タカネハンショウヅル

2023年10月02日

斑無しを求めて 若杉山

斑無しを求めて 若杉山 2023-10-01

フナシアケボノソウ(若杉山20231001)No4_R
あちらこちらの山々で、アケボノソウ花盛り状態
今年も「斑無し曙草」(フナシアケボノソウ)が咲いているのだろうか? 近年少なくなってきているのだけど、きっと咲いているに違いない… ということで若杉山へと向かいました。

若杉山20231001No1_R
若杉山遥拝堂 楽園で駐車料を払わなければならなくなったので、最近はここスタートが多い。歳とともにケチになってきたかな? 自覚あり…

若杉山20231001No2_R
イヌホオズキ 花言葉は「嘘」「嘘つき」「真実」
有毒だけど、乾燥させたものは竜葵といい、解熱や利尿の民間薬

若杉山20231001No3_R
イヌトウバナ 終盤かな? 周りに花が散っていた

若杉山20231001No4_R
シュウブンソウ ピークは過ぎた? 傷みが目立ってきた

若杉山20231001No6_R
ヤブレガサ ハート形のクルリンパが可愛らしい

若杉山20231001No7_R
ノコンギク 伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の野菊がこれではないかとの説があるそうで、花言葉は「忘れられない想い」「長寿と幸福」

若杉山20231001No8_R
若杉山(681m) 久しぶりに山頂を踏んだ。今日は体調も気分もいいのでもう少し先までいくことにしよう。

若杉山20231001No15_R
ヤブマメも終盤で、ちょっと傷んでいるかな?
花言葉は「生命力の強さ」「二股」

若杉山20231001No13_R
タカネハンショウヅル 今季初見

若杉山20231001No16_R
花弁の反り方が、可愛らしい少女の様で、たまらんねぇ… 
花言葉は「心の美しさ」「感謝」

若杉山20231001No42_R
白花もあって、紅白揃い踏み
白色の品種をシロバナタカネハンショウヅルともいうそうです。

若杉山20231001No9_R
ススキの向こうに宝満山 久しく宝満山も登っていないけれど、股関節にガタがきているので仕方ないかな… 情けないねぇ…

若杉山20231001No45_R
マツカゼソウ そよそよと風に吹かれて気持ちよさそうに揺れていましたが、カメラで撮るには一苦労しました。

若杉山20231001No46_R
赤い蕊がいいねぇ… 花言葉 は「ゆらめく恋心」「倦怠期」

若杉山20231001No48_R
タカクマヒキオコシ 綺麗な薄青紫色だった

若杉山20231001No11_R
若杉ヶ鼻まで来たのは、何年ぶりだろうか? 三郡、宝満方面を見ると、篠栗駅から二日市まで縦走した時のことが思い出される。あの頃は元気だったなぁ…さあここから頑張ろう…だったもんね。今じゃ、さあ帰ろうだもんなぁ…

アケボノソウ(若杉山20231001)No2_R
アケボノソウ リンドウ科センブリ属の二年草
1年目に茎や葉、根などの栄養器官を形成し、休眠して越冬し、2年目に開花し、種子を生産して枯れ、生活環を終えるそうです。花弁は5弁のように見えますが、実際は花冠は深く5裂していて、基部で合着しているのだそうで… 面白い花ですね

アケボノソウ(若杉山20231001)No4_R
「曙草」名前の所以は、花弁のように見える裂片に多数の斑点がついており、この斑点を「夜明けの空」に見立てたことからだそうです。さしずめ大きな緑の斑点は、月と金星(明けの明星)かな?

アケボノソウ(若杉山20231001)No3_R
幸福を呼ぶ四つ花弁(裂片)
花弁のように見える裂片に付いている2つの緑色斑点は「蜜腺」で、ここから蜜を分泌し、虫を集めるのだそうで、面白い独特の構造ですよね。

若杉山20231001No29
ノミバエかな? 小さな小さな蠅で、便所、ごみ、腐植物、死体などから多数発生し、人家内にも侵入する厄介者 必死に蜜を舐めていた。

フナシアケボノソウ(若杉山20231001)No4_R
何やら趣の違うアケボノソウ フナシアケボノソウ発見!

フナシアケボノソウ(若杉山20231001)No1_R
花冠に斑点がないので、フナシアケボノソウ(別名 ホシナシアケボノソウ)とも呼ばれているそうで、曙の星々(斑点)が無いので、より夜明けに近いアケボノソウということも出来るかな?

フナシアケボノソウ(若杉山20231001)No3_R
アケボノソウの花言葉は「前向き」「今日も元気で」
アケボノソウより、シンプルなデザインなのでちょっと寂しい感じもするけれど、スッキリしてこれはこれで美しい たまりまっしぇーん!

若杉山20231001No39
フナシアケボノソウの方が、蜜腺の蜜がたっぷりな感じ、沢山の蟻が群がっていました。近年、株数が少なくなってきた感があったのですが、今年は大きな株が復活してきたみたいで嬉しかった。



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2022年10月10日

夜明け前 若杉山

夜明け前 若杉山 2022-10-09

フナシアケボノソウ(若杉山20221009)No3_R
昨年は、きれいに刈り取られて、林道沿いのアケボノソウはほとんど姿を消していたのですが、今年に入ってから、徐々に回復してきたみたいです。
夜明け前、明けの明星「金星」と「月」のみが輝き、空からは星が消え去り、真に日の出の瞬間、フナシアケボノソウも復活していました。

若杉山20221009No1_R
久しぶり、今日の無事を祈念して、弘法大師に一礼、合掌

若杉山20221009No3_R
モミジガサ 食べられるって知ってました? わたしゃ知らんかった…
意外にも栄養豊富で、鉄分はほうれん草のおよそ5倍なんだとか

若杉山20221009No94_R
クルリンパが可愛らしい花、栄養満点な山菜とは知らなんだ…
花言葉「罪と罰」「幸福な日々」

若杉山20221009No91_R
タカクマヒキオコシかな?

若杉山20221009No14_R
マツカゼソウ そよそよと揺れて涼やか… 今日は、ちょっと寒そう…

若杉山20221009No89_R
ノコンギク 花言葉「守護」「忘れられない想い」「長寿と幸福」

若杉山20221009No11_R
チップが敷かれ、気持ちの良い散策路

アケボノソウ(若杉山20221009)No1_R
アケボノソウ 復活(途上…)!
昨年は、きれいに刈り取られて、林道沿いのアケボノソウはほとんど姿を消していたのですが、今年に入ってから、徐々に回復してきたみたいです。

アケボノソウ(若杉山20221009)No5_R
裂片に斑点が多数ついており、「夜明けの空」に見立てたことが「曙草」という名前の付いた所以だそうで、この斑点は星、ちょっと大きめの緑色の斑点、蜜腺はさしずめ明けの明星「金星」と「月」なのかな?

アケボノソウ(若杉山20221009)No2_R
斑点が薄い 夜明けが近づき、星が徐々に消えつつある状態?
花言葉「前向き」「今日も元気で」

フナシアケボノソウ(若杉山20221009)No3_R
花冠に斑点がない「フナシアケボノソウ」発見!
昨年は完全に姿を消していたので心配していたのですが、復活おめでとう!

フナシアケボノソウ(若杉山20221009)No1_R
夜明け直前、明けの明星「金星」と「月」のみが輝き、空からは星が消え去り、真に日の出の瞬間、フナシアケボノソウの復活は何よりも嬉しかった。

若杉山20221009No47_R
太祖宮(上宮) 主祭神 伊弉諾尊

若杉山20221009No61_R
御神木の洞に、観音様

若杉山20221009No62_R
木彫りの観音様 本当に美しい御姿 御顔、見とれちゃう

タカネハンショウヅル(若杉山20221009)No8_R
タカネハンショウヅル

タカネハンショウヅル(若杉山20221009)No7_R
林道沿いのタカネハンショウヅルは激減していたんですが、奥之院付近では、花盛り、満開状態でした

タカネハンショウヅル(若杉山20221009)No4_R
クルンと跳ねあがった花弁が、何とも言えず可愛らしい
ハンショウヅルの花言葉「心の美しさ」「感謝」

タカネハンショウヅル(若杉山20221009)No2_R
白花も目っけちゃった 今年初見かな? 嬉しい

若杉山20221009No70_R
杉の根かな? 凄い纏わり方 真に修行の場の雰囲気

若杉山20221009No68_R
デブ殺し、はさみ岩 何故にデブのみに試練を与えるのか?
デブに対するこの手の嫌がらせのような隙間や穴は、全国各地に存在する

若杉山20221009No71_R
天竺の高僧、善無畏三蔵法師が法力を用い、錫杖で裂け目を造って通り道を作ったと伝えられ、最狭部は30〜40cm、古来より、善人は通れるが悪人は通れないとのこと
結構厳しい幅だよね 振り返ってホッとする

若杉山20221009No73_R
若杉奥之院 久しぶりにお線香をあげました

若杉奥の院御朱印20221009R
若杉奥之院 御朱印

若杉山20221009No93_R
シュウブンソウ

若杉山20221009No92_R
人知れず咲いている小花の集合体 好きだなぁ…

若杉山20221009No90_R
若杉山(681m)
天気は下り坂、本格的に降り出す前に下山しました。
フナシアケボノソウの復活は嬉しかった。 神様に感謝!

ハナカズラ(城山20221010)No1
城山では、ハナカズラが咲き出しました。(おまけ)

シロツチグリ(城山20221010)No1
シロツチガキ? こんな変わったキノコも見っけちゃった(おまけ)


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2021年10月04日

失意の若杉山

失意の若杉山 2021-10-03

若杉山20211003No22_R
今年は林道や公園の手入れが行き届いているようです。コロナと関連があるのかな?
若杉山登山道沿いのアケボノソウがほぼ刈り取られていて、楽しみにしていたフナシ…見つけることができませんでした。
昨日の天山に続き、失意の中、若杉山を散策しましたが、何とか残っていたアケボノソウを見つけることができ、新たにタカネハンショウヅルの群落を見つけたりして、それなりに楽しいものとなりました。

若杉山20211003No1_R
奥の院 遥拝所 スタート
緊急事態宣言解除の影響か、楽園は満車で密状態だった。

若杉山20211003No2_R
落陽コースの林道を進みます。ウッドチップの散策路は、ふんわかとして気持ち良い。

若杉山20211003No4_R
若杉山のタカクマヒキオコシは、他山に比べて紫色が薄く上品な感じ

若杉山20211003No9_R
ミズタビラコ まだ咲いていたのか? 年中見かけるような感じがする

若杉山20211003No10_R
ミズヒキ 綺麗に整備された道路脇に残された花は少なかった

若杉山20211003No13_R
イナカギク

若杉山20211003No16_R
レモンエゴマ まだ花開いたものは少なかった

若杉山20211003No18_R
アカネ

若杉山20211003No19_R
ツリフネソウ 終盤の感あり、結構刈り取られている感じでしたが、生き残りも沢山ありました。

若杉山20211003No20_R
アケボノソウ

若杉山20211003No21_R
例年であれば、登山道脇に点々と咲いていて、探すのに苦労しなかったのですが、見事に刈り取られていて、やっと見つけることができました。

若杉山20211003No23_R
見つけたものは、すべて普通のアケボノソウで、フナシ…を見つけることはできなかった。

若杉山20211003No22_R
蕾もまだ多くあったので、暫くは楽しめそう…
フナシ…は来年のお楽しみとしましょう

若杉山20211003No25_R
太祖宮 来年は、うまいこと刈り取っていただけますように…と祈念

若杉山20211003No29_R
ママコノシリヌグイ? ちょっとトゲトゲ

若杉山20211003No30_R
大好きな可愛らしい花です
花言葉「変わらぬ愛情」名前とのギャップ、意外過ぎる…

若杉山20211003No8_R
タカネハンショウヅル

若杉山20211003No33_R
いつもの場所は、今一つ綺麗なのが無かったのだけど…

若杉山20211003No37_R
新たな群落を見つけて、気分最高!
花言葉「心の美しさ」「感謝」(ハンショウヅルの花言葉)

若杉山20211003No39_R
奥の院本堂に続く、窟、弘法大師もここで修業したかな?

若杉山20211003No43_R
はさみ岩 今日は引っ掛かることなくスルー

若杉山20211003No46_R
ツクシミカエリソウ

若杉山20211003No47_R
終盤で、ちょっと元気無さそうでしたが、今季初見

若杉山20211003No48_R
若杉山頂 新しい山標工事中

若杉山20211003No49_R
ノコンギク

若杉山20211003No50_R
モミジガサ クルクルは可愛いけれど、ほとんど終了していました

若杉山20211003No52_R
若杉 三寶大荒神

若杉山20211003No54_R
三寶大荒神の神玉 奈良県立里から勧請してきたとのこと

若杉山20211003No55_R
米ノ山展望台

若杉山20211003No56_R
最高の天気、最高の展望
フナシ…に関してはちょっと残念でしたが、面白い山行でした。
次回はどこに行こうか? 平尾台にも秋の花々が咲き出しているんだろうなぁ…



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2021年09月20日

Autumn Preparation 平尾台

Autumn Preparation 平尾台 2021-09-19

平尾台20210919No106_R
いつもは車で向かう茶ヶ床園地、久しぶりに林道を歩いて平尾台を散策しました。
平尾台は、本格的秋に向けて準備中、ヒメヒゴタイは始動開始、タカネハンショウヅルも咲き出して楽しい散策となりました。

平尾台20210919No5_R
ここからの平尾台風景は久しぶり

平尾台20210919No2_R
いつもの林道を彩る賑やか師たち、ノササゲ

平尾台20210919No4_R
ミシマサイコもまだ現役

平尾台20210919No9_R
アキカラマツも元気

平尾台20210919No23_R
綺麗なマツヨイグサ、久々に見た感じ

平尾台20210919No7_R
ノダケ

平尾台20210919No8_R
本日もノダケの成長過程、開花過程を見ることができて面白かった

平尾台20210919No24_R
ノダケにはいつも蜂がまとわりついて、おいしそうに蜜を吸っていました。
ノダケの蜜はおいしいのかな?

平尾台20210919No15_R
ツユクサ

平尾台20210919No32_R
ヤクシソウ

平尾台20210919No11_R
ヒキオコシ 風にゆらゆら、やっとピントが合った

平尾台20210919No13_R
ノギク 菊の種類はようと分かりまっしぇーん

平尾台20210919No16_R
ヤブツルアズキ アズキの原種なんだって

平尾台20210919No25_R
ススキがすごい勢いで、平尾台を席巻しています

平尾台20210919No26_R
ヒメヒゴタイは、確実に本格的秋に向けて、始動開始!

平尾台20210919No34_R
この状態でも十分に可愛らしい

平尾台20210919No38_R
オミナエシ

平尾台20210919No35_R
秋の定番的な花

平尾台20210919No41_R
今日のオトコエシは、最高に美しかった。

平尾台20210919No42_R
なかなかの男前、オトコエシ

平尾台20210919No43_R
サイヨウシャジンは終盤、息絶え絶えかな?

平尾台20210919No45
オトギリソウ なぜか今日の平尾台で目立っていた

平尾台20210919No46_R
ハバヤマボクチも、もうすぐ噴火かな?

平尾台20210919No48_R
ヤマハッカ 紫色の狐軍団、平尾台にも出没開始

平尾台20210919No50_R
ヒヨドリバナ

平尾台20210919No47_R
サワヒヨドリ

平尾台20210919No60_R
ナンバンギセルも目立っていたねぇ

平尾台20210919No61_R
のどチンコ丸出し状態… それにしてもデカすぎ…

平尾台20210919No54_R
この角度からの岩山も久しぶりだなぁ

平尾台20210919No70_R
ヒナノキンチャク

平尾台20210919No71_R
大好きな愛しのジェリービーンズ 結構花期が長いんだな

平尾台20210919No76_R
沢山の巾着を抱えて、金持ち状態

平尾台20210919No56_R
平尾台のススキは半端ない秋の風物詩

平尾台20210919No94_R
メハジキ

平尾台20210919No95_R
草刈りされていたけれど、まだ咲いていてくれてありがとう

平尾台20210919No101_R
ナンバンハコベ

平尾台20210919No99_R
半分ぐらいは実になってしまった

平尾台20210919No106_R
今日一番うれしかったのは、タカネハンショウヅル

平尾台20210919No110_R
咲いたばかりで、綺麗な紫色のスカート、たまりまっしぇーん!!
いつもとは違うコースでの平尾台散策、楽しかった。
次に訪れる時には、ブリブリウメちゃん三昧といきたいところですね!



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