タカネハンショウヅル
2023年10月02日
斑無しを求めて 若杉山
斑無しを求めて 若杉山 2023-10-01
あちらこちらの山々で、アケボノソウ花盛り状態
今年も「斑無し曙草」(フナシアケボノソウ)が咲いているのだろうか? 近年少なくなってきているのだけど、きっと咲いているに違いない… ということで若杉山へと向かいました。
今年も「斑無し曙草」(フナシアケボノソウ)が咲いているのだろうか? 近年少なくなってきているのだけど、きっと咲いているに違いない… ということで若杉山へと向かいました。
若杉山遥拝堂 楽園で駐車料を払わなければならなくなったので、最近はここスタートが多い。歳とともにケチになってきたかな? 自覚あり…
イヌホオズキ 花言葉は「嘘」「嘘つき」「真実」
有毒だけど、乾燥させたものは竜葵といい、解熱や利尿の民間薬
有毒だけど、乾燥させたものは竜葵といい、解熱や利尿の民間薬
イヌトウバナ 終盤かな? 周りに花が散っていた
シュウブンソウ ピークは過ぎた? 傷みが目立ってきた
ヤブレガサ ハート形のクルリンパが可愛らしい
ノコンギク 伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の野菊がこれではないかとの説があるそうで、花言葉は「忘れられない想い」「長寿と幸福」
若杉山(681m) 久しぶりに山頂を踏んだ。今日は体調も気分もいいのでもう少し先までいくことにしよう。
ヤブマメも終盤で、ちょっと傷んでいるかな?
花言葉は「生命力の強さ」「二股」
花言葉は「生命力の強さ」「二股」
タカネハンショウヅル 今季初見
花弁の反り方が、可愛らしい少女の様で、たまらんねぇ…
花言葉は「心の美しさ」「感謝」
白花もあって、紅白揃い踏み
白色の品種をシロバナタカネハンショウヅルともいうそうです。
白色の品種をシロバナタカネハンショウヅルともいうそうです。
ススキの向こうに宝満山 久しく宝満山も登っていないけれど、股関節にガタがきているので仕方ないかな… 情けないねぇ…
マツカゼソウ そよそよと風に吹かれて気持ちよさそうに揺れていましたが、カメラで撮るには一苦労しました。
赤い蕊がいいねぇ… 花言葉 は「ゆらめく恋心」「倦怠期」
タカクマヒキオコシ 綺麗な薄青紫色だった
若杉ヶ鼻まで来たのは、何年ぶりだろうか? 三郡、宝満方面を見ると、篠栗駅から二日市まで縦走した時のことが思い出される。あの頃は元気だったなぁ…さあここから頑張ろう…だったもんね。今じゃ、さあ帰ろうだもんなぁ…
アケボノソウ リンドウ科センブリ属の二年草
1年目に茎や葉、根などの栄養器官を形成し、休眠して越冬し、2年目に開花し、種子を生産して枯れ、生活環を終えるそうです。花弁は5弁のように見えますが、実際は花冠は深く5裂していて、基部で合着しているのだそうで… 面白い花ですね
1年目に茎や葉、根などの栄養器官を形成し、休眠して越冬し、2年目に開花し、種子を生産して枯れ、生活環を終えるそうです。花弁は5弁のように見えますが、実際は花冠は深く5裂していて、基部で合着しているのだそうで… 面白い花ですね
「曙草」名前の所以は、花弁のように見える裂片に多数の斑点がついており、この斑点を「夜明けの空」に見立てたことからだそうです。さしずめ大きな緑の斑点は、月と金星(明けの明星)かな?
幸福を呼ぶ四つ花弁(裂片)
ノミバエかな? 小さな小さな蠅で、便所、ごみ、腐植物、死体などから多数発生し、人家内にも侵入する厄介者 必死に蜜を舐めていた。
花弁のように見える裂片に付いている2つの緑色斑点は「蜜腺」で、ここから蜜を分泌し、虫を集めるのだそうで、面白い独特の構造ですよね。
ノミバエかな? 小さな小さな蠅で、便所、ごみ、腐植物、死体などから多数発生し、人家内にも侵入する厄介者 必死に蜜を舐めていた。
何やら趣の違うアケボノソウ フナシアケボノソウ発見!
花冠に斑点がないので、フナシアケボノソウ(別名 ホシナシアケボノソウ)とも呼ばれているそうで、曙の星々(斑点)が無いので、より夜明けに近いアケボノソウということも出来るかな?
kattenihanakotoba at 16:47|Permalink│Comments(0)
2022年10月10日
夜明け前 若杉山
夜明け前 若杉山 2022-10-09
昨年は、きれいに刈り取られて、林道沿いのアケボノソウはほとんど姿を消していたのですが、今年に入ってから、徐々に回復してきたみたいです。
夜明け前、明けの明星「金星」と「月」のみが輝き、空からは星が消え去り、真に日の出の瞬間、フナシアケボノソウも復活していました。
夜明け前、明けの明星「金星」と「月」のみが輝き、空からは星が消え去り、真に日の出の瞬間、フナシアケボノソウも復活していました。
久しぶり、今日の無事を祈念して、弘法大師に一礼、合掌
モミジガサ 食べられるって知ってました? わたしゃ知らんかった…
意外にも栄養豊富で、鉄分はほうれん草のおよそ5倍なんだとか
意外にも栄養豊富で、鉄分はほうれん草のおよそ5倍なんだとか
クルリンパが可愛らしい花、栄養満点な山菜とは知らなんだ…
花言葉「罪と罰」「幸福な日々」
花言葉「罪と罰」「幸福な日々」
タカクマヒキオコシかな?
マツカゼソウ そよそよと揺れて涼やか… 今日は、ちょっと寒そう…
ノコンギク 花言葉「守護」「忘れられない想い」「長寿と幸福」
チップが敷かれ、気持ちの良い散策路
アケボノソウ 復活(途上…)!
昨年は、きれいに刈り取られて、林道沿いのアケボノソウはほとんど姿を消していたのですが、今年に入ってから、徐々に回復してきたみたいです。
昨年は、きれいに刈り取られて、林道沿いのアケボノソウはほとんど姿を消していたのですが、今年に入ってから、徐々に回復してきたみたいです。
裂片に斑点が多数ついており、「夜明けの空」に見立てたことが「曙草」という名前の付いた所以だそうで、この斑点は星、ちょっと大きめの緑色の斑点、蜜腺はさしずめ明けの明星「金星」と「月」なのかな?
斑点が薄い 夜明けが近づき、星が徐々に消えつつある状態?
花言葉「前向き」「今日も元気で」
花言葉「前向き」「今日も元気で」
花冠に斑点がない「フナシアケボノソウ」発見!
昨年は完全に姿を消していたので心配していたのですが、復活おめでとう!
昨年は完全に姿を消していたので心配していたのですが、復活おめでとう!
夜明け直前、明けの明星「金星」と「月」のみが輝き、空からは星が消え去り、真に日の出の瞬間、フナシアケボノソウの復活は何よりも嬉しかった。
太祖宮(上宮) 主祭神 伊弉諾尊
御神木の洞に、観音様
木彫りの観音様 本当に美しい御姿 御顔、見とれちゃう
タカネハンショウヅル
林道沿いのタカネハンショウヅルは激減していたんですが、奥之院付近では、花盛り、満開状態でした
白花も目っけちゃった 今年初見かな? 嬉しい
杉の根かな? 凄い纏わり方 真に修行の場の雰囲気
デブ殺し、はさみ岩 何故にデブのみに試練を与えるのか?
デブに対するこの手の嫌がらせのような隙間や穴は、全国各地に存在する
デブに対するこの手の嫌がらせのような隙間や穴は、全国各地に存在する
天竺の高僧、善無畏三蔵法師が法力を用い、錫杖で裂け目を造って通り道を作ったと伝えられ、最狭部は30〜40cm、古来より、善人は通れるが悪人は通れないとのこと
結構厳しい幅だよね 振り返ってホッとする
結構厳しい幅だよね 振り返ってホッとする
若杉奥之院 久しぶりにお線香をあげました
若杉奥之院 御朱印
シュウブンソウ
人知れず咲いている小花の集合体 好きだなぁ…
若杉山(681m)
天気は下り坂、本格的に降り出す前に下山しました。
フナシアケボノソウの復活は嬉しかった。 神様に感謝!
城山では、ハナカズラが咲き出しました。(おまけ)
シロツチガキ? こんな変わったキノコも見っけちゃった(おまけ)
天気は下り坂、本格的に降り出す前に下山しました。
フナシアケボノソウの復活は嬉しかった。 神様に感謝!
城山では、ハナカズラが咲き出しました。(おまけ)
シロツチガキ? こんな変わったキノコも見っけちゃった(おまけ)
kattenihanakotoba at 16:50|Permalink│Comments(2)
2021年10月04日
失意の若杉山
失意の若杉山 2021-10-03
今年は林道や公園の手入れが行き届いているようです。コロナと関連があるのかな?
若杉山登山道沿いのアケボノソウがほぼ刈り取られていて、楽しみにしていたフナシ…見つけることができませんでした。
昨日の天山に続き、失意の中、若杉山を散策しましたが、何とか残っていたアケボノソウを見つけることができ、新たにタカネハンショウヅルの群落を見つけたりして、それなりに楽しいものとなりました。
若杉山登山道沿いのアケボノソウがほぼ刈り取られていて、楽しみにしていたフナシ…見つけることができませんでした。
昨日の天山に続き、失意の中、若杉山を散策しましたが、何とか残っていたアケボノソウを見つけることができ、新たにタカネハンショウヅルの群落を見つけたりして、それなりに楽しいものとなりました。
奥の院 遥拝所 スタート
緊急事態宣言解除の影響か、楽園は満車で密状態だった。
緊急事態宣言解除の影響か、楽園は満車で密状態だった。
落陽コースの林道を進みます。ウッドチップの散策路は、ふんわかとして気持ち良い。
若杉山のタカクマヒキオコシは、他山に比べて紫色が薄く上品な感じ
ミズタビラコ まだ咲いていたのか? 年中見かけるような感じがする
ミズヒキ 綺麗に整備された道路脇に残された花は少なかった
イナカギク
レモンエゴマ まだ花開いたものは少なかった
アカネ
ツリフネソウ 終盤の感あり、結構刈り取られている感じでしたが、生き残りも沢山ありました。
アケボノソウ
例年であれば、登山道脇に点々と咲いていて、探すのに苦労しなかったのですが、見事に刈り取られていて、やっと見つけることができました。
見つけたものは、すべて普通のアケボノソウで、フナシ…を見つけることはできなかった。
蕾もまだ多くあったので、暫くは楽しめそう…
フナシ…は来年のお楽しみとしましょう
フナシ…は来年のお楽しみとしましょう
太祖宮 来年は、うまいこと刈り取っていただけますように…と祈念
ママコノシリヌグイ? ちょっとトゲトゲ
大好きな可愛らしい花です
花言葉「変わらぬ愛情」名前とのギャップ、意外過ぎる…
花言葉「変わらぬ愛情」名前とのギャップ、意外過ぎる…
タカネハンショウヅル
いつもの場所は、今一つ綺麗なのが無かったのだけど…
新たな群落を見つけて、気分最高!
花言葉「心の美しさ」「感謝」(ハンショウヅルの花言葉)
花言葉「心の美しさ」「感謝」(ハンショウヅルの花言葉)
奥の院本堂に続く、窟、弘法大師もここで修業したかな?
はさみ岩 今日は引っ掛かることなくスルー
ツクシミカエリソウ
終盤で、ちょっと元気無さそうでしたが、今季初見
若杉山頂 新しい山標工事中
ノコンギク
モミジガサ クルクルは可愛いけれど、ほとんど終了していました
若杉 三寶大荒神
三寶大荒神の神玉 奈良県立里から勧請してきたとのこと
米ノ山展望台
最高の天気、最高の展望
フナシ…に関してはちょっと残念でしたが、面白い山行でした。
次回はどこに行こうか? 平尾台にも秋の花々が咲き出しているんだろうなぁ…
フナシ…に関してはちょっと残念でしたが、面白い山行でした。
次回はどこに行こうか? 平尾台にも秋の花々が咲き出しているんだろうなぁ…
kattenihanakotoba at 22:43|Permalink│Comments(0)
2021年09月20日
Autumn Preparation 平尾台
Autumn Preparation 平尾台 2021-09-19
いつもは車で向かう茶ヶ床園地、久しぶりに林道を歩いて平尾台を散策しました。
平尾台は、本格的秋に向けて準備中、ヒメヒゴタイは始動開始、タカネハンショウヅルも咲き出して楽しい散策となりました。
平尾台は、本格的秋に向けて準備中、ヒメヒゴタイは始動開始、タカネハンショウヅルも咲き出して楽しい散策となりました。
ここからの平尾台風景は久しぶり
いつもの林道を彩る賑やか師たち、ノササゲ
ミシマサイコもまだ現役
アキカラマツも元気
綺麗なマツヨイグサ、久々に見た感じ
ノダケ
本日もノダケの成長過程、開花過程を見ることができて面白かった
ノダケにはいつも蜂がまとわりついて、おいしそうに蜜を吸っていました。
ノダケの蜜はおいしいのかな?
ノダケの蜜はおいしいのかな?
ツユクサ
ヤクシソウ
ヒキオコシ 風にゆらゆら、やっとピントが合った
ノギク 菊の種類はようと分かりまっしぇーん
ヤブツルアズキ アズキの原種なんだって
ススキがすごい勢いで、平尾台を席巻しています
ヒメヒゴタイは、確実に本格的秋に向けて、始動開始!
この状態でも十分に可愛らしい
オミナエシ
秋の定番的な花
今日のオトコエシは、最高に美しかった。
なかなかの男前、オトコエシ
サイヨウシャジンは終盤、息絶え絶えかな?
オトギリソウ なぜか今日の平尾台で目立っていた
ハバヤマボクチも、もうすぐ噴火かな?
ヤマハッカ 紫色の狐軍団、平尾台にも出没開始
ヒヨドリバナ
サワヒヨドリ
ナンバンギセルも目立っていたねぇ
のどチンコ丸出し状態… それにしてもデカすぎ…
この角度からの岩山も久しぶりだなぁ
ヒナノキンチャク
大好きな愛しのジェリービーンズ 結構花期が長いんだな
沢山の巾着を抱えて、金持ち状態
平尾台のススキは半端ない秋の風物詩
メハジキ
草刈りされていたけれど、まだ咲いていてくれてありがとう
ナンバンハコベ
半分ぐらいは実になってしまった
今日一番うれしかったのは、タカネハンショウヅル
咲いたばかりで、綺麗な紫色のスカート、たまりまっしぇーん!!
いつもとは違うコースでの平尾台散策、楽しかった。
次に訪れる時には、ブリブリウメちゃん三昧といきたいところですね!
いつもとは違うコースでの平尾台散策、楽しかった。
次に訪れる時には、ブリブリウメちゃん三昧といきたいところですね!
kattenihanakotoba at 16:34|Permalink│Comments(0)