山行記・花散策
2024年01月07日
花立山(城山)
花立山(城山) 2024-01-07
正月、寝て、食べて、ゴロゴロ… 寝て、食べて、ゴロゴロ…
身体も鈍っているので、散歩がてら近くの花立山に登ってきました。
身体も鈍っているので、散歩がてら近くの花立山に登ってきました。
花立山の案内板が設置されていた。「何段か分からない石段」との説明があったのですが、何故数えなかったのだろうか?
池の水はやや少なめ、色白のカルガモ
フユイチゴは美味しそうに、沢山実っていました
この石段を登りきると頂上
登山道脇には、沢山の案内板があります。
日方神社 創建は応永三十年(1423年)
御祭神 伊弉諾尊、伊弉冊尊、天忍穂耳尊
御祭神 伊弉諾尊、伊弉冊尊、天忍穂耳尊
花立山(130.6m)山頂からの景色は絶景です。
天気はいまいちでしたが、基山、九千部方面が奇麗に見渡せます。
天気はいまいちでしたが、基山、九千部方面が奇麗に見渡せます。
山隈城本丸跡
秋葉神社 秋葉大権現 火防・火伏せの神
山頂にある石碑 何の石碑だろうか?
サザンカ ちょっと傷みが目立ってきている
愛宕神社 御祭神 迦具津知命
三角点 国土地理院地図で、130.4m
これは椿かな?
焼ノ峠古墳 九州最大の全長40mの前方後方墳
菜の花 春が待ち遠しいねぇ・・・
kattenihanakotoba at 20:21|Permalink│Comments(0)
2023年01月15日
闇に隠れて生きる… 向耳納
闇に隠れて生きる… 向耳納 2023-01-15
クチベニタケが、明星山界隈で咲いている?…じゃなくキノコなので…生えている?という話を聞きおよび観に行くことにしました。
実は、今までクチベニタケを見たことが無かったので、どんな様子でどんな具合に生えているのか見当もつかなく、見つけることができるかどうか不安でしたが、思っていた以上にあちらこちらに元気一杯に咲いて…ではなく、生えていました。
実は、今までクチベニタケを見たことが無かったので、どんな様子でどんな具合に生えているのか見当もつかなく、見つけることができるかどうか不安でしたが、思っていた以上にあちらこちらに元気一杯に咲いて…ではなく、生えていました。
白金山方面の登山道沿いにクチベニタケはある様でした。白金山への取り付き辺りは、綺麗に草刈りがされていました。ありがたいことです。
夏場には涼しげな渓流沿いの道ですが、さすがにこの時期は寒い
この時期、道沿いには、花らしい花も無かったので、苔でも撮ってみようということで…
苔については全くの素人で、何が何だかわからなかったのですが、ちょっと毛色の違う苔類をいくつかカメラに収めてみました。
夏場にはもっとたくさんの種類があったような気もしますが、冬になって、苔類も少なくなった… 来年に向けて苔の勉強でもしようかな?
岩海苔のような苔? ようと分かりまっしぇーん
終盤のフユイチゴの実ですが、色の少ない寂しげな冬枯れの道では、この赤い実が輝き、元気を与えてくれます。
茶色の丸いものが…キノコじゃない… 檜の実? 杉の実?
これは、どんぐり… 枯葉と茶色の木の実ばかりで、クチベニタケは隠れてしまっているのだろうか?なかなか見つからない… 昨日の雨風で埋もれてしまったかな?
どんぐりにも花言葉があるんだよね「永遠の愛」すごい花言葉…
どんぐりにも花言葉があるんだよね「永遠の愛」すごい花言葉…
クチベニタケはコナラやシイなどの広葉樹の茂った森林内の草地に接する場所や土の崖などに発生し、シイ・カシなどが茂った林内の落ち葉の下、もしくは赤土や腐葉土の斜面地などに多いそうです。
そんな所、有るような…無いような…
向耳納(361.3m) 雨がパラッときたので、ここでUターン
お目当てのクチベニタケはというと、思っていた以上に生えていました。私にとっては初めてなのですが、そんなに珍しいキノコではないのかな?
お目当てのクチベニタケはというと、思っていた以上に生えていました。私にとっては初めてなのですが、そんなに珍しいキノコではないのかな?
何処に生えているか? わかるかな? 頭部は1cmそこそこ 小さいね
クチベニタケは、土壌中の糸状菌が、植物の根の表面または内部に着生した菌根を作って植物と共生する「菌根菌」
頭の天辺にある赤橙色の胞子撒布孔が、口紅を塗っている唇のようにも見える事が名前の由来となっているそうです。結構派手な口紅、毒々しいね
木の根の近くに群生していました。食べようとは思いませんが、念のために食用には適さないキノコだそうです。
成熟すると内部に白っぽい色をしたクレバが形成され、胞子が熟した状態になると口の部分に穴が開き胞子が放出されるそうです。
正月に食べた餅を思い出す。餅を焼いた時に、ひび割れて、ぷくーッと膨れてくるその瞬間に似ているような気がしませんか?
それにしても、毒々しい色合いの口紅だよね。
知っている人は知っている「闇に隠れて生きる・・・」でお馴染みの妖怪人間の「ベラ」の毒々しい唇、口紅を連想してしまう。
知っている人は知っている「闇に隠れて生きる・・・」でお馴染みの妖怪人間の「ベラ」の毒々しい唇、口紅を連想してしまう。
早く人間になりたーい・・・
kattenihanakotoba at 21:04|Permalink│Comments(0)
2023年01月10日
19年ぶりの十坊山
19年ぶりの十坊山 2023-01-09
先日行った求菩提山の歴史散策は思いのほか楽しくて、予定していたよりも時間がかかってしまい、牡蛎を食べ損ねてしまいました。
時間を食って、牡蛎食えず・・・
どうしても牡蛎を食べたいということで、さすがに豊前は遠かったので、朝一番、開業時間を見計らって、糸島のカキ小屋へと牡蛎を食べに出かけました。
時間を食って、牡蛎食えず・・・
どうしても牡蛎を食べたいということで、さすがに豊前は遠かったので、朝一番、開業時間を見計らって、糸島のカキ小屋へと牡蛎を食べに出かけました。
豊前海一粒かきはいずれリベンジするとして、先ずは牡蛎を食さねばならない… 勇んでカキ小屋へ突入!
腹一杯食べたのですが、時間もあるし、手軽に登れる糸島の山にでも行こうかな? 立石山にしようか?どうしようかと思い考えを巡らし、結果、久しぶりに十坊山へ登ることにしました。
腹一杯食べたのですが、時間もあるし、手軽に登れる糸島の山にでも行こうかな? 立石山にしようか?どうしようかと思い考えを巡らし、結果、久しぶりに十坊山へ登ることにしました。
十坊山登山口(白木峠)家に帰ってから思い返してみると、十坊山は19年ぶりでした。
あと1年で成人式、今は18歳で成人だから、すでに成人…
あと1年で成人式、今は18歳で成人だから、すでに成人…
以前はピークハントに勤しんでいた元気な時代だったので、ほとんど記憶が無くチャチャッと登ったような気がしていたのですが、意外にいきなりの急登で驚きました。短時間の山行ではありましたが、カキ小屋での食後、満福状態での急登はきついものがありました。
大きな岩がゴロゴロしてくると山頂は近い
林を抜けると視界がパッと開けて十坊山山頂へ
十坊山(535.2m)山頂
それにしても、何故?「十坊山」と書いて「とんぼやま」なんだ?
それにしても、何故?「十坊山」と書いて「とんぼやま」なんだ?
十坊山 三角点
浮嶽の「久安寺」の僧侶が兵火に会って逃げたものの、十人の僧侶がこの山の頂付近で捕縛され、殺されたことに由来するとのこと。今もこの「十人の僧侶」の供養塔が「十坊山」の山頂の坊主岩から「白木峠」の方に下った場所に佇んでいるのだそうですが、気が付かなかった。
悲しい山名の由来だね。
悲しい山名の由来だね。
坊主岩 山頂に鎮座し、大きくて格好良い岩。古代の磐座に違いない。
鎖を伝い登ることができ、坊主岩からの展望は最高です。
海面から顔を出した鯨を想像しちゃうよね
鎖を伝い登ることができ、坊主岩からの展望は最高です。
海面から顔を出した鯨を想像しちゃうよね
浮嶽方面 この景色を見ると、浮嶽に登りたくなる… 近いうちに…
糸島半島方面 360度遮ることの無い展望
唐津方面 ここまで来ると唐津はすぐそこだね
アイリス山守会で設置された木札
僅かですが、浄財箱に寄付してきました。
19年ぶりの十坊山、なかなか楽しかった。所有している木札は、立石山と十坊山の二枚だけなので、そのうちコンプリート目指そうかな?
僅かですが、浄財箱に寄付してきました。
19年ぶりの十坊山、なかなか楽しかった。所有している木札は、立石山と十坊山の二枚だけなので、そのうちコンプリート目指そうかな?
kattenihanakotoba at 14:53|Permalink│Comments(0)
2022年12月12日
筑紫野にもあるんだよ 宮地岳
筑紫野にもあるんだよ 宮地岳 2022-12-11
福岡県民としては、「みやじだけ」というと、福津市の宮地嶽、宮地嶽神社を思い浮かべてしまいますが、筑紫野市にも宮地岳があるのです。
初冬を迎え、次は何をしようかな? ということで、古代に想いを馳せて、12年ぶりに宮地岳へと向かいました。
初冬を迎え、次は何をしようかな? ということで、古代に想いを馳せて、12年ぶりに宮地岳へと向かいました。
龍天山 無量壽院 西方寺 スタート
浄土宗のお寺さんで、起源は今より千三百年前奈良白鳳時代にさかのぼるそうです。当初は法相宗の寺院で、鎌倉~室町の戦乱期に幾度と無く焼失し、天文~永禄年間、四十八ヶ寺復興の折、僧行明によって建立されたそうです。
浄土宗のお寺さんで、起源は今より千三百年前奈良白鳳時代にさかのぼるそうです。当初は法相宗の寺院で、鎌倉~室町の戦乱期に幾度と無く焼失し、天文~永禄年間、四十八ヶ寺復興の折、僧行明によって建立されたそうです。
雄大かつ荘厳な伽藍であったと「筑陽記」に記されている古刹。
西方寺横の公孫樹は、いい具合に散ってなかなか美しい
高木神社 奇麗に清掃されていて気持ちの良い神社
御祭神 高皇産靈神
驚き桃の木山椒の木 ブリキに狸に洗濯機・・・
予期もしていなかった意外なことに、高木神社周囲の紅葉は今まで見たことが無いほどに綺麗だった。
予期もしていなかった意外なことに、高木神社周囲の紅葉は今まで見たことが無いほどに綺麗だった。
曇り空だったけれど、光の関係なのか、しっとりとして、驚くほどに美しい、こんなに赤い紅葉は今まで見た事が無い、感動ものでした
紅葉はもう終わったのかなと思っていたのですが、思いもかけず美しい紅葉を観ることが出来て嬉しかった
12年前に来た時は、荒れた道だなという記憶があったのですが、綺麗に整備されていて、夜半に雨が降ったにもかかわらず、登山道は思ったほど滑らなかった。
童男丱女岩
秦の始皇帝から不老不死の薬を探すよう命令された徐福は、薬を求めて日本へ渡り、船を童男丱女岩に繋いだんだとさ… こんな山奥に船を繋ぐなんて神業だよね。
秦の始皇帝から不老不死の薬を探すよう命令された徐福は、薬を求めて日本へ渡り、船を童男丱女岩に繋いだんだとさ… こんな山奥に船を繋ぐなんて神業だよね。
「曇りガラスを・・・」でお馴染みのサザンカ
のろし台跡 長崎フェートン号事件により設置とあったのですが、その後のろしを上げたことがあったのだろうか?
ヒイロタケ? 宇宙からの UFO 襲来みたいな感じ
蘆城城跡 ようと分からんかった
冬枯れの登山道 それほど寒くも無く、心地よい
高圧線の鉄塔、思わず撮ってしまうよね
宮地岳神社
長崎街道山家宿場の人々が商売繁盛を願い、福津の宮地嶽神社に勧請したそうです。
宮地岳 山頂 展望もなくちょっと寂しい
山標には、338.9mとなっているのですが、国土地理院地図では、338.8m、この10cmの差は一体何なのだろうか?
手入れの良い林 どこかの〇〇の並木路みたいな感じ
天気が悪かったので、見上げてみると白黒の不気味な林内風景
栗が一粒だけ残っていた
宮嵜山 圓徳寺 浄土真宗本願寺派
立派な石垣のお寺さんの所に下りてきました。公孫樹が美しい。
立派な石垣のお寺さんの所に下りてきました。公孫樹が美しい。
シマカンギク 花の少ないこの時期、暖かな黄色の花は嬉しい
ハコベ 春の花は気が早い、晩秋、初冬から咲き出すものが結構あるよね
荒船神社 こんな内陸の山の麓に…と思っていたのですが、すぐ近くに宝満川が流れていて水繋がりなのかな? この辺りは古来より交通の要衝なんだよね
御祭神 海神三柱
綿津見三神のことかな? 伊邪那岐神と伊邪那美神の間に産まれた海を司る三神で、底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神
厳めしい顔の狛犬
筋骨隆々としてたくましい
御宮周りには紅葉も残っていて、心静まりホッとします
ホトケノザ 道端、畦を始めとしていたる所で咲きまくっていました。
春の花ではなく、初冬を代表する花と化している感じ
春の花ではなく、初冬を代表する花と化している感じ
コセンダングサ
解熱、止瀉、鎮痛、消炎作用などの薬効があり、役に立つ花です。
解熱、止瀉、鎮痛、消炎作用などの薬効があり、役に立つ花です。
コシロノセンダングサ 花言葉「不器用な」「忍耐」
コセンダングサに、不揃いな白い舌状花が付いた感じの花
コセンダングサに、不揃いな白い舌状花が付いた感じの花
柴田城跡
鎌倉時代末期から南北朝時代の頃、菊池武光らの砦だったみたいで、戦国時代末期には筑紫広門の端城となり、その家臣・村山近江守の子弾正の城だったそうです。
中心に祠があり、周りは地元の人々の墓地となっているみたい。
12年ぶりの宮地岳、神護石を見落としてしまったのは残念でしたが、楽しい歴史散策ができました。花の少ないこの時期、暫くは歴史散策路線で行こうかな?
kattenihanakotoba at 11:23|Permalink│Comments(0)
2022年09月23日
涼やかに 城山界隈
涼やかに 城山界隈 2022-09-23
雨が降り出しそうな天気でしたが、ササッと城山界隈を花散策。スズムシバナは咲き誇り、新たな草花とも出会えて楽しい一時を過ごすことができました。
城山は、初めの急登階段が一番苦しい、その後は楽なんだけどね…
ノシラン ジャノヒゲの親分みたいな花
花言葉「ひっそり」
細長い葉の間に隠れるようにして咲き、その控えめな花の様子から…という事ですが、存在感があり目立って咲いていました。
細長い葉の間に隠れるようにして咲き、その控えめな花の様子から…という事ですが、存在感があり目立って咲いていました。
ヤブラン 花言葉「謙虚」「忍耐」「隠された心」
チジミザサ 絶好調のひっつき虫
ヤマジノホトトギス
城山の登山道は、ヤマジノホトトギスで溢れていた
十本杉 他の九本が良く分からない…
クズ 弦が地面を這っていて、土から直接咲きだしたような感じになっていた、いつもは目線よりも上の方に咲いているので、なかなか珍しい咲き方
ヌマダイコン あまり気にしていなかったので、今年初撮り、ごめんなさい
ツユクサ 愛しのミッキーはどこでも健在だね
キンミズヒキ
民間で止瀉(下痢止め)薬としてよく知られ、胃腸虚弱者の整腸薬にもなり、冷ました煎液は口内炎、歯肉痛、咽喉炎にうがい薬としても用いられ、湿疹やかぶれには布に浸して冷湿布にするとのこと、優れ者です。
民間で止瀉(下痢止め)薬としてよく知られ、胃腸虚弱者の整腸薬にもなり、冷ました煎液は口内炎、歯肉痛、咽喉炎にうがい薬としても用いられ、湿疹やかぶれには布に浸して冷湿布にするとのこと、優れ者です。
城山(369.2m)湿度が高く、蒸してたまらんかったけれど、風が吹くと涼しく、秋の気配が感じられる天気でした。
ハナカズラ 時期尚早 これは蕾で納得だったのですが、ツルギ・・・の姿が全く見当たらなかったことはちょっと気がかり
ヒガンバナ(彼岸花)今日はお彼岸なので、ワンショット
紅白揃って美しいけれど、花・茎・葉・球根、すべての部分に毒がある
キツネノマゴ 可憐美の極致なんだと…ちょっと褒め過ぎな気もする
クワクサ 本日初めて気づいた山野草、一般的には厄介な雑草扱いみたいです。
大好きな小花の集合体 可愛らしいのだけどね
カナムグラ これまた本日初めて気付いた山野草、これも厄介な雑草扱い
ブタクサやヨモギなどと並び、秋の花粉症、アレルギーの原因となるそうです。
これは駆除したほうが良いかな? 相当な厄介者みたいだけれど、健胃整腸や強壮強精などの薬効があるそうです。
これは駆除したほうが良いかな? 相当な厄介者みたいだけれど、健胃整腸や強壮強精などの薬効があるそうです。
ミズタマソウ 終盤なんだろうけれど、結構あちらこちらで頑張っている
ポントクタデ ヤナギタデとはちょっと違う感じがする
タデ科の小花は、可愛らしい 花言葉は「君を離さない」
スズムシバナ
花言葉 「寂しさ」「悲しみ」「死を悼む」「可憐美の極致」
咲いているだろうなとは思っていたのですが、思っていた以上に咲きまくり、驚き桃の木山椒の木 ブリキに狸に洗濯機・・・
蓄音機のホーンみたい
傷みも少なく奇麗な花ばかり
薄い青紫色の花は、清楚で奥ゆかしく美しい たまりまっしぇーん!!
最後は、スイフヨウの花に見送られて帰路につきました。
スズムシバナ… 良かった… 楽しい散策でした。
スズムシバナ… 良かった… 楽しい散策でした。
kattenihanakotoba at 21:10|Permalink│Comments(0)