スズラン
2023年05月22日
ミヤマを愛でに 鞍岳・ツームシ
若干花芽が少ないかな?といった印象でしたが、ミヤマキリシマ堪能しました。
時間に余裕があったので、帰りしなに阿蘇のスズラン自生地にも立ち寄り、楽しい花散策の一日となりました。
雑草の如く道端に溢れ、咲きまくり状態
花言葉は意味深で、「あなたの魅力を心に刻む」「危険な遊び」
花言葉は「ゆっくりとした時間の流れ」
わざわざ案内しなくても良さそうな気もするのですが、「行き止まり」という場所への案内なのだろうか? 面白い
なぜこの辺りにだけ群生しているのだろうか? 不思議?
鼻を近づけなくとも、あたり一面に甘いバニラの香り、たまらんねぇ…
死に至らしめるほどの有毒だけど、可愛らしいから許しちゃう!
ミヤマキリシマ、キンラン、スズラン…etc. 楽しい花散策の一日でした。
2022年05月23日
赤 白 黄色 阿蘇烏帽子岳
見事なミヤマキリシマの赤に燃え上がる山上、草原にはウマノアシガタによる黄色の絨毯、可愛らしい白色の天使スズラン…etc.
赤 白 黄色に彩られた素晴らしい阿蘇、花散策を楽しみました。
不規則な咲き方が、複雑に揺れ動く思春期の少女の心情を表している?
サワフタギの花言葉「緊張感」
山上の赤との対比が素晴らしかった
アキグミに続き、ウマノアシガタ再発見!
テッカテッカの黄色花 やるもんだねぇ…脱帽…
神様に感謝!感謝!!
2021年05月26日
鈴忍、いとおかし… 阿蘇界隈
せめてもと思って、阿蘇界隈の花散策、阿蘇神社や高森湧水トンネル公園を訪ね、御朱印ゲットにも励みました。
鈴忍、いとおかし…とはなんじゃいなと思われる方もおられると思いますが…
鈴(スズラン)忍(ハナシノブ)、いと(シライトソウ)おかし
ということで、よろしくお願いいたします。
平成28年熊本地震による楼門・拝殿の倒壊で、復旧作業中でした。
何とも言えない悲しい風情でしたが、早く復旧して以前のような荘厳な姿を見てみたいと思います。
塞翁が馬を地で行くストーリーです。
すごい勢いで、水が噴き出しています。これじゃ工事も中断せざるを得なかったでしょうね。
高森町観光交流センターで頂けます。今日は御朱印ゲットのみです。
ギンバイソウの時期に再来し、詣出ようと思います。
花言葉「ゆっくりとした時間の流れ」
シライトソウから、こんなにいい香りがするなんて知らなかった。
クリビツギョウテン(昭和的驚いた時の表現法)初めて気が付きました。
阿蘇界隈、鈴忍いとおかしの散策は楽しいものでした。
2019年05月30日
阿蘇 スズラン
スズラン やっと阿蘇の地で巡り合えた・・・ 感謝感激雨霰
今回の阿蘇山行は、ミヤマキリシマはもちろんのことだが、第一の目的は、スズランであった。
幼少のころ、北海道で見た切り、ご無沙汰のスズランである。スズランには、いろいろな思い出があるのだが、それは、後日ということで・・・
本来であれば、北海道や本州中部以北の高原にしか咲かないと言われているスズランが、まさか、九州、阿蘇の地に、自生し咲いているとは、夢にも思っていなかった。
数年前より、阿蘇の波野に咲いているということを聞き及び、行こう行こうと思っていたのだが、5月は、キンラン、ギンラン、エビネ、クマガイソウ…etc. あちらこちらの山を駆け巡り、6月に入るとミヤマキリシマ詣りとなる。一息ついた頃には、スズランの季節は終わっていて、またこの次だなぁ・・・その翌年も同じようなもので、来年こそは・・・そして次の年も・・・といった具合で、いつもなおざりになっていたので、今年はカレンダーの5月に「5月末、スズラン」と大きく書き記しておいたのである。
スズラン(鈴蘭) ユリ科 スズラン属 多年草 4~6月
山地や高原に咲き、高さ10~18cm。葉は2枚根生し、裏面は粉白色を帯びる。花茎は20~35cmで、10個ほどの花を総状につける。花は芳香があり、白色、径約1cm程の広鐘形で6裂し反り返る。果実は液果で赤く熟す。
阿蘇市波野のスズラン自生地は、いかにも阿蘇らしい高原の一角にある。
ここの駐車場は、一風変わっていて、一本の大きな木を中心にして、内外円上に駐車できるようになっている。なかなか面白い造りだなぁと思った。
駐車場周辺には、ヤマボウシの花も咲いている。
目を凝らすと、斜面のいたるところに、白く小さく可愛らしいスズランの花が顔を出している。
スズランの別名としては、花が葉の影に隠れることを控えめな美しさから、「君影草」、山間の谷地に咲く事が多い事から、「谷間の姫百合」といったものがあり、可愛らしく、清楚な美しさにふさわしい呼び名だなと思う。
他の山野草と違い、葉よりも低い位置に花が咲くというのは、とても面白く奥ゆかしい咲き方である。「君影草」なんて、良い名前だなぁ・・・
スズランの花の咲き方は、大好きなバイカイカリソウに似ている気もするが、バイカイカリソウは、葉の上に突き出して咲いており、自己主張がスズランよりは強めである。スズランのほうが奥ゆかしい。
地下茎の部分を乾燥させたものは「鈴蘭根」と呼ばれ、かつては利尿薬や強心剤として用いられていたそうだが、過剰に摂取すると心不全を起こすなど、強い毒性をも持つ事が知られるようになり、現在では利用されなくなっているとのことで、「綺麗な花には、棘がある」といいますが、「可愛い花には、毒がある」ということでしょうか?
地下茎以外の部分にも毒性が有るとのことで、その扱いには十分な注意が必要とされている。可愛らしい見かけによらず、恐ろしい一面を持った花である。
気持ちの良い、阿蘇の高原
斜面の途中に、なぜか三角点もあった。
この高原には、カノコソウも咲いている。
シライトソウも咲いていたのには驚いた。
しかし、何度見ても、清楚でかわいらしい花だ。幼き日の思い出と重なり合って、心に染み入る花である。
スズランの花言葉としては、「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」などがある。どれもこれもスズランの可愛らしさを的確に表現できていてしっくりとくる。
時間にまだ余裕があったので、帰りに、小国の鍋ケ滝にも寄ってきた。
久しぶりの鍋ケ滝だったが、駐車場も整えられており、小綺麗になったなぁ・・・と思っていたら、入場料を取るシステムになっていた。
滝裏から見る風情も、いいもんだねぇ・・・
観光客も多くなっており、維持費もかかるんだろうな