大宰府

2024年02月08日

飛梅と芦雪

飛梅と芦雪 2024-02-07

大宰府20240207No62_R
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
飛梅の咲き具合はどうかな? ということで太宰府天満宮へ
飛梅はほぼ満開、綺麗に咲きまくっていました。美しい…
太宰府天満宮参拝の前に、昨日より九州国立博物館で始まった長沢芦雪展も観に行きました。素晴らしい襖絵の数々、可愛らしい子犬たちに癒されました。

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特別展 生誕270年 長沢芦雪 若冲、応挙につづく天才画家

九博20240207No14_R
当然のごとく、写真撮影は不可でしたので、パンフレットをもとにご紹介したいと思います。以下の写真は、パンフレットからの引用です。

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「奇想の画家」長沢芦雪 素晴らしい作品の数々

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「降雪狗児図」
可愛らしいモフモフモワッとした子犬、童心に返って、身も心も洗われるような…見ていて、ほっこり…心地よい作品でした。

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「牡丹孔雀図」
端正で凛々しい姿の孔雀、若冲にも勝るとも劣らぬ緻密で素晴らしい描写には圧倒されます。野性味たっぷりの鋭い眼に睨まれ、ゾクッとしました。

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「山姥図」
可愛らしい子犬たちとは180度異なる醜怪な老婆の姿は、同じ作者とは思われないほどのギャップを感じました。恐ろしいぐらいの凄い才能!!

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「虎図」
今回の目玉は、やはり無量寺の虎の襖絵、目力が強く迫力があるのですが、どこか憎めなくて愛らしい顔立ちがたまらんねぇ… 漫画チックにも見えて、一休さんに出てくる虎の絵を想像してしまいました。
「虎図」に対する「龍図」も凄い作品でした。パンフレットに紹介図が無かったので、ご紹介できないのが残念ですが圧倒されますよ。

九博20240207No10_R
文化交流展示室(平常展)では、「日本刀の美 -北﨑徹郎の愛刀-」が催されていました。30本ほどの日本刀の展示が有りましたが、なかでも「銘貞綱(平安時代・12世紀)」には魅了されました。室町時代後期の刀剣書「往昔抄」に茎の姿が収載される名刀だそうです。

大宰府20240207No1_R
九州国立博物館から、太宰府天満宮側に出てくると、今までに経験したことが無いぐらいに、咽るほど、梅の香りが苑内に漂っていました。

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梅には沢山の種類があっていろいろと楽しめて面白い。
一般的には、梅と言えば、紅の5枚花弁というイメージかな?

大宰府20240207No78_R
白の5枚花弁 私としては、白梅の方が好き

大宰府20240207No8_R
白の花弁に紅を差したような梅花もある。なかなか可愛らしい。
何という名前の梅なのだろうか?

大宰府20240207No35_R
旧正月(春節)のせいか、中国人の観光客が多かった

大宰府20240207No47_R
節分仕様の飾り付け

大宰府20240207No54_R
瓢箪型の祓門 「除災招福」「無病息災」

大宰府20240207No37_R
梅花は、木々によって違いますが、6,7分咲きぐらいかな?

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八重の紅梅も可愛らしい
しっかりとした色の紅梅よりも、ピンク色がかった梅のほうが好き

大宰府20240207No25_R
八重の白梅もなかなかの趣きです

大宰府20240207No15_R
枝垂れ梅は、まだ咲き出したばかりみたいでした。

大宰府20240207No51_R
怒り・戒めの3連発 先ずは、グラバーも欲しがった麒麟像

大宰府20240207No53_R
いつもの御神牛 1805年(文化2年)

大宰府20240207No56_R
楼門向かって左側の御神牛 芸術的なタッチの像
良い面構え 結構威圧感があり、迫力ある顔です。

大宰府20240207No59_R
怒りの御神牛に対して、ちょっとお惚けな狛犬
太宰府天満宮には、沢山の御神牛や狛犬が居てとても面白い

大宰府20240207No57_R
太宰府天満宮拝殿(仮)
早く工事が終わらないかなぁ… 楽しみです

大宰府20240207No68_R
嬉しいことに、飛梅は、ほぼ満開状態
工事中というのが玉に瑕ですが、今年も立派に咲いてくれた

大宰府20240207No62_R
「飛梅」 樹齢1000年を超えるとされる白梅

大宰府20240207No66_R
飛梅は、野梅系・野梅性の品種「色玉垣」という八重咲の梅だそうです。

大宰府20240207No81_R
梅花を堪能した後、もう一つの早春の花であるマンサクを見に行きました。名前の由来は、他の木に先駆けて春に花が咲くことから「まず咲く」「真っ先」が転訛した説、また黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれることから「万年豊作」に由来するなどの説、あるいは花がたくさん咲くから「満咲き」からだとする説があるそうです。

大宰府20240207No86_R
マンサクの花言葉は「呪文」「魔力」「霊感」「ひらめき」
しかし、どこをどう見ても花には見えない…凄い形の花… 
どんな構造になっているのか? 不思議でならない…


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2024年01月09日

セリバオウレン 詣り

セリバオウレン 詣り 2024-01-08

四王寺山20240108No29_R
今年初めての花散策、セリバオウレンを観に四王寺山へ行ってきました。今期は開花が早く昨年の12月には蕾があったという話は聞いていたので、タイミングを計っていました。正月も終え、大宰府近辺も落ち着いただろうと思い、太宰府天満宮…etc. 初詣も兼ねて出かけることにしました。

伊野天照皇大神宮20240108No3_R
花散策の前に、先ずは、伊野天照皇大神宮に初詣

伊野天照皇大神宮20240108No5_R
「九州の伊勢」と呼ばれ、伊勢神宮を模して築造されたそうです。中世の武将たちの信仰も篤く、北条時宗、菊池武重、織田信長、立花道雪、小早川隆景らが、幣帛を捧げたり、神領を奉納したりしたとのことです。

伊野天照皇大神宮20240108No6_R
御祭神 天照大神、手力雄神、萬幡千々姫神

伊野天照皇大神宮20240108No9_R
古神殿跡 神聖なパワーが感じられる

宇美八幡宮20240108No1
お次は、宇美八幡宮 安産、育児の守護神「子安大神」

宇美八幡宮20240108No2_R
応神天皇 誕生の地
八幡大神御降誕の聖地として、敏達天皇の御宇(西暦570年頃)に創建

宇美八幡宮20240108No3_R
御祭神
應神天皇 神功皇后 玉依姫命 住吉大神 伊弉諾尊

宇美八幡宮20240108No5_R
湯蓋の森 国指定天然記念物の老大樟

宇美八幡宮20240108No8_R
衣掛の森 樹齢二千年以上と推定されているそうです。

四王寺山20240108No1_R
今年初の花散策、いつものように、悠久の森スタート

四王寺山20240108No2_R
三宝荒神 仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離する仏神

四王寺山20240108No4_R
鮎返りの滝 この時期ちょっと寒そう 冷えるねぇ…

四王寺山20240108No9_R
フユイチゴ プリップリして美味しそう

四王寺山20240108No6_R
冬枯れの山 綺麗な紅葉だったのだけどね…

四王寺山20240108No7_R
微かに…秋の名残…

四王寺山20240108No8_R
小石垣 午前中は日陰の斜面… セリバオウレンや如何に…

四王寺山20240108No25_R
セリバオウレン(芹葉黄連)
例年であれば、この時期、まだ見当たらないか、やっと蕾が開き始めたかな?ぐらいの感じでしたが、綺麗に開いていました。

四王寺山20240108No12_R
嬉しいことなのか? あまり良くないことなのか? 微妙ですが、温暖化の影響もあってか、年々開花時期が早くなってきている感じがします。蕾も沢山ありましたので、見頃は1月末か2月に入ってからかな?

四王寺山20240108No13_R
私が、山野草に入れ込むきっかけとなった可愛らしい花

四王寺山20240108No29_R
セリバオウレンの花言葉は特に無いのですが、オウレンの花言葉は「変身」「揺れる心」、セリの花言葉は「貧しくても高潔」「清廉で高潔」「清廉潔白」ということで…セリのような葉を持つセリバオウレンの花言葉は、「清廉な揺れる乙女心」なんていうのはどうでしょうか?

太宰府20240108No2_R
正月程ではありませんが、連休、受験シーズンということもあり、太宰府天満宮の参道は、多くの人々で賑わっていました。

太宰府20240108No6_R
明神鳥居(花商岩製、高さ6.17m)
南北朝時代に建立されたと推定され、九州では最古だそうです。

太宰府20240108No7_R
招き猫風? お手をしている? ユニークな狛犬だよね

太宰府20240108No8_R
逆立ち狛犬 文化九年(1812)

太宰府20240108No11_R
グラバーが欲しがったと言われ、キリンビールのラベルじゃないかと噂の麒麟と天神様(菅原道真)の使いである鷽の像
嘉永5年(1852年)に奉納されたものだそうです・

太宰府20240108No12_R
文化2年(1805年)乙丑の年に奉納された御神牛

太宰府20240108No13_R
何見てんだよ! 悪霊退散! 今年こそは良い年にしてください…

太宰府20240108No16_R
ロウバイ(蝋梅)も咲き出した
花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」

太宰府20240108No14_R
太宰府天満宮仮殿(御本殿が124年ぶりの令和の大改修中)

太宰府20240108No15_R
厄晴れひょうたん
正月から、嫌なニュースばかり… 厄晴れ厄よけお願いします。

太宰府20240108No21_R
梅花もちらほらと咲き出したみたい
花言葉は「忠実」「高潔」「忍耐」

太宰府20240108No18_R
紅梅はそこそこありましたが、白梅はなかなか見つからず、遠くの方にやっと見つけた白梅、これで紅白揃い踏み 何かいいことあるかな?


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2023年12月01日

大宰府辺りで 紅葉巡り

大宰府辺りで 紅葉巡り 2023-11-29

竈門神社20231129No16_R
今年は猛暑のせいもあってか、なかなか紅葉のタイミングが悪く、スッキリしないことが多かったのですが、それなりに綺麗な紅葉を見ることが出来ました。もうすぐ12月…さすがに紅葉も終了近いかな?
今年最後の紅葉の輝きを求めて、武蔵寺と竈門神社を訪ねました。

武蔵寺20231129No1_R
椿花山成就院 武蔵寺 天台宗

武蔵寺20231129No13_R
山門の中は、鮮やかな紅葉 なかなか美しい

武蔵寺20231129No23_R
時期的にはちょっと遅いとは思いましたが、それなりに見頃

武蔵寺20231129No27_R
七世紀頃建立された九州最古の仏蹟だそうです。

武蔵寺20231129No32_R
御本尊は薬師瑠璃光如来で、七世紀作と推定され、椿樹一木彫り、一本の椿の樹から薬師仏日光・月光菩薩、十二神将を刻んだ立像だそうで、一度見てみたいなぁと思いました。

武蔵寺20231129No38_R
そこそこだけど、いいんじゃない?

武蔵寺20231129No49_R
菅原道真公が天拝山に登る際に身を清めた「紫藤の滝」と道真公が身を清めるときに衣を掛けた「衣掛の岩」

武蔵寺20231129No93_R
曇り空で、天気がいまいちだけど何とか間に合った感じ

武蔵寺20231129No80_R
ちょっと寂しかったけれど、十分に美しい

武蔵寺20231129No55_R
御自作天満宮

武蔵寺20231129No59_R
菅原道真公が自らの姿を刻んだ坐像が奉ってあるそうです。

武蔵寺20231129No61_R
御自作天満宮の周囲は、落葉した公孫樹の黄色い絨毯が敷き詰められていました。初めて見たのですが素晴らしい絨毯でした。

武蔵寺20231129No97_R
紅葉の向こう側に黄葉 何という樹だろうか?

武蔵寺20231129No101_R
綺麗な紅葉 紅葉と枯葉どこが違うのだろうか? 主観の問題かな?

武蔵寺20231129No108_R
思っていた以上の紅葉を見ることが出来て、まずまず満足

竈門神社20231129No1_R
鬼滅の刃で世界中に知れ渡った 竈門神社

竈門神社20231129No3_R
時期的に遅かったせいもあって、落葉しているものが多かったけれど、まだまだ見頃なのもあって、ギリギリセーフといった感じかな

竈門神社20231129No71_R
カラフルな色とりどりの楓 面白い

竈門神社20231129No20_R
綺麗な紅葉の中、大声の中韓言語が飛び交っていました。

竈門神社20231129No39_R
式部稲荷社  御祭神 宇迦御霊神

竈門神社20231129No43_R
稲荷神社特有の連立鳥居

竈門神社20231129No45_R
半分ぐらい枯れていたけれど、それなりに満足…

竈門神社20231129No57_R
竈門神社 古くは、大宰府政庁の鬼門除けだったとか…
「縁結び」「方除け」「厄除」の神様

竈門神社20231129No58_R
主祭神  玉依姫命
相殿神  神功皇后 応神天皇

竈門神社20231129No25_R
最近、紅葉狩りに行くと外人が多いのだけど、侘び寂がらみの日本の風景を理解しているのだろうか? 理解してもらわなくても良いのだけれど、少し静かにしてもらいたいと思うのは私だけだろうか?うるさいとちょっと興醒めしちゃうんだよね…

竈門神社20231129No5_R
とりあえず、聴覚を無視して紅葉を楽しむ

竈門神社20231129No63_R
以前に比べれば「鬼滅の刃」関連の絵馬は減っていたような気がしましたが、それでもたくさんの鬼滅がぶら下がっていました。

竈門神社20231129No28_R
最後の最後といった感じの紅葉 何とか間に合った
神様に感謝! 感謝!!

竈門神社20231129No16_R
夕陽に照らされて浮かび上がる楓
美しい 美しすぎる たまりまっしぇーん!

竈門神社20231129No76_R
紅葉も見納めかな? 花の少ない寂しい季節へ突入だね…
紅葉の後は、黄葉かな? どこへ行こうか?


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2023年07月13日

太宰府天満宮「仮殿」

太宰府天満宮「仮殿」 2023-07-12

大宰府20230712No1_R
梅雨末期の大雨もやっと一休み、午前中までの雨が止みどこへ行こうか?
フッと頭に浮かんだのは… 気になっていた令和の大改修に伴う太宰府天満宮の「仮殿」…
雨が再び降り出さないうちに、急いで観に行くことにしました。
梅雨真只中、平日の午後とはいえそれなりの参拝客(主に中韓関係の観光客ばかり)が居ました。気持ち悪くなるぐらいに門前の御神牛は撫で回されていました…ちょっとかわいそうなぐらいに…

大宰府20230712No2_R
境内は鮮やかな新緑で溢れかえっています。

大宰府20230712No3_R
九州最古の明神鳥居(高さ6.17m)
南北朝時代(1300年代中期~後期)に建立されたそうです。

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太鼓橋手前の大好きな狛犬 1812年(文化九年)
招き猫? お手してる?

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反り返って逆立ち 鯱みたい… ユーモラスな狛犬

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紫陽花もまだ咲いていた

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傷みも激しく、痛々しい姿の紫陽花が多かった

大宰府20230712No7_R
参道には、多くの風鈴 涼し気な音色 気持ちいい

大宰府20230712No8_R
楼門の中に森? 緑が生い茂っている

大宰府20230712No9_R
グラバーも欲しがった、キリンビールのラベルに描かれている麒麟像
1852年(嘉永5年)奉納 170年以上前なんだよなぁ…凄い…

大宰府20230712No10_R
大好きな御神牛 撫で牛 1805年(文化2年)奉納
自分の身体と同じご神牛の部分を祈念を込めてお互いに撫でれば、身体健全はもとより病気全快するといわれ、また神牛の頭部を同じように撫でさすれば知恵が付くのだそうです。210年以上前なんだよねぇ… 福岡県指定文化財

大宰府20230712No11_R
重要文化財「御本殿」の令和の大改修に伴い建設された「仮殿」
飛梅伝説から着想を得て、鎮守の杜の豊かな自然が御本殿前に飛翔がコンセプトとなっているとのこと。ちょっと重苦しい感じがしないでもない…

大宰府20230712No12_R
目の前で祈祷しているのを見ることができ、興味深くて有り難い
令和9年、道真公の薨去から1,125年という大きな節目となる式年大祭に向けて、124年ぶりの重要文化財「御本殿」の大改修だそうです。
早く改修後の御本殿を見てみたい、楽しみですね

大宰府20230712No15_R
出張がちで暫く会えなかった境内向かって右側の御神牛
久しぶりに、出張から帰ってきた? なんだか悲し気な表情が気になる…

大宰府20230712No16_R
右の後ろ脚に疵が… 置き位置も若干ずれてるみたいだし…
せっかく出張から帰ってきたのに、可哀想…

大宰府20230712No20_R
若干の晴れ間が見えてきたので仰ぎ見ると、包丁塚がキリっとして、いつになくかっこよかったのでカメラに収めました。

大宰府20230712No23_R
ヒメヒオウギズイセン オレンジ色の花は目を引く
花言葉は「陽気」「謙譲の美」「芳香」「良い便り」

大宰府20230712No29_R
アキノタムラソウもちらほら見受けられるようになってきた。
花言葉は「善良」「自然のままのあなたが好き」

大宰府20230712No25_R
モンシロチョウ 一心不乱に蜜を吸っていた

大宰府20230712No33_R
久しぶりの大宰府なので、天開稲荷社にも参拝
外人さんの大好きな 朱色の鳥居の列

大宰府20230712No34_R
天開稲荷は、鎌倉時代末期に京都の伏見稲荷大社から御分霊を勧請され、もともとは宮司邸に祀られていたそうです。

大宰府20230712No35_R
御祭神 宇迦之御魂神
生命の根源である食べ物、とくに稲の生長を守護する神様

大宰府20230712No37_R
奥の院 多分古墳の石室だったのだろうなぁ… 合掌

大宰府20230712No26_R
雨の多い梅雨でしたが、さすがにもうじき明けるでしょう。
いよいよ夏本番! どんな花を観に行こうかな?


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2023年02月20日

東風吹かば…見頃ですよ

東風吹かば…見頃ですよ 2023-02-19

大宰府20230219No28_R
太宰府天満宮の御神木「飛梅」は、2023年1月23日開花という事でしたので、もうそろそろ見頃かなと思い、出かけてきました。
午後から雨は上がったけれど、天気は今一つでしたが、太宰府天満宮の梅は、それなりに見頃となっていました。「飛梅」は、まだ蕾も多かったけれど、5分咲きぐらいかな? 見頃を迎えているようです。

大宰府20230219No7_R
参道にある燈籠の紅梅、満開状態で奇麗でした。この燈籠周りの梅花は毎年早めに咲き出し、美しくて私のお気に入りです。

大宰府20230219No2_R
受験シーズンということもあり、人出はコロナ禍前に回復しているようです。
南北朝時代に建立されたと推定される九州最古の鳥居

大宰府20230219No10_R
梅花に囲まれ、太鼓橋も風情があっていいね

大宰府20230219No5_R
コロナも一段落で、人出が戻ったけれど大丈夫かいな? みたいな顔
文化九年(1812)の狛犬です。

大宰府20230219No6_R
気にすんなよ、観光客が戻って来て、賑やかでいいじゃないの…

大宰府20230219No16_R
仄かな梅の香が、太宰府天満宮の境内に漂って心地よい

ヒヨドリ大宰府20230219No108_R
人出が多い中、ヒヨドリは日和らずにしっかりと鳴いていました。

大宰府20230219No14_R
お馴染みの麒麟と鷽
あまり知られていないのか、御神牛に比べ、人気薄の様でした。

大宰府20230219No26_R
ロウバイも梅香に力添えし、甘い香りを振りまいていました。

大宰府20230219No20_R
コロナも一段落、まずまずだね…
1805年(文化2年)福岡県指定文化財

大宰府20230219No21_R
池坊の花車 私としては、美しさがよく分からない、良いような…

大宰府20230219No24_R
「御本殿」は、124年ぶりの“令和の大改修”に突入、仮殿建設中

大宰府20230219No27_R
「飛梅」 5分咲きぐらいかな?
東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

大宰府20230219No28_R
これぐらい咲いていれば、それなりの見頃といってもいいかと思います。周りが工事中で、いつもと雰囲気は違いますが、今年も無事咲いてくれてありがたいことです。

大宰府20230219No31_R
飛梅は、「色玉垣」(極早の八重咲き)という品種だそうです。
「東風吹かば にほひおこせよ 尻の穴 音がなしとて 匂い忘れそ」なんて言いながら笑っていた子供の頃をふと思い出してしまった。(不謹慎でごめんなさい)

大宰府20230219No40_R
傷みだした花もありましたが、大宰府の梅は、これからが見頃でしょうね

大宰府20230219No43_R
薄ピンクの可愛らしい梅花 梅花には、色別の花言葉があるんだよね
ピンク色の梅の花言葉「清らかさ」

大宰府20230219No51_R
厄晴れひょうたん
コロナ晴れ?? 何時もより多くの瓢箪が掛かっていた気がする。

大宰府20230219No48_R
赤色の梅の花言葉「優美」

大宰府20230219No46_R
白色の梅の花言葉「気品」「澄んだ心」

大宰府20230219No59_R
久しぶりに、天開稲荷社まで足を延ばしました。

大宰府20230219No60_R
御祭神は宇迦之御魂神で、生命の根源である食べ物、特に稲の生長を守護する神様

大宰府20230219No62_R
奥の院は、古墳の石室だよね?

大宰府20230219No64
大好きな枝垂れ梅も咲き出し、ご機嫌です。

大宰府20230219No69_R
見た感じでは、呉服枝垂(くれはしだれ)という品種かな?

メジロ大宰府20230219No95_R
「梅に鶯」ではなく「梅に目白」なんだよね。鶯は主に虫や木の実などを食べ、花蜜を吸うことはめったにないそうで、「梅に鶯」とは、春の訪れを告げる梅の花と鶯の声を取り合わせた風情を意味するものだそうです。
メジロ 誕生鳥 3月21日 鳥言葉 素直な心

大宰府20230219No71_R
紅白揃い踏みで、白梅バックの紅梅、いい季節になったね

大宰府20230219No85_R
紅梅バックの白梅、太宰府天満宮の梅花は、一気に燃え上がりそうです。

シジュウカラ大宰府20230219No112_R
美しい梅花たちに別れを告げ、愛嬌者を求めて御笠川へ…居るかな?
シジュウカラ 誕生鳥 4月14日 鳥言葉 落ち着き

大宰府20230219No109_R
川端には、スイセンも咲いていて、いてくれよ… 神様お願いします。

大宰府20230219No113_R
なかなか見つからなかったけれど、一閃の青い影が横切って…

大宰府20230219No120_R
カワセミ 今日もいてくれてありがとう。
御笠川では、今まで裏切られた事が無い、神様に感謝!感謝!!

大宰府20230219No124_R
いつ見ても、美しくて可愛らしい鳥、カワセミ(Kingfisher)
愛しの Blue Angel 今日もありがとう!!


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