シロバナネコノメソウ
2021年03月15日
頑張れ! 清滝の花々!!
頑張れ! 清滝の花々!! 2021-03-14
2020年7月の豪雨震災の影響で、渓流沿いは荒れているようで、清滝に向かう道すがら大丈夫かなと心配に駆られました。
案の定、川沿いの花々はほぼ壊滅状態、遊歩道付近の花々は、渓流から少し高いところにあるので何とか難を逃れたようです。
以前と比べれば、悲しくなりますが、山野草たちは、精一杯可憐に咲いていてくれました。
頑張れ! 清滝の花々!!
頑張れ! 清滝の花々!!
清滝への遊歩道入り口、ここの看板の文言は、大好きです。
道草の勧め・・・
道草の勧め・・・
清滝で、真っ先に出迎えてくれたのは。シロバナネコノメソウ
元気そうなシロバナネコノメソウに出会えてよかった。
荒れた渓流沿いを横目に見て、元気いっぱい
今年のシロバナネコノメソウは、いつもよりも赤い蕊が輝いています。
真っ赤な蕊 可愛らしいというよりも、美しい… 大人の色気を感じてしまう。
たまりまっしぇーん!
たまりまっしぇーん!
渓流沿いのかろうじて難を逃れたヤマルリソウ
仲間は減ってましたが、いつか復活してくれるでしょう。
仲間は減ってましたが、いつか復活してくれるでしょう。
サバノオも健在でした。
まだ時期的にちょっと早かったかもしれませんが、たくさんのサバノオが咲いていました。
時間が早かったせいもあり、やや閉じ気味だけど、これ位の方が、私としてはツボです。
オレンジの蕊がたまらんです。
今季初のサバノオ、じっくりと道草、じっくりと堪能してきました。
水害にもめげず、清滝サバノオロードは健在でした。
清滝 名前に違わず、清楚で清やかな滝
マイナスイオンたっぷりの心地よい場所でした。
ヤマエンゴサク
ヤマエンゴサクも春の妖精、スプリングエフェメラルなんだよね。
ユキワリイチゲの群落は、水害の影響で、ほとんど流されていてほぼ壊滅状態でしたが、探しに探してやっと一株… 難を逃れて咲いている花を見つけました。いつかまた、かつてのように沢山のユキワリイチゲが咲くことを願っています。
頑張れ! 清滝の花々!!
頑張れ! 清滝の花々!!
kattenihanakotoba at 11:32|Permalink│Comments(0)
2019年04月14日
シロバナネコノメソウ
シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)
ユキノシタ科ネコノメソウ属3~4月
勝手に花言葉 「誠実」「謙虚」
谷沿い林内の陰湿地に咲く。高さ5~10cm。茎は暗紅褐色を帯び白軟毛が多い。茎葉は扇円形で、3~7の半円状の鋸歯がある。苞は茎葉と同形で黄緑色。萼裂片は白色で先が尖り、花後は緑化する。雄しべは8個、葯は暗紅色。
白色の花弁に見えるのは、萼である。サバノオも萼が花弁に見えるのですが、この時期に咲く花はこんなのが多いのかな・・・? と思ってしまう。
暗紅色の葯と白色の花弁(萼)のコントラストは見事なものである。ネコノメソウの仲間はたくさんあるが、シロバナネコノメソウが一番美しく可愛らしい。
初めて見たのは、古処山である。5合目あたりから先の渓流沿いの登山道にこれでもかというぐらいに沢山咲いている。地面にへばりついて撮影しているので、山野草に興味のない登山者には、いつも変な目で見られてします。
以前、 「おじさん、気分悪いの?」 と小さな子供に気遣われたこともあった。
小さな花なので興味のない人には、一見して目にも入らないような存在かもしれないが、白色の花弁をバックにした暗紅色の葯はポップで、実にかわいらしくて、キュートな花である。
シロバナネコノメソウの花言葉は、「誠実」「謙虚」である。異論はないので、勝手に花言葉としてもこのまま採用したい。
kattenihanakotoba at 08:00|Permalink