勝手に花言葉

2021年12月13日

花納め 門司界隈

花納め 門司界隈 2021-12-12

軽子島20211212No19_R
季節外れの春花が咲いているのを時々見かけますが、いつの間にか12月、冬に突入して、周りの花々もめっきりと少なくなり、寂しい季節となってきました。
新たに咲き出した冬の花は…? 門司界隈のあれしかないかな?
今年の花納めは、恒例のゲンカイイワレンゲとしました。
例年になく、すごい勢いで咲いていましたよ。

軽子島20211212No53
干潮の時間が合わないと渡れない、この時期、年に一回ぐらいしか都合が合わないんだよね

軽子島20211212No54_R
島への道すがら、数少なくなった野草と戯れて、引っ付き虫のコセンダングサ

軽子島20211212No52_R
アレチハナガサ

軽子島20211212No51_R
シナガワハギ?

軽子島20211212No46_R
干潮の時間をしっかりと調べてきたかいが有り、いつも以上に広い道ができていました。

軽子島20211212No43_R
トベラの実 花言葉「慈しみ」

軽子島20211212No41_R
シマカンギクが咲いていましたが、例年と比べると数が激減しているような感じ

軽子島20211212No23_R
鋸の歯のような、鋭くギザギザとした岩肌の海岸
右膝が若干痛みを伴ってガクガクするので、一歩一歩ゆっくりと踏みしめながら進みます、咲いているかな?

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例年になく、すごい勢いで岩肌に咲きまくっています

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ゲンカイイワレンゲ

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右側の緑のゼンマイの様なものが、広がっていって、花になっていくのかな?

軽子島20211212No11_R
とにかくすごい勢いで岸壁一面に咲いています。

軽子島20211212No8_R
白っぽいのも良いけれど、ちょっとピンクがかったのが好き

軽子島20211212No16_R
アオノイワレンゲの基準変種なんだって

軽子島20211212No20_R
赤いのは、盛りが過ぎて、とうが立っているのかな?

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ロゼット葉も、緑色のバラみたいで美しい

軽子島20211212No18_R
いろいろな色、カラフルで楽しい

軽子島20211212No33_R
イワレンゲの花言葉は、「よき家庭を築く」「勤勉」「豊かな才能」「家事に勤勉」「快活」です。快活以外いずれもゲンカイイワレンゲのイメージとは違う気がします。海岸に咲き野外の活発なイメージと華やかで華麗なイメージを併せ持つゲンカイイワレンゲの勝手に花言葉は、「華やかな家庭」「快活」としましょう。

軽子島20211212No35_R
白い花は、清楚なイメージ
咲き出したばかりで若いからなのだろうか? もともとこういった種なのか?

軽子島20211212No40_R
薄ピンク色、これぐらいが一番好き

軽子島20211212No27_R
咲いてから段々と、白から赤へと変わっていくんだろうな…赤いのも華やかで美しい

軽子島20211212No19_R
こんなに沢山咲いているのに、絶滅危惧種なんて信じられない…
県内では生育地が2カ所しか知られていないんだって、大切にしていきたいですよね


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2020年05月31日

やっぱり… 😞 黒髪山

やっぱり… 😞 黒髪山 2020-05-30

黒髪山20200530No1
本日は時間もなかったので、ピークは踏まずに、ピンポイントで黒髪山散策…

黒髪山20200530No2
ハナミョウガ 咲き出したみたい

黒髪山20200530No4
今年こそは…と手を合わせて歩を進めます

黒髪山20200530No5
ここを登りきると見返峠

黒髪山20200530No21
見返峠

黒髪山20200530No8
もう一度石仏に手を合わせて祈願…

黒髪山20200530No7
平成29年のクロカミラン盗掘事件は最悪でした。地元の方々の努力で植栽され、毎年見事な花をつけて咲き誇っていたクロカミランが、根こそぎ盗掘されたのです。
あんなにたくさんの株があったのに根こそぎ…なんていう事は無理なんじゃないかな? 一株ぐらい残っているんじゃないか? と思い、昨年に続き確認に…という事でしたが、まさに根こそぎで、私は、一株も見つけることが出来ませんでした。茫然… 愕然…

黒髪山20200530No11
振り返ると美しい黒髪の山々

黒髪山20200530No12
さすがにこの風景は盗掘できなかった…

黒髪山20200530No10
季節外れのブゼンノギクが咲いていました。これは嬉しい予期せぬことでした。

黒髪山20200530No9
そのうち良いこともあるさと慰めてくれるかのようでした。

黒髪山20200530No13
気を取り直して歩いていくと、ヤマツツジが奇麗に咲いていました。

黒髪山20200530No17
結構きれいな状態のヤマツツジ

黒髪山20200530No16
大好きな黒髪の風景です。

黒髪山20200530No19
ウンゼンマンネングサはもうちょっとかな?

黒髪山20200530No24
雌岩の石仏

黒髪山20200530No23
コガクウツギ ほかの花々はいつもと変わらぬようで…

黒髪山20200530No28
イワガラミ

黒髪山20200530No33
トベラ

黒髪山20200530No34
アオスジアゲハ スポーティーな柄の蝶でカッコイイ

黒髪山20200530No35
イロハモミジのプロペラも立派になってきました

黒髪山20200530No32
所用があるので早々に下山します。

クロカミラン(黒髪山20160601)No4
在りし日のクロカミランを偲んで…

クロカミラン(黒髪山20150606)No10
クロカミランの花言葉はないのですが、ウチョウランの花言葉は「誠実」「静かな愛情」「技巧的」

クロカミラン(黒髪山20160601)No5
クロカミランのほうが、より端正で気高き美しさがあるので、勝手に花言葉としては、「静かなる気品」「気高き愛情」なんてどうかな?



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2020年05月26日

由布山麓 いきもの大競演

由布山麓 いきもの大競演 2020-05-24

ヘべ山20200524No19
由布山麓の森は、裾野が広く雄大で、様々な生命を育んでくれる貴重で素晴らしい森です。
しかし、どこを見ても同じような景色、踏み跡も少なく、一度迷ったらドツボに嵌り、よそ者を受け付けない非情さも持ち合わせた森です。
私も以前、甘い考えと準備不足から道迷いし、この森で喘ぎ苦い経験をしました。道に迷ったとはいえ、場所を選んで下に降りれば、林道が走っているし、南方向にトラバースしていけば、由布岳登山道にぶち当たるだろうから、さほど心配はしなかったのですが、正直、心が折れました。

ヘべ山20200524No34
神秘的で、奥深く、魅力満載の由布山麓の森は、例年のごとく「いきもの大競演」素晴らしい光景を見せてくれました。


ヘべ山20200524No433
生物ではありませんが、「へべ山」

ヘべ山20200524No40
「へべ」とは、「ヘビ」が訛った言葉だそうです。私はこの山で蛇に遭遇したことはありませんが、昔はきっと蛇が多かったのでしょうね。

海老
ヘべ山20200524No90
海でもないのに… 大好きなエビネちゃんですが、さすがに終盤でした

ヘべ山20200524No89
エビネの花言葉は、「謙虚」「謙虚な恋」「誠実」「にぎやかな人柄」「忠実」
地味だけど、可憐だよね


ヘべ山20200524No87
九州では絶滅してしまった熊なのですが、熊が居そうな森…

ヘべ山20200524No63
クマガイソウ

ヘべ山20200524No72
由布山麓の森で道迷いし、途方にくれかけた時に偶然出会った花

ヘべ山20200524No64
混乱する頭を休めるために一休みし、腰かけて腹ごしらえ、おにぎりでも食べようとした時、ふと背後に視線を感じ、振り返ると、心配そうにこっちの方を見ていたのです。

ヘべ山20200524No82
噂には聞いていましたが、山奥のどこかにあるのだろうし、自分には、関係のないことで、お目にかかることもないだろうと思っていたのです。思いがけないサプライズに感謝、不幸中の幸いというか、幸運の女神的な花でした。

ヘべ山20200524No77
写真などで見た印象だと厳つい姿で、とてもごっついイメージなのですが、絵面よりは、小さくてとてもおとなしめの感じ、気が弱く自信なさげで、内向的な感じがします。

ヘべ山20200524No67
昔見たアニメの「ドヌーピー」にも似ているようで、何とも愛くるしい。

ヘべ山20200524No93
クマガイソウの花言葉は、「気まぐれな美人」「見かけ倒し」「闘志」です。
美人という感じはしないのですが、思ったより頼りなさげな風貌から見掛け倒しというのは理解できますよね。


ヘべ山20200524No94
猿も居そうな神秘的な森

ヘべ山20200524No46
サルメンエビネ

ヘべ山20200524No102
道迷いに心折れそうな状態だったのですが、クマガイソウに励まされ、気を取り直して、南へトラバースしながらの下山途中、さらにラッキーなことに、サルメンエビネにも出くわすことができたのでした。
不幸中の幸いの幸いということで、由布の森の神に感謝、感謝でした。
人生いろいろあるよねぇ… 塞翁が馬というやつかな?

ヘべ山20200524No96
確かに、猿面といえばその通りなんですが…

ヘべ山20200524No57
頭に飾り物、腰蓑をつけて、フラダンスでも踊っている子供のようにも見えるのは、私だけかな?

ヘべ山20200524No55
サルメンエビネの花言葉は特にないのですが、エビネの花言葉は、「謙虚」「謙虚な恋」「誠実」「にぎやかな人柄」「忠実」で、エビネに比べておとぼけ顔のサルメンエビネということで、勝手に花言葉として、「にぎやかな人柄」「おとぼけちゃん」なんてどうかな?

ギンラン(由布岳20200525)No2
ちょっと関係ないけれど、最後にギンラン

ヘべ山20200524No26
久しぶりにこの森で出くわしたので嬉しい… ギンラン可愛いよね!

ギンラン(由布岳20200525)No5
ギンランの花言葉は、「控えめな心」「おとなしい貴婦人」
賑やかな、いきもの大競演、生憎の天気でしたが、いろいろなことを回想しながらの楽しい由布山麓の森でした。


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2019年08月24日

勝手に花言葉  オニコナスビ

勝手に花言葉  オニコナスビ(鬼小茄子)


まだまだ暑い日が続いていますが、夏の花も一段落し、秋に向けて山野の花々も準備中というところのようです。
振り返ってみると、7月中旬に突如として来襲した、天使の一撃はきつかった・・・
久しぶりに…と思っていたオニコナスビ散策も出来ずじまい…ということで、過去を振り返りながら、久しぶりに、勝手に花言葉 「オニコナスビ」 です。

オニコナスビ(背振20130727)No19

オニコナスビ(鬼小茄子) サクラソウ科 オカトラノオ属 7月
湿った林床に咲く。茎は地表を長くはい、各節から発根する。葉は対生、円形~卵形で先端はまるい。茎は長毛が密生し、茎の上部に数個花をつける。日本産のコナスビの仲間ではもっとも大形の種であり、花は径1.5cmほどで、花の底部が深紅色になるのが特徴である。 

オニコナスビ(背振20150801)No8

勝手に花言葉 「子供じゃないよ」 「ちょっと背伸びした恋」

オニコナスビ(背振20110731)No1

2010年に、もう9年ほど前になりますが、背振山で見たのが初めてです。自生地は他にもあるかもしれませんが、私が見たことがあるのは、背振山の車谷ルートだけです。上の写真は、当時バカチョンで撮った写真ですが、それなりでしょ…?

オニコナスビ(背振20130727)No1

赤と黄色の色合いが鬼を連想させる小さな小茄子の花ということで、オニコナスビと名付けられたのでしょうか?

オニコナスビ(背振20130727)No12

小さな花ですが、ちょっと薄暗い渓流沿いに浮かび出ている赤と黄色の派手な姿は、度肝を抜かれます。

オニコナスビ(背振20120722)No2

反抗期に入った中学生が、一生懸命背伸びし、大人のふりをして勇んでいる姿にも思え、ちょっと微笑ましいような気もします。

オニコナスビ(背振20130727)No18

絶滅危惧IB類ということもあってか、初めて見た時には、石で囲んで保護されていました。几帳面で、親切な人がいるのだなぁ…と思っていました。

オニコナスビ(背振20140727)No7

その折に、偶然、山に詳しい植物園関係の人に出会ったのですが、その人によると、「こんな風に石で囲って保護してあげたい気持ちはわかるんだけど、これによって、水の流れが変わったりして、反って枯れたりするんだよねぇ。何もしないのが一番なんだよ。」ということでした。

オニコナスビ(背振20130727)No22

自分では良いことと思ってしていることでも、反ってお節介となり、仇となることもあるようです。裏年だったのかもしれませんが、その翌年に行ってみると、彼が言ったとおりに石で囲まれた株は、消滅していました。

オニコナスビ(背振20130727)No28

ここのオニコナスビは、年々数を減らしてきているような気もします。

オニコナスビ(背振20180721)No4

自生地を踏み荒らしているつもりはなくても、近づくだけで何らかの影響を与えてしまうこともあるのだなと思うと、可愛い姿を見たい気持ちはあるけれど、ここ数年は、足を踏み入れないようにしていました。

オニコナスビ(背振20130727)No7

オニコナスビの花言葉はありませんが、コナスビの花言葉は「私を食べないで」です。これはなすびという言葉にかけた安易な花言葉のような気がします。変な花言葉だなぁ…と思うのは私だけでしょうか?

オニコナスビ(背振20150801)No9

オカトラノオ属ということなので、オカトラノオの花言葉を見てみると、「優しい風情」「清純な恋」「忠実」「貞操」「騎士道」ということです。
こちらも参考にして、勝手に花言葉としては、反抗期の中学生の気持ちを加味し、私の心情を最大にして、「子供じゃないよ」「ちょっと背伸びした恋」なんていうのはどうでしょうか。



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2019年07月26日

勝手に花言葉 サギソウ

やっと梅雨も明け、いよいよ本格的な夏到来です。夏に咲く山野草の中でも、最も魅力的な花は、やはり「サギソウ」でしょう。今年はまだお目にかかってはいませんが、はやる心を抑えて、勝手に花言葉「サギソウ」です。

サギソウ(樫原湿原20160815)No1

サギソウ(鷺草) ラン科 サギソウ属 7~8月
低地の日当たりのいい湿地、湿った草原に咲く。高さは、15~40cm 葉は互生し、広線形、下部ほど大きく、基部は鞘状になって茎を抱く。花は1~4個つき、3cmくらいである。萼片は緑色、側花弁と唇弁は白く、唇弁は3裂し、扇型に展開した側裂片の先が糸状に裂ける。この側裂片が、鷺の翼のように見える。距は長さ3~4cmで、先端にかけて太くなり下垂する。

サギソウ(小田の池20170723)No3

勝手に花言葉  「清純」「繊細」「可憐なる躍動」

サギソウ4

鷺草とはよく言ったもので、まさに、真っ白な鷺が空を舞っているかのように咲きほこります。自然の造形には、本当にびっくりさせられますが、湿原に咲くというよりも、湿原に舞うと言ったほうがしっくりとくる花です。
信心深いわけではありませんが、「神は、よくもこれまでの花を創造したものである。」と感謝し、思わず祈りたくなります。そよ風に揺らぐ姿は、夏の暑い時期に咲き誇るにもかかわらず、可憐で、さわやかな感じを与えてくれます。 

サギソウ1

初めてサギソウを見たのは、平尾台でした。平尾台は、日陰となるような所がなく、太陽を避けることができない。真夏に散策するには、非常につらい場所です。強い太陽の下、少々ムッとした湿原に可憐に舞っていたサギソウを見つけた時は、一瞬、さわやかな風が吹いたかのような錯覚を覚えますが、それも長続きはせず、すぐに地獄のような真夏の太陽から降り注ぐ熱射に痛めつけられるといった感じでした。

サギソウ(小田の池20160731)No4

平尾台のサギソウは、非常に数が少なくなっており、お手軽に、サギソウに会いに行くならば、樫原湿原がベストだと思います。ここのサギソウは、保護されており、すぐに間近に鑑賞することができます。

サギソウ3

自然に咲く姿を見るのであれば、小田の池がベストでしょう。ただこの自生地へ行くには、はっきりとした道もなく、沼地に足を取られるなどして少々難儀します。
小田の池のサギソウは、最近有名になったのか、多くの人が出入りしているようです。昔は、他の人に出会うことなんかありませんでしたが、この数年は、誰かしら湿原で出会います。当然のごとく、少しずつ荒れてきているのが、素人の私にも感じられました。

サギソウ2

小田の池に舞う、サギソウが、私は一番好きなのですが、暫くの間は、小田の池には出向くのを遠慮しようと思っています。
どんなに気を付けていても、何らかの害はあるでしょうから、一人でもその数が減れば、自然保護にはいいのではないかと思っています。
5年ぐらいは、自主的に出入り禁止ということにしようかな・・・

サギソウ(小田の池20170811)No13

サギソウの花言葉は、「清純」「繊細」「夢でもあなたを想う」ということです。まさに、花言葉のとうりの花で、美しく可憐です。私としては、「夢でもあなたを想う」というのはしっくりしない気がします。繊細で清純な乙女ではあるが、真夏の暑い気候にもめげずに咲き誇る強さや舞い飛ぶ躍動感も感じます。
勝手に花言葉としては、「清純」「繊細」「可憐なる躍動」なんてどうでしょうか。
 



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