2020年05月
2020年05月31日
2020年05月26日
由布山麓 いきもの大競演
由布山麓の森は、裾野が広く雄大で、様々な生命を育んでくれる貴重で素晴らしい森です。
しかし、どこを見ても同じような景色、踏み跡も少なく、一度迷ったらドツボに嵌り、よそ者を受け付けない非情さも持ち合わせた森です。
私も以前、甘い考えと準備不足から道迷いし、この森で喘ぎ苦い経験をしました。道に迷ったとはいえ、場所を選んで下に降りれば、林道が走っているし、南方向にトラバースしていけば、由布岳登山道にぶち当たるだろうから、さほど心配はしなかったのですが、正直、心が折れました。
神秘的で、奥深く、魅力満載の由布山麓の森は、例年のごとく「いきもの大競演」素晴らしい光景を見せてくれました。
「へべ」とは、「ヘビ」が訛った言葉だそうです。私はこの山で蛇に遭遇したことはありませんが、昔はきっと蛇が多かったのでしょうね。
エビネの花言葉は、「謙虚」「謙虚な恋」「誠実」「にぎやかな人柄」「忠実」
地味だけど、可憐だよね
地味だけど、可憐だよね
噂には聞いていましたが、山奥のどこかにあるのだろうし、自分には、関係のないことで、お目にかかることもないだろうと思っていたのです。思いがけないサプライズに感謝、不幸中の幸いというか、幸運の女神的な花でした。
クマガイソウの花言葉は、「気まぐれな美人」「見かけ倒し」「闘志」です。
美人という感じはしないのですが、思ったより頼りなさげな風貌から見掛け倒しというのは理解できますよね。
道迷いに心折れそうな状態だったのですが、クマガイソウに励まされ、気を取り直して、南へトラバースしながらの下山途中、さらにラッキーなことに、サルメンエビネにも出くわすことができたのでした。
サルメンエビネの花言葉は特にないのですが、エビネの花言葉は、「謙虚」「謙虚な恋」「誠実」「にぎやかな人柄」「忠実」で、エビネに比べておとぼけ顔のサルメンエビネということで、勝手に花言葉として、「にぎやかな人柄」「おとぼけちゃん」なんてどうかな?
ギンランの花言葉は、「控えめな心」「おとなしい貴婦人」
賑やかな、いきもの大競演、生憎の天気でしたが、いろいろなことを回想しながらの楽しい由布山麓の森でした。
賑やかな、いきもの大競演、生憎の天気でしたが、いろいろなことを回想しながらの楽しい由布山麓の森でした。
2020年05月25日
ヘべ山 スッキリ
昨年のスマホデビューは、すべてこの5月中旬のヘべ山山行のためでした。4年程前の5月中旬、準備不足のままヘべ山へと向かったのですが、道に迷ってしまい登頂することができませんでした。
その後リベンジを果たしたのですが、はっきりとした道程を特定することができなかった。ガラケーでも全く不満はなかったのですが、GPS機能の魅惑には勝てずスマホデビューとなったのです。実際に使用してみるとスマホのGPS機能はすごいの一言…
天気予報は曇りだったのですが、小雨… 曇り時々雨というよりも、小降りではありますが、雨時々止むといった天気、薄霧もかかっていてちょっと不安でしたが、視界はまずまずなので決行しました。なにより、スマホのGPSは鬼に金棒です。
貴重な森…
胸につかえていたものが無くなりスッキリ!!
2020年05月23日
首羅山(白山)
最近HPでよく目にするようになった首羅山…
令和2年3月28日国史跡首羅山遺跡登山道がオープンということで…
今まで全く知らなかった。首羅山… 頭光寺… 博多綱首… 歴史好きを自称していたのですが全く知りませんでした。遺跡の調査は今も継続中という事で将来がとても楽しみです。
令和2年3月28日国史跡首羅山遺跡登山道がオープンということで…
今まで全く知らなかった。首羅山… 頭光寺… 博多綱首… 歴史好きを自称していたのですが全く知りませんでした。遺跡の調査は今も継続中という事で将来がとても楽しみです。
白山神社
首羅山遺跡登山マップ
108段階段 煩悩消滅したかな?
大蛇がとぐろを巻いたような木々
コナスビ
駐車地あたりだけでも結構楽しめた・・・
駐車地あたりだけでも結構楽しめた・・・
国史跡首羅山遺跡とは(豆知識)
鎌倉時代に350の坊があったといわれる中世山岳寺院の遺跡。
天平年間に百済からきた白山権現が乗っていた虎の猛威に恐れた村人がその首を切り落としたところ、その首が光ったため羅物(薄絹)に包んで埋め、十一面観音を祀ったことから、首羅山頭光寺といわれるようになったという伝承があるそうです。
鎌倉時代初期には三百を超える僧坊が立ち並び、隆盛を極め、中世博多の貿易を担った博多綱首たちにより庇護され、庭園のある遺構などは大陸の貿易関係者を歓待するための迎賓施設とも…