阿蘇
2021年11月16日
マゼノ渓谷
噂には聞いていたのですが、なかなかタイミングが合わず、本日、初めてのマゼノ渓谷第一歩となりました。
秘境かなと思っていたのですが、世間では広く知れ渡っていたのでしょうか、沢山の観光客が来訪していてびっくりしました。
確定申告の際はこのまま提出するのかな?
領収金額が書いていない…綴りにくい…なんちゃって、誰も出さんだろうね
一時間待ちだった… すごい人気だねぇ…
2021年05月25日
裏かな? 阿蘇烏帽子岳
今年は、ミヤマキリシマの裏年なのか? 阿蘇火山活動等の影響なのか? とにかく驚くほどにミヤマキリシマが見当たりませんでした。
こんな年もあるんだなぁ…
こんなに綺麗に咲きまくっていたのに、何処に行ってしまったのだろうか、ミヤマキリシマよ…
来年には復活してほしいものです。神様お願いします。
2019年09月02日
阿蘇 ダイサギソウ ヒメノボタン
連日の雨で、全くもって、頭が痛い。晴天でなくてもかまわない、曇りで十分なのに・・・少々の雨でも許してあげる・・・
朝起きて、真っ先に気象庁の天気予報を見てみると、なんと阿蘇地方が、午後から曇りということでした。昨年は、ダイサギソウを見るには見たのですが、時期遅く傷んだものしか見ることができなかったので、今年こそは早めにと思っていたので、これ幸いと阿蘇へ向かいました。
気難しいあいつにも会いたいので、時間稼ぎ、先ずは、南阿蘇ビジターセンターへ…
雨は降っていなかったのですが、曇り空の中、先ずは、フジカンゾウがお迎えしてくれました。
ヤマホトトギスも入口のところでお出迎えです。
続いて、紫の風車、シデシャジン
フシグロセンノウは、沢山咲いていました。
フシグロセンノウに関しては、今年初かな?
大好きな、ミズタマソウ
雨露に濡れ、これが本当のミズタマソウ
ビジターセンターといえば、ツリフネソウ
キツリフネ
南阿蘇ビジターには、普通のツリフネソウよりも、キツリフネやハガクレツリフネの方が多いようです。
ハガクレツリフネ
私としては、ハガクレツリフネが一番好きかな?
西日本では、少ないといわれている白花のゲンノショウコもたくさん咲いていました。どの花も、雨露に濡れて、しっとりとした色合い、奇麗でした。
ちょっとお腹もすいてきたし、雨もパラついてきたので、雨宿り&時間稼ぎ、「やま康」で、あか牛丼を食べ、萌の里に向かうことにしました。
萌の里に着くと雲も薄くなり、晴れ間も見えだし、何だかいい感じです。
ヒメノボタンのピンク色の花がすぐに目に付きました
絶滅危惧Ⅱ類なのですが、ここでは全く心配がないほどに沢山咲いています。蕾もたくさんありました。
ダイサギソウは…というと
たくさん咲いていました
蕾もまだ多く
咲き始めたばかり
傷みもなく、奇麗な株ばかりです
実に美しい・・・
昨年のリベンジ、果たしました
午後に開花し、夕方にしぼむという気難しいあいつ
タヌキマメも気持ちいいほどに咲いていました。
憎めない顔なんだよなぁ・・・
雨続きの日々でしたが、少々気が晴れました。
満足! 満足!!
2019年05月30日
阿蘇 スズラン
スズラン やっと阿蘇の地で巡り合えた・・・ 感謝感激雨霰
今回の阿蘇山行は、ミヤマキリシマはもちろんのことだが、第一の目的は、スズランであった。
幼少のころ、北海道で見た切り、ご無沙汰のスズランである。スズランには、いろいろな思い出があるのだが、それは、後日ということで・・・
本来であれば、北海道や本州中部以北の高原にしか咲かないと言われているスズランが、まさか、九州、阿蘇の地に、自生し咲いているとは、夢にも思っていなかった。
数年前より、阿蘇の波野に咲いているということを聞き及び、行こう行こうと思っていたのだが、5月は、キンラン、ギンラン、エビネ、クマガイソウ…etc. あちらこちらの山を駆け巡り、6月に入るとミヤマキリシマ詣りとなる。一息ついた頃には、スズランの季節は終わっていて、またこの次だなぁ・・・その翌年も同じようなもので、来年こそは・・・そして次の年も・・・といった具合で、いつもなおざりになっていたので、今年はカレンダーの5月に「5月末、スズラン」と大きく書き記しておいたのである。
スズラン(鈴蘭) ユリ科 スズラン属 多年草 4~6月
山地や高原に咲き、高さ10~18cm。葉は2枚根生し、裏面は粉白色を帯びる。花茎は20~35cmで、10個ほどの花を総状につける。花は芳香があり、白色、径約1cm程の広鐘形で6裂し反り返る。果実は液果で赤く熟す。
阿蘇市波野のスズラン自生地は、いかにも阿蘇らしい高原の一角にある。
ここの駐車場は、一風変わっていて、一本の大きな木を中心にして、内外円上に駐車できるようになっている。なかなか面白い造りだなぁと思った。
駐車場周辺には、ヤマボウシの花も咲いている。
目を凝らすと、斜面のいたるところに、白く小さく可愛らしいスズランの花が顔を出している。
スズランの別名としては、花が葉の影に隠れることを控えめな美しさから、「君影草」、山間の谷地に咲く事が多い事から、「谷間の姫百合」といったものがあり、可愛らしく、清楚な美しさにふさわしい呼び名だなと思う。
他の山野草と違い、葉よりも低い位置に花が咲くというのは、とても面白く奥ゆかしい咲き方である。「君影草」なんて、良い名前だなぁ・・・
スズランの花の咲き方は、大好きなバイカイカリソウに似ている気もするが、バイカイカリソウは、葉の上に突き出して咲いており、自己主張がスズランよりは強めである。スズランのほうが奥ゆかしい。
地下茎の部分を乾燥させたものは「鈴蘭根」と呼ばれ、かつては利尿薬や強心剤として用いられていたそうだが、過剰に摂取すると心不全を起こすなど、強い毒性をも持つ事が知られるようになり、現在では利用されなくなっているとのことで、「綺麗な花には、棘がある」といいますが、「可愛い花には、毒がある」ということでしょうか?
地下茎以外の部分にも毒性が有るとのことで、その扱いには十分な注意が必要とされている。可愛らしい見かけによらず、恐ろしい一面を持った花である。
気持ちの良い、阿蘇の高原
斜面の途中に、なぜか三角点もあった。
この高原には、カノコソウも咲いている。
シライトソウも咲いていたのには驚いた。
しかし、何度見ても、清楚でかわいらしい花だ。幼き日の思い出と重なり合って、心に染み入る花である。
スズランの花言葉としては、「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」などがある。どれもこれもスズランの可愛らしさを的確に表現できていてしっくりとくる。
時間にまだ余裕があったので、帰りに、小国の鍋ケ滝にも寄ってきた。
久しぶりの鍋ケ滝だったが、駐車場も整えられており、小綺麗になったなぁ・・・と思っていたら、入場料を取るシステムになっていた。
滝裏から見る風情も、いいもんだねぇ・・・
観光客も多くなっており、維持費もかかるんだろうな
2019年05月28日
阿蘇 ミヤマキリシマ
いよいよ、ミヤマキリシマの季節到来である。
どこに行こうか? 人混みは嫌だし・・・
ミヤマキリシマの咲くところ、ヒト、ヒト、ヒトの嵐に違いない
万年山も考えたが、きっと多いだろうな・・・?
昨年の阿蘇烏帽子岳のミヤマキリシマは、最高だったせいもあるのか、気の毒な気もするが、今年は、やや花付きが悪いというか平年並みであった。
それでも、ミヤマキリシマを前にした阿蘇烏帽子岳は、なかなか美しい姿である。
地震の影響で、山肌は結構崩れ、痛々しい感じもするが・・・
補ってあまりあり! 見事なものである。
足元には、ハルリンドウ
マイヅルソウも咲いている。
完全に、花期終了だとは思ったが、仙酔峡にも寄ってみた。数株を残し、ほとんどが、花期終了、枯れ花であった。
それでも、鷲ヶ峰をバックにしたミヤマキリシマは、見ごたえがあった。
さあ、本日の本命へと向かいましょう!!