オケラ

2023年10月10日

古代メキシコとオケラ

古代メキシコとオケラ 2023-10-09

四王寺山20231009No17
雨の連休、何をしようかな? と思っていたのですが・・・
九州国立博物館にて、「古代メキシコ Ancient Mexico」が開催されているとのことで、勇んで観に行くことにしました。
大宰府くんだりまで行くのなら、あの花も咲いている頃だし、雨さえ降らなければ様子見に伺うことにしよう。

九博20231009No2_R
古代メキシコの至宝約140件、一挙集結、3千年以上にわたり繫栄したメキシコの古代文明である「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」の代表的な3つの文明に焦点をあてた展覧会です。
正直言って、中南米の文明には疎いので、とても楽しみにしていました。雨の連休という事もあってか、来館者は思っていた以上に多く賑わっていました。

オルメカ様式の石偶_R
オルメカ様式の石偶 オルメカ文明 前1000~前400年
半人半ジャガーの幼児像ということですが、ジャガー感は無く、思いっきり泣いて叫んでいる幼児にしか見えない。何が不満なのかな?
オルメカはメソアメリカ最古の文明だそうで、ジャガーは王や戦士の権威の象徴であり、神秘的な力をもつものとして崇拝されたそうです。

球技をする人の土偶_R
球技をする人の土偶 マヤ文明 600~950年
帽子を被り暑い防具を付け球技をする人の土偶で、腰でゴムボールを打つ球技なのだそうです。王侯貴族が重視し、戦争や人身供犠とも関連しているとのこと。
戦隊ヒーローポーズをとっている相撲取りにみえる。

鳥形土器_R
鳥形土器 テオティワカン文明 250~550年
貝などの華美な装飾を持つ鳥形の容器で、メキシコ湾岸部との交易を担った貝商人にかかわる副葬品かもしれないとのこと。
津古生掛古墳(古墳出現期の3世紀末頃)から出土した「鶏形二重口縁壺形土器」(地元小郡では、「つこっコ」と呼んでいる)を想像してしまった。年代的にもほぼ同時代だし、古代人の考えることは、世界共通なのかな? 面白いねぇ

貴人の土偶_R
貴人の土偶 マヤ文明 600~950年
つばの大きな帽子を被り、美しいコートを羽織った貴人の土偶、日本の土偶と比べると精緻でリアルな人の像です。服に使われている青色は、マヤ・ブルーと呼ばれ、1,000年以上経った今でも鮮やかで美しい。

猿の神とカカオの土器蓋_R
猿の神とカカオの土器蓋 マヤ文明 600~950年
猿はカカオ豆を好んで食べるそうで、胸元にも、カカオのネックレスが装飾されています。カカオは通貨としても使われる重要な交易品で、スペイン侵攻時にも通貨として使われていたことが知られているとのこと。
青色の顔料は、マヤ・ブルーなんだろうね

トラロク神の壺_R
トラロク神の壺 アステカ文明 1440~69年
雨神トラロクは太陽神ウィツィロポチトリと共に大神殿に祀られ、多くの祈りや供物、生贄が捧げられたそうです。水を貯える壺にトラロク神の装飾があり、雨や豊穣の願いが込められたものと考えられるとのこと。
思いっきり、マヤ・ブルーが使われている。マヤ・ブルーは、雨の神と人間の生贄の神の色だとされ、雨乞いにも使われたとされているそうです。

人の心臓形ペンダント_R
人の心臓形ペンダント アステカ文明 1486~1502
意外にリアルな感じの心臓だなぁと思いました。生贄の風習があったので、身近に心臓と接するような機会が多かったのかもしれない。

死のディスク石彫_R
死のディスク石彫 テオティワカン文明 300~550年
舌を出す頭蓋骨の周囲に、放射状のモティーフ、鼻には穴が開き、ナイフを差していたそうです。メソアメリカでは日没は死、日の出は再生を意味するとされており、西に沈んだ(死んだ)太陽を表すものかもしれないとのこと。

夜空の石板_R
夜空の石板 アステカ文明 1325~1521年
夜空を主題とする浮彫の石板で、両脇には金星と星、中央にはワシと兵士が描かれているとのこと。戦争や生贄で亡くなった兵士の魂は、太陽と共に天球上を旅しなければならなかったそうです。

金星周期と太陽暦を表わす石彫_R
金星周期と太陽暦を表わす石彫 マヤ文明 800~1000年
金星の基壇と呼ばれる建物を飾っていた彫刻で、左側が金星、右側が太陽暦の年を表しており、縦の棒が数字の5を、8つの丸印が8を意味し、584日の金星の周期5回分が、356日の太陽暦の8年にあたることを示していると考えられるとのこと。

赤の女王のマスク_R
赤の女王(レイナ・ロハ) マヤ文明 7世紀後半
マヤの代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王(在位:615~683)の妃とされ、赤い辰砂に覆われて見つかったそうです。
孔雀石、黒曜石、ヒスイ輝石岩…etc. 美しい装飾には目を見張るものがあります。マスクは、エジプトなんかと比べると温和な感じがします。

四王寺山20231009No45
古代メキシコを堪能した後は、あの花を探しに四王寺山へ
雨こそ降らなかったけれども、今にも降りそうな雲行き

四王寺山20231009No1_R
焼米ヶ原周辺の草原は、ヤマハッカだらけ

四王寺山20231009No2_R
この時期、あちらこちらの山々で、勢力拡大中

四王寺山20231009No25_R
ツワブキも咲き出した。花言葉「困難に負けない」「謙遜」

四王寺山20231009No33_R
ツユクサも頑張っている。負けるなミッキー

四王寺山20231009No48_R
丸っこいサイヨウシャジン この時期のサイヨウシャジンは、なんだか丸っこい花が多いような気がする。気のせいかな?

四王寺山20231009No35_R
オカダイコンだよね? ヌマダイコンかな?

四王寺山20231009No36_R
淡いピンクの花冠が可愛らしい

四王寺山20231009No40_R
ヤマハギ バッタもお花見? お食事かな?

四王寺山20231009No41_R
メドハギ 目立たない花だけど、紫色の感じが好きなんだよね

四王寺山20231009No42_R
ブタナ 可哀想な名前だけど、名前の由来はフランス名の「ブタのサラダ」を訳したものだそうです。
花言葉は「最後の恋」意外にロマンティック

四王寺山20231009No43_R
綿毛は、ちょっと疎らだけれどそれなりに趣がある。

オケラ(四王寺山20231009)No7_R
お目当てのオケラ 結構な株数が咲いていました。

オケラ(四王寺山20231009)No2_R
咲き出したばかりなのか、痛みも少なく綺麗な花ばかり

オケラ(四王寺山20231009)No8_R
根の皮を剥いで薬用にされるため、賭博に負けて身ぐるみはがされたことから、「オケラになる」という言葉が生まれたとのこと。

オケラ(四王寺山20231009)No4_R
このモジャモジャ たまりまっしぇーん!

四王寺山20231009No17
花言葉は「親しみやすい」「金欠病」
ちょっと早いかな?とも思ったけれど、見頃でよかった。
次は平尾台に行きたいなぁ…
シロバナムラサキセンブリにももう一度会いたい…
どうしようか? 悩んじゃうよね・・・


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2022年10月19日

オケラ 再び 四王寺山

オケラ 再び 四王寺山 2022-10-19

四王寺山20221019No7_R
午後からの仕事が予定よりも早く終わったので、再びオケラを見るために、急いで四王寺山へ向かいました。ひょっとしたら、白熊に会えるかも…との淡い期待は裏切られました。さすがに時期尚早、ちょっと早かったかな?

四王寺山20221019No35_R
日照時間も短くなり日暮れも近いので、ちょっと急ぎ足で、いつものように焼米ヶ原スタート

四王寺山20221019No2_R
四王寺山で勢力拡大中 ツワブキ 元気一杯

四王寺山20221019No9_R
クルクル爆発状態 
民間薬、「蓮蓬草」や「橐吾」と称し、喉の腫れ、おでき、切り傷、打撲や火傷に効くそうです。

四王寺山20221019No28_R
秋なのに、我が世の春とばかりに咲き誇る ヤマハッカ

四王寺山20221019No4_R
花言葉「思いやり」「姫やかな思い」

四王寺山20221019No5_R
ブタナ タンポポモドキという別名もあるんだよね

四王寺山20221019No14_R
ヒヨドリバナ
生薬名は、「秤杆草」 解熱、鎮咳、発汗、糖尿による浮腫などに効くそうです。

四王寺山20221019No11_R
久しぶり、12番千手観音に合掌

四王寺山20221019No12_R
オトコエシ 半分花後かな?

四王寺山20221019No13_R
なかなか面白い、花と花後の実、不思議な感じ

四王寺山20221019No15_R
シラヤマギク 不完全不規則な花弁が何とも言えない感じ
咲いているのか、散りかけているのか。ようと分からん状態

四王寺山20221019No17_R
タツナミソウが咲いていたのには、驚いた
驚き桃の木山椒の木、ブリキに狸に洗濯機・・・
花期は、5~6月なんだよね 10月に咲いているなんて…ありがとう

四王寺山20221019No18_R
ヌマダイコン 残念なことに、オカダイコンは刈り取られていた

四王寺山20221019No21_R
ミゾソバ いつ見ても可愛らしいよね
花言葉「純情」「風変り」「気の多い」

四王寺山20221019No16_R
大原山(354m)

四王寺山20221019No6_R
オケラ 咲いていたのですが、株数が少なくなっていたような気がする

四王寺山20221019No7_R
ひょっとしたら、終盤なのかな?

四王寺山20221019No22_R
ミヤコグサ まだ咲いていたとは… 花期が長いね

四王寺山20221019No24_R
ウシハコベ ハコベの中では花期が長い

四王寺山20221019No25_R
クルマバナ 花言葉「悲しくそして美しく」

四王寺山20221019No26_R
ヤクシソウ 花言葉「賑やか」「不信感」

四王寺山20221019No20_R
メタセコイア まだ青い 生きている化石なんだよなぁ

四王寺山20221019No27_R
メナモミ ひっつき虫だけど、腫れものなんかに効くんだとか

四王寺山20221019No29_R
ノコンギク
伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の野菊がこれではないかとの説があるとのこと… 興味深い

四王寺山20221019No30_R
チャノキ
ツバキ科ツバキ属なので、ツバキに似ているのですが、ギンバイソウにも似ているような気もする面白い形の花だよね

四王寺山20221019No31_R
花言葉「純愛」「追憶」

四王寺山20221019No32_R
鶴の恩返し ミゾカクシ 花期が長いねぇ

四王寺山20221019No34_R
イヌホオズキ 花言葉「嘘」「嘘つき」「真実」

四王寺山20221019No33_R
何してるんだろう? よく見ると、柿取りをしている案山子でした。
この時期、いろいろな所で案山子は見かける。結構手が込んでいて面白い。


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2022年10月16日

オケラ と ポンペイ 四王寺山

オケラ と ポンペイ 四王寺山 2022-10-15

四王寺山20221015No29_R
もうそろそろ四王寺山でオケラが咲く頃…
九州国立博物館では特別展「ポンペイ」が開催中ということで、久しぶりに大宰府方面へと向かいました。
オケラは奇麗に咲いており、2000年前のローマ時代へのタイムスリップも楽しむことができて楽しい一時を過ごすことができました。

四王寺山20221015No3_R
気持ちの良い晴天、眼下には九州国立博物館も見える

四王寺山20221015No10_R
まだ咲いていたサイヨウシャジン 結構しぶといね

四王寺山20221015No7_R
四王寺山のキツネノマゴは、ちょっと小さめな気がする

四王寺山20221015No36_R
ヒヨドリバナも終盤でしたが、綺麗に咲いていました。

四王寺山20221015No1_R
ブタナ
かわいそうな名前だけど、豚が好んで食べる花ということで、フランス語で「豚のサラダ」の意味だそうです。
名前とは裏腹に、綺麗で儚い花言葉「最後の恋」 

四王寺山20221015No2_R
ヤマハッカ 勢いを増してきている

四王寺山20221015No9_R
ノダケは咲き出したばかりかな

四王寺山20221015No4_R
ツワブキ 咲き出したばかりで、美しい状態だった

四王寺山20221015No6_R
いつ見ても、可愛らしいクルリンパ
花言葉「困難に負けない」「謙遜」

四王寺山20221015No11_R
甘い香りがすると思ったら、ナワシログミ
クマバチが一生懸命に蜜を吸っていたのですが、スズメバチも数匹ですが集まって来て、そそくさと退散しました。

四王寺山20221015No37_R
メドハギ 花言葉「人見知り」
花言葉通り、目立たず、地を這うように沢山咲いていた

四王寺山20221015No12_R
ゴンズイ 花言葉「一芸に秀でる」
花も樹もあまり冴えないのだけど、実だけは目立つのでついた花言葉らしい、もとい、実言葉かな?

四王寺山20221015No38_R
季節外れの桜(多分ソメイヨシノ)が咲いていたのにはびっくりした

四王寺山20221015No13_R
予想通り、オケラが咲いていたので、思わずガッツポーズ!

四王寺山20221015No18_R
咲き出したばかりで、綺麗な花も沢山ありました。

四王寺山20221015No21_R
可愛らしい花なのに、何故にオケラなのだろうか?
根の皮を剥いで薬用にされるため、賭博に負けて身ぐるみはがされたイメージから来たという説もあるとのこと、役に立つのに失礼な話だよね

四王寺山20221015No27_R
花言葉 「親しみやすい」「金欠病」

四王寺山20221015No29_R
クルクル クルリンパ 私好みの可愛らしい花 たまりまっしぇーん!

九博20221015No1_R
九州国立博物館へ行く前に、太宰府天満宮に参拝

九博20221015No2_R
鯉が飛龍へと化す「登龍門」になぞらえているのだとか

九博20221015No3_R
飛龍天神ねぶた 特別受験合格祈願だそうです

九博20221015No5_R
正月、受験シーズンでもないのに、結構な賑わいだった

九博20221015No8_R
文化2年(1805)奉納の御神牛 コロナも一段落でホッとしているかのように見えた
大好きな御神牛なのだけど、延寿王院前のが一番人気なんだよなぁ…

九博20221015No9_R
グラバーも欲しがった麒麟像と鷽

九博20221015No10_R
特別展 「ポンペイ」 九州国立博物館
紀元後79年、イタリア、ナポリのヴェスヴィオ山噴火により、厚い火山灰の下に埋もれた約一万人が暮らしたと言われる都市ポンペイ。まさにローマ時代のタイムカプセル。2000年前にタイムスリップし、当時の都市の賑わいを疑似体験できました。
日本では弥生時代にあたり、竪穴式住居に住んでいたような時代とは比べようもないほどの高度な文明と豊かな暮らしに驚かされます。ポンペイの繁栄とそこに生きた多様な人びとの生活に思いを馳せました。

九博20221015No11_R
バックス(ディオニュソス)とヴェスヴィオ山
当時のヴェスヴィオ山の豊穣を伝える唯一のフレスコ画だそうです。
何故に蛇が? と思いましたが、成長と共に脱皮を繰り返す姿は「生まれ変わること」を象徴し、守護神の象徴とされていたようです。

九博20221015No14_R
擬アルカイック様式のアポロ
優し気な顔立ちと引き締まった身体、ちょっと違和感があるけれど精悍な美しい神様

九博20221015No21_R
パレード用の兜
火砕流の灰の中に埋もれていたとは思えない、今日明日にでも行われる祭り用に新調されたかような美しい兜

九博20221015No25_R
ライオン形3本脚付きモザイク天板テーブル
迫力満点のライオンの足、ライオンなのに4本ではなく3本足なんだね

九博20221015No30_R
黒曜石の杯
一押し! 本当に美しい杯でした。加工するのが難しそうな黒曜石、これだけ大きな杯を作るには相当の技術が必要なのだろうなと感心しました。

九博20221015No34_R
黒曜石に、サンゴ、ラピスラズリ、孔雀石、金(象嵌)を鏤めた装飾は、本当に美しかった。火砕流の中に埋もれていたなんて考えられない。

九博20221015No36_R
エメラルドと真珠母貝のネックレス

九博20221015No39_R
エメラルドの眼のヘビ形ブレスレット
蛇のデザインの装飾品が多かった。

九博20221015No41_R
双頭のヘビ形指輪
蛇の脱皮は「生まれ変わること」の象徴で、復活、死、さらには知恵、受胎、出産を象徴する神聖なシンボルだったようです。

九博20221015No66_R
ヘビ形ブレスレット
黄金なのですが、光の当たり具合なのか、写真にすると銀色に見えてしまった。奇麗な金色のブレスレットなんですよ。

九博20221015No68_R
蛇の頭が凄い、ウロコの具合までリアルで素晴らしい

九博20221015No45
ヘルマ柱型肖像(通称「ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱」)
頭部と生殖器のみというのは??な感じですが、「ヘルマ柱型肖像」という様式だそうで、古代ローマでは、道と道の境界線に置かれたり、「幸運をよぶ」ということで家の外に置かれたりしていたとのこと。境界線の目印として使われたものには、幸運または多産を願って触られるため、あの部分が光り輝いていたものもあったそうです。太宰府天満宮の御神牛みたいだね…

九博20221015No55_R
踊るファウヌス
酒の神ディオニュソスの従者であるサテュロスの像だそうで、躍動感のある生き生きとした造形は素晴らしい。

九博20221015No43R
テーブル天板(通称「メメント・モリ」)
メメント・モリとは、ラテン語で「自分が必ず死ぬことを忘るな」「死を忘ることなかれ」という意味の警句だそうです。骸骨の横には、立派なドレスとボロボロの服、貧富関わりなく、死は誰にでも平等に訪れるという教訓かな? 哲学的…

九博20221015No54_R
猛犬注意 玄関の床に描かれていた番犬のモザイク画
猛犬という程怖くはない感じ、玄関の床マットの犬のデザインだね

九博20221015No60_R
イセエビとタコの戦い
アリストテレスは著書「動物誌」からのテーマみたいで、タコと大型のエビとアナゴは三すくみの関係にあることを描いたものだそうです。
タコがイセエビを、アナゴはタコを食べるというのは理解できるのだけど、イセエビはアナゴを食べるのだろうか?

九博20221015No63_R
ネコとカモ
日本では、お魚くわえたドラ猫・・・なのでしょうが、猫は本来肉食動物、鴨の方が好きなんだろうな。細かい石片で作られたモザイク画は凄い、圧倒される

九博20221015No73_R
イヌとイノシシ
猟犬に吠えかけられた猪なのだろうか? 身体の毛を逆立てて、激しく威嚇している姿は迫力満点!

九博20221015No92_R
2000年のタイムスリップを終えて周りを見渡すと、木々は色づき秋の装い
今年の紅葉は、どこへ行こうかな…



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2022年09月28日

Alien exploration

Alien exploration 2022-09-28

アキザキヤツシロラン(許斐山20220928)No8_R
先日のエイリアン探索では見つける事ができなかったので、リベンジできることを祈りながら、許斐山へ向かいました。
運よく、ちょうど見頃のエイリアンに遭遇出来て、神様に感謝!
金欠病の奴もぼちぼち蠢きだしたみたい・・・

許斐山20220928No4_R
この時期、道脇を賑わす白色小花のヌマダイコン

許斐山20220928No23_R
ヌマダイコンかな?と思ったのですが、少し大きめ、ちょっと様子が違う

許斐山20220928No25_R
ほんのりピンク色、可愛らしいオカダイコンでした。

許斐山20220928No2_R
ミズタマソウも最後の輝き たまたまの周りの毛がたまらん

許斐山20220928No21_R
終盤を迎えた、サイヨウシャジン(スラッとしたスタイル)

許斐山20220928No20_R
隣には、まるまるぷっくりとしたサイヨウシャジン 可愛らしい

許斐山20220928No26_R
ノダケ 意外に蜂たちが好きな花の様で、スズメバチも飛び回っていた

許斐山20220928No5_R
スズムシバナも終盤、草刈りもされていて今年は見納めかな?

許斐山20220928No33_R
ヒヨドリバナ 絶好調に咲きまくり

許斐山20220928No34_R
紫の尖がり狐 ヤマハッカ 勢いを増してきた

許斐山20220928No27_R
ツルニンジンもいつもの所に咲いていた

許斐山20220928No28_R
珍しい花のようだけれど、結構いろいろな山々で咲いている。
初めて見た時は感動ものだったお爺ちゃん(ジイソブ)

許斐山20220928No19_R
目にキラキラ星が入ったエイリアン? ET? に見えなくもないキツネノマゴ

アキザキヤツシロラン(許斐山20220928)_R
Alien encounter! エイリアンとの遭遇! 上から見てもようと分からん状態

アキザキヤツシロラン(許斐山20220928)No3_R
許斐山のエイリアン アキザキヤツシロラン 吠えまくっている

アキザキヤツシロラン(許斐山20220928)No5_R
ヌメヌメ、ベタベタした感じの蕾? 花後?

アキザキヤツシロラン(許斐山20220928)No4_R
数こそ少ないけれども、しっかりと咲いていてくれた

アキザキヤツシロラン(許斐山20220928)No8_R
雄叫びを上げるアキザキヤツシロラン
エイリアンにも見えるけれど、ちょっと愛嬌もあり可愛らしい奴です。

許斐山20220928No35_R
金欠病の権化 オケラもそろそろお目覚めのようです。楽しみ・・・


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2021年11月02日

花とサツマイモ 上段の野

花とサツマイモ 上段の野 2021-10-31

上段の野20211031No77_R
他山に登ったついでに…といったような感じで、上段の野は訪れることが多いのですが、今回は、じっくりと上段の野を味わいたくて、下から周遊コースで巡りました。
紅白のオケラ、ムラサキセンブリ…etc. いろいろな花々が歓迎してくれたようです。
天気も良く、気持ちの良い山行ができました。

上段の野20211031No1_R
志々伎浦漁港運動公園スタート

上段の野20211031No2_R
ここから左折し、狭い農道に入っていきます。車で登るにはそれなりの覚悟が必要かな?

上段の野20211031No3_R
ツルソバ 平戸の道脇には沢山咲いています

上段の野20211031No4_R
ツワブキも平戸島中に、わんさかと咲きまくり、傷みも少なく綺麗な状態の花ばかりで良い感じでした。

上段の野20211031No116_R
いつものアップ、クルクル

上段の野20211031No7_R
ヤマハッカは終盤かな?

上段の野20211031No9_R
ヤクシソウ ツワブキに圧倒されているのか、道陰でひっそりと咲いていました。

上段の野20211031No10_R
イナカギク いつもの林道賑やか師軍団は、平戸でも健在!

上段の野20211031No13_R
線が細いので、ヨメナなんじゃないかな?それともノコンギク?

上段の野20211031No14_R
上段の野が見えてくると、朝日に輝くススキの原

上段の野20211031No37_R
いきなり、ムラサキセンブリがお出迎え

上段の野20211031No20_R
まだ早かったので、ムラサキセンブリは朝露を抱いていました

上段の野20211031No25_R
とにかく、上段の野はムラサキセンブリで溢れかえっています。

上段の野20211031No38_R
足の踏み場も無いぐらい、登山道の真ん中にも「何が悪いんだ、文句があるのかい?」とでも言いたそうに咲きまくっています。

上段の野20211031No59_R
朝露を抱いたムラサキセンブリは本当に美しい

上段の野20211031No45_R
宝石のように輝いていました たまりまっしぇーん!!

上段の野20211031No115_R
ヤマラッキョウ?
葉の形まで観察しなかったのですが、葉が扁平で中実のニラのようなタイプがタマムラサキだそうで、平戸に咲くのはほとんどがタマムラサキということらしく、タマムラサキかもしれない

上段の野20211031No54_R
こんな形だったら、いかにもタマムラサキといった感じですけどね

上段の野20211031No35_R
ヒナヒゴタイ

上段の野20211031No24_R
蕾は、ヒメヒゴタイよりも面長な感じ

上段の野20211031No28_R
志々伎山や海をバックに咲く、上段の野のヒナヒゴタイは格別

上段の野20211031No34_R
咲いた花は、ヒメヒゴタイと区別がつかないぐらいに似ている

上段の野20211031No106_R
上段の野とヒナヒゴタイは、最高のペア、たまらんねぇ…

上段の野20211031No40_R
ワレモコウ

上段の野20211031No41_R
風に吹かれて、そよそよと… ピントがなかなか合わん、苦労します

上段の野20211031No48_R
上段の野名物 オケラ

上段の野20211031No77_R
紅白のオケラ 幸先の良いオケラによるご接待

上段の野20211031No52_R
先っちょが二つに分かれているので、雌花かな?

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上段の野には、ピンク色のオケラが沢山咲きます

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ピークは過ぎていたようですが、沢山のオケラが咲きまくっていました。

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拙い私の経験では、ピンク色のオケラは、他所では見た事が無い

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ピンクがかった白 いろいろな色具合の花が咲きます

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真っ赤なのもいいけれど、これ位の方が品があっていいかな

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オケラの乾燥した根茎(白朮)は、健胃、発汗、利尿の作用があり、元旦の朝に飲む屠蘇酒にも入っているらしい。役に立つ花です。

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花言葉 「親しみやすい」「金欠病」

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志々伎山を望む、上段の野からの風景は絶景、たまらん

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下りは、ぐるっと回って、林道経由、こっちの道の方が整備されていて広いのですが、花も少なく、景色も無いので、ちょっと寂しい…

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気の早い、早すぎるスミレが咲いていました

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下りの林道では、景色も花も無かったけれど、農作業をされておられた老夫婦から、結構な量のサツマイモを分けて頂きました。挨拶をしただけなのに、ラッキーでした。
殺伐としたコロナ禍の世の中ですが、久しぶりに人とのふれあいや温かさを感じました。
人々が優しい平戸、上段の野の山行は最高でした。


kattenihanakotoba at 08:44|PermalinkComments(0)