イチヤクソウ

2022年06月13日

パラソルと梅雨の彩

パラソルと梅雨の彩 2022-06-12

アジサイ(見帰りの滝20220612)No14_R
パラソルと梅雨の彩を堪能しに、作礼山界隈、見帰りの滝を散策してきました。
梅雨に入り、曇り時々晴といった天候でしたが、雨に降られることもなく、パラソルの天使と色鮮やかなアジサイに囲まれ、幸せな時を過ごすことができました。

作礼山20220612No44_R
作礼山を取り巻く、ヤマツツジの赤

作礼山20220612No37_R
ヤマツツジは蕾もあり、もうしばらく楽しめそうです。

作礼山20220612No1_R
スイカズラは終盤で、傷んだ花や黄ばんだ花が目立ってきました

作礼山20220612No8_R
コガクウツギも終盤かな? 花数が少なくなっていた

作礼山20220612No2_R
早朝の作礼山は、今ひとつの天気、雲、霧の中、蕾でした

作礼山20220612No49_R
さりげなく道端に咲く、コナスビ

作礼山20220612No9_R
イチヤクソウは、やっと開花し始めたようです

作礼山20220612No16_R
花言葉 「恥じらい」 下向きにそっと咲く様子なんでしょうね

作礼山20220612No29_R
細長く伸びた花柱は、象さんの鼻のようでもあり…

作礼山20220612No27_R
梅雨時期に咲くので、傘の柄にも見える、パラソルの天使
咲き始めたばかりで、傷みも少なく綺麗な花ばかりでした

作礼山20220612No32_R
イチヤクソウといえば、忘れてはいけない、お仲間のウメガサソウ

作礼山20220612No33_R
もうちょっとで咲き出しそう、来週ぐらいには花開いてくれそうな感じでしたが、案外ここからが長かったりするんだよね

作礼山20220612No46_R
タツナミソウ 上から見るといつもと違う感じ

作礼山20220612No43_R
ツルマンネングサ? 似たようなのが沢山あってようと分からん
よく見ると、バッタの赤ちゃんが乗っていた、こんなの初めて見たなぁ

作礼山20220612No45_R
モウセンゴケは、蕾の準備中

作礼山20220612No53_R
ユキノシタはワンサカと咲いていました。それにしても複雑な造形、神様もよくこんな形を選んだものだと感心しますよね

作礼山20220612No54_R
ユキノシタの花言葉「深い愛情」「博愛」「恋心」「切実な愛情」「好感」
食用にも薬用にもなる優れものです。

アジサイ(見帰りの滝20220612)No7_R
場所を代えて、見帰りの滝、久しぶりの「あじさい祭り」開催中

アジサイ(見帰りの滝20220612)No6_R
青、青紫の紫陽花の花言葉「冷淡」「無情」「辛抱強い愛情」

見帰りの滝20220612No19_R
遊歩道に入ると、ドクダミがお出迎え、今まで気が付かなかった

見帰りの滝20220612No5_R
スジブトハシリグモ? 水面や水中で活動できるんだって、すごいねぇ

アジサイ(見帰りの滝20220612)No16_R
花弁に見えるのは咢、これが本当のアジサイの花、弾けていて可愛らしい

アジサイ(見帰りの滝20220612)No1_R
見返りの滝周辺のアジサイは、満開、ちょうど見頃でした

アジサイ(見帰りの滝20220612)No3_R
紫陽花といえば、カタツムリ なかなかの演技派

アジサイ(見帰りの滝20220612)No2_R
白い紫陽花の花言葉「寛容」
渓流沿いのアジサイは、涼やかで美しい

見帰りの滝20220612No67_R
50種類約4万株の色とりどりのあじさいが咲きまくり

アジサイ(見帰りの滝20220612)No10_R
バッタの子供もアジサイは大好きなようです。人慣れしているのか、動かずにじっとしていてくれた、サービス精神旺盛なバッタ

アジサイ(見帰りの滝20220612)No5_R
いかにも…という感じで、玉ボケ…どうかな?

アジサイ(見帰りの滝20220612)No8_R
今年は若干花数が少ないような感じだけど、圧巻のアジサイ

見帰りの滝20220612No62_R
紫陽花の陰でさりげなく、トキワツユクサも咲いています

アジサイ(見帰りの滝20220612)No9_R
見帰りの滝は、マイナスイオン一杯で、いつ来ても癒されます。

アジサイ(見帰りの滝20220612)No15_R
赤、ピンクの紫陽花の花言葉「元気な女性」「強い愛情」

アジサイ(見帰りの滝20220612)No14_R
九州も梅雨入り、平日は雨でいいから、週末だけでも晴れてくれないかな
雨は雨でそれなりに楽しいけれど…


kattenihanakotoba at 13:19|PermalinkComments(0)

2019年06月24日

作礼山 似た者同士・・・

作礼山 似た者同士 2019.6.22

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午前中は仕事だったが、午後半日だけでも楽しめるところ、そろそろ咲いているかもしれない似た者同士を捜しに、作礼山へと急ぐことにした。
思いの外、作礼山の管理棟前のツツジが奇麗だった。ツツジの時期はとうに終わっているだろうに、ミヤマキリシマだってもう終わりだろうし・・・

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不思議なぐらい、作礼山管理棟前のツツジは満開だった。

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池の端のツツジも言うことなし。

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山頂のツツジはさすがに終わっていた。

本日の本命・対抗は、「イチヤクソウ」と「ウメガサソウ」
似た者同士の花ですが、作礼山を代表する花といっても過言ではないでしょう。

先ずは、「イチヤクソウ」(一薬草)

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ツツジ科 イチヤクソウ属 常緑多年草 花期(6~7月)
*旧分類体系ではイチヤクソウ科

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葉の間から20cmほどの花茎を立て、上部に2〜10個の白花をつける。花冠は直径約1.3cmで、深く5裂する。雄しべは10個、雌しべは湾曲する。

和名は乾かして薬用につかったことからだそうで、毒蛇に咬まれたとき、生葉をもんだ汁をつけると有効だといわれているんだとか・・・優れモンです。

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花言葉は、「恥じらい」 だそうです。

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イチヤクソウは、背丈が高いせいか細く、なよなよとしたイメージがあり、女性的な感じを受けるため、同じような顔立ちでも「恥じらい」なのかな?

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ゾウさんのような、ロングノーズもいけてる

次に、「ウメガサソウ」(梅笠草)

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ツツジ科 ウメガサソウ属 常緑の小低木 花期(6~7月)
*従来の分類体系ではイチヤクソウ科

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花は茎の先に1個下向きにつく。花弁は5枚で、萼片も5枚に分かれる。茎の先に直径1cmほどの白い花を1個まれに2個つける。
花の形が梅に似て、下向きに笠のように咲く様子からついた名だそうです。初夏の頃薄暗い林の中にうつむいて花を咲かせる腐生植物。

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花言葉は、「厳しい美しさ」だそうです。ウメガサソウは、背丈は低いものの 、しっかり、ガッチリとしたイメージで、イチヤクソウに比べ、男性的で、頼もしい感じです。

イチヤクソウ、ウメガサソウともに、旧分類体系では、イチヤクソウ科で、今は、ツツジ科ということで、ツツジなんかいな…?と思い、驚きました。
ウメガサソウにいたっては、小低木ということで、山野草というよりは、樹の仲間なんだなということで、本当に、クリビツギョウテン(旧表現型)です。
旧分類イチヤクソウ科は、なかなか面白いと思って、他にもないかなと思い探してみると、意外なあの花もイチヤクソウ科でした。
その名は、「ギンリョウソウ」…お前もか??

ギンリョウソウ(高良山20180430)No2

そういえば、ギンリョウソウの一つ目と、

ギンリョウソウ(高良山20190427)No1

ウメガサソウの花の感じは似ているような気もする。

DSC07807

管理棟前季節外れの山ツツジ、ツツジ科のイチリンソウとウメガサソウ、まさに、作礼山は、ツツジの山でした。

DSC07849

最後に、本日一番の男前ウメガサソウ

DSC07851

笠の上のピンクの斑点も美しい
日没まで、まだ時間があるので、見帰りの滝にも・・・
(次回に、乞うご期待!!)



kattenihanakotoba at 07:00|PermalinkComments(0)