッコリ気分…
愛嬌のあるキノコだよねぇ
英彦山 春の妖精(その2)ホソバナコバイモ
ホソバナコバイモは、スプリング・エフェメラルのようです。
下向きに、控えめに咲く姿は愛おしい
花の中を拝見すると、ゴールデンレトリバー的な顔立ち?
似てるような気がするのは私だけでしょうか?
ヤマネコノメソウも咲き出したみたいですね。雨露に濡れてしっとりとした感じもまずまずです。
英彦山 春の妖精(その3)セリバオウレン
雄花もしっかりと開いて、可憐です。
半開きの状態もいいけれど、完全開花のセリバオウレンは、完璧です。
私を山野草の世界へと誘ってくれた、英彦山のセリバオウレン
この花に出会ってなければ、山野草はただの雑草にしか思ってなかったかもしれない…
小さく、可憐な花との出会いをくださった、神様に感謝です。
天気はいまいちだけど、少しでも明るい春気分を味わいたくて道の駅原鶴に立ち寄りました。
菜の花を見ていると、なんだか元気をもらえる感じがします。
楽しい、英彦山春の妖精散策でした。
天気がいまいちで、消化不良気味だったので、近いうちにリベンジしましょう。
スプリング・エフェメラルは、魅惑的な響きをもった言葉で、エフェメラルは「はかない」とか「つかの間の」ということで、スプリング・エフェメラルとは、「春の儚いもの」「春の短い命」「春植物」ということになりますが、「春の妖精」の方がいいよね!
厳密な意味では、セリバオウレンやミスミソウは、常緑で、スプリング・エフェメラルには該当しないこととなるそうですが、「春の妖精」という事であれば問題ないんじゃないかな?
…ということで、スプリング・エフェメラルではなく…
春の妖精たちを求めて、英彦山へ GO!!
残念なことに、天気が悪く花が開いているか不安の中、コショウノキが気持ちよく迎えてくれました。
英彦山 春の妖精(その1)ミスミソウ
曇り、時々ポツポツという中で、大きく花開いているものはあまりありませんでした。
ミスミソウは、花開いてなくても蕾だって可愛らしい。
株は沢山あったので、天気のいい日にリベンジしよう!
探しに探して、やっと花開いたミスミソウ発見!
色とりどりのミスミソウはあるけれど、やっぱり白色が一番すきです。
久しぶりに、ツチグリにも出会えてホッコリ気分…
愛嬌のあるキノコだよねぇ
英彦山 春の妖精(その2)ホソバナコバイモ
ホソバナコバイモは、スプリング・エフェメラルのようです。
下向きに、控えめに咲く姿は愛おしい
花の中を拝見すると、ゴールデンレトリバー的な顔立ち?
似てるような気がするのは私だけでしょうか?
ヤマネコノメソウも咲き出したみたいですね。雨露に濡れてしっとりとした感じもまずまずです。
英彦山 春の妖精(その3)セリバオウレン
雄花もしっかりと開いて、可憐です。
半開きの状態もいいけれど、完全開花のセリバオウレンは、完璧です。
私を山野草の世界へと誘ってくれた、英彦山のセリバオウレン
この花に出会ってなければ、山野草はただの雑草にしか思ってなかったかもしれない…
小さく、可憐な花との出会いをくださった、神様に感謝です。
ムラサキケマンの葉がすごいことになっていました。
植物が余分な水分を、水孔という葉の先端や鋸歯の先、葉脈の終端などにある穴から排出する現象で、出液とか溢泌といわれる現象だそうです。
天候が悪く、雨露まみれ、湿気た時の花散策の楽しみができました。
植物が余分な水分を、水孔という葉の先端や鋸歯の先、葉脈の終端などにある穴から排出する現象で、出液とか溢泌といわれる現象だそうです。
天候が悪く、雨露まみれ、湿気た時の花散策の楽しみができました。
菜の花を見ていると、なんだか元気をもらえる感じがします。
楽しい、英彦山春の妖精散策でした。
天気がいまいちで、消化不良気味だったので、近いうちにリベンジしましょう。
kattenihanakotoba at 05:26|Permalink│Comments(0)
2021年02月09日
英彦山でも春の兆しが…
英彦山でも春の兆しが… 2021-02-07
前回、社務所の閉所時間に間に合わず、ゲットできなかった高住神社の御朱印…
リベンジを果たすべく、英彦山へ GO!!
英彦山のセリバオウレンも咲き始め、春の兆し満開でした。
高住神社の苔むした、鳥居、参道はいつ来ても、マイナスイオン満載といった感じで、心地よい
この鳥居は、元禄10年(1698)の造営だそうです。
北九州、京築地方の水がめ、今川水源の「獅子の口」
苔むして、獅子の顔がようと分からん…
ご神木の天狗杉 立派な杉の木なんだけど、カメラに収めても大きな感じがうまく表現できない…
未熟なカメラのテクニックしか持ち合わせていないので、しょうがないけれど、今回はまずまずの出来かな?
高住神社の狛犬まで苔むしている
なんだか歴史の重みを感じさせるねぇ…
高住神社 天狗岩
御祭神
豊日別命 天照大神 天火明命 火須勢理命 少名毘古那命
主祭神以上に有名なのは、日本八大天狗の一人であり、九州の天狗の頭目とされる豊前坊天狗
この神社に祭神の一柱として祀られているそうです。
高住神社 御朱印
英彦山のセリバオウレンも立派に咲きだしました。
英彦山でも春の兆し満開でした。
春近し… わくわくしますね。
セリバオウレン… オウレン… そういえば、バイカオウレンというのもあったよなぁ…
前回、社務所の閉所時間に間に合わず、ゲットできなかった高住神社の御朱印…
リベンジを果たすべく、英彦山へ GO!!
英彦山のセリバオウレンも咲き始め、春の兆し満開でした。
高住神社の苔むした、鳥居、参道はいつ来ても、マイナスイオン満載といった感じで、心地よい
この鳥居は、元禄10年(1698)の造営だそうです。
北九州、京築地方の水がめ、今川水源の「獅子の口」
苔むして、獅子の顔がようと分からん…
ご神木の天狗杉 立派な杉の木なんだけど、カメラに収めても大きな感じがうまく表現できない…
未熟なカメラのテクニックしか持ち合わせていないので、しょうがないけれど、今回はまずまずの出来かな?
高住神社の狛犬まで苔むしている
なんだか歴史の重みを感じさせるねぇ…
高住神社 天狗岩
御祭神
豊日別命 天照大神 天火明命 火須勢理命 少名毘古那命
主祭神以上に有名なのは、日本八大天狗の一人であり、九州の天狗の頭目とされる豊前坊天狗
この神社に祭神の一柱として祀られているそうです。
高住神社 御朱印
英彦山のセリバオウレンも立派に咲きだしました。
英彦山でも春の兆し満開でした。
春近し… わくわくしますね。
セリバオウレン… オウレン… そういえば、バイカオウレンというのもあったよなぁ…
kattenihanakotoba at 10:58|Permalink│Comments(0)
2020年11月06日
紅葉に染まる英彦山大権現
紅葉に染まる英彦山大権現 2020-11-03
登山はできない… 散歩ならOK… 英彦山の紅葉が見たい…
ならば、英彦山大権現へ GO!!
英彦山大権現の紅葉は、ちょうど見頃でした。
とにかく美しいの一言
あいにく、天気はいいものの、雲がわきだしてきた感じで若干光量不足…
陽が射してきたところを、パチリ、パチリと
これほどのグッドタイミングは、今まで経験したことが無い
真っ赤に燃え盛っています。
水に浮いた紅葉の葉も乙なものでなかなかよろしい
新型コロナ終息と大腸がん回復を祈念して、しっかりと手を合わせました。
説明はいりません。綺麗な紅葉をご覧ください。
登山はできない… 散歩ならOK… 英彦山の紅葉が見たい…
ならば、英彦山大権現へ GO!!
英彦山大権現の紅葉は、ちょうど見頃でした。
とにかく美しいの一言
あいにく、天気はいいものの、雲がわきだしてきた感じで若干光量不足…
陽が射してきたところを、パチリ、パチリと
これほどのグッドタイミングは、今まで経験したことが無い
真っ赤に燃え盛っています。
水に浮いた紅葉の葉も乙なものでなかなかよろしい
新型コロナ終息と大腸がん回復を祈念して、しっかりと手を合わせました。
説明はいりません。綺麗な紅葉をご覧ください。
kattenihanakotoba at 09:28|Permalink│Comments(0)
2020年06月23日
ギリセーフ 英彦山
御祭神
豊日別大神(豊前豊後の住民の守護神)
天照大神(日の神)
天火明命(稲穂(農耕)の神)
火須勢理命(鎮火(火伏)の神)
枯れかけた一輪、撃沈…
梵字が彫り込まれた岩
山頂直下のオオヤマレンゲは跡形もなく、撃沈…
蕾でしたが、もうすぐ花が弾けそうです。
オオヤマレンゲ、ギリセーフでよかった…
kattenihanakotoba at 13:31|Permalink│Comments(0)