高良山
2023年07月06日
気忙しく田代に会いに
気忙しく田代に会いに 2023-07-04
今年の梅雨は、本当によく雨が降る… 梅雨なんだから仕方ない…当たり前なのですが、僅かな雨の間隙を縫っての花散策。
雨さえ降らなければ御の字、降ったとしても傘さして歩けるならば問題なし、ということで、高良山参道脇に咲く花々を愛でに出かけました。
雨さえ降らなければ御の字、降ったとしても傘さして歩けるならば問題なし、ということで、高良山参道脇に咲く花々を愛でに出かけました。
久しぶりの高良山なのですが、所用があって、本日の許容時間は、1時間足らずしかない、長靴履いて急ぎ足でのスタート
ムラサキニガナ 時間が無いのだけど、やっぱり気になって撮ってしまうので、せいぜいひと花2枚までと心に決めたのですが… なかなかねぇ…
サフランモドキ ピローンと伸びた雌しべが面白い
花言葉は「汚れなき愛」「便りがある」「期待」「潔白な愛」
花言葉は「汚れなき愛」「便りがある」「期待」「潔白な愛」
花期は8〜9月、気の早いヤブミョウガも咲き出した。
花言葉は「報われない努力」「謙譲の美徳」「苦しみを和らげる」
花言葉は「報われない努力」「謙譲の美徳」「苦しみを和らげる」
夫婦榊 愛のパワースポットなんだとか…
参道横の「あじさい園」
さすがに終盤でしたが、まだまだ十分に見応えあり
約4,000株の紫陽花なんだとか
紫陽花も今年はこれが見納めかな?
紫陽花は、花の色がよく変わることから、別名で「七変化」「八仙花」とも呼ばれるそうで、花言葉は「冷淡」「無情」「辛抱強い愛情」
急がなければならないのですが、何だかんだで時間が過ぎていく…
ネジバナ 時間がないとはいえ、目に入ってしまったからには、カメラに収めなければ…しょうがないねぇ…と思いながらパチリ
ハグロソウも咲き出していた、嬉しいねぇ…夏来るだね
花言葉は「想い抱く」「規格外」
花言葉は「想い抱く」「規格外」
本日のお目当て、タシロランなのだけど… ちょっと遅かったか? 枯れかけた株ばかりで、ちょっとがっかりしましたが…
目を凝らして辺りを窺うと、数は少ないものの、咲いている株もあった
ぎりぎりで間に合った 神様に感謝!
葉緑素をもたない菌従属栄養植物、地上に姿を現わしてから、約2週間後には開花と種子散布を済ませて地上から消えてしまうそうで、タイミングが難しい
1時間なんて、アッという間に過ぎ去っていく… タシロランに出会えたことを神様に感謝しながら、急いで帰路に就きました。
kattenihanakotoba at 10:58|Permalink│Comments(0)
2023年01月04日
筑後国一の宮 高良大社
筑後国一の宮 高良大社 2023-01-03
筑後地区で初詣と言えば、やっぱり「高良大社」
初詣客で混まないうちにと思い、正月にもかかわらずたまたま早く起きたこともあって、午前中の内にお詣りしてきました。
高良大社への初詣ということもあり、今まで高良山中の諸神様には申し訳なかったので、普段気にかけていなかったお社にもお参りし、巡ってきました。
初詣客で混まないうちにと思い、正月にもかかわらずたまたま早く起きたこともあって、午前中の内にお詣りしてきました。
高良大社への初詣ということもあり、今まで高良山中の諸神様には申し訳なかったので、普段気にかけていなかったお社にもお参りし、巡ってきました。
高樹神社 高良大社を語るうえで外せない神社
御祭神 高皇産霊神(造化の三神の一柱)
御祭神 高皇産霊神(造化の三神の一柱)
古くは「高牟礼権現」と称し、高良山の地主神として山上に鎮座していたのですが、高良の神に一夜の宿を貸したところ、高良の神が神籠石を築いて結界の地としたため山上にもどれず、ここに鎮座するに至ったという伝説が、高良大社の古縁起にあるそうです。
軒先を貸して母屋を取られる… 可哀想な気もしますね
軒先を貸して母屋を取られる… 可哀想な気もしますね
高樹神社の狛犬は、神殿前庭の狛犬としては筑後地方最古で享保9年(1724)に奉納されたものだそうで、約300年前の狛犬なんだよね。
かなり風化しており、顔立ちはぼやけていますが、小さく丸っとして、可愛らしい子犬のような印象を受けます。
二の鳥居 この鳥居から本格的な参道、清浄な気持ちで進みます
石畳の参道はお気に入り
背比べ石
神功皇后が朝鮮半島への出兵を前に、この石と背丈を比べて吉凶を占われたとのこと
神功皇后が朝鮮半島への出兵を前に、この石と背丈を比べて吉凶を占われたとのこと
馬蹄石
神功皇后が、大石の上に高良の神が神馬の蹄の跡を残されたとのことですが、中世の縁起書「高良記」には、この石こそが「神籠石」であり、「八葉の石畳(現在の神籠石列石)」の起点、終点であると記されているそうです。
人気の「愛のパワースポット」なんだとさ
夫婦榊 2本の木が枝でつながり、手を取り合う夫婦なんだと
愛のさざんか 二手に分かれた幹が途中で一つに繋がっているそうです。
式内伊勢天照御祖神社 御祭神 天照大神
大井河 高良山3井のひとつで、御井町の地名の由来ということです。
以前来た時に、可愛らしいお地蔵さんがあったような気がするのですが・・・
以前来た時に、可愛らしいお地蔵さんがあったような気がするのですが・・・
旧蓮台院御井寺本坊跡 さすがに冬枯れ状態で、寂しい限りですが、紅葉谷と称し、古より紅葉の名所です。
紅葉植樹一千本記念碑 あれぇ・・・ひょっとして・・・
大井河にあったお地蔵さんは、こんな所にお引越ししてました。
鏡山神社 御祭神は、高良玉垂命の分祖
麓の御井町字賀輪に祀られていたそうですが、九州自動車道の建設のため現在地である高良山二十六ヶ寺の中院跡に遷座したとのこと。高良大社宝物館に収められている四雲文重圏規距鏡が祀られていたそうです。
麓の御井町字賀輪に祀られていたそうですが、九州自動車道の建設のため現在地である高良山二十六ヶ寺の中院跡に遷座したとのこと。高良大社宝物館に収められている四雲文重圏規距鏡が祀られていたそうです。
孟宗金明竹林 一節ごとに交互に緑の縦縞 不思議だねぇ
下向坂石段 昔は、本参道だったそうで、この鳥居は雰囲気があって好きです。
陰陽石 子孫繁栄、子宝祈願
境内のジュウガツザクラまだ咲いていてくれた 嬉しいね
花言葉「神秘な心」「寛容」
花言葉「神秘な心」「寛容」
八葉石碑残欠 「八葉石」とは高良山における神籠石の古名
筑後国一の宮 高良大社 九州総社、鎮西11ヶ国の宗廟
高良大社門前の狛犬 結構大きな狛犬 迫力あります
このタイプの狛犬は、「久留米尾立」と言うそうです
このタイプの狛犬は、「久留米尾立」と言うそうです
寛暦十三年(1763)の奉納
大きさでは高良大社の勝ちですが、年季では高樹神社の勝ち
大きさでは高良大社の勝ちですが、年季では高樹神社の勝ち
御祭神 八幡大神 高良玉垂命 住吉大神
久しぶりに摂社関係もお参りしましょうかね
久しぶりに摂社関係もお参りしましょうかね
真根子神社 御祭神 壱岐真根子命
高良御子神社 御祭神が沢山 高良の神は子沢山だったようです。
御祭神 高良玉垂命の御子神9柱・九躰皇子
御祭神 高良玉垂命の御子神9柱・九躰皇子
第一王子 斯礼賀志命 第二王子 朝日豊盛命 第三王子 暮日豊盛命
第四王子 渕志命 第五王子 谿上命 第六王子 那男美命
第七王子 坂本命 第八王子 安志奇命 第九王子 安楽応宝秘命
印鑰神社 御祭神 武内宿禰公
市恵比須社 御祭神 夫婦恵比須神
天気も良いし、ここからの展望はいつも最高!
高良大社 正面参道に向かって一礼 裏道へ
弥勒寺跡
六地蔵の塔
琴平社 御祭神 大物主命・崇徳天皇
吉見嶽城跡 大友宗麟・豊臣秀吉も陣を張った城
吉見嶽城跡 大友宗麟・豊臣秀吉も陣を張った城
本日の初詣の〆は、放生池の中島にある厳島神社、池の南岸の玉垣は、高良の神がここで御手を洗って山に登られた、といういわれのある井戸の名残りだそうです。
久しぶりに高良山をじっくりと巡って、楽しい時間を過ごすことができました。
kattenihanakotoba at 16:51|Permalink│Comments(0)
2021年08月28日
ワクチン前の林道歩き
ワクチン前の林道歩き 2021-08-28
話には聞いたことが有ったのですが、温石温泉…本当にあったのですね。
今日は夕方から、2度目のコロナワクチン接種予定
少しは安静にしておいたほうが良さそうなのだけど、天気が良いので、ジッとして居られず、短い時間でしたが、近場の林道歩きをしました。
運が良ければ… と思っていた花にも出会えて、神様に感謝!!
少しは安静にしておいたほうが良さそうなのだけど、天気が良いので、ジッとして居られず、短い時間でしたが、近場の林道歩きをしました。
運が良ければ… と思っていた花にも出会えて、神様に感謝!!
高良山後谷登山口スタート
アゼナ 田んぼの畔に沢山咲いていました。
ソクズ 花には蜜が無いんだって
花序のところどころにある黄色の腺体に蜜を溜めるのだそうで、面倒くさい花ですね…
色の濃い、ちょっと干乾びたツユクサ
カエデドコロ
ヤマノイモの仲間は皆 雌雄異株だそうで、これは雄花かな?
実になったものもありましたが、結構きれいなヤブミョウガも咲いていました。
キツネノマゴ
紅白 勢揃いは、今季初かな?
シュウブンソウ
ガンクビソウ
ボタンヅル
花言葉 「休息」「心地よい空気」 何故に…?
ヤブラン 花言葉「謙虚」「忍耐」「隠された心」
木下、草陰といった薄暗い場所で隠れるようにひっそりと群生し、隠れるように咲くヤブランの花に由来しているそうです。
さすがに今は営業していないようです。
マツカゼソウ
風に揺らめく姿は涼し気でいいよねぇ…
風に揺らめく姿は涼し気でいいよねぇ…
花言葉 「ゆらめく恋心」「倦怠期」 倦怠期とはいかに?
シュウカイドウ
花言葉「片思い」「恋の悩み」
ピンク色の花を下向きに咲かせる様子が、まるで頬を赤らめてうつむいている姿に似ていることからきているみたいです。
ピンク色の花を下向きに咲かせる様子が、まるで頬を赤らめてうつむいている姿に似ていることからきているみたいです。
トラノオスズカケ
スズカケとは、山伏の衣装の鈴掛けに例えたものだそうです。
スズカケとは、山伏の衣装の鈴掛けに例えたものだそうです。
円錐形をした花穂を虎の尾と形容したそうですが、トラの尻尾には見えない
連なって咲いているので、すずかけ(鈴掛)は理解できる
この山域に咲いているらしいことは知っていたのですが、こんなに身近に咲いているとは思っても見なかった。宮崎の加江田渓谷でしか見たことがなかったので嬉しい限りです。
運が良ければ出会えるかな?と思っていたぐらいだったので、神様に感謝!!
とにかく可愛らしい、薄紫色の小花の集合体、私のドツボです。
たまりまっしぇーん!!
8月なのにヒガンバナも咲き出して、咲き出しというよりも枯れかかっている花もありました。
短時間ではありましたが、充実した楽しい林道歩きでした。
さぁてっと… コロナワクチン接種に向かいましょう。
副反応や如何に… 明日の山行や如何に… 無理かな??
さぁてっと… コロナワクチン接種に向かいましょう。
副反応や如何に… 明日の山行や如何に… 無理かな??
kattenihanakotoba at 21:52|Permalink│Comments(0)
2021年07月01日
お礼参り 高良大社
お礼参り 高良大社 2021-06-30
抗がん剤治療後のCT検査の結果が出た。他臓器への転移も認められず、無事クリアできました。体調も良好!
まだ手術後7カ月程度なので、今後の事を考えるとなんとも言えませんが、とりあえず一段落、一安心です。
ということで、筑後国一の宮である高良大社にお礼参りに出かけました。
タシロランも咲いていることだろうし、下から登ってお詣りすることにしました。
まだ手術後7カ月程度なので、今後の事を考えるとなんとも言えませんが、とりあえず一段落、一安心です。
ということで、筑後国一の宮である高良大社にお礼参りに出かけました。
タシロランも咲いていることだろうし、下から登ってお詣りすることにしました。
久しぶりに下から登ります。
終盤でしたが、アジサイもまだ綺麗に咲いていました。
木漏れ日の参道は、蒸し暑くはありましたが気持ちよかった。
ヤブミョウガも咲き出しましたね
ウバユリ
スマホのポートレート設定で撮ったのですが、くっきり部分とぼけ部分の塩梅が雑… これはこれで面白いけどね…
スマホのポートレート設定で撮ったのですが、くっきり部分とぼけ部分の塩梅が雑… これはこれで面白いけどね…
孟宗金明竹 交互に現れる緑と黄は絶妙
高良大社にお詣りする前に、ぐるっと一回りすることにしました。
タシロラン
高良山のタシロランは、終盤のようです。ちょっと茶色に…
アップにすると、赤紫の斑点が、なかなかよろしおます。
久しぶりの北面道、10年ぶりぐらいかな?
ムラサキニガナの綿毛も面白い
ヨウシュヤマゴボウ 咲いていたとは知らなんだ
高良山 山頂
ジャノヒゲ
ジャノヒゲは、下から煽って撮ると、ヤブコウジに似ているね
奥の院
ハエドクソウも綺麗に撮れた
ヤブコウジ ジャノヒゲに似ているけれど、ちょっと色黒かな?
キランソウ まだ咲いていたんだねぇ
高良大社に戻ってくると、何の行事かな…? いつもと様子が違う
夏越大祓式
日々生活している中で知らずに犯した過ちや罪穢れを、紙で作った人形に移し、心身を祓い清める神事なのだそうです。
日々生活している中で知らずに犯した過ちや罪穢れを、紙で作った人形に移し、心身を祓い清める神事なのだそうです。
偶然でしたが、6月30日は、夏越大祓式と決まっていたようです。
しっかりとお礼参りをし、特別御朱印をもらったのですが… なんと…
アキノタムラソウ 下りは琴平神社経由で
イヌホウズキ
ヒメヒオウギスイセン
琴平神社 吉見嶽城址
オカトラノオ
なかなか綺麗なオカトラノオでした。
こんなのも見つけちゃった。どれぐらいで割れて来るかな?
なかなか来ることができないけれど、気にして、通ってみようかな?
なかなか来ることができないけれど、気にして、通ってみようかな?
高良大社の特別御朱印なんですが… 家に帰ってよくよく見ると日付の記載がない
筑後国一の宮なんだけれど、意外にいい加減なんだなぁ…
頂くものは頂いて… 後は野となれ山となれ…
これは、神主さんたちの心構えの問題で、高良玉垂命には関係ないこと、とりあえず、御礼参りは済ませることができました。タシロランも見ることができて、まずまずの山行でした。
感謝! 感謝!!
筑後国一の宮なんだけれど、意外にいい加減なんだなぁ…
頂くものは頂いて… 後は野となれ山となれ…
これは、神主さんたちの心構えの問題で、高良玉垂命には関係ないこと、とりあえず、御礼参りは済ませることができました。タシロランも見ることができて、まずまずの山行でした。
感謝! 感謝!!
kattenihanakotoba at 12:21|Permalink│Comments(0)