2022年02月

2022年02月28日

雛の里・八女ぼんぼりまつり

雛の里・八女ぼんぼりまつり 2022-02-27

八女ぼんぼり20220227No35_R
昨年、八女を訪れた時に時間が無かったので、ゆっくりと街中を散策できずに残念な思いをしましたので、リベンジということで、「雛の里・八女ぼんぼりまつり」八女市内をぶらぶらと散策してきました。
ついでにといっては何ですが、藤の時期にしか行ったことが無い黒木にも…ちょこっと散策してきました。

津江神社20220227No1_R
「雛の里・八女ぼんぼりまつり」の前に、先ずは黒木へ…
津江神社
平安時代末期の嘉応元年(1169年)猫尾城(黒木城)初代城主・黒木大蔵大輔源助能の創建

津江神社20220227No3_R
津江神社の御神木は、とにかく大きい
創建時、嘉応元年(1169年)に源助能が植えたとされる大クス、樹齢850年以上

津江神社20220227No16_R
幹周:約12m 根廻:約36m すごい存在感!

津江神社20220227No5_R
樹高:約40m 枝張:約40m 見上げると首が痛くなるほど、とにかくでっかい!
県の天然記念物だそうです。

津江神社20220227No9_R
阿形の狛犬は、玉を咥えています。虚言妄言に対する戒めなのだそうです。

津江神社20220227No10_R
吽形の狛犬は、穏やかで優しそうな顔立ちが多い気がする。

津江神社20220227No8_R
源助能は、後白河法皇(後鳥羽上皇とも)から姓や恩賞を賜るほどの武将だったそうでしたが、あるとき豊後国の大友氏から疑いをかけられ、豊後国津江荘(現在の大分県日田市中津江村)に幽閉されました。「無事に帰還できたら津江宮を黒木で祀る」と誓いを立てて、無事帰還した後に津江権現を勧請して津江神社を創建したとのことです。

津江神社20220227No11_R
御祭神  伊邪那岐尊 伊邪那美尊

津江神社御朱印_R
津江神社 御朱印

猫尾城20220227No1_R
猫尾城址
仁安2年(1167年)大蔵大輔源助能によって築かれたそうです。

猫尾城20220227No4_R
彦山神社 昔の石垣も残っています。結構古いタイプの積み上げ方かな?

猫尾城20220227No5_R
彦山神社は、英彦山と関係あるのかな?

猫尾城20220227No2_R
猫尾城本丸跡からの展望は最高! 城下を一望できます。

猫尾城20220227No8_R
晴天の下、梅花も咲いていて、気分上々、津江神社と猫尾城の散策後は、「雛の里・八女のぼんぼりまつり」へと向かいました。

八女ぼんぼり20220227No8
桃色提灯が目印、雛人形を飾っている家々に、桃色の提灯が下げられています。

八女ぼんぼり20220227No9_R
八女独特のお雛様「箱離」
豪華な段飾りの雛人形は庶民には手が出ないということで、仏壇職人が廃材などを使って作り始めたそうです。

八女ぼんぼり20220227No6
箱雛ばかりではなく、いろいろな種類のお雛様が飾られていました。

八女ぼんぼり20220227No11_R
福島八幡宮

八女ぼんぼり20220227No14_R
おひなさま供養祭が行われていました。

八女ぼんぼり20220227No28_R
雛祭りの雛人形は、本来、魔除けの人形として川や海へ流した「流し雛」が原点だそうで、女児が無事成人してお嫁入した後は、お人形への感謝の意を表し供養をするんだとか…今まで知らなんだ…

八女ぼんぼり20220227No15_R
福島八幡宮の狛犬は、お尻を上げて、頭が大きい

八女ぼんぼり20220227No16_R
文久3年(1863)の銘、薩英戦争があった年、激動の時代だよなぁ…

八女ぼんぼり20220227No19_R
残念ながら、御社殿は修復中でした。今から約2年ぐらいかかるそうです。

八女ぼんぼり20220227No25_R
氣龍画アーティストの日幸知さんと福島八幡宮のコラボ御朱印の縁なのか、沢山の作品が境内を埋め尽くしていました。以下は境内に展示されていたものをカメラに収めたものです。

八女ぼんぼり20220227No22_R
氣龍画アーティストの日幸知さんのHPを拝見してみると「今存在する全ての物には波動があり、その全ては隙間なく繋がっており、個々が全てが繋がっていて一つである。『要らないものなど何処にも無い』をテーマに全てに宿るenergyを氣龍画と言う形で表現し続けて行く。」と書かれていました。

八女ぼんぼり20220227No24_R
壮大なテーマ、美しすぎる絵…とても私の手には負えない…
興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか? 感動間違いなし!

八女ぼんぼり20220227No31_R
八女市横町町家交流館
約300体の雛人形が、ズラーッとずらりと勢揃い、新型コロナ禍での重苦しい雰囲気を吹き飛ばしてくれるほどの華やかさなのですが、ここまで…となるとちょっと引いてしまった。

八女ぼんぼり20220227No34_R
大正時代の箱雛

八女ぼんぼり20220227No30_R
天皇陛下が御即位された時を再現した雛人形だそうです。黄櫨染御袍を纏われおられるそうです。

八女ぼんぼり20220227No29_R
おぼこ雛
総漆塗り、一式で、1.000万円を軽く超えたお値段だそうで、2.000万円近いんだとか…

八女ぼんぼり20220227No35_R
ふっくらとした顔立ち、純真無垢な可愛らしいお雛様です。
今年初の雛巡り、楽しい散策でした。


kattenihanakotoba at 08:37|PermalinkComments(0)ひな祭り | 神社仏閣

2022年02月26日

気になる妖精と大行事

気になる妖精と大行事 2022-02-26

綾部神社20220226No29_R
最近とても気になっていた事が二つありました。
一つ目は、可愛らしいスプリング・エフェメラル、春の妖精と呼ばれるアマナの開花です。
二つ目は、先日大宰府の高雄山頂にあった大行事塔が、なんとご近所にもあるという事を知ってしまったことです。
先日訪れた時には、アマナは今にも咲きそうな気配でしたので、天気さえよければ咲いているはず…
アマナに向かって一直線、GO!!

綾部神社20220226No17_R
思っていた通り、アマナは見事に咲いていてくれました。何度も通い詰めた甲斐が有りました。
スプリング・エフェメラルとは、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす…儚い春の妖精たち

綾部神社20220226No11_R
咲き始めたばかり、おちょぼぐち的な可愛らしい花

綾部神社20220226No15_R
スプリング・エフェメラル、春の妖精と呼ばれる花は沢山ありますが、アマナもその中の一つです。

綾部神社20220226No24_R
春の陽光の中で、精一杯に可憐な花を咲かせている姿は、たまりまっしぇーん!!

綾部神社20220226No18_R
アマナの花言葉 「運が向いてくる」「お天気屋」
晴れた日にしか咲かないんだよなぁ…アマナは、気まぐれ屋でもあるんだよねぇ…

隼鷹神社20220226No1_R
アマナを堪能した後は、大行事塔を求めて… 小郡市には、二つの大行事塔があるとのことで、先ずは、みくに野団地の公園へ向かいました。

隼鷹神社20220226No3_R
小高い丘陵の団地内の最上部にある公園にありましたが、注連縄は締められておらず、世話人がいないのかな? 昔ながらの地元の人々が少なく、手が回らないのかもしれませんね。

隼鷹神社20220226No6_R
二つ目の大行事塔は、隼鷹神社にあります。
小郡市内に大行事の石塔があるのは、英彦山が神領内に四八カ所の大行事を置いたことに起因していると考えられるそうです。小郡くんだりまで影響力があったなんて、かつての英彦山の力はすごかったんだねぇ…

隼鷹神社20220226No11_R
拝殿前の狛犬(阿形)は白目をむいているようで、強面で気合が入っている。

隼鷹神社20220226No12_R
吽形の狛犬は穏やかな顔立ちで優しそう、天保4年(1833)の銘が有りました。
天保4年は、天保の大飢饉が始まった年、苦難の始まりだったようですね。

隼鷹神社20220226No10_R
仲哀天皇熊襲親征の砌、大保の假宮(御勢大霊石神社)にて天神地祇を祀り給ひし、高御産日神御姿鷹と現し、北をさして飛去り給ひ、松の梢に止り給ひて姿見えずなりぬ。
後皇后(神功皇后)の勅により高皇産霊神の神霊を祀り、鷹と現れ給ひしにより御神號を隼鷹天神と稱し奉り、御神體鷹を安置し奉らる。
…ということで、仲哀天皇と神功皇后に関係のある神社みたいです。この辺りには、神功皇后絡みの伝説が沢山残っています。

隼鷹神社20220226No14_R
御祭神
高御産巣日神 大己貴命 彦火々出見命 高皇産霊神

隼鷹神社20220226No15_R
境内には、沢山の石塔や祠があり、その中に…

隼鷹神社20220226No17_R
大行事塔、注連縄も締められ、大切にされているようです。
作神あるいは牛馬神として信仰されていたようです。

隼鷹神社20220226No22_R
御神木
鷹の姿となった高御産日神が、北へと飛去り、姿が見えなくなった松の梢、松の木は朽ちて、その松の跡に楠があったようで、それが今の御神木だそうです。

隼鷹神社20220226No33_R
帰りに振り返ると、御神木から、神々しい後光が射していました。

綾部神社20220226No36_R
ヒメウズ アマナに負けじと咲いていました。

綾部神社20220226No35_R
スミレ 春花の代表、いよいよ春到来!

綾部神社20220226No34_R
セントウソウ

綾部神社20220226No26_R
オオイヌノフグリ

綾部神社20220226No27_R
ホトケノザ 春にこだわらず、冬も夏にも咲いている

綾部神社20220226No28_R
毛むくじゃら一番、フラサバソウ

如意輪寺20220226No13_R
隼鷹神社の近くには、かえる寺で有名な如意輪寺があります。時間があるのでちょっと寄道…

如意輪寺20220226No7_R
沢山ではありませんが、梅も咲いています。

如意輪寺20220226No9_R
いろいろな種類の梅が咲いているようです。

如意輪寺20220226No2_R
シャボン玉製造用の蛙の機械が新たに設置されていました。
こんなことに、お布施などのお金をつぎ込んで良いものなのかな?ちょっとした不信感が過りました。

如意輪寺20220226No3_R
シャボン玉は奇麗ですが、客寄せ以外、何の意味があるのか?
一応、真言宗のお寺さんなのに修行しているのかな? 老婆心ながら心配になりました。

如意輪寺20220226No10_R
5枚の花弁、いかにも梅

如意輪寺20220226No12_R
白の5弁梅花も美しい

如意輪寺20220226No5_R
薬師如来に健康祈願、沢山の風鈴が吊るされています。何か意味があるのかな?

如意輪寺20220226No11_R
気になっていたスプリング・エフェメラル、春の妖精アマナの開花を見届け、大行事塔も確認出来て大満足の楽しい散策でした。
如意輪寺の梅花も意外に美しかった…春到来で、忙しくなりますね…


kattenihanakotoba at 20:45|PermalinkComments(0)アマナ | 神社仏閣

2022年02月25日

信仰篤し、両子山界隈

信仰篤し、両子山界隈 2022-02-23

両子山20220223No26_R
牛尾梅林での梅花鑑賞中、気になってしょうがない山がありました。梅花の後ろにいつも居座って、存在感のある両子山。まだ登った事が無いのですが、上の方まで車で行けるはず…ということで、予定にはなかったことですが登ることにしました。
両子というと、国東半島の両子寺を思い出すのですが、佐賀の両子山も信仰が篤く、両子神社にもお詣りしてきました。

両子山20220223No1_R
久しぶりに細い山道を車で上がって行きました。車幅ギリギリの道幅です。なんとか擦らずに上がってきましたが、若干反省しました。
駐車地から暫くは、未舗装の細い林道のような登山道が続きます。

両子山20220223No4_R
本格的な登山道に入ると、ごつごつとした岩なども出てきます。

両子山20220223No5_R
以前石仏か何かが安置されてたのではないだろうか?と思われる石積みなんかもあります。

両子山20220223No12_R
山頂付近には、沢山の石仏が奉納されています。

両子山20220223No7_R
先ずは、不動明王

両子山20220223No10_R
弘法大師その1

両子山20220223No11_R
弘法大師その2

両子山20220223No15_R
十一面観音菩薩

両子山20220223No18_R
文殊菩薩

両子山20220223No21_R
弘法大師かな? 首が折れているのは、十一面観音のようです。
山頂付近の石仏は、いずれも昭和初期に奉納されたもののようです。

両子山20220223No26_R
両子山(366m) 山頂には石塔もありました。

両子山20220223No28_R
両子神社上宮(両子山王大権現)

両子山20220223No29_R
石祠の中の像(両子山王大権現の像?)の頭は欠けていました。
両脇の狛犬、ちょっと新しい感じもするけれど…肥前狛犬だよね?
肥前狛犬は16世紀末から18世紀前半にかけて、小城市牛津町砥川を拠点にした石工集団が造ったとされてるそうで、地域的に間違いないと思いますが、丁寧な彫りでやや大きめな感じがする。

両子山20220223No32_R
阿形の狛犬、目がくりくりとして、ちょっとにやけて、可愛らしい

両子山20220223No33_R
吽形の狛犬も可愛らしく、とぼけた感じで、鼻の穴全開、優しいゴリラみたいな顔

佐賀県林業試験場20220223No33_R
梅は満開状態

佐賀県林業試験場20220223No29_R
両子神社上宮(両子山王大権現)に詣ったならば、両子神社下宮にもお詣りせねばなるまい

両子神社20220223No1_R
両子神社 一の鳥居(肥前鳥居)明暦二年(1656)の銘
扁額の文字は風化していて読めないが、両子神社東南の湯峯山熊野権現から約六十年前に移転されたということなので、熊野大権現?だったのかもしれない。

両子神社20220223No4_R
二の鳥居(肥前鳥居)承応元年(1652)の銘

両子神社20220223No5_R
扁額は、山王大権現となっている

両子神社20220223No6
三の鳥居

両子神社20220223No7_R
三の鳥居の扁額は、両子神社となっている。

両子神社20220223No8_R
長い石段を上ると、両子神社境内

両子神社20220223No32_R
石段の横に、扁平な顔をした肥前狛犬、なんかにやけている

両子神社20220223No30_R
肥前狛犬の特徴は、簡潔で素朴な彫法、全体的に丸彫り、ほとんど30cm程度と小柄、脚間を彫り抜かない、台座がない ということらしいです。

両子神社20220223No10_R
御神馬像 雌雄あり、こちらは雄の御神馬のようです。ちゃんと付くべきものが付いていました。

両子神社20220223No11_R
こちらは雌の御神馬のようです。付いていませんでした。大正6年(1917)の銘

両子神社20220223No16_R
拝殿前の狛犬(阿形)は厳つい顔立ちで、迫力がある。

両子神社20220223No17_R
吽形の方は落ち着いた、穏やかな顔立ち、大正4年(1915)の銘

両子神社20220223No14_R
両子神社
天徳元年(957)、秋田宮内大輔豊定が勅命によって、熊野大権現を勧請し創建した熊野権現社と、長徳元年(995)豊定の子等が法印叡弘に依頼し、近江坂本の日吉麿王権現を勧請して両子山山頂に創建した両子山王権現(のち参詣が困難なため現在地に移転)が明治43年合併して現在の両子神社となったそうです。

両子神社20220223No15_R
御祭神  熊野大権現 日吉麿王権現
戦国時代には龍造寺氏との結びつきが深く、龍造寺氏による絶大な支援を受けていたとのこと

両子神社20220223No23_R
拝殿奥の神殿前にも、肥前狛犬が鎮座していました。

両子神社20220223No24_R
やや風化していますが、表情はしっかりとしています。

両子神社20220223No25_R
阿形の肥前狛犬は、目を見開いて気合が入っており、凛々しい感じです。
両子山は、牛尾梅林から眺めているだけの山でしたが、信仰の山ということを知り、勉強させていただきました。
両子山界隈は、地元の信仰心の篤い人々によって維持管理されているのだなぁ…と思い知った次第です。

佐賀県林業試験場20220223No21_R
両子山くんだりまで来たからには、セリバオウレンにもご挨拶

佐賀県林業試験場20220223No1_R
セリバオウレンは満開状態

佐賀県林業試験場20220223No2_R
ここぞとばかりに咲き誇っています

佐賀県林業試験場20220223No3_R
いろいろな種類の花があり、見ているだけで楽しくなってきます。

佐賀県林業試験場20220223No20_R
春を告げる、美しく可愛らしい花なのですが、春の妖精(スプリング・エフェメラル)ではないようで…

佐賀県林業試験場20220223No25_R
私の心の中では十分に春の妖精なんですが…ということで、春の天使とでも呼ぼうかな?なんて思っています。

佐賀県林業試験場20220223No26_R
マンサクも満開、私としては、モジャモジャしてこれが花なのかな?と思っていますが、春を代表する花ですよね。

佐賀県林業試験場20220223No34_R
ツバキ

佐賀県林業試験場20220223No37_R
ちょっと派手ですが、紅白のツバキも咲いて、春到来!
新たな春の妖精や天使たちの登場が、待ち遠しい限りです。


kattenihanakotoba at 08:54|PermalinkComments(0)神社仏閣 | セリバオウレン

2022年02月23日

開花が遅い? 牛尾梅林

開花が遅い? 牛尾梅林 2022-02-23

牛尾梅林20220223No125_R
梅林寺の梅花が満開となれば、次なるターゲットは、毎年恒例の牛尾梅林!
毎年2月末を目安に伺っているのですが、今年は例年よりも開花が遅いのか、満開とはいかず、4、5分咲きぐらいかな?といった感じでした。
梅花の咲き具合は、咲いている木と咲いていない木との差が激しすぎるような感じです。
来週ぐらいには満開かな?

牛尾梅林20220223No1_R
咲いている木は、ほぼ満開状態

牛尾梅林20220223No2_R
牛尾梅林の梅は梅の実を採るために栽培されている栽培梅だそうです。

牛尾梅林20220223No6_R
両子山をバックに、白梅が咲き誇っています。…といっても咲いていない木は丸裸状態でした。

牛尾梅林20220223No11_R
牛尾梅林の梅の大半は、白加賀という品種だそうです。

牛尾梅林20220223No3_R
足元を見ると、ホトケノザが咲きまくっていました。

牛尾梅林20220223No4_R
ホトケノザの嵐でしたが、相棒のオオイヌノフグリは寒くて朝早かったせいか開いていませんでした。

牛尾梅林20220223No131_R
牛尾のいぼとり六地蔵(天文22年(1553年)の銘)

牛尾梅林20220223No133_R
仏教で六つの道をつかさどる6種の地蔵さまを並べてまつったもので、地元ではイボがとれると信じられている地蔵様だそうです。

牛尾梅林20220223No17_R
牛尾梅林は、ほとんどが白梅なのですが、いぼとり六地蔵の横にピンク色の梅花が咲いていました。

牛尾梅林20220223No14_R
ナズナは、ホトケノザと一緒に咲きまくり

牛尾梅林20220223No15_R
毛むくじゃらのフラサバソウは、目立たぬように控えめに咲いていました。

牛尾梅林20220223No62_R
牛津川氾濫による河川工事が行われています。河川敷には沢山の菜の花が咲き誇って美しい風情だったのですが、見るも無残な状態となっていました。代わりに重機が右往左往しています。

牛尾梅林20220223No20_R
白加賀の果実は大粒で皮が厚く果肉がしっかりしていて、梅酒・梅干しどちらにも向いているのですが、観賞用としても十分に美しい梅です。

牛尾梅林20220223No56_R
花も綺麗で、実も美味しいなんて、最高の品種ですね

牛尾梅林20220223No31_R
河川敷の菜の花は壊滅状態でしたが、丘陵の斜面には梅と一緒に咲いていました。

牛尾梅林20220223No38_R
春といえば、やっぱり、菜の花だよねぇ…

牛尾梅林20220223No60_R
牛尾梅林で梅花の後ろにいつも控えている両子山…ちょっと気になる

牛尾梅林20220223No19_R
牛尾梅林は、種類が少なく、白梅ばかりだけどいいよねぇ

牛尾梅林20220223No68_R
梅に負けじと、ロウバイも張り切っていました。

牛尾梅林20220223No71_R
一の肥前鳥居は寛文元年(1661)、佐賀藩二代藩主鍋島光茂の寄進

牛尾梅林20220223No74_R
一の鳥居の横に六地蔵と石仏

牛尾梅林20220223No70_R
牛尾神社の参道脇は、菜の花で溢れかえっています。

牛尾梅林20220223No82_R
スイセンも植えられており良い感じ

牛尾梅林20220223No77_R
牛尾神社周辺には、紅梅が咲いています。

牛尾梅林20220223No78_R
御神木、肥前鳥居、紅梅…なかなかの取り合わせ

牛尾梅林20220223No79_R
二の肥前鳥居は県重要文化財で、慶長2年(1597)に佐賀藩初代藩主鍋島勝茂が寄進
425年前の物、クリビツギョウテン、すごいよねぇ

牛尾梅林20220223No81
鳥居の扁額には、若王子大権現の銘、熊野十二所権現の一つ

牛尾梅林20220223No98_R
白梅ばかりの中で、紅梅を見ると嬉しくなる…
白梅は好きなんだけど、紅白揃っていたほうがやっぱり良いよなぁ…

牛尾梅林20220223No85_R
牛尾神社  御祭神 天之葺根命

牛尾梅林20220223No86_R
牛尾神社の狛犬(阿形)は、上下的に圧迫されたような顔立ちで強面の豚鼻、猪八戒の様な感じです。

牛尾梅林20220223No87_R
吽形の狛犬は、愛嬌があって、可愛げな豚鼻狛犬

牛尾梅林20220223No96_R
牛尾神社からの展望は最高

牛尾梅林20220223No106_R
牛尾神社周辺の紅梅は満開でした

牛尾梅林20220223No99_R
牛尾神社境内には、飛梅があるのですが、提灯がぶら下げられていて、扱いが雑なような気がしました。 なんだかなぁ…

牛尾梅林20220223No102_R
飛梅はほぼ満開状態で、綺麗に咲いていました。

牛尾梅林20220223No112_R
牛尾梅林からは佐賀平野の展望は良く、牛津町や佐賀市などの町並みを望むことができ、見透しの良い日には雲仙岳まで見えるらしいのですが、残念ながら曇り空の今日は見ることはできなかった。

牛尾梅林20220223No125_R
この当たりの白梅は満開状態 美しい

牛尾梅林20220223No130_R
遠方に天山を望み、白梅乱舞状態

牛尾梅林20220223No121_R
肥前 牛尾城址

牛尾梅林20220223No136_R
菫も咲いて、春だねぇ

牛尾梅林20220223No127_R
満開とまでは行きませんでしたが、十分に牛尾梅林の梅花を鑑賞することができました。
それにしても、梅花の向こうに控えている両子山…気になるよなぁ…
ちょっと寄り道してみようかな? 頂上近くまで車で行けたはずだけど、登ったことが無いんだよねぇ… 時間もあるし行ってみようかな?


kattenihanakotoba at 23:29|PermalinkComments(0) | 神社仏閣

2022年02月21日

梅花盛り 久留米

梅花盛り 久留米 2022-02-20

梅林寺20220220No56_R
朝から粉雪交じりの微妙な天気、北京オリンピック女子カーリング決勝も努力むなしく負けちゃった…ガックリ…
あまり良いことのない日だなぁと思っていたら、午後から陽が射してきたので、もうそろそろ見頃かなと思っていた、久留米梅花巡りに出かけました。
将軍梅は遅咲きなのでまだ蕾状態でしたが、梅林寺の梅花は、ほぼ満開、見頃です。
春の妖精たちも準備完了、近々開花するでしょう。

梅林寺20220220No86_R
臨済宗妙心寺派の古刹 梅林寺(梅林禅寺)

梅林寺20220220No83_R
ちょっと早いかなと思っていましたが、ほぼ満開、見頃でした

梅林寺20220220No54_R
六弁の梅花もあって、テンション上がっちゃった。
珍しいものでもなく、結構ふつうに六弁の梅花はあるのかもしれない。

梅林寺20220220No82_R
唐門(勅使門)、梅林寺の本尊は如意輪観世音、歴代久留米藩の霊廟となっています。

梅林寺20220220No84_R
羅漢彫刻がすばらしい

梅林寺20220220No76_R
ほぼ満開の梅、傷んだ花も少なく、ちょうどよい見頃でした。

梅林寺20220220No2_R
天気も良くて、梅花は青空に映えまくり、最高に美しい

梅林寺20220220No4_R
真赤な紅梅はドキッとするぐらいに目に入ってきます

梅林寺20220220No77_R
終盤で若干傷みが有りましたが、ロウバイもまだまだ健在

梅林寺20220220No24_R
青空バックの白梅は最高だね

梅林寺20220220No31_R
同じ様な梅花の写真が続きますがお付き合いください

梅林寺20220220No80_R
梅林寺にも沢山の種類の梅があるようで、色とりどり

梅林寺20220220No26_R
透過光の白梅、たまりまっしぇーん!!

梅林寺20220220No29_R
マスクをしていても、梅の香りが感じられて、境内中、梅香で充満しています。

梅林寺20220220No40_R
メジロも一生懸命に梅の蜜を吸っている。美味しそうだねぇ…

梅林寺20220220No10_R
最近、ちょっと梅の種類について勉強してみたのですが、さっぱり分かりません。
参考にしている写真と見比べて…これは初雁かな? 違うかな?

梅林寺20220220No37_R
いろいろ考えながらの鑑賞もそれなりに楽しい。

梅林寺20220220No79_R
まだ早いかな?と思っていたのですが、こんなに咲いていて、ラッキー!

梅林寺20220220No11_R
これも初雁かな?

梅林寺20220220No14_R
内裏かな? 淡路? このピンク色は私のつぼです。

梅林寺20220220No66_R
メジロはびっくりするほど沢山いて、いつもよりも元気に飛びまくっている感じでした。

梅林寺20220220No43_R
内裏かな? 黒バックの梅はいいねぇ…

梅林寺20220220No50_R
豊後性の勞謙?

梅林寺20220220No56_R
米良かな?

梅林寺20220220No63_R
コゲラ? メジロと一緒に飛び回っていました。

梅林寺20220220No70_R
八重寒紅? 楠玉?

梅林寺20220220No74_R
緑っぽいので、緑咢梅? 月影?
ようと分かりませんが、ああでもないこうでもない…と思いを巡らせながらの観梅も楽しいものでした。

綾部神社20220220No3_R
梅花満開、足元にも春到来、オオイヌノフグリ

綾部神社20220220No7_R
ナズナ

綾部神社20220220No8_R
ホトケノザ いつもの面々も相変わらず元気そう

綾部神社20220220No15_R
セントウソウもやっと咲きだした。小花の集合体、好きです。

綾部神社20220220No16_R
スミレ

綾部神社20220220No14_R
ヒメウズ 寒かったかな?ちょっと寂し気、元気がない

綾部神社20220220No6_R
毛むくじゃらのフラサバソウものさばってきましたねぇ…

綾部神社20220220No17_R
ピース満開、ハートマークのハコベ

綾部神社20220220No9_R
スプリング・エフェメラルも準備万端
今年は春花の開花が遅いような気がしますが、この2、3年開花が早かったので、通年の開花時期に戻っただけかもしれない。

綾部神社20220220No10_R
今日明日にも咲きそうなアマナ

綾部神社20220220No2_R
可愛らしい春の天使も蕾となって準備中

将軍梅20220220No26_R
久留米の梅といえば、梅林寺と将軍梅、先ずは宮ノ陣神社に参拝

将軍梅20220220No18_R
将軍梅は遅咲きの梅なので、残念ながら蕾ばかりでしたが、周囲の梅はほぼ満開状態

将軍梅20220220No7_R
御所紅?

将軍梅20220220No2_R
緑っぽいのは、月影? 緑咢梅? それとも、白玉梅かな?

将軍梅20220220No19_R
大好きな枝垂れ梅も咲き出して嬉しい限り

将軍梅20220220No15_R
紅白入り混じり、咲き乱れる梅花、最高!

将軍梅20220220No21_R
将軍梅は遅咲きとはいえ、これほどまでに他の梅花との開花時期に差があるとは思っても見なかった

将軍梅20220220No4_R
女子カーリングは残念でしたが、銀メダルは取れたわけで、万々歳!!
奇麗な梅花も観賞できて、非常に満足な一日となりました。
春はもうそこまで来ています。次から次へと春の妖精たちが登場してくると忙しくなりますね


kattenihanakotoba at 10:52|PermalinkComments(0) | 神社仏閣