2022年02月
2022年02月28日
雛の里・八女ぼんぼりまつり
雛の里・八女ぼんぼりまつり 2022-02-27
昨年、八女を訪れた時に時間が無かったので、ゆっくりと街中を散策できずに残念な思いをしましたので、リベンジということで、「雛の里・八女ぼんぼりまつり」八女市内をぶらぶらと散策してきました。
ついでにといっては何ですが、藤の時期にしか行ったことが無い黒木にも…ちょこっと散策してきました。
ついでにといっては何ですが、藤の時期にしか行ったことが無い黒木にも…ちょこっと散策してきました。
「雛の里・八女ぼんぼりまつり」の前に、先ずは黒木へ…
津江神社
平安時代末期の嘉応元年(1169年)猫尾城(黒木城)初代城主・黒木大蔵大輔源助能の創建
津江神社
平安時代末期の嘉応元年(1169年)猫尾城(黒木城)初代城主・黒木大蔵大輔源助能の創建
津江神社の御神木は、とにかく大きい
創建時、嘉応元年(1169年)に源助能が植えたとされる大クス、樹齢850年以上
創建時、嘉応元年(1169年)に源助能が植えたとされる大クス、樹齢850年以上
幹周:約12m 根廻:約36m すごい存在感!
樹高:約40m 枝張:約40m 見上げると首が痛くなるほど、とにかくでっかい!
県の天然記念物だそうです。
県の天然記念物だそうです。
阿形の狛犬は、玉を咥えています。虚言妄言に対する戒めなのだそうです。
吽形の狛犬は、穏やかで優しそうな顔立ちが多い気がする。
源助能は、後白河法皇(後鳥羽上皇とも)から姓や恩賞を賜るほどの武将だったそうでしたが、あるとき豊後国の大友氏から疑いをかけられ、豊後国津江荘(現在の大分県日田市中津江村)に幽閉されました。「無事に帰還できたら津江宮を黒木で祀る」と誓いを立てて、無事帰還した後に津江権現を勧請して津江神社を創建したとのことです。
御祭神 伊邪那岐尊 伊邪那美尊
津江神社 御朱印
猫尾城址
仁安2年(1167年)大蔵大輔源助能によって築かれたそうです。
仁安2年(1167年)大蔵大輔源助能によって築かれたそうです。
彦山神社 昔の石垣も残っています。結構古いタイプの積み上げ方かな?
彦山神社は、英彦山と関係あるのかな?
猫尾城本丸跡からの展望は最高! 城下を一望できます。
晴天の下、梅花も咲いていて、気分上々、津江神社と猫尾城の散策後は、「雛の里・八女のぼんぼりまつり」へと向かいました。
桃色提灯が目印、雛人形を飾っている家々に、桃色の提灯が下げられています。
八女独特のお雛様「箱離」
豪華な段飾りの雛人形は庶民には手が出ないということで、仏壇職人が廃材などを使って作り始めたそうです。
豪華な段飾りの雛人形は庶民には手が出ないということで、仏壇職人が廃材などを使って作り始めたそうです。
箱雛ばかりではなく、いろいろな種類のお雛様が飾られていました。
福島八幡宮
おひなさま供養祭が行われていました。
雛祭りの雛人形は、本来、魔除けの人形として川や海へ流した「流し雛」が原点だそうで、女児が無事成人してお嫁入した後は、お人形への感謝の意を表し供養をするんだとか…今まで知らなんだ…
福島八幡宮の狛犬は、お尻を上げて、頭が大きい
文久3年(1863)の銘、薩英戦争があった年、激動の時代だよなぁ…
残念ながら、御社殿は修復中でした。今から約2年ぐらいかかるそうです。
氣龍画アーティストの日幸知さんと福島八幡宮のコラボ御朱印の縁なのか、沢山の作品が境内を埋め尽くしていました。以下は境内に展示されていたものをカメラに収めたものです。
氣龍画アーティストの日幸知さんのHPを拝見してみると「今存在する全ての物には波動があり、その全ては隙間なく繋がっており、個々が全てが繋がっていて一つである。『要らないものなど何処にも無い』をテーマに全てに宿るenergyを氣龍画と言う形で表現し続けて行く。」と書かれていました。
壮大なテーマ、美しすぎる絵…とても私の手には負えない…
興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか? 感動間違いなし!
興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか? 感動間違いなし!
八女市横町町家交流館
約300体の雛人形が、ズラーッとずらりと勢揃い、新型コロナ禍での重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれるほどの華やかさなのですが、ここまで…となるとちょっと引いてしまった。
約300体の雛人形が、ズラーッとずらりと勢揃い、新型コロナ禍での重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれるほどの華やかさなのですが、ここまで…となるとちょっと引いてしまった。
大正時代の箱雛
天皇陛下が御即位された時を再現した雛人形だそうです。黄櫨染御袍を纏われおられるそうです。
おぼこ雛
総漆塗り、一式で、1.000万円を軽く超えたお値段だそうで、2.000万円近いんだとか…
総漆塗り、一式で、1.000万円を軽く超えたお値段だそうで、2.000万円近いんだとか…
ふっくらとした顔立ち、純真無垢な可愛らしいお雛様です。
今年初の雛巡り、楽しい散策でした。
2022年02月26日
気になる妖精と大行事
気になる妖精と大行事 2022-02-26
最近とても気になっていた事が二つありました。
一つ目は、可愛らしいスプリング・エフェメラル、春の妖精と呼ばれるアマナの開花です。
二つ目は、先日大宰府の高雄山頂にあった大行事塔が、なんとご近所にもあるという事を知ってしまったことです。
先日訪れた時には、アマナは今にも咲きそうな気配でしたので、天気さえよければ咲いているはず…
アマナに向かって一直線、GO!!
一つ目は、可愛らしいスプリング・エフェメラル、春の妖精と呼ばれるアマナの開花です。
二つ目は、先日大宰府の高雄山頂にあった大行事塔が、なんとご近所にもあるという事を知ってしまったことです。
先日訪れた時には、アマナは今にも咲きそうな気配でしたので、天気さえよければ咲いているはず…
アマナに向かって一直線、GO!!
思っていた通り、アマナは見事に咲いていてくれました。何度も通い詰めた甲斐が有りました。
スプリング・エフェメラルとは、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす…儚い春の妖精たち
スプリング・エフェメラルとは、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす…儚い春の妖精たち
咲き始めたばかり、おちょぼぐち的な可愛らしい花
スプリング・エフェメラル、春の妖精と呼ばれる花は沢山ありますが、アマナもその中の一つです。
春の陽光の中で、精一杯に可憐な花を咲かせている姿は、たまりまっしぇーん!!
アマナの花言葉 「運が向いてくる」「お天気屋」
晴れた日にしか咲かないんだよなぁ…アマナは、気まぐれ屋でもあるんだよねぇ…
晴れた日にしか咲かないんだよなぁ…アマナは、気まぐれ屋でもあるんだよねぇ…
アマナを堪能した後は、大行事塔を求めて… 小郡市には、二つの大行事塔があるとのことで、先ずは、みくに野団地の公園へ向かいました。
小高い丘陵の団地内の最上部にある公園にありましたが、注連縄は締められておらず、世話人がいないのかな? 昔ながらの地元の人々が少なく、手が回らないのかもしれませんね。
二つ目の大行事塔は、隼鷹神社にあります。
小郡市内に大行事の石塔があるのは、英彦山が神領内に四八カ所の大行事を置いたことに起因していると考えられるそうです。小郡くんだりまで影響力があったなんて、かつての英彦山の力はすごかったんだねぇ…
小郡市内に大行事の石塔があるのは、英彦山が神領内に四八カ所の大行事を置いたことに起因していると考えられるそうです。小郡くんだりまで影響力があったなんて、かつての英彦山の力はすごかったんだねぇ…
拝殿前の狛犬(阿形)は白目をむいているようで、強面で気合が入っている。
吽形の狛犬は穏やかな顔立ちで優しそう、天保4年(1833)の銘が有りました。
天保4年は、天保の大飢饉が始まった年、苦難の始まりだったようですね。
天保4年は、天保の大飢饉が始まった年、苦難の始まりだったようですね。
仲哀天皇熊襲親征の砌、大保の假宮(御勢大霊石神社)にて天神地祇を祀り給ひし、高御産日神御姿鷹と現し、北をさして飛去り給ひ、松の梢に止り給ひて姿見えずなりぬ。
後皇后(神功皇后)の勅により高皇産霊神の神霊を祀り、鷹と現れ給ひしにより御神號を隼鷹天神と稱し奉り、御神體鷹を安置し奉らる。
…ということで、仲哀天皇と神功皇后に関係のある神社みたいです。この辺りには、神功皇后絡みの伝説が沢山残っています。
後皇后(神功皇后)の勅により高皇産霊神の神霊を祀り、鷹と現れ給ひしにより御神號を隼鷹天神と稱し奉り、御神體鷹を安置し奉らる。
…ということで、仲哀天皇と神功皇后に関係のある神社みたいです。この辺りには、神功皇后絡みの伝説が沢山残っています。
御祭神
高御産巣日神 大己貴命 彦火々出見命 高皇産霊神
高御産巣日神 大己貴命 彦火々出見命 高皇産霊神
境内には、沢山の石塔や祠があり、その中に…
大行事塔、注連縄も締められ、大切にされているようです。
作神あるいは牛馬神として信仰されていたようです。
作神あるいは牛馬神として信仰されていたようです。
御神木
鷹の姿となった高御産日神が、北へと飛去り、姿が見えなくなった松の梢、松の木は朽ちて、その松の跡に楠があったようで、それが今の御神木だそうです。
鷹の姿となった高御産日神が、北へと飛去り、姿が見えなくなった松の梢、松の木は朽ちて、その松の跡に楠があったようで、それが今の御神木だそうです。
帰りに振り返ると、御神木から、神々しい後光が射していました。
ヒメウズ アマナに負けじと咲いていました。
スミレ 春花の代表、いよいよ春到来!
セントウソウ
オオイヌノフグリ
ホトケノザ 春にこだわらず、冬も夏にも咲いている
毛むくじゃら一番、フラサバソウ
隼鷹神社の近くには、かえる寺で有名な如意輪寺があります。時間があるのでちょっと寄道…
沢山ではありませんが、梅も咲いています。
いろいろな種類の梅が咲いているようです。
シャボン玉製造用の蛙の機械が新たに設置されていました。
こんなことに、お布施などのお金をつぎ込んで良いものなのかな?ちょっとした不信感が過りました。
こんなことに、お布施などのお金をつぎ込んで良いものなのかな?ちょっとした不信感が過りました。
シャボン玉は奇麗ですが、客寄せ以外、何の意味があるのか?
一応、真言宗のお寺さんなのに修行しているのかな? 老婆心ながら心配になりました。
一応、真言宗のお寺さんなのに修行しているのかな? 老婆心ながら心配になりました。
5枚の花弁、いかにも梅
白の5弁梅花も美しい
薬師如来に健康祈願、沢山の風鈴が吊るされています。何か意味があるのかな?
気になっていたスプリング・エフェメラル、春の妖精アマナの開花を見届け、大行事塔も確認出来て大満足の楽しい散策でした。
如意輪寺の梅花も意外に美しかった…春到来で、忙しくなりますね…
如意輪寺の梅花も意外に美しかった…春到来で、忙しくなりますね…
2022年02月25日
信仰篤し、両子山界隈
信仰篤し、両子山界隈 2022-02-23
牛尾梅林での梅花鑑賞中、気になってしょうがない山がありました。梅花の後ろにいつも居座って、存在感のある両子山。まだ登った事が無いのですが、上の方まで車で行けるはず…ということで、予定にはなかったことですが登ることにしました。
両子というと、国東半島の両子寺を思い出すのですが、佐賀の両子山も信仰が篤く、両子神社にもお詣りしてきました。
両子というと、国東半島の両子寺を思い出すのですが、佐賀の両子山も信仰が篤く、両子神社にもお詣りしてきました。
久しぶりに細い山道を車で上がって行きました。車幅ギリギリの道幅です。なんとか擦らずに上がってきましたが、若干反省しました。
駐車地から暫くは、未舗装の細い林道のような登山道が続きます。
駐車地から暫くは、未舗装の細い林道のような登山道が続きます。
本格的な登山道に入ると、ごつごつとした岩なども出てきます。
以前石仏か何かが安置されてたのではないだろうか?と思われる石積みなんかもあります。
山頂付近には、沢山の石仏が奉納されています。
先ずは、不動明王
弘法大師その1
弘法大師その2
十一面観音菩薩
文殊菩薩
弘法大師かな? 首が折れているのは、十一面観音のようです。
山頂付近の石仏は、いずれも昭和初期に奉納されたもののようです。
山頂付近の石仏は、いずれも昭和初期に奉納されたもののようです。
両子山(366m) 山頂には石塔もありました。
両子神社上宮(両子山王大権現)
石祠の中の像(両子山王大権現の像?)の頭は欠けていました。
両脇の狛犬、ちょっと新しい感じもするけれど…肥前狛犬だよね?
肥前狛犬は16世紀末から18世紀前半にかけて、小城市牛津町砥川を拠点にした石工集団が造ったとされてるそうで、地域的に間違いないと思いますが、丁寧な彫りでやや大きめな感じがする。
両脇の狛犬、ちょっと新しい感じもするけれど…肥前狛犬だよね?
肥前狛犬は16世紀末から18世紀前半にかけて、小城市牛津町砥川を拠点にした石工集団が造ったとされてるそうで、地域的に間違いないと思いますが、丁寧な彫りでやや大きめな感じがする。
阿形の狛犬、目がくりくりとして、ちょっとにやけて、可愛らしい
吽形の狛犬も可愛らしく、とぼけた感じで、鼻の穴全開、優しいゴリラみたいな顔
梅は満開状態
両子神社上宮(両子山王大権現)に詣ったならば、両子神社下宮にもお詣りせねばなるまい
両子神社 一の鳥居(肥前鳥居)明暦二年(1656)の銘
扁額の文字は風化していて読めないが、両子神社東南の湯峯山熊野権現から約六十年前に移転されたということなので、熊野大権現?だったのかもしれない。
扁額の文字は風化していて読めないが、両子神社東南の湯峯山熊野権現から約六十年前に移転されたということなので、熊野大権現?だったのかもしれない。
三の鳥居の扁額は、両子神社となっている。
長い石段を上ると、両子神社境内
石段の横に、扁平な顔をした肥前狛犬、なんかにやけている
肥前狛犬の特徴は、簡潔で素朴な彫法、全体的に丸彫り、ほとんど30cm程度と小柄、脚間を彫り抜かない、台座がない ということらしいです。
御神馬像 雌雄あり、こちらは雄の御神馬のようです。ちゃんと付くべきものが付いていました。
こちらは雌の御神馬のようです。付いていませんでした。大正6年(1917)の銘
拝殿前の狛犬(阿形)は厳つい顔立ちで、迫力がある。
吽形の方は落ち着いた、穏やかな顔立ち、大正4年(1915)の銘
両子神社
天徳元年(957)、秋田宮内大輔豊定が勅命によって、熊野大権現を勧請し創建した熊野権現社と、長徳元年(995)豊定の子等が法印叡弘に依頼し、近江坂本の日吉麿王権現を勧請して両子山山頂に創建した両子山王権現(のち参詣が困難なため現在地に移転)が明治43年合併して現在の両子神社となったそうです。
天徳元年(957)、秋田宮内大輔豊定が勅命によって、熊野大権現を勧請し創建した熊野権現社と、長徳元年(995)豊定の子等が法印叡弘に依頼し、近江坂本の日吉麿王権現を勧請して両子山山頂に創建した両子山王権現(のち参詣が困難なため現在地に移転)が明治43年合併して現在の両子神社となったそうです。
御祭神 熊野大権現 日吉麿王権現
戦国時代には龍造寺氏との結びつきが深く、龍造寺氏による絶大な支援を受けていたとのこと
戦国時代には龍造寺氏との結びつきが深く、龍造寺氏による絶大な支援を受けていたとのこと
拝殿奥の神殿前にも、肥前狛犬が鎮座していました。
やや風化していますが、表情はしっかりとしています。
阿形の肥前狛犬は、目を見開いて気合が入っており、凛々しい感じです。
両子山は、牛尾梅林から眺めているだけの山でしたが、信仰の山ということを知り、勉強させていただきました。
両子山界隈は、地元の信仰心の篤い人々によって維持管理されているのだなぁ…と思い知った次第です。
両子山は、牛尾梅林から眺めているだけの山でしたが、信仰の山ということを知り、勉強させていただきました。
両子山界隈は、地元の信仰心の篤い人々によって維持管理されているのだなぁ…と思い知った次第です。
両子山くんだりまで来たからには、セリバオウレンにもご挨拶
セリバオウレンは満開状態
ここぞとばかりに咲き誇っています
いろいろな種類の花があり、見ているだけで楽しくなってきます。
春を告げる、美しく可愛らしい花なのですが、春の妖精(スプリング・エフェメラル)ではないようで…
私の心の中では十分に春の妖精なんですが…ということで、春の天使とでも呼ぼうかな?なんて思っています。
マンサクも満開、私としては、モジャモジャしてこれが花なのかな?と思っていますが、春を代表する花ですよね。
ツバキ
ちょっと派手ですが、紅白のツバキも咲いて、春到来!
新たな春の妖精や天使たちの登場が、待ち遠しい限りです。
新たな春の妖精や天使たちの登場が、待ち遠しい限りです。
2022年02月23日
開花が遅い? 牛尾梅林
開花が遅い? 牛尾梅林 2022-02-23
それにしても、梅花の向こうに控えている両子山…気になるよなぁ…
ちょっと寄り道してみようかな? 頂上近くまで車で行けたはずだけど、登ったことが無いんだよねぇ… 時間もあるし行ってみようかな?
梅林寺の梅花が満開となれば、次なるターゲットは、毎年恒例の牛尾梅林!
毎年2月末を目安に伺っているのですが、今年は例年よりも開花が遅いのか、満開とはいかず、4、5分咲きぐらいかな?といった感じでした。
梅花の咲き具合は、咲いている木と咲いていない木との差が激しすぎるような感じです。
来週ぐらいには満開かな?
毎年2月末を目安に伺っているのですが、今年は例年よりも開花が遅いのか、満開とはいかず、4、5分咲きぐらいかな?といった感じでした。
梅花の咲き具合は、咲いている木と咲いていない木との差が激しすぎるような感じです。
来週ぐらいには満開かな?
咲いている木は、ほぼ満開状態
牛尾梅林の梅は梅の実を採るために栽培されている栽培梅だそうです。
両子山をバックに、白梅が咲き誇っています。…といっても咲いていない木は丸裸状態でした。
牛尾梅林の梅の大半は、白加賀という品種だそうです。
足元を見ると、ホトケノザが咲きまくっていました。
ホトケノザの嵐でしたが、相棒のオオイヌノフグリは寒くて朝早かったせいか開いていませんでした。
牛尾のいぼとり六地蔵(天文22年(1553年)の銘)
仏教で六つの道をつかさどる6種の地蔵さまを並べてまつったもので、地元ではイボがとれると信じられている地蔵様だそうです。
牛尾梅林は、ほとんどが白梅なのですが、いぼとり六地蔵の横にピンク色の梅花が咲いていました。
ナズナは、ホトケノザと一緒に咲きまくり
毛むくじゃらのフラサバソウは、目立たぬように控えめに咲いていました。
牛津川氾濫による河川工事が行われています。河川敷には沢山の菜の花が咲き誇って美しい風情だったのですが、見るも無残な状態となっていました。代わりに重機が右往左往しています。
白加賀の果実は大粒で皮が厚く果肉がしっかりしていて、梅酒・梅干しどちらにも向いているのですが、観賞用としても十分に美しい梅です。
花も綺麗で、実も美味しいなんて、最高の品種ですね
河川敷の菜の花は壊滅状態でしたが、丘陵の斜面には梅と一緒に咲いていました。
春といえば、やっぱり、菜の花だよねぇ…
牛尾梅林で梅花の後ろにいつも控えている両子山…ちょっと気になる
牛尾梅林は、種類が少なく、白梅ばかりだけどいいよねぇ
梅に負けじと、ロウバイも張り切っていました。
一の肥前鳥居は寛文元年(1661)、佐賀藩二代藩主鍋島光茂の寄進
一の鳥居の横に六地蔵と石仏
牛尾神社の参道脇は、菜の花で溢れかえっています。
スイセンも植えられており良い感じ
牛尾神社周辺には、紅梅が咲いています。
御神木、肥前鳥居、紅梅…なかなかの取り合わせ
二の肥前鳥居は県重要文化財で、慶長2年(1597)に佐賀藩初代藩主鍋島勝茂が寄進
425年前の物、クリビツギョウテン、すごいよねぇ
425年前の物、クリビツギョウテン、すごいよねぇ
鳥居の扁額には、若王子大権現の銘、熊野十二所権現の一つ
白梅ばかりの中で、紅梅を見ると嬉しくなる…
白梅は好きなんだけど、紅白揃っていたほうがやっぱり良いよなぁ…
白梅は好きなんだけど、紅白揃っていたほうがやっぱり良いよなぁ…
牛尾神社 御祭神 天之葺根命
牛尾神社の狛犬(阿形)は、上下的に圧迫されたような顔立ちで強面の豚鼻、猪八戒の様な感じです。
吽形の狛犬は、愛嬌があって、可愛げな豚鼻狛犬
牛尾神社からの展望は最高
牛尾神社周辺の紅梅は満開でした
牛尾神社境内には、飛梅があるのですが、提灯がぶら下げられていて、扱いが雑なような気がしました。 なんだかなぁ…
飛梅はほぼ満開状態で、綺麗に咲いていました。
牛尾梅林からは佐賀平野の展望は良く、牛津町や佐賀市などの町並みを望むことができ、見透しの良い日には雲仙岳まで見えるらしいのですが、残念ながら曇り空の今日は見ることはできなかった。
この当たりの白梅は満開状態 美しい
遠方に天山を望み、白梅乱舞状態
肥前 牛尾城址
菫も咲いて、春だねぇ
満開とまでは行きませんでしたが、十分に牛尾梅林の梅花を鑑賞することができました。それにしても、梅花の向こうに控えている両子山…気になるよなぁ…
ちょっと寄り道してみようかな? 頂上近くまで車で行けたはずだけど、登ったことが無いんだよねぇ… 時間もあるし行ってみようかな?
2022年02月21日
梅花盛り 久留米
梅花盛り 久留米 2022-02-20
朝から粉雪交じりの微妙な天気、北京オリンピック女子カーリング決勝も努力むなしく負けちゃった…ガックリ…
あまり良いことのない日だなぁと思っていたら、午後から陽が射してきたので、もうそろそろ見頃かなと思っていた、久留米梅花巡りに出かけました。
将軍梅は遅咲きなのでまだ蕾状態でしたが、梅林寺の梅花は、ほぼ満開、見頃です。
春の妖精たちも準備完了、近々開花するでしょう。
あまり良いことのない日だなぁと思っていたら、午後から陽が射してきたので、もうそろそろ見頃かなと思っていた、久留米梅花巡りに出かけました。
将軍梅は遅咲きなのでまだ蕾状態でしたが、梅林寺の梅花は、ほぼ満開、見頃です。
春の妖精たちも準備完了、近々開花するでしょう。
臨済宗妙心寺派の古刹 梅林寺(梅林禅寺)
ちょっと早いかなと思っていましたが、ほぼ満開、見頃でした六弁の梅花もあって、テンション上がっちゃった。
珍しいものでもなく、結構ふつうに六弁の梅花はあるのかもしれない。
珍しいものでもなく、結構ふつうに六弁の梅花はあるのかもしれない。
唐門(勅使門)、梅林寺の本尊は如意輪観世音、歴代久留米藩の霊廟となっています。
羅漢彫刻がすばらしい
ほぼ満開の梅、傷んだ花も少なく、ちょうどよい見頃でした。
天気も良くて、梅花は青空に映えまくり、最高に美しい
真赤な紅梅はドキッとするぐらいに目に入ってきます
終盤で若干傷みが有りましたが、ロウバイもまだまだ健在
青空バックの白梅は最高だね
同じ様な梅花の写真が続きますがお付き合いください
梅林寺にも沢山の種類の梅があるようで、色とりどり
透過光の白梅、たまりまっしぇーん!!
マスクをしていても、梅の香りが感じられて、境内中、梅香で充満しています。
メジロも一生懸命に梅の蜜を吸っている。美味しそうだねぇ…
最近、ちょっと梅の種類について勉強してみたのですが、さっぱり分かりません。
参考にしている写真と見比べて…これは初雁かな? 違うかな?
参考にしている写真と見比べて…これは初雁かな? 違うかな?
いろいろ考えながらの鑑賞もそれなりに楽しい。
まだ早いかな?と思っていたのですが、こんなに咲いていて、ラッキー!
これも初雁かな?
内裏かな? 淡路? このピンク色は私のつぼです。
メジロはびっくりするほど沢山いて、いつもよりも元気に飛びまくっている感じでした。
内裏かな? 黒バックの梅はいいねぇ…
豊後性の勞謙?
米良かな?
コゲラ? メジロと一緒に飛び回っていました。
八重寒紅? 楠玉?
緑っぽいので、緑咢梅? 月影?
ようと分かりませんが、ああでもないこうでもない…と思いを巡らせながらの観梅も楽しいものでした。
ようと分かりませんが、ああでもないこうでもない…と思いを巡らせながらの観梅も楽しいものでした。
梅花満開、足元にも春到来、オオイヌノフグリ
ナズナ
ホトケノザ いつもの面々も相変わらず元気そう
セントウソウもやっと咲きだした。小花の集合体、好きです。
スミレ
ヒメウズ 寒かったかな?ちょっと寂し気、元気がない
毛むくじゃらのフラサバソウものさばってきましたねぇ…
ピース満開、ハートマークのハコベ
スプリング・エフェメラルも準備万端
今年は春花の開花が遅いような気がしますが、この2、3年開花が早かったので、通年の開花時期に戻っただけかもしれない。
今年は春花の開花が遅いような気がしますが、この2、3年開花が早かったので、通年の開花時期に戻っただけかもしれない。
今日明日にも咲きそうなアマナ
可愛らしい春の天使も蕾となって準備中
久留米の梅といえば、梅林寺と将軍梅、先ずは宮ノ陣神社に参拝
将軍梅は遅咲きの梅なので、残念ながら蕾ばかりでしたが、周囲の梅はほぼ満開状態
御所紅?
緑っぽいのは、月影? 緑咢梅? それとも、白玉梅かな?
大好きな枝垂れ梅も咲き出して嬉しい限り
紅白入り混じり、咲き乱れる梅花、最高!
将軍梅は遅咲きとはいえ、これほどまでに他の梅花との開花時期に差があるとは思っても見なかった
女子カーリングは残念でしたが、銀メダルは取れたわけで、万々歳!!
奇麗な梅花も観賞できて、非常に満足な一日となりました。
春はもうそこまで来ています。次から次へと春の妖精たちが登場してくると忙しくなりますね。
奇麗な梅花も観賞できて、非常に満足な一日となりました。
春はもうそこまで来ています。次から次へと春の妖精たちが登場してくると忙しくなりますね。