イチヤクソウ
2022年06月13日
パラソルと梅雨の彩
梅雨に入り、曇り時々晴といった天候でしたが、雨に降られることもなく、パラソルの天使と色鮮やかなアジサイに囲まれ、幸せな時を過ごすことができました。
咲き始めたばかりで、傷みも少なく綺麗な花ばかりでした
よく見ると、バッタの赤ちゃんが乗っていた、こんなの初めて見たなぁ
食用にも薬用にもなる優れものです。
渓流沿いのアジサイは、涼やかで美しい
雨は雨でそれなりに楽しいけれど…
2019年06月24日
作礼山 似た者同士・・・
作礼山 似た者同士 2019.6.22
午前中は仕事だったが、午後半日だけでも楽しめるところ、そろそろ咲いているかもしれない似た者同士を捜しに、作礼山へと急ぐことにした。
思いの外、作礼山の管理棟前のツツジが奇麗だった。ツツジの時期はとうに終わっているだろうに、ミヤマキリシマだってもう終わりだろうし・・・
不思議なぐらい、作礼山管理棟前のツツジは満開だった。
池の端のツツジも言うことなし。
山頂のツツジはさすがに終わっていた。
本日の本命・対抗は、「イチヤクソウ」と「ウメガサソウ」
似た者同士の花ですが、作礼山を代表する花といっても過言ではないでしょう。
先ずは、「イチヤクソウ」(一薬草)
ツツジ科 イチヤクソウ属 常緑多年草 花期(6~7月)
*旧分類体系ではイチヤクソウ科
葉の間から20cmほどの花茎を立て、上部に2〜10個の白花をつける。花冠は直径約1.3cmで、深く5裂する。雄しべは10個、雌しべは湾曲する。
和名は乾かして薬用につかったことからだそうで、毒蛇に咬まれたとき、生葉をもんだ汁をつけると有効だといわれているんだとか・・・優れモンです。
花言葉は、「恥じらい」 だそうです。
イチヤクソウは、背丈が高いせいか細く、なよなよとしたイメージがあり、女性的な感じを受けるため、同じような顔立ちでも「恥じらい」なのかな?
ゾウさんのような、ロングノーズもいけてる
次に、「ウメガサソウ」(梅笠草)
ツツジ科 ウメガサソウ属 常緑の小低木 花期(6~7月)
*従来の分類体系ではイチヤクソウ科
花は茎の先に1個下向きにつく。花弁は5枚で、萼片も5枚に分かれる。茎の先に直径1cmほどの白い花を1個まれに2個つける。
花の形が梅に似て、下向きに笠のように咲く様子からついた名だそうです。初夏の頃薄暗い林の中にうつむいて花を咲かせる腐生植物。
花言葉は、「厳しい美しさ」だそうです。ウメガサソウは、背丈は低いものの 、しっかり、ガッチリとしたイメージで、イチヤクソウに比べ、男性的で、頼もしい感じです。
イチヤクソウ、ウメガサソウともに、旧分類体系では、イチヤクソウ科で、今は、ツツジ科ということで、ツツジなんかいな…?と思い、驚きました。
ウメガサソウにいたっては、小低木ということで、山野草というよりは、樹の仲間なんだなということで、本当に、クリビツギョウテン(旧表現型)です。
旧分類イチヤクソウ科は、なかなか面白いと思って、他にもないかなと思い探してみると、意外なあの花もイチヤクソウ科でした。
その名は、「ギンリョウソウ」…お前もか??
そういえば、ギンリョウソウの一つ目と、
ウメガサソウの花の感じは似ているような気もする。
管理棟前季節外れの山ツツジ、ツツジ科のイチリンソウとウメガサソウ、まさに、作礼山は、ツツジの山でした。
最後に、本日一番の男前ウメガサソウ
笠の上のピンクの斑点も美しい
日没まで、まだ時間があるので、見帰りの滝にも・・・
(次回に、乞うご期待!!)