御朱印

2024年01月16日

長崎三社参り

長崎三社参り 2024-01-14

諏訪神社20240114No67_R
野母崎での水仙鑑賞後、時間があったので、「諏訪神社」「松森天満宮」「伊勢宮天満宮」長崎三社参りをすることとしました。
以前からちょっと気になっていた諏訪神社の狛犬も探訪しました。
なかなかユニークな狛犬たちで面白かった。

諏訪神社20240114No59_R
祓戸神社でお参りして、身も心も清浄にして御本殿にお参り
ここの狛犬はとても面白い格好をしています。

諏訪神社20240114No53_R
逆立ち狛犬 どこかで見たような…

諏訪神社20240114No54_R
ちんちんポーズの立ち狛犬 独特な格好だよね
太宰府天満宮入り口の狛犬に似ている 何か意味があるのかな?

諏訪神社20240114No72_R
諏訪神社参道脇は、水仙 満開状態

諏訪神社20240114No74_R
諏訪神社大門を潜って振り返って見ると、長崎市内が一望でき、素晴らしい光景が眼下に広がります。所狭しと山の斜面に立ち並ぶ家々…長崎ならではの光景ですよね

諏訪神社20240114No2_R
鎮西大社 諏訪神社
弘治年間より長崎に祀られていた諏訪神社・森崎神社・住吉神社の三社が起源で、 厄除け・縁結び・海上守護の神社

諏訪神社20240114No6_R
御祭神
諏訪神社  建御名方神  八坂刀売神
森崎神社  伊邪那岐神  伊邪那美神
住吉神社  住吉三神(表筒之男神、中筒之男神、底筒之男神)

諏訪神社20240114No3_R
さざれ石 国歌「君が代」に詠われている、細かい石が長い年月をかけて固結してできた霊石です。一人の力は微力であるが、国民が力を合わせることで、大きな力(大きな巌)となることを表しているそうです。

諏訪神社20240114No4_R
止め事成就の狛犬
足に白いものがグルグルと巻き付けられていて…怪我でもした?

諏訪神社20240114No5_R
備え付けの紙縒りを脚に結び、自分の止めたい事、禁酒・禁煙・受験のすべり止め等の祈願をすると叶うのだそうです。

諏訪神社20240114No8_R
高麗犬の井戸(銭洗い井戸)
口に竹筒を咥えた狛犬、なんとこの口から出る水で「お金を洗うと2倍に増える」と言われているそうで、札束を洗う人もいるとか…
更にこの水を飲むと安産に霊験ありと伝えられているそうです。

諏訪神社20240114No23_R
カッパ狛犬 頭に皿のある狛犬
「蛭子社」の池の前に鎮座していて、カッパは蛭子神の使いだそうです。

諏訪神社20240114No24_R
頭のお皿に水を掛けて祈願すると、水上安全等々、水に関するお願い事が叶うのだそうです。それにしても河童の狛犬は初めて見ました。
日本昔話のナレーションをしていた常田富士男に似ている?

諏訪神社20240114No26_R
願掛け狛犬
ちょっと強面で、睨みがきついかな。石臼のような仕組みになっていて、台座ごとグルグル…廻して祈願すると、願いが叶うそうです。

諏訪神社20240114No44_R
トゲ抜き狛犬
口の中に手を入れてお願いすると、心に突き刺さっているトゲを抜いてくれるそうですが、とても怖い顔をしています。

諏訪神社20240114No42_R
かえる岩(別名 どんく岩)
もともと玉園稲荷神社の鎮座当時より本殿の上方にあって、形がかえるに似ているころから「かえる岩」「どんく岩」と呼ばれ、注連縄を廻して信仰されていたそうで、昭和57年7月23日の長崎大水害の際、この本殿の裏山が崩れ、かえる岩も本殿近くまですべり落ちきた際に、本殿への土砂をくい止めたことから災難除けのかえる岩として信仰されているそうです。

諏訪神社御朱印_R
諏訪神社 御朱印

諏訪神社令和6年特別御朱印_R
令和6年 特別御朱印 龍がかっこいい

伊勢宮20240114No3_R
菜の花かなとも思ったのですが、オオキバナカタバミのようです。
花言葉は「決してあなたを捨てません」「輝く心」

松森天満宮20240114No2_R
松森天満宮
御際神 天穂日命 菅原大神 菅原是善卿

松森天満宮20240114No27_R
蝋梅が綺麗に咲いていました。和蝋梅かな?

松森天満宮20240114No14_R
こちらは素心蝋梅だと思うけれど、満月蝋梅かもしれない
花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」

松森天満宮20240114No12_R
御神木の楠木

松森天満宮20240114No3_R
天満宮という事もあり、梅も咲き出していました。
紅梅の花言葉は「優美」や「艶やか」

松森天満宮20240114No22_R
紅梅だけでなく、白梅も結構咲いていました。
白梅の花言葉は「気品」や「上品」

松森天満宮20240114No19_R
紅白だけでなく、ピンク色の梅も沢山咲いていた。長崎の方が福岡よりも温かいのか、梅花の咲き具合は進んでいるような感じでした。
ピンク色の梅の花言葉は「清らかさ」

松森天満宮御朱印_R
松森天満宮 御朱印
帰宅後、松森天満宮の事を調べたのですが、外囲いの瑞垣の欄間には、中世の職人風俗を彫刻彩色した30枚の板がはめこまれていて、「職人尽」といい、県指定有形文化財となってたみたいです。知らなんだ…次回の宿題にしよう。

伊勢宮20240114No4_R
伊勢宮天満宮
開運・厄除け・家内安全・五穀豊穣・商売繁盛・縁結びの御神徳がある神社だそうで、何でもありのありがたい神様だね。

伊勢宮20240114No10_R
御祭神
天照皇大神 豊受比賣大神 素戔嗚大神

伊勢宮20240114No15_R
拝殿内には、江戸末期に奉納された三十六歌仙絵

伊勢宮20240114No18
御神木の楠木 樹齢500~600年だそうです。
「その昔、母乳がでない母親が、クスノキの幹に穴に米のとぎ汁をかけて祈ると、母乳がでるようになった」との伝承があり、安産祈願への参拝客が途絶えることがない、霊験あらたかなご神木とのこと。

伊勢宮御朱印_R
伊勢宮天満宮 御朱印

伊勢宮20240114No20_R
三社を巡る道沿いには、ツルソバが咲いていました。
花言葉は「いつもそこに」 目立たないけれど長期間咲いていることからつけられた花言葉だそうです。タデ科の花は可愛らしいよね。


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2023年05月04日

愛しの野海棠

愛しの野海棠 2023-05-03

ノカイドウ(えびの岳20230503)No7_R
霧島山にのみ自生するバラ科の植物 ノカイドウ(野海棠)
十数年前より、いつかは見たいと思っていたのですが、なかなか思いきりが付かずにいました。GW頃が見頃ということもあり、渋滞に巻き込まれるのも嫌だし、キンランなど近場で見ることのできる花々を追いかけていたこともあって、思い焦がれるだけの花でした。
NHKの朝ドラのモデルとなった牧野富太郎による命名ということもあり、思い切ってえびの高原に出かけてきました。
学名は「マルス・スポンタネア・マキノ」
日帰りはきつかったけれど、帰りにちょっと御朱印巡りもしてきました。

えびの岳20230503No2_R
天気も良く、えびの高原には気持ちの良い風が吹き渡っていました。

えびの岳20230503No125_R
キジムシロ? ミツバツチグリ? と思いましたが、なんとなく違う…
ツルキジムシロ という花のようです。

えびの岳20230503No10_R
リンドウも沢山咲いていました。 ハルリンドウだと思うのですが…

えびの岳20230503No65_R
ハルリンドウの花言葉は、「高貴」「真実の愛」

えびの岳20230503No64_R
ツルキジムシロとハルリンドウのコラボレーション Good!!

えびの岳20230503No30_R
非常に希少な花ということもあり、見つけることが出来るのかな? と危惧していたのですが、ノカイドウはすぐに見つかりました。

ノカイドウ(えびの岳20230503)No14_R
時期的に遅かったのか傷んだ花が多かったのですが、蜂も飛んでたりしていて、人気者のノカイドウでした。桜のような花でした。ノカイドウは、後でゆっくり観賞することにして、先にえびの岳へと向かいました。

えびの岳20230503No63_R
えびの岳 登山口

えびの岳20230503No31_R
足元には、地獄の釜の蓋、キランソウ

えびの岳20230503No80_R
ナガバモミジイチも咲いていた

えびの岳20230503No72_R
森の感じは、北部九州とはちょっと違ったような印象

えびの岳20230503No74_R
ミツバツツジ 井原山は賑わっているだろうなぁ…

えびの岳20230503No118_R
おおきな 群落はありませんでしたが、美しく咲いていました。

ヒカゲツツジ(えびの岳20230503)No1_R
予想外でしたが、ヒカゲツツジが咲いて、ラッキー!
終盤で、息絶え絶えでしたが、思いがけない出会いで、神様に感謝!

ヒカゲツツジ(えびの岳20230503)No3_R
ヒカゲツツジの花言葉は、「節制」「初恋」「心を惹きつける」「情熱」

えびの岳20230503No98_R
心地よい木漏れ日の道

えびの岳20230503No79_R
綺麗なギンリョウソウ
赤味を帯びたキリシマギンリョウソウなるものもあるそうで、機会があるようであればお目に掛かりたいと思います。

えびの岳20230503No99_R
シキミ 香りは良いけれど、猛毒なんだよね
シキミの花言葉は、「援助」「甘い誘惑」「猛毒」

えびの岳20230503No113_R
フモトスミレ? かな?

えびの岳20230503No103_R
えびの岳(1292m)山頂

えびの岳20230503No110_R
韓国岳に登りたくなっちゃうよねぇ…

えびの岳20230503No57_R
ノカイドウについて詳しくいろいろなことが書かれています。
ノカイドウは、えびの高原のキャンプ場付近で沢山見ることが出来ました。

ノカイドウ(えびの岳20230503)No21_R
時期がちょっと遅かったのか傷んだ花が多かったのですが、それでも十分に美しく、可憐で華やかな花でした。

ノカイドウ(えびの岳20230503)No3_R
蕾の頃はピンク色で、花が開くとしだいに真っ白に変化していくという事なので、ピンク色の蕾を探したのですがなかなか見つからない… この次来る時には、もう少し早めにして、蕾のピンクと真っ白な花のコラボレーションを見たいなぁ…

ノカイドウ(えびの岳20230503)No2_R
神様のお導きか、一生懸命に探したら、ラッキーなことに、ピンクの蕾をなんとか見つけることが出来ました。

ノカイドウ(えびの岳20230503)No11_R
まるで桜のような花、日本の心、美しい、たまらんねぇ…
花は桜のように見えるけれど、実はノカイドウはリンゴの一種なのだそうです。

ノカイドウ(えびの岳20230503)No7_R
今日一番、ノカイドウの花と蕾のコラボレーション
美しい 美しすぎる たまりまっしぇーん!!

霧島神宮20230503No11_R
ノカイドウに大満足 御朱印巡りをしながら帰路へ
霧島神宮は凄い人出でした。コロナも終わった感じかな?
御主神 天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
相殿神 木花咲耶姫尊 彦火火出見尊 豊玉姫尊 鸕鶿草葺不合尊 玉依姫尊 神倭磐余彦尊

霧島神宮20230503No14
大きな御神木

霧島神宮20230503No1_R
参道脇には、タツナミソウ

霧島神宮20230503No2_R
アマビエの像 コロナ一段落で嬉しい限りです。

霧島神宮20230503No5_R
ガマズミとツツジ 石段横

霧島神宮20230503No6_R
小花の集合体 好き

霧島神宮御朱印1_R
霧島神宮 御朱印

霧島神宮御朱印2_R
国宝記念の御朱印

霧島東神社20230503No15_R
霧島東神社
主祭神  伊弉諾尊 伊弉冉尊
配祀  天照大神 瓊瓊杵尊 天忍穂耳尊 彦火火出見尊 鵜葺草葺不合尊 神日本磐余彦尊(神武天皇)
性空上人が開いた霧島六所権現のひとつだそうです。

霧島東神社御朱印_R
霧島東神社 御朱印

皇子原神社20230503No7_R
皇子原神社
御祭神 神武天皇(幼名:狭野尊)
玉依姫命が神武天皇を出産された産屋跡だそうです。

皇子原神社20230503No15_R
ニワゼキショウ 皇子原神社の周りは公園として整備されていました

皇子原神社20230503No16_R
赤いニワゼキショウ

皇子原神社20230503No17_R
大好きなマツバウンランも揺れていました

皇子原神社20230503No18_R
カエデはプロペラと化していました

皇子原神社御朱印_R
皇子原神社 御朱印

狭野神社20230503No12_R
狭野神社
御祭神 神武天皇(ご幼名 狭野尊)
第五代孝昭天皇の御代に神武天皇御降誕の地に創建されたそうです。

狭野神社20230503No2_R
参道の杉並木は素晴らしいものでした。

狭野神社20230503No10
御神木も大きく、霊験あらたかな感じ

狭野神社御朱印_R
狭野神社 御朱印
日帰りで慌ただしい旅となりましたが、憧れ、愛しのノカイドウ(野海棠)を見ることが出来、霧島神宮他の御朱印巡りも出来て楽しい旅行となりました。


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2023年01月09日

平安時代に想いを馳せて、求菩提山

平安時代に想いを馳せて、求菩提山 2023-01-08

求菩提山20230108No64_R
「豊前海一粒かき」なる存在を知り、食べてみたいなぁ…ということで、豊前に行くなら、求菩提山に登った後にカキ小屋にでも行こうと思っていたのですが、求菩提山が面白くて予定していたよりも時間がかかってしまい、下りて来た時には、カキ小屋は一杯、タイムリミットということで目的を果たせなかった。
かきを食わずに時間を食ってしまったということでがっかりしてしまいましたが、求菩提山は面白かった。全盛時、平安時代の求菩提山を見て見たかったなぁ…と思いながら、妄想しながらの登山で、楽しい時間を過ごすことができました。

求菩提山20230108No129_R
「構の石門」を越えると修験道の領域、結界の一つだそうです。
かつて「一山五百坊」と形容された求菩提山は、英彦山と共に、修験道の聖地として重要な役割を果たしていたそうです。

求菩提山20230108No3_R
駐車場にはミツマタの蕾が沢山ありました。山伏は里人たちとのやりとりのために茶、桑、そして和紙をつくるためのミツマタを育てていたらしくその名残なのか、沢山の株があります。

求菩提山20230108No8_R
苔むした参道は風情があります。思っていたよりも段差が大きくて驚いた。昔の人々は我々現代人よりも小さかったでしょうから、この段差は結構きつかったんじゃないかな?

求菩提山20230108No21_R
豐照神社(毘沙門堂)
上宮の真北にあたり、かつては毘沙門堂とよばれ、北側を守護する毘沙門天(多聞天)が祀られていたそうです。

求菩提山20230108No23_R
安浄寺跡

q求菩提山20230108No24
三十三観音石仏
安淨寺は修験者の弔いの場であり、いくつかの年中行事も行われたそうです。

求菩提山20230108No27_R
獅子のロ と 庚申塔
江戸時代の作だそうで、水は甘露の水なんだと

求菩提山20230108No123_R
獅子というよりも悪魔の様相だよね。水量が少なくて、ちょっとだらしない、よだれを垂らした悪魔にしか見えない

求菩提山20230108No126
横から見るとアントニオ猪木
大好きなプロレスラーだった・・・ご冥福をお祈りします

求菩提山20230108No35_R
鳥居 後光が射して神秘的

求菩提山20230108No37_R
あまり見かけないような顔立ちの狛犬

求菩提山20230108No38_R
昭和五年 意外に新しい

求菩提山20230108No40_R
上下的に圧迫されて、扁平な顔、面白いねぇ、ちょっと猪八戒的?

求菩提山20230108No42_R
求菩提山修験道の中核を担った護国寺跡
重要な祭事が執り行われていたそうで、今でも、お田植祭が毎年春先に行われているとのことです。

求菩提山20230108No44_R
鬼神社 鬼の階段の鬼を祀っているのかな? と思いきや・・・

求菩提山20230108No45_R
御祭神は沢山いて、大山祇命、火具土命、經津主命、大己貴命、金山彦神、埴山姫命、雷命、須佐男命 みんな鬼系の神様なのかな?

鬼神社御朱印_R
求菩提資料館で頂いた 鬼神社 御朱印

求菩提山20230108No48_R
護国寺跡(国玉神社中宮)
養老4年(720)行善和尚が入山し、寺を建立したそうです。

求菩提山20230108No49_R
御祭神 伊弉諾命 伊弉冉命 顯國玉神

國玉神社御朱印_R
國玉神社 御朱印

求菩提山20230108No52_R
鬼の石段(鬼の鐙)約850段、全長181メートルの自然石の石段
夜な夜な山から下ってきて悪さをする鬼に村人達は因りはて、求菩提の権現にどうにかしてくれるよう懇願したところ、権現は鬼達に一晩で中宮から上宮まで石段を築くことが出来なければ山から出て行くように命じた。
すると鬼はすさまじい勢いで石段を積んでゆき、夜明け前に完成しそうだったので、神様なのにちょっと狡いことをしたそうで・・・

求菩提山20230108No60_R
鬼の石段の途中にあるちょっとバランスを崩しかけた石塔、元文三・・・の銘があった。元文三年とすれば、西暦1738年、約280年程前の物、年季が入っている。

求菩提山20230108No62_R
鶏の真似をして夜明けの時を告げ、これを聞いた鬼は約束を果たせなかったことを知って、一目散に逃げ出したのだそうです。機転を利かせ、村人を救ったのだろうけど、騙すなんてちょっと卑怯な方法だよね。

求菩提山20230108No64_R
求菩提山山頂(標高782m)
山頂から五~六世紀のものと推定される須恵器の小片が出土しており、山の信仰の歴史は古墳時代にまで遡ると考えられるそうです。

求菩提山20230108No68_R
国玉神社上宮 古来より神様が降臨する特別な場所

求菩提山20230108No69_R
平安時代後期、修験道が山に伝えられた際に、白山権現(十一面観音)と地主権現(薬師如来)が二所権現として祀られたそうです。

求菩提山20230108No71_R
日陰には先日の雪がまだ残っている。結構降ったんだね。

求菩提山20230108No73_R
地図にあった結界石? これかな?

求菩提山20230108No77_R
胎蔵界護摩場跡
修験道独自の外護摩と呼ばれ、屋外で護摩を焚いて、願いを叶え、悪い迷いが消えるように仏に祈っていた場所だそうです。

求菩提山20230108No83_R
大日窟(第一窟) 大日如来を祀った「大日窟」別名「金剛窟」

求菩提山20230108No85_R
修験道の中心に位置するのが大日如来。密教では宇宙(曼荼羅)の中心に位置する仏が大日如来で、すべての諸仏、諸尊を統一するものだそうです。

q求菩提山20230108No84
平安時代後期の作と考えられる大日如来坐像(金剛界)を祀っていたとのこと

求菩提山20230108No91_R
求菩提山の南側は、断崖絶壁が続きます。

求菩提山20230108No93_R
上から降ってくる雫で、虹が出てたのだけど、分かるかな?

求菩提山20230108No97_R
普賢窟(第二窟) 別名「胎蔵窟」

求菩提山20230108No98_R
平安時代末に作られた国宝「銅板法華経」が発見された窟

q求菩提山20230108No95
平安時代からのタイムカプセル

求菩提山20230108No100_R
多聞窟(第三窟)

求菩提山20230108No102_R
多聞天(毘沙門天)が祀られていた窟

q求菩提山20230108No101
多聞天は四天王の一つで、北の方角を守護する神様

求菩提山20230108No106_R
吉祥窟(第四窟) 別名「法華窟」

求菩提山20230108No105_R
岩の割れ目に法華経の入った経筒が納められていたそうです。

q求菩提山20230108No104
初め何が書かれているのかよくわからなかったけれど、よく見ると窟の上の岩の割れ目に、海苔巻きのような経筒が書かれている。

求菩提山20230108No113_R
阿弥陀窟(第五窟)

求菩提山20230108No114_R
修験道が求菩提山にもたらされた平安時代の終わり頃、人は死んだ後に阿弥陀如来に救われて、極楽浄土に往生できるという浄土信仰が盛んだった。

q求菩提山20230108No111
表に阿弥陀如来、裏には地蔵菩薩が浮き彫りで彫刻(陽刻)された珍しい板碑が安置されていたそうです。
求菩提山中に溢れていた僧坊、常に聞こえていたであろう読経の声・・・平安時代の求菩提山に想いを馳せての求菩提山散策は楽しかった。


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2022年08月17日

ゲゲゲの出雲 御朱印旅 その2

ゲゲゲの出雲 御朱印旅 その2 2022-08-14

美保神社20220814No11_R
昨日は出雲大社に参り、楽しい一時を過ごしましたが、出雲大社だけに参ることを「片詣り」といい、出雲大社だけじゃ不十分なのだとか。江戸時代には、「さらなるご縁のパワーがいただける」と出雲大社・美保神社を両方お参りすることが流行したそうで、「えびす・だいこく両参り」を行うべく、美保神社へと向かいました。
美保神社は、全国各地にある事代主神(えびす様)を祠る「えびす社」3,385社の総本宮、お参りの後はゲゲゲにちょっと立ち寄り、楽しい時間を過ごすことができました。

美保神社20220814No14_R
美保神社の狛犬は、痛みは激しい

美保神社20220814No16_R
嘉永三年(1850)の銘
高野長英が江戸青山で包囲され自刃、佐賀藩が反射炉を構築、幕末の混乱の時代

美保神社20220814No22_R
美保神社の楼門 三穂津姫命は、大国主命の后

美保神社20220814No23_R
楼門に、大きな注連縄…珍しい

美保神社20220814No36_R
御祭神
三穂津姫命
高皇産霊命の御姫神で、大国主神の御后神。高天原から稲穂を持ってお降りになり、人々に食糧として配り広められた神様で「五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、歌舞音曲(音楽)」の守護神として篤く信仰されているそうで、美保という地名はこの神の御名に縁があると伝えられています。
事代主神(えびす様)
大国主神の第一の御子神。鯛を手にする福徳円満の神えびす様として世に知られ、「海上安全、大漁満足、商売繁昌、歌舞音曲(音楽)、学業」の守護神として篤く信仰されています。

美保神社20220814No27_R
ラッキーなことに、拝殿の中では、神楽が舞われていました。

美保神社20220814No40_R
天平5年(733)編纂の『出雲国風土記』及び延長5年(927)成立の『延喜式』に社名が記されており、遅くともその時期には「社」が存在していたそうで、境内からは4世紀頃の勾玉の破片や、雨乞いなどの宗教儀式で捧げたと考えられる6世紀後半頃の土馬が出土しており、古墳時代以前にも何らかの祭祀がこの地で行われていたとのこと…すごいねぇ…

美保神社御朱印_R
美保神社 御朱印 出雲地方の御朱印よりもちょっと賑やか

美保神社20220814No2_R
弁天波止場常夜燈 情緒があってなかなか良い趣

美保神社20220814No47_R
美保関灯台

美保神社20220814No64_R
「世界の歴史的灯台100選」「日本の灯台50選」にも選ばれている日本を代表する灯台で、灯台に隣接した旧事務所や宿舎は、現在はビュッフェに改築されており、日本海を眺めながら休息でるそうですが、お盆休みだったのか?時間が早かったのか?閉まっていました。

水木しげるロード20220814No15_R
水木しげるロード(境港駅前)
鬼太郎ファンとしては、一度は来てみたい聖地のような道
1993年に誕生した水木しげるロードは境港駅から水木しげる記念館まで約800m続く妖怪の道

水木しげるロード20220814No16_R
鬼太郎列車 ねずみ男

水木しげるロード20220814No25_R
鬼太郎列車 目玉おやじ

水木しげるロード20220814No18_R
水木しげる先生執筆中

水木しげるロード20220814No19_R
机に向かって漫画を描いている水木しげるを見守る、目玉おやじ

水木しげるロード20220814No20
鬼太郎 テレビ放送された鬼太郎とはちょっと違う顔

水木しげるロード20220814No23_R
ねずみ男も様子を見守っている

水木しげるロード20220814No26_R
鬼太郎と目玉おやじ

水木しげるロード20220814No9_R
サラリーマン山田
妖怪ではないけれど、メガネに出っ歯、あまりいい目にあったことがないようで、むしろ悲惨な結末を迎えることが多い、可哀想な人間の名脇役的な存在かな?

水木しげるロード20220814No2_R
小便小僧になった鬼太郎 可愛らしい

水木しげるロード20220814No3_R
ねずみは水が嫌いなはずだけど、半妖怪ねずみ男は大丈夫なんだね

水木しげるロード20220814No37_R
目玉おやじ 言わずと知れた鬼太郎の父親

水木しげるロード20220814No43_R
砂かけ婆
神社の近くにある寂しい森陰などに潜んでいて、通る人に砂を振りかけておびやかす妖怪
テレビで見ていた時は結構強い妖怪のようでしたが、あまり害は無さそう

水木しげるロード20220814No51_R
鬼太郎と目玉おやじ

水木しげるロード20220814No55_R
小豆洗い
夜の谷川のほとりとか橋の下に出て、ショキショキと小豆をとぐような音をさせる妖怪、妖怪関連の映画等では岡村隆史のはまり役

水木しげるロード20220814No34_R
ねずみ男(等身大) 意外に顔がでっかい
目先の金もうけのためなら平気で仲間を裏切るが、何故か憎めない。不潔でものすごく臭いはずなんだけど、人気で通りかかる人はみな握手をしていた。右手はピッカピカなんだけど、コロナの感染源になりそうな気もする

水木しげるロード20220814No57_R
一反木綿
一反ほどの白布が、夕方や夜中にヒラヒラと飛来、見た目は洗濯物が風にあおられて飛んでいるくらいにしか思わないほどの妖怪だが、人の首に巻きついたり、顔面を覆って息の根を止めるなど、見かけによらず人を襲うことがあるようだ。思いの外、危険な妖怪なんだね

水木しげるロード20220814No60_R
がしゃどくろ
野原でのたれ死にした人々の恨みが集まり妖怪になったんだと

水木しげるロード20220814No63_R
ねこ娘
鋭いつめと牙が武器で、跳躍力も猫なみ。大好きなネズミや魚を見ると、たちまち目がつり上がり、牙をむき出して恐ろしい姿に変身する。可愛らしい感じの妖怪だったけれど、意外に怖い顔をしている。

水木しげるロード20220814No67
石見の牛鬼
島根県石見地方の妖怪で、顔が牛で体は土蜘蛛。夜の海辺にあらわれては、浜辺にいる人を襲うという。獰猛で執念深く、狙った獲物は逃さない。
私の記憶では、鬼太郎が負けたような気がするのですが… 最強の妖怪

水木しげるロード20220814No68_R
ぬりかべ
思いの外、意外に小さなぬりかべ

水木しげるロード20220814No70_R
ぬらりひょん
妖怪の総大将、夕方の忙しい時に、どこからともなくやって来て勝手に家に上がりこみ、お茶を飲んだり、ときには家の主人のきせるでたばこをふかし、くつろいでいる。家人は忙しさに、この妖怪に気づかないことが多 い。正体不明の妖怪。
妖怪の総大将の割には、やることがせこい気がする

水木しげるロード20220814No77_R
鬼太郎(赤ん坊)とお父さん
鬼太郎誕生の場面。墓場に埋葬された母親の体から這い出したばかりの赤ん坊の鬼太郎を目玉おやじが安全なところへ導いている様子。なんとなく、この場面は記憶がある

水木しげるロード20220814No87_R
こなき爺
人のあまり足をふみ入れないような深山で、「オギャー、オギャー」と赤ん坊の泣き声…泣く者を抱くと、赤ん坊はいきなりしがみついてきて離れず、逃げ出そうとすると、重さが五十貫(188kg)にも百貫にもなり、抱いたものは動けなくなってしまう。

水木しげるロード20220814No89_R
ねずみ男(寝そべり)
ねずみ男は、この感じが良く似合っている

八重垣神社20220814No1_R
八重垣神社

八重垣神社20220814No2_R
連理玉椿(夫婦椿)
稲田姫命がその昔御立てになった二本の椿が芽吹き出し、地上で一体となったことから、夫婦の契りの象徴として神聖視されるようになったそうです。

八重垣神社20220814No10_R
「天つ神」素盞嗚尊と「地つ神」稲田姫命の御二柱は、この地で結ばれた出雲の縁結びの大親神様で、八重垣神社は、古来より朝廷、国司、藩主の崇敬が厚く、御神徳高い神の国出雲の古社・名社として位置づけられているとのこと。

八重垣神社20220814No12_R
御祭神
素盞嗚尊 稲田姫命
大己貴命(大国主命) 青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)

八重垣神社20220814No15_R
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
素盞嗚尊が八岐大蛇を退治してスガの地にて詠まれた日本最初の和歌、八重垣神社の由来ともなる和歌

八重垣神社20220814No26
奥の院 佐久佐女の森
素盞嗚尊が八岐大蛇を御退治になる際、稲田姫を難からお救いになった場所、森の大杉の周囲に「八重垣」を造り、稲田姫をお隠しになったとのこと。

八重垣神社20220814No23_R
鏡の池
稲田姫命の御霊魂が深く滲透した池は、ご縁の遅速を占う池として知られ、池の奥には稲田姫命をお祀りする「天鏡神社」が鎮座しています。

八重垣神社20220814No21_R
鏡の池の縁占い
池に占い用紙を浮かべ、硬貨(十円または百円)をそっと乗せ、早く沈めば(十五分以内)縁が早く、遅く沈む(三十分以上)と縁が遅く、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられているそうで、恋愛、結婚等の縁に限らず色々な縁や願い事、また代理でその方を思いながらの占いもできるとのこと。
3分ぐらいは持ちこたえたのですが、さすがに30分以上はあり得ない

八重垣神社御朱印_R
八重垣神社 御朱印 出雲大社なみのシンプルな御朱印

須佐大宮20220814No2_R
出雲御朱印旅の最後は、須佐大宮

須佐大宮20220814No5_R
須佐之男命、御魂鎮めの御社
出雲国風土記に、「この国は小さい国であるがよい処である。」とあり、「自分の名は石木につけない、この土地につける」と須佐之男命が仰せられて、大須佐田、小須佐田を定められ、自分の御魂を鎮められたという意が書かれてあり、御名代として又大神の御本宮として 霊験あらたかな御社です。

須佐大宮20220814No6_R
しめ縄が見当たらないなと思っていたら、軒の中の方に隠れていました。

須佐大宮20220814No8_R
お祭りの用意なのかな? 拝殿の隅に置かれていた

須佐大宮20220814No7_R
御祭神
須佐之男命  稲田比売命 足摩槌命 手摩槌命(須佐家の祖神)

須佐大宮20220814No20_R
大杉 樹齢は約千三百年を算えるらしい

須佐大宮20220814No26_R
出雲国風土記に見える須佐之男命の御終焉の地として、御魂鎮めの霊地にふさわしい、静かな霊気を感じる厳かな神社でした。
八岐大蛇を退治したりして、華々しい人生を送ってきた須佐之男命が、最後に行き着いた場所とは思えないほど静まり返っている。
安住の地とはこういった場所なんだろうなぁ…

須佐大宮御朱印_R
須佐大宮 御朱印

須佐大宮20220814No39_R
お向かいには、須佐之男命のお姉ちゃん 天照大御神が祀られています

天照社御朱印_R
天照社 御朱印
久しぶりに、約1,200Kmの運転は疲れましたが、楽しい出雲御朱印旅でした。
登山や花散策も楽しいものですが、そういったもの抜きでも楽しめる事を再確認しました。
次はどこへ行こうか? 計画するだけで楽しいよね…
先立つものと暇な時間… 都合がつくならいろいろな所へ行ってみたい。


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2022年08月15日

出雲 御朱印旅 その1

出雲 御朱印旅 その1 2022-08-13

出雲大社20220813No1_R
いつも使っていた御朱印帳が一杯になりました。一冊目「高良大社」二冊目「宇佐神宮」三冊目「太宰府天満宮」 四冊目はどこの御朱印帳にしようか…???
いろいろと悩んだのですが、ここは一発奮発して、「出雲大社」に決定!
お盆休みは何もすることが無いので、島根、出雲へ GO!!

出雲大社20220813No4_R
気持ちの良い長い参道
参道の真ん中は、松の根の保護のため通行禁止、神様の通り道なのかもしれない

出雲大社20220813No73_R
不思議の国のアリスに出てくるウサギのように走っている
境内には、ウサギの御像が沢山あります。現在61羽あるそうです。

出雲大社20220813No13_R
出雲大社 拝殿

出雲大社20220813No18_R
拝殿の注連縄 長さ約6.5m、重さ約1t
思っていたより小さいのですが、実は・・・

出雲大社20220813No61_R
出雲大社 御本殿
御祭神は言わずと知れた、「だいこくさま」として慕われ、日本全国多くの地域でお祀りされている「大国主大神様」

出雲大社20220813No37_R
「因幡の素兎」に因んでなのでしょう、境内には可愛らしいウサギの御像が沢山あります。

出雲大社20220813No40_R
祈りを捧げる ウサギたち いいねぇ…可愛らしい

出雲大社20220813No27_R
御本殿の裏には、「素鵞社」
御祭神は、天照大御神の弟、八岐大蛇退治で有名な「素戔嗚尊」

出雲大社20220813No64_R
御神牛、鼻輪を付けていた…御神牛に鼻輪というのは初めて見た

出雲大社20220813No65_R
なにしてくれてんねん!!
鼻輪を付けられた御神牛 相当怒っている

出雲大社20220813No50_R
出雲大社の「大しめ縄」と呼ばれるのは、神楽殿の注連縄らしい。

出雲大社20220813No56_R
全長13.6メートル、重量5.2トン
神楽殿の注連縄は非常に大きいのですが、なぜ、拝殿や本殿ではなく、神楽殿なのだろうか?という疑問が湧いてしまう…

出雲大社20220813No88_R
四冊目、出雲大社の御朱印帳と勾玉模様の御朱印袋

出雲大社御朱印_R
出雲大社 御朱印 非常にシンプルな御朱印

出雲大社20220813No82_R
出雲大社境内の摂末社 野見宿禰神社
御祭神 野見宿禰 相撲の祖

出雲大社20220813No86_R
サルスベリ 出雲大社周辺は満開でした

古代出雲歴史博物館20220813No75_R
島根県立古代出雲歴史博物館

古代出雲歴史博物館20220813No10_R
出雲大社巨大本殿の柱(心御柱)
大木3本を1組にし、直径が約3mにもなる巨大な柱だったそうです。

古代出雲歴史博物館20220813No18_R
平安時代の出雲大社本殿1/10模型 すごい階段

古代出雲歴史博物館20220813No20_R
模型を見るだけでも圧倒される 実際は凄かったのだろうなぁ…見てみたかった

古代出雲歴史博物館20220813No34_R
荒神谷遺跡出土銅剣 思っていた以上に感動ものでした

古代出雲歴史博物館20220813No36_R
凄まじい数の銅剣 これほどの銅剣が一つの遺跡から出るなんて信じられない

古代出雲歴史博物館20220813No35_R
加茂岩倉遺跡出土銅鐸

古代出雲歴史博物館20220813No37_R
史上最多となる39個もの銅鐸が発見されたそうです。「兄弟銅鐸」とも呼ぶ同じ鋳型で作った同笵銅鐸が加茂岩倉出土品のなかだけでなく、近畿・四国などひろく西日本に広がっていたそうです。
出雲は、日本の中心地だったのだろうね

古代出雲歴史博物館20220813No49_R
亀の文様

古代出雲歴史博物館20220813No62_R
「三角縁神獣鏡」
神仙と霊獣の図像の外縁に「景初三年」を含む銘文41文字が鋳出されていて、邪馬台国の卑弥呼が魏に使いを送り銅鏡100枚を賜ったとされる魏の年号「景初三年(239年)」という銘のある銅鏡は、全国でわずかに二例が知られるのみだそうです。

古代出雲歴史博物館20220813No72
小泉八雲秘稿画本 妖魔詩話

古代出雲歴史博物館20220813No74_R
小泉八雲が描いた雪女
雪女は美しい女性のイメージがあるのだけど、おどろおどろしい雪女、恐ろしいねぇ…

出雲大社20220813No80_R
出雲そばの「砂屋」で一休み

日御碕神社20220813No1_R
日御碕神社
奈良時代に編纂された出雲国風土記に「美佐伎社」、平安時代に編纂された延喜式に「御碕社」とある古社、山陰において出雲大社に継ぐ大社とされているそうです。

日御碕神社20220813No4_R
立派な楼門の左右に狛犬が鎮座しています。痛みはありましたが、威厳のある大きな狛犬です。

日御碕神社20220813No3_R
威嚇型の狛犬だそうです。
胸を前に張り出し、顔つきは厳めしく、威厳をもって前を見つめ、筋肉質の長い前足で紙面を踏みしめる。

日御碕神社20220813No5_R
日沈宮(下の宮)
主祭神 天照大御神
配祀神 天忍穂耳尊 天穂日命 天津彦根命 活津彦根命 熊野樟日命

日御碕神社20220813No9_R
結構立派な注連縄
「日沈の宮」の由来は、創建の由緒で、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社である事によるそうです。

日御碕神社20220813No16_R
神の宮(上の宮)
主祭神 素盞嗚尊
配祀神 田心姫命 湍津姫命 市杵島姫命

日御碕神社御朱印
日御碕神社 御朱印 出雲大社と同様にシンプル

日御碕神社20220813No26_R
出雲日御碕灯台 日本一の高さを誇る白亜の灯台
世界灯台100選や日本の灯台50選に選ばれた日本を代表する灯台なんだそうです。

足立美術館20220813No2_R
いつかは来ようと思っていた、足立美術館

足立美術館20220813No3_R
夏季特別展 大展示室日本画オールスター
なかなか面白い展覧会でしたが、見て見たかった横山大観の絵の展示は無く、ちょっと残念
横山大観の龍は凄かった

足立美術館20220813No21_R
所蔵品は写真不可ですので、有名な日本庭園をご覧ください

足立美術館20220813No28_R
夏の庭園はいまひとつ面白味がなかったけれど、力強い生命力を感じることができたので満足、これだけの庭園を維持するだけでも大変だろうなぁ

足立美術館20220813No38_R
秋の紅葉や冬の雪景色は、さぞかし美しいのだろうなぁ、また来ようか…

足立美術館20220813No39_R
出来るものならば、庭園の中をゆっくりと散策してみたいものですね(無理だけどね…)

松江城20220813No3_R
今日の宿泊は松江、日暮れまで時間もあったので、松江城散策
サルスベリの向こうに松江城天守、お城のある町は Good! 羨ましい

松江城20220813No13_R
天守は国宝、城跡は国の史跡に指定されており、とても立派な天守なのですが、松江城の本丸は有事の際にだけ使用される「詰の丸」であり、天守は倉庫として使われていたそうです。

松江城20220813No30_R
松江城内にある松江神社

松江城20220813No31_R
主祭神は、松平直政(松江松平家初代藩主)

松江神社御朱印_R
松江神社 御朱印 出雲地方の御朱印はシンプルなものが多いみたい

松江城20220813No38_R
出雲御朱印旅、一日目終了 久しぶりの長時間運転、長い一日でしたが楽しかった。
明日は、ゲゲゲ関係にも立ち寄ろうかな?


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