明星山

2023年05月20日

明星山の美魔女 ウスキムヨウラン

明星山の美魔女 ウスキムヨウラン 2023-05-20

ウスキムヨウラン(明星山20230520)No10_R
ウスキムヨウランが咲き出したみたいなので、様子見に伺いました。
キンランやギンランのような華やかさは無く地味だけど、親しみやすさを持ち合わせ、とにかくホッとする… 居心地の良い場末の居酒屋のママさんを思わせるような花には最高に癒される。

明星山20230520No1_R
いつものように道端の賑やか師たちを愛でながら… スイカズラ

明星山20230520No2_R
ムラサキカタバミ 何だか目立っていた

明星山20230520No3_R
久しぶりに、本家カタバミもカメラに収める

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シロツメグサ 残念ながら、四つ葉のクローバーは無かった

明星山20230520No5_R
オオイヌノフグリ まだ健在だった

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トウバナ 花言葉「人間味のある」何故に?

明星山20230520No7_R
レッドキャンピオン 花言葉「恋の落とし穴にご注意」何故に??

明星山20230520No10_R
ウツギ 花言葉「古風」「風情」「秘密」

明星山20230520No13_R
葉っぱの形が、コモチマンネングサかな?

明星山20230520No11_R
テイカカズラ 甘い香り
花言葉「優雅」「優美な美人」「栄誉」「爽やかな笑顔」「依存」

明星山20230520No73_R
ヒナギキョウ 青紫色の花は私のツボ
花言葉は「少女の媚び」「少女の優しさ」「少女の恋」

明星山20230520No20_R
手入れの良い竹林を進む… 咲いているかな?

明星山20230520No14_R
トゲミノキツネノボタン かな?

明星山20230520No15_R
ニワゼキショウ 花言葉「繁栄」「豊かな感情」

明星山20230520No16_R
紅白揃い踏み

明星山20230520No18_R
オドリコソウ 林床に密かに咲いていた
色が薄くて、清楚な感じがなかなか良い

明星山20230520No22_R
陽も射してきて、心地よい木漏れ陽の中なのですが、虫が多い

明星山20230520No21_R
ガクウツギ 花言葉「古風」「秘密」

明星山20230520No25_R
ツクシタニギキョウ 花言葉「気品」「変わらぬ愛」

明星山20230520No23_R
ハナミョウガ ランの花みたいだけど、ショウガ科 咲き出したね

明星山20230520No24_R
マントヒヒみたいな形相 面白い

明星山20230520No71_R
意外に明るい林床、期待に胸膨らませて…

ウスキムヨウラン(明星山20230520)No2_R
ウスキムヨウラン 満開状態 蕾も沢山あり、暫くは楽しめそうです。

ウスキムヨウラン(明星山20230520)No4_R
足の踏み場も無いぐらいに咲きまくっていました
葉緑素を持たないので、光合成の能力も無く、他力本願の菌寄生植物

ウスキムヨウラン(明星山20230520)No3_R
キンランのように華やかな花も良いけれど、地味で訳ありのようなウスキムヨウランには、何だか魅かれてしまう。

ウスキムヨウラン(明星山20230520)No8_R
ちょっと緑っぽいのもあって、面白い、美しい

ウスキムヨウラン(明星山20230520)No10_R
美しい たまりまっしぇーん!!
キンランやギンランのような華やかさはないけれど、林床で静かにひっそりと咲いていて、訳ありの美しい熟女、場末の酒場のママさん的な感じがする。
勝手に花言葉は、「薄幸の美魔女」なんてどうだろうか?


kattenihanakotoba at 22:53|PermalinkComments(0)

2022年11月21日

東福寺から極楽浄土へ

東福寺から極楽浄土へ 2022-11-20

紅葉(明星山20221120)No9_R
コロナ禍の行動制限が緩和され、中止や延期となっていた諸々が一気に再開し、本日も二日酔い状態…とはいえ、見たいものは見たいという事で、酔いを醒ました後、遅くはなりましたが、東福寺から取りつき、明星山の銀杏畑へと向かいました。

東福寺20221120No1
東福寺・明星散策マップ
まだ新しそうな案内板、最近建てられたのかな?

東福寺20221120No77_R
駐車地近くもそれなりに紅葉していて Good!
東福寺に来るのは今回初めてだったのですが、離合するのにも苦労するような狭い道、幸い対向車もなくラッキーでした。

東福寺20221120No4_R
東福寺への石段(社の裏へと続く)

東福寺20221120No5_R
綺麗に咲いていた、シマカンギク、花が少なくなるこの時期、温かみのある黄色のありがたい花です。
花言葉「あなたを信じます」

東福寺20221120No7_R
参道横にも銀杏、明星山は銀杏だらけの山みたい、期待度マックス!

東福寺20221120No24_R
東福寺
南北朝時代の貞和三年(1347年)大虚良乗和尚によって開かれたとのこと

東福寺20221120No16_R
境内には沢山の石仏等が祀られていました。境内は綺麗に清掃され、地元の人々に愛されているのだろうなと実感しました。

東福寺20221120No13_R
堂宇は文化六年(西暦1809年)長延村の村長であった萩尾勝平基壽が天下泰平、国家安全、五穀成就、村里栄久を祈願して再建したものだそうです。

東福寺20221120No21_R
十三仏 亡くなった人を浄土に導く13人の仏様

東福寺20221120No10_R
弘法大師 かな? 優しい顔立ちです。

東福寺20221120No12_R
ここまで満面の笑顔を浮かべた 弘法大師? お地蔵さん? はなかなかいない。本当に心が和みます。
よく見ると、松坂大輔 に似ているような気がする。

東福寺20221120No15_R
小さな格子の隙間から拝ませていただいた、御本尊の十一面観世音菩薩像
美しい御姿でした。「子育ての守り観音として霊験あらたかの由云々」といわれ、安産の仏様として功徳霊験が語り継がれているそうです。

東福寺20221120No23_R
境内は銀杏ではなく、もみじの紅葉

紅葉(明星山20221120)No1_R
東福寺から林道をくねくねと15分ほど登っていくと、銀杏畑に到着

紅葉(明星山20221120)No2_R
いつ来ても美しい、素晴らしい黄葉、極楽浄土の世界
ただ匂いが…たまらん状態…

紅葉(明星山20221120)No3_R
樹々の黄葉のみでなく、敷き黄葉も観ることが出来て最高の気分
銀杏のニオイ成分は、おもに「酪酸」と「エナント酸」の2つで、酪酸は蒸れた足の臭いのような、人間から出る排泄物系の臭い、そしてエナント酸は腐った油の臭いのような、腐敗臭を発するとのこと。
排泄物に腐敗物がブレンドされた悪臭なんだよなぁ…

紅葉(明星山20221120)No5_R
銀杏は、世界で最古の現生樹種の一つなんだよね。
銀杏が悪臭を発するのは、根こそぎ食べ尽くされないようにするためともいわれており、自己防衛手段の一つでもあるみたいです。

紅葉(明星山20221120)No6_R
青葉も残っていて、黄色と緑の銀杏畑も一興
花言葉は「荘厳」「長寿」「鎮魂」

紅葉(明星山20221120)No9_R
ちょっと匂うけれど、たまりまっしぇーん!

東福寺20221120No67_R
足元には、銀杏の陰に隠れて、ホトケノザ
ホトケノザの花言葉「調和」「輝く心」「小さな幸せ」

東福寺20221120No69_R
スミレ 冬を通り越して、春の気配? なんだか嬉しい
スミレの花言葉「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」

東福寺20221120No70_R
秋に咲いているので、アキノタネツケバナ?
タネツケバナの花言葉は、すべて、旺盛な繁殖力に由来するらしい、歳を重ねるにつれ、悲しいけれど、体力減退… あやかりたい
「勝利」「不屈の心」「情熱」「熱意」「燃える思い」

東福寺20221120No72_R
ノボロギク
ノボロギクの花言葉「相談」「一致」「合流」「遭遇」

東福寺20221120No79_R
東福寺湧水 
冷たくて美味しい湧水、口に含むと甘い感じがしたので、軟水かな?
ひと汗かくと、頭もすっきり、最後に美味しい湧水も飲むことが出来て楽しい極楽浄土への散策となりました。
合掌 礼拝


kattenihanakotoba at 11:44|PermalinkComments(0)

2022年05月21日

スナック「明星」

スナック「明星」 2022-05-21

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No10_R
大好きな山野草は、素朴で控え目、田舎娘のような無垢で純真な可愛さがあります。
そんな中でも、キンラン、ギンラン、エビネ…etc. は、煌びやかで都会のクラブのママさんやホステスのお姉さん的な雰囲気で美しい。
昔、都会のクラブで名を馳せたのですが、いろいろと訳ありで、今では片田舎でスナックのママをしている…そんな感じの野生の蘭を求めて、スナック「明星」を訪ねました。

明星山20220521No3_R
ノイバラも終盤ですが、スナック「明星」への道沿いに咲いていました。

明星山20220521No4_R
何やら甘い香りがしたので、見上げるとスイカズラ、変わった形の花、解毒,止痛作用などの薬効もあるんだよね
花言葉「愛の絆」「献身的な愛」「友愛」

明星山20220521No8_R
ムラサキカタバミ どこでも見かけるのだけど、なんだか気になる花の一つ

明星山20220521No5_R
ヒメウツギ 今が真っ盛り、咲きまくり、夏近し

明星山20220521No7_R
ヒメウツギの花言葉は「秘密」「秘密の恋」「夏の訪れ」

明星山20220521No88_R
ムシトリナデシコ
茎の粘液でアブラムシやアリなどの小さな虫を捕えるのだそうですが、虫を捕獲するだけで虫を消化吸収して栄養を摂取することはしないとのこと、食虫植物ではないんだって面白い花だねぇ…

明星山20220521No9_R
またもや甘い香り、テイカカズラ、ジャスミンに似た匂いなんだって

明星山20220521No10_R
テイカカズラの花言葉「優雅」「優美な美人」「栄誉」「爽やかな笑顔」「依存」

明星山20220521No11_R
涼しげにそよそよと揺れて気持ち良さそうな、マツバウンラン
花言葉「輝き」「喜び」

明星山20220521No12_R
ヒナキキョウソウ? キキョウソウ? どっちだろうか??

明星山20220521No14_R
ヒメレンゲ? ツルマンネングサ? 似たような花が沢山あってようと分からん??

明星山20220521No15_R
肉球的な感じは、ヒメレンゲのような気がするのだけどね

明星山20220521No16_R
ニワゼキショウ

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咲き残ったツツジに見送られ、いよいよスナック「明星」へ突入

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No17_R
明星山の林床に、スポットライトを浴びて輝かく・・・

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No15_R
スナック「明星」のママさんに会えた

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No9_R
ウスキムヨウラン 
とても絶滅危惧種とは思えないぐらいに、今年も沢山咲きまくっています。

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No4_R
新ウルトラマン?? シュワッチ!!

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No1_R
正面から見るとモサモサの毛がすごい

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No12_R
ヒメハギのモジャモジャにも似ている

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No11_R
個人的な感想ですが、ちょっと訳ありスナックのママさん的な感じがしませんか?

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No16_R
キンラン…etc. のような煌びやかさや艶やかさは無いけれど、控えめで清楚な美しさ

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No3_R
ちょっとうつむき加減で、物憂げな感じ…

ウスギムヨウラン(明星山20220521)No10_R
どこか影があるような… 美しい… たまりまっしぇーん!!
改めて、明星山の素晴らしい植生に感謝!
恐るべし、明星山!!
楽しい明星山、花散策でした。


kattenihanakotoba at 19:31|PermalinkComments(0)

2021年11月21日

極楽浄土 明星山

極楽浄土 明星山 2021-11-20

紅葉(明星山20211120)No13_R
明星山が黄金色に輝き出した
黄金色の絨毯、黄金色に輝く樹々、真に極楽浄土を体現しているかのような光景
天気も良く、最高のタイミングで明星山を訪れることができ、神様に感謝!

明星山20211120No1_R
ホトケノザ 登山口付近は、春の様相、晩秋のはずなんだよねぇ…

明星山20211120No85_R
ナズナ 季節感が狂ってしまいそう

明星山20211120No2_R
ハコベも登山道脇に沢山咲いていて、とても晩秋とは思えないような賑やか師たち

明星山20211120No3_R
光輪に輝く竹林に突入、極楽浄土へのお導き?

明星山20211120No7_R
青峰コース、尾根に出ると久留米市内が一望、遠くには、救世慈母大観音

明星山20211120No9_R
高良山方面も色づいている

明星山20211120No8_R
明星山方面 ここから見ると「山」の形なんだね

明星山20211120No10_R
薄暗い山中も、所々赤く染まって美しい

明星山20211120No79_R
暗闇の中に光明を見つけた感じ、思いっきり輝きまくっている

紅葉(明星山20211120)No1_R
晴天をバックに、黄金色の嵐、真に黄金に輝く極楽浄土の様相

紅葉(明星山20211120)No7_R
独特な形のイチョウの葉… 何やら匂う…

紅葉(明星山20211120)No2_R
樹々には沢山の葉が輝き、足元には黄金の絨毯
視覚的には最高なのですが、嗅覚的にはちょっと残念

紅葉(明星山20211120)No13_R
タイミング的には最高のロケーション、神様に感謝!感謝!!

紅葉(明星山20211120)No3_R
イチョウは樹木としては長寿で、樹齢1000年以上のものもあるそうです
花言葉「荘厳」「長寿」「鎮魂」

明星山20211120No72_R
何やら匂う原因は、銀杏の種皮
銀杏の匂い成分は、「酪酸」と「エナント酸」だそうで、酪酸は蒸れた足の臭いのような、人間から出る排泄物系の臭い、エナント酸は腐った油の臭いのような腐敗臭なんだって…

紅葉(明星山20211120)No4_R
いろいろあるけれど、美しいイチョウの森、たまらんねぇ…

紅葉(明星山20211120)No17_R
まだ青い葉もあるので、暫く楽しめそう

紅葉(明星山20211120)No16_R
病害や虫害がほとんどなく、黄葉の美しさ、大気汚染や剪定、火災に強いということから、街路樹として利用され、日本では珍しくもない樹なんですが、世界で最古の現生樹種だそうです。

紅葉(明星山20211120)No12_R
イチョウは、「生きている化石」として国際自然保護連合 (IUCN)のレッドリストの絶滅危惧種 にも指定されているそうで、すごい樹なんだよね

明星山20211120No81_R
明星山 山頂

明星山20211120No83_R
イチョウだけではなく、綺麗な紅葉も楽しめる良い山

明星山20211120No84_R
下山すると足元には、シマカンギク… 晩秋の花だよね…
視覚的にも、嗅覚的にも、楽しい山行でした。


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2021年05月19日

ウスキがこんなに… 明星山

ウスキがこんなに… 明星山 2021-05-19

ウスギムヨウラン(明星山20210519)
今日は、抗がん剤治療最終8クール目となる予定だったのですが、白血球と血小板の値が低すぎて、延期となったのです。ガッカリでしたが、しょうがない…
梅雨の晴れ間という事もあり、近くの明星山へ向かいました。
ウスキムヨウラン目当てでもあったのですが、こんなに沢山咲いているとは思ってもみませんでした。
ウスキムヨウラン、お祭り状態!!

明星山20210519No2_R
久しぶりに、登りは、炭焼き小屋コース

明星山20210519No78_R
色艶の良い美味しそうなヘビイチゴ、食べられるのかな?

明星山20210519No3_R
炭焼き小屋コースは久しぶり、10数年ぶりかな?

明星山20210519No27_R
木漏れ日の中、気持ちの良い登山道

明星山20210519No15_R
ギンリョウソウ、ちょっと傷んでいたのですが、ウジャウジャと咲いていました。

明星山20210519No31_R
炭焼き小屋コースのコース名の起源、炭焼き小屋跡

明星山20210519No32_R
ハナミョウガ

明星山20210519No34_R
ショウガ科の花なのですが、ランの花のように見えますよね、美しい

明星山20210519No36_R
体調はそれなりだと思っていたのですが… 結構きつかった(血液検査は嘘をつかない)

明星山20210519No37_R
結構きつい登りでしたが、木漏れ日の路はとても気持ちがよく、風もそよそよと吹いていい感じでした。

明星山20210519No39_R
明星山 山頂

明星山20210519No38_R
話題の明星山山頂ブランコ

明星山20210519No41_R
いい言葉ですね

明星山20210519No42_R
コロナ退散を願って、大きく一突き、ゴーン!!

明星山20210519No43_R
明星山山標? 何故に… 鈴と壺??

明星山20210519No45_R
下りは、沢コース

明星山20210519No75_R
ヒメウツギ

明星山20210519No71_R
スイカズラ

明星山20210519No69_R
奇麗に手入れされた竹林、気持ちよい

明星山20210519No74_R
ヒメレンゲ

明星山20210519No72_R
ニワゼキショウ

ウスギムヨウラン(明星山20210519)No9_R
ウスキムヨウラン、お祭り状態!!

ウスギムヨウラン(明星山20210519)No4_R
菌従属栄養植物だそうで、葉緑素を持たず、光合成の能力はないとのこと

ウスギムヨウラン(明星山20210519)No3_R
この手のランは、周りの腐葉土と同化して分かりずらいので、見つけたらラッキーぐらいに思っていたのですが…

ウスギムヨウラン(明星山20210519)No7_R
探す手間もなく、次から次へと湧いてくるかのように咲いていました。

ウスギムヨウラン(明星山20210519)No1_R
トキソウを思わせるような風貌

ウスギムヨウラン(明星山20210519)No10_R
花開いていないのは、ヤマトキソウの様でもあり…

ウスギムヨウラン(明星山20210519)No8_R
不幸中の幸い、ウスキムヨウランに出会えて、神様に感謝!!
ウスキムヨウランは初見だったので、感激物でした。
このフォルムを見ると、トキソウが見たくなった…ね…



kattenihanakotoba at 20:23|PermalinkComments(0)