2022年06月

2022年06月30日

癒しのミラーボール 四王寺山

癒しのミラーボール 四王寺山 2022-06-29

カギカズラ(四王寺山20220629)No8_R
思わずビックリしてしまうような、超早い梅雨明け、真夏の日差しギラギラで、蒸し暑く集中力も欠き、頭の中もボーッとして気怠い体調でしたが、カギカズラが咲き出したという事なので、四王寺山へ出かけてきました。
ちょうど見頃だったようで、沢山のカギカズラが咲いていました。

四王寺山20220629No38_R
久しぶりに、悠久の森スタート
梅雨明けという事もあってか、新緑がやけに眩しい

四王寺山20220629No46_R
早すぎる梅雨明けにちょっと不満げな感じのアジサイ

四王寺山20220629No47_R
ヤマアジサイは疎らな感じで、紫陽花の中でも涼し気な感じ

四王寺山20220629No41_R
三宝荒神 仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離する佛神

四王寺山20220629No42_R
石仏の案内プレートにQRコードが追加されており、千手観音の説明がありました。
「現在は、この三宝荒神(像高87センチメートル)のところに札所番号がかけられていますが、本来は、「鮎返りの滝」の上、岩壁に安置されている千手観音坐像(像高87センチメートル25.5センチメートル)が20番札所であったと考えられます。この場所は、古くから滝行が行われていた場所であり、これに関連する不動明王や地蔵菩薩なども建立されています。」
ORコードでこれだけの説明ができるとは、便利な時代です。

四王寺山20220629No39_R
鮎返りの滝 新緑が美しく涼し気

四王寺山20220629No40_R
鮎返りの滝上の千手観音

四王寺山20220629No44_R
十三仏 亡くなった人を浄土に導く13人の仏様

四王寺山20220629No48_R
真夏、眩いばかりの新緑、美しいけれど蒸し暑くて敵わない

四王寺山20220629No111_R
ウツボグサ 水不足でちょっと乾き気味
「夏枯草」口内炎や扁桃炎の改善、利尿剤にもなる薬草

四王寺山20220629No62_R
ミヤコグサ
漢方薬としても使われており、全草は薬草酒にして疲労回復のために飲まれ、花には鎮静作用があり皮膚の炎症を抑えると言われているそうです。

四王寺山20220629No64_R
ミゾカクシ 咲いているとは思わなかった ラッキー 有毒らしいけれど…

四王寺山20220629No57_R
利尿や腫れ物に煎服、民間薬として使われていたそうです。
花言葉「思わせぶり」「意表をつく人」

四王寺山20220629No49_R
小石垣 蒸し暑さで、花散策も等閑だけど、夏草花の訴えは強い

四王寺山20220629No106_R
ネジバナ ピンクのネジネジがたまらなく好き

四王寺山20220629No56_R
夏の草原に映えるよね 花言葉「思慕」

四王寺山20220629No54_R
疎らなネジネジに見えるけれど、上から見るとびっしりと咲いている
フィボナッチ数列がらみかな? 自然の摂理はすごい

四王寺山20220629No114_R
白花とまではいかないけれど、白地に薄いピンクのネジバナ、可愛らしい
たまりまっしぇーん!!

四王寺山20220629No65_R
ムラサキニガナ ピントが合ってよかった…苦労しました

四王寺山20220629No67_R
村上礎石群 今日は、いつも歩かない道をボーっとしながらブラブラ

四王寺山20220629No89_R
オカトラノオ 咲きまくり、乱舞

四王寺山20220629No87_R
生理不順、むくみ、打撲などの薬効があるんだとか

四王寺山20220629No88_R
四王寺山中、ママコナ咲きまくり、乱舞乱舞の嵐

四王寺山20220629No83_R
四王寺山には、沢山のママコナが咲くのは知っていたけれど、こんなに咲きまくっている状態を見るのは初めてかな?

四王寺山20220629No73_R
白花も決して珍しいものではなく、そこそこの群落であれば、普通に咲いていて、清楚な姿を見せています。

四王寺山20220629No76_R
赤白何やら 相談中…

四王寺山20220629No96_R
白とピンクの交配者も可愛らしい
花言葉「かいかぶり」「援助」

四王寺山20220629No92_R
主城原礎石群 礎石が草に埋もれてようと分からん状態

四王寺山20220629No93_R
ヨウシュヤマゴボウ これは有毒植物

四王寺山20220629No110_R
シャシャンボ 準備中
焼米ヶ原のシャシャンボ(白)は、思いっきり伐採されていました。草原としてはすっきりした感じだけど、ちょっと寂しい

四王寺山20220629No97_R
蒸し暑さで、ボーッと歩いていると、何やら主張する気配…

四王寺山20220629No99_R
オオバノトンボソウ こんなところに咲いていたんだね

四王寺山20220629No100_R
四王寺山でオオバノトンボソウを見るのは初めて、ラッキー!

四王寺山20220629No14_R
本日の本命 カギカズラ

カギカズラ(四王寺山20220629)No6_R
夏場に咲く、ボンボン状の小花の集合体

カギカズラ(四王寺山20220629)No5_R
柳川のさげもんにも似ていて、可愛らしい

四王寺山20220629No37_R
カギカズラの鉤は「釣藤鉤」と呼ばれていて、生薬として日本薬局方にも収載されているとのこと。鎮痙剤や鎮痛剤として用いられ、五疳、夜泣きにも効くそうです。

カギカズラ(四王寺山20220629)No8_R
見た目も可愛らしく、薬効もあるなんて、まさに癒しの花、癒しのミラーボール

カギカズラ(四王寺山20220629)No3_R
軒下に鈴でもつけてぶら下げると、涼しげなミラーボールにもなりそうな感じだけど、意外に花期が短いような気もするので、早めの鑑賞がおすすめ

カギカズラ(四王寺山20220629)No10_R
可愛らしい小花の集合体 たまりまっしぇーん!!
とにかく蒸し暑い一日ではありましたが、癒しのミラーボール、カギカズラに出会えて楽しい花散策でした。


kattenihanakotoba at 16:08|PermalinkComments(0)カギカズラ | ママコナ

2022年06月27日

コクラン祭り 基山

コクラン祭り 基山 2022-06-26

コクラン(基山20220626)No10_R
もうそろそろ咲きだしたかな?ぐらいの気持ちで出かけましたが、基山のコクランは、もはや咲きまくり、お祭り状態でした。
久しぶりに水門からの周遊コース、2018年の水害で流された住吉神社も再建され、綺麗な駐車場もできていました。登山道はまだ通行止めの所も多々ありますが、先ずは一安心、徐々に復興しているようです。

基山20220626No1_R
基山南水門の手前に、トイレを併設した、立派な駐車場ができていました
話には聞いていましたが、ここまで綺麗になっているとは思わなかった

基山20220626No2_R
再建された 住吉神社

基山20220626No9_R
鳥居の扁額は以前使われていたもののようです

基山20220626No6_R
狛犬は新製 四角い顔

基山20220626No5_R
ちょっとお茶目で、お惚け顔の狛犬 愛嬌があって可愛らしい

基山20220626No15_R
登山道は、ヤブコウジだらけ、いたるところにヤブコウジ…
花言葉「明日への幸福」「ふくよかな愛」 

基山20220626No17_R
米倉礎石群

基山20220626No23_R
ハエドクソウ 小さくて見逃しがちですが、意外に可愛らしい花
花言葉「一芸に秀でた」 ハエ取り紙の成分

基山20220626No18_R
鐘撞堂跡

基山20220626No24_R
ムラサキニガナ 雨上がりだったせいか、奇麗に咲いているのは見つからなかった

基山20220626No20_R
つつみ 最近雨続きだったものねぇ…水が溜まっているのを見るのは、何年ぶりだろうか?これが本来の姿なんだろうなぁ

基山20220626No25_R
山中に咲くヤマアジサイは風情がある

基山20220626No21_R
東北門

基山20220626No70_R
ウツボグサ

基山20220626No68_R
大礎石群跡

基山20220626No71_R
ヤマジノホトトギス 今だに山中で見ると、ちょっとドキッとする色合い

基山20220626No77_R
トノサマバッタ?の子供 意外にじっとして居てくれた

基山20220626No81_R
そこそこ晴れ間の見える天気、今年は梅雨明けが早いという話も聞きますが、大雨の水害も嫌だけど、水不足になるとちょっと困りますね

基山20220626No76_R
オカトラノオ ヌマトラノオはまだ咲いていなかった

基山20220626No80_R
フナバラソウは終盤 ちょっと干からびているような感じ

基山20220626No92_R
霊々石 荒穂神社の磐座で、「玉姫さま」とも呼ばれているそうです

基山20220626No79_R
イヌビワ 花は果実状で、外からは見えない集合花だそうで、実のように見えてもこれが花なんだね、実に面白い
花言葉「溢れる思い」 タマゴケ風の目玉親父

基山20220626No87_R
ネジバナ 咲き出しましたねぇ
ピンク色の加減が何とも言えず、私のツボ、大好きな花

基山20220626No90_R
ネジバナの花言葉「思慕」
恋心の苦しみで、捻じれてしまったんだそうで、万葉集の歌に由来しているそうです。

基山20220626No93_R
天智天皇欽仰之碑 霊々石同様、基山のシンボル的な存在

基山20220626No82_R
コキンバイザサ 昼近かったせいか、閉じかけている

基山20220626No84_R
開いた花もいいけれど、閉じかけた三角形も、いとおかし
全く違う花にも見えるけれど、パヤパヤの毛がコキンバイザサの証

基山20220626No94_R
粟島大明神 少彦名命のことだそうです

基山20220626No95_R
コバギボウシ 結構沢山咲いていた いよいよ夏本番

基山20220626No97_R
花言葉「気持の穏やかな」

基山20220626No98_R
とにかく蒸し暑い、お地蔵さんに合掌後、思いっきり頭から水

コクラン(基山20220626)No1_R
コクラン 咲き出したばかりかな?と思っていましたが、どうしてどうして、予想以上の咲きっぷり

コクラン(基山20220626)No4_R
プロテクターを付けた野球の審判に見える?

コクラン(基山20220626)No8_R
足の踏み場も無いぐらいに咲いている所もあって、お祭り状態

コクラン(基山20220626)No6_R
興味の無い人には、花には見えないだろうなぁ…これでも蘭なんだよね
鳥のようにも見える?

コクラン(基山20220626)No5_R
上から見ると、どうなってんの?状態

コクラン(基山20220626)No10_R
目を光らせた宇宙人にも見える? 実に面白い
思いがけないコクラン祭りと基山の復興に嬉しくなった散策でした。

kattenihanakotoba at 10:48|PermalinkComments(0)コクラン | 基山

2022年06月23日

雨上がりのシュワッチ 天山

雨上がりのシュワッチ 天山 2022-06-22

ヤマトキソウ(天山20220622)No3_R
残念ながら梅雨という事もあり、天気予報では週末は雨、ラッキーなことに今日の午後からは晴れ間がのぞくという事だったので、午前中の仕事を終え、急遽天山に向かいました。
目的はただひとつ、ヤマトキソウのシュワッチを見るためです。
今年は豊作、沢山のヤマトキソウが乱舞していました。
帰りには、人妻を・・・

天山20220622No1_R
天川登山口スタート 本当に晴れるんかな?

天山20220622No64_R
荒波の様に咲き誇っていたタツナミソウは、すべて花後となっていました。

天山20220622No2_R
ヒメジョオン 雨後でも元気いっぱい咲きまくり

天山20220622No5_R
本当に晴れるのか? 天山山中は深い霧の中

天山20220622No3_R
雨に打たれて、しっとりとした濡れたコナスビも一興

天山20220622No6_R
雨後の天山の登山道は、小川状態、片手に傘と長靴姿の「雨上がり天山スタイル」

天山20220622No4_R
テリハアカショウマ 準備中

天山20220622No8_R
長靴なので、あえて水たまりを選んでバシャバシャと歩くと、ひんやりとして気持ち良い
童心に帰って、なんだか楽しくて面白い、久々の感覚でした。

天山20220622No38_R
嬉しいことに、バイカイカリソウ、まだ咲いていました。

天山20220622No40_R
天山 山頂も深い霧の中
「ウルトラQ」だと怪獣が出てきそうな感じ… ウルトラQ…知らないかな?

天山20220622No44_R
ネジキ? 白色もいいけれど、紅差したネジキは格別

天山20220622No43_R
ハンカイソウ 準備中

天山20220622No45_R
雨降って、元気いっぱいのモウセンゴケ こちらも準備中かな?

天山20220622No63_R
ギボウシ もうすぐ咲きそう 本格的に夏が来るね

天山20220622No60_R
天気予報では、午後から晴れだったけれど、本当に晴れるのかな?
雨が降らないだけましか… いつものところでUターン

ヤマトキソウ(天山20220622)No7_R
今日のお目当て、ヤマトキソウ 乱舞状態

ヤマトキソウ(天山20220622)No4_R
雨後、雨露を抱えて飛ぶヤマトキソウ 乙なものです

ヤマトキソウ(天山20220622)No1_R
晴れの日の青空に向かって飛ぶヤマトキソウもいいけれど、雨後のヤマトキソウもしっとりとして、これはこれで趣きがあっていい感じ

ヤマトキソウ(天山20220622)No5_R
天山のヤマトキソウ、今年は当たり年かな?
群生地はもちろんの事、登山道、山頂付近の草原…いたる所で咲きまくり

ヤマトキソウ(天山20220622)No3_R
雨にも負けず、風にも負けず… シュワッチ全開で飛びまくっていました。
可愛らしい奴 たまりまっしぇーん!!

樫原湿原20220622No1_R
よくあることですが、下山すると晴れてきたので、樫原湿原でちょっと道草

樫原湿原20220622No23_R
ヌマトラノオかな?とも思ったのですが、花序が曲がって垂れているので、オカトラノオだろうと思います。

樫原湿原20220622No24_R
近寄ると、サクラソウ科で、意外に綺麗な花なんだよね
花言葉「思いがけない」

樫原湿原20220622No27_R
こちらは花序が立っているので、ヌマトラノオに違いない

樫原湿原20220622No4_R
微笑みの翁 カキラン 結構咲いています

樫原湿原20220622No11_R
花言葉「芯の強さ」「夢でもあなたを想う」

樫原湿原20220622No29_R
ヒメミクリ 湿原のボンボン野郎

樫原湿原20220622No36_R
オオバノトンボソウ もうすぐ咲くかな?

樫原湿原20220622No31_R
コバノトンボソウ 望遠持ってきておいてよかった 遠くて小っちゃいんだよね
花言葉「なつかしい関係」「恋の心変わり」

樫原湿原20220622No41_R
ズーッと気になっていた「佐賀の人妻プリン」(神崎やぐら寿司)
全部で、7種類あるそうですが、2つは売り切れという事でしたので、売れ残りの人妻5種を買ってきました。
「真由美のカスタード」「真由美のラムレーズン」「いづみのデカフェ」「陽子のクレメンティン」「若妻 美穂のミルクティー」
残りの2種「よしえの抹茶」「能美のきな粉」は次回のお楽しみとなりました。
茶碗蒸しの技法で作ったプリンという事もあり、滑らかで美味しかったです。


kattenihanakotoba at 11:58|PermalinkComments(0)ヤマトキソウ | カキラン

2022年06月20日

See you later Mt.Hiko

See you later  Mt.Hiko 2022-06-19

ヒコサンヒメシャラ(英彦山20220619)No5_R
英彦山上宮の社殿修復工事が、令和4年7月より令和8年7月まで実施予定ということで、暫く英彦山にも登れない…となれば、取り急ぎ行かねばならない。
幸いに、天気予報は晴れとなり、神様からの贈り物でした。
しばしのお別れ英彦山 See you later  Mt.Hiko

英彦山20220619No2_R
高住神社 スタート 元禄10年(1697)建立の二の鳥居

英彦山20220619No4_R
ミズタビラコ 可愛らしい花

英彦山20220619No3_R
獅子の口 今川水源
何年ぶりだろうか、久々に一口頂きました。冷たくて美味しかった。

英彦山20220619No5_R
御神木の天狗杉 樹齢約850~900年なんだとか、すごいねぇ…

英彦山20220619No6_R
終盤のユキノシタ 傷みもあり、ちょっと物悲し気な感じ…

英彦山20220619No7_R
豊前坊 高住神社  主祭神 豊日別命(豊日別国魂神)
日本八天狗、九州の天狗群の棟梁格なんだってさ

英彦山20220619No8_R
久しぶりに、高住神社の巫女さん? 巫女おばちゃんと語らいました
高住神社のおばちゃんは、陽気でとても楽しい人です。大きな身振り手振りでいろいろな事を教えてくれます。今日もちょっとした情報を得ることができました。感謝!

英彦山20220619No18_R
暫く、英彦山(中岳)にも登れないな…と思うと、いつものしおじの森も物寂しげに見えてきます。北岳までは大丈夫だろうとは思っていますが、どうなるのかな?

英彦山20220619No17_R
タツナミソウ? ツクシタツナミソウ? どっちかな?

英彦山20220619No112_R
この花は、葉が長三角状卵形なので、ツクシタツナミソウで間違いないと思うのですが…

英彦山20220619No21_R
救世安民の碑(安政2年) ペリー…安政の大地震… がらみかな?

英彦山20220619No22_R
溶岩の壁 オオヤマレンゲは終盤でした

英彦山20220619No43_R
英彦山北岳の磐境(禁足地) 神仏習合時代からの聖地

英彦山20220619No44_R
英彦山北岳 山頂
英彦山上宮の社殿修復工事中でも、たぶんここまでは来れるよね(期待)

英彦山20220619No48_R
ドウダンツツジ 終盤

英彦山20220619No51_R
僅かでしたが、咲き残ってくれてありがとう

英彦山20220619No47_R
英彦山中岳方面 今後4年間は近づけなくなるんだなぁ…

ヒコサンヒメシャラ(英彦山20220619)No3_R
ヒコサンヒメシャラ
英彦山上宮の社殿修復工事なんて関係ないよ…とばかりに咲いていました。時期が遅かったかな?とも思っていたのですが、結構な花数が咲いていました。

ヒコサンヒメシャラ(英彦山20220619)No7_R
花弁にちょっと差した紅色がとても可愛らしい
たまりまっしぇーん!!

ヒコサンヒメシャラ(英彦山20220619)No2_R
ミツバチも大好き 一生懸命に蜜を吸っていました

ヒコサンヒメシャラ(英彦山20220619)No5_R
ヒメシャラの花言葉は「愛らしさ」「謙虚」
ヒコサンヒメシャラの花言葉も同じでいいんじゃない?
暫くの間、見ることができなくなると思うと、寂しいねぇ…

英彦山20220619No85_R
英彦山山頂 何時にも増して人が多かった

英彦山20220619No87_R
英彦山上宮 今度来る時には新しくなっているんだろうなぁ…
上宮社殿は1840年代に佐賀藩主の鍋島斉正が建立、148年ぶりの改修となるそうで、凄まじい環境の中、今までよく保ったものだと感心してしまう
4年間、御無沙汰せざるを得ない、寂しくもあり、楽しみでもあり…

オオヤマレンゲ(英彦山20220619)No1_R
オオヤマレンゲは、蕾もありましたが、枯れ花が多く終盤

オオヤマレンゲ(英彦山20220619)No5_R
行者堂あたりも数はありましたが、ほぼ終盤、今週一杯かな?
花の寿命は4日~5日という命短い貴婦人

オオヤマレンゲ(英彦山20220619)No2_R
高住神社の巫女おばちゃん推薦の場所も終盤でしたが、綺麗に咲いていました
柑橘系の仄かな香り、嗅覚でも楽しめる、森の貴婦人

オオヤマレンゲ(英彦山20220619)No4_R
花言葉 「変わらぬ愛」「永遠の愛」
工事期間中も正面道は、行者堂までは来ることができるかな?
オオヤマレンゲでも見ることができたらいいのにねぇ… これが最後、しばしのお別れかな?

英彦山20220619No109_R
関銭の跡(下乗) 高貴な方々もここからは徒歩

英彦山20220619No108_R
マルミノヤマゴボウ

英彦山20220619No107_R
ヨウシュヤマゴボウに似ているけれど、直立した総状花序なので、マルミノヤマゴボウだよね

英彦山20220619No110_R
稚児落 幼少の鍋島清久、よく助かったものです

英彦山20220619No118_R
サワギク(別名 ボロギク) 可哀想な別名 いらないような気もする

英彦山20220619No119_R
花言葉「特異な才能」 どんな才能があるのかな?

英彦山20220619No120_R
「すべってころんで 山がひっそり」 種田山頭火
自由律俳句というのは、あまり好きではないのですが、この句だけは、心の中にスーッと入ってきて、良いよねぇ まさに英彦山という感じがする

クモキリソウ(英彦山20220619)No1_R
クモキリソウ ちょうど見頃のようでした

クモキリソウ(英彦山20220619)No4_R
興味の無い人にとってみれば、何じゃ分けのわからんようなモジャモジャの雑草にしか見えないかな?これでもラン科なんだよね… 地味だけど面白い

クモキリソウ(英彦山20220619)No2_R
蜘蛛切草、雲霧草…諸説あるようですが、どちらでもいい、形だけ見るとコクランにも似ているような気がする

英彦山20220619No136_R
4年後、今日と同じように、英彦山のこの林中を歩いているだろうか?
何があるかわからない世の中、無事に過ごしぬきたいものです。
大腸がんStageⅢの5年生存率は、77.5%なのだそうで、22.5%に入っていなければ、何とかなるかな? 新しくなった英彦山上宮を見てみたいものです。

英彦山20220619No42_R
復活を期待する 盗掘に負けるな! 頑張れ!!


2022年06月18日

気になっていた…ひじり岳

気になっていた…ひじり岳 2022-06-18

ひじり岳20220618No48_R
以前から、長者原に向かう際、バーネット牧場の先にある峠に、結構広い駐車スペースがあり、数台の車が止まっているのを度々見かけたことあったのですが、いつも「何してるんだろうなぁ?」と思っていました。
ちょっと調べてみると、近くに「ひじり岳」という山が有ることや、この峠が九州自然歩道にあたることが理由の様でした。
ということで未登頂の「ひじり岳」に向かいました。
猟師山のオオヤマレンゲも綺麗に咲いていましたよ。

ひじり岳20220618No1_R
尾根沿いに行けそうなので、駐車地近くのここから入山

ひじり岳20220618No17_R
花と綿毛が混じったオニタビラコ 実に面白い

ひじり岳20220618No2_R
手入れの行き届いた林

ひじり岳20220618No19_R
スイカズラ

ひじり岳20220618No3_R
すぐに高圧線の鉄塔に出ます

ひじり岳20220618No15_R
夏と言えば、アザミ

ひじり岳20220618No5_R
伐採された木々 出荷準備中かな?

ひじり岳20220618No9_R
伐採された木々の間に、ひっそりとシライトソウが咲いていました。
花言葉「ゆっくりとした時間の流れ」

ひじり岳20220618No10_R
面白い造形だよね ヒトリシズカにもちょっと似ている?

ひじり岳20220618No14_R
バラバラ、疎らに見えていても、上から見ると密、満遍なく光が当たるような配列
自然とは偉大ですね、フィボナッチ数列と関連あるかな?

ひじり岳20220618No6_R
ひじり岳(934m)山標

ひじり岳20220618No20_R
この時期、我が物顔のヒメジョオン

ひじり岳20220618No24_R
ウツボグサ 勢力拡大中

ひじり岳20220618No8_R
ひじり岳山頂からは、涌蓋山が奇麗に見えます

ひじり岳20220618No18_R
ヤブジラミ

ひじり岳20220618No22_R
ヤブジラミに似ているけれどちょっと違う シャク

ひじり岳20220618No27_R
ヘラオオバコ 面白い形の花だよね

ひじり岳20220618No35_R
九重は標高が高いせいか、コガクウツギは今が旬な感じ

ひじり岳20220618No36_R
ガマズミも咲きだしたばかり見たいでした

ひじり岳20220618No28_R
普通に道脇に咲いている イブキトラノオ
ひじり岳20220618No34_R
花言葉「洗練」
洗練された花のようには見えないけれど、枝分かれせずまっすぐに伸びる茎の姿や、枝先にだけつく花のようすなど、余計なものをつけないシンプルな姿からなんだとさ

ひじり岳20220618No30_R
普通の道脇に、イブキトラノオやシライトソウが何気なく普通に咲いている九重は、やっぱりすごいよね

ひじり岳20220618No52_R
猟師山のオオヤマレンゲ

ひじり岳20220618No39_R
結構沢山の花が咲いていました

ひじり岳20220618No43_R
蕾もあったけれど、枯れた花もあって、見頃は来週ぐらいまでかな?

ひじり岳20220618No46_R
微かに香る柑橘系の香り 最高!!

ひじり岳20220618No44_R
「森の貴婦人」と呼ぶにふさわしい気高き花だけど、花の寿命は4日~5日という命短い貴婦人なのです。薄命の方がより美しく感じちゃう…

ひじり岳20220618No48_R
花言葉 「変わらぬ愛」「永遠の愛」
美しい… 美しすぎる… たまりまっしぇーん!!
今季初のオオヤマレンゲに感動… 英彦山に行きたくなっちゃうなぁ…
途中から雨に降られましたが、楽しい山行でした。


kattenihanakotoba at 21:43|PermalinkComments(0)オオヤマレンゲ | シライトソウ