2020年05月

2020年05月31日

やっぱり… 😞 黒髪山

やっぱり… 😞 黒髪山 2020-05-30

黒髪山20200530No1
本日は時間もなかったので、ピークは踏まずに、ピンポイントで黒髪山散策…

黒髪山20200530No2
ハナミョウガ 咲き出したみたい

黒髪山20200530No4
今年こそは…と手を合わせて歩を進めます

黒髪山20200530No5
ここを登りきると見返峠

黒髪山20200530No21
見返峠

黒髪山20200530No8
もう一度石仏に手を合わせて祈願…

黒髪山20200530No7
平成29年のクロカミラン盗掘事件は最悪でした。地元の方々の努力で植栽され、毎年見事な花をつけて咲き誇っていたクロカミランが、根こそぎ盗掘されたのです。
あんなにたくさんの株があったのに根こそぎ…なんていう事は無理なんじゃないかな? 一株ぐらい残っているんじゃないか? と思い、昨年に続き確認に…という事でしたが、まさに根こそぎで、私は、一株も見つけることが出来ませんでした。茫然… 愕然…

黒髪山20200530No11
振り返ると美しい黒髪の山々

黒髪山20200530No12
さすがにこの風景は盗掘できなかった…

黒髪山20200530No10
季節外れのブゼンノギクが咲いていました。これは嬉しい予期せぬことでした。

黒髪山20200530No9
そのうち良いこともあるさと慰めてくれるかのようでした。

黒髪山20200530No13
気を取り直して歩いていくと、ヤマツツジが奇麗に咲いていました。

黒髪山20200530No17
結構きれいな状態のヤマツツジ

黒髪山20200530No16
大好きな黒髪の風景です。

黒髪山20200530No19
ウンゼンマンネングサはもうちょっとかな?

黒髪山20200530No24
雌岩の石仏

黒髪山20200530No23
コガクウツギ ほかの花々はいつもと変わらぬようで…

黒髪山20200530No28
イワガラミ

黒髪山20200530No33
トベラ

黒髪山20200530No34
アオスジアゲハ スポーティーな柄の蝶でカッコイイ

黒髪山20200530No35
イロハモミジのプロペラも立派になってきました

黒髪山20200530No32
所用があるので早々に下山します。

クロカミラン(黒髪山20160601)No4
在りし日のクロカミランを偲んで…

クロカミラン(黒髪山20150606)No10
クロカミランの花言葉はないのですが、ウチョウランの花言葉は「誠実」「静かな愛情」「技巧的」

クロカミラン(黒髪山20160601)No5
クロカミランのほうが、より端正で気高き美しさがあるので、勝手に花言葉としては、「静かなる気品」「気高き愛情」なんてどうかな?



kattenihanakotoba at 04:52|PermalinkComments(0)勝手に花言葉 | 黒髪山

2020年05月26日

由布山麓 いきもの大競演

由布山麓 いきもの大競演 2020-05-24

ヘべ山20200524No19
由布山麓の森は、裾野が広く雄大で、様々な生命を育んでくれる貴重で素晴らしい森です。
しかし、どこを見ても同じような景色、踏み跡も少なく、一度迷ったらドツボに嵌り、よそ者を受け付けない非情さも持ち合わせた森です。
私も以前、甘い考えと準備不足から道迷いし、この森で喘ぎ苦い経験をしました。道に迷ったとはいえ、場所を選んで下に降りれば、林道が走っているし、南方向にトラバースしていけば、由布岳登山道にぶち当たるだろうから、さほど心配はしなかったのですが、正直、心が折れました。

ヘべ山20200524No34
神秘的で、奥深く、魅力満載の由布山麓の森は、例年のごとく「いきもの大競演」素晴らしい光景を見せてくれました。


ヘべ山20200524No433
生物ではありませんが、「へべ山」

ヘべ山20200524No40
「へべ」とは、「ヘビ」が訛った言葉だそうです。私はこの山で蛇に遭遇したことはありませんが、昔はきっと蛇が多かったのでしょうね。

海老
ヘべ山20200524No90
海でもないのに… 大好きなエビネちゃんですが、さすがに終盤でした

ヘべ山20200524No89
エビネの花言葉は、「謙虚」「謙虚な恋」「誠実」「にぎやかな人柄」「忠実」
地味だけど、可憐だよね


ヘべ山20200524No87
九州では絶滅してしまった熊なのですが、熊が居そうな森…

ヘべ山20200524No63
クマガイソウ

ヘべ山20200524No72
由布山麓の森で道迷いし、途方にくれかけた時に偶然出会った花

ヘべ山20200524No64
混乱する頭を休めるために一休みし、腰かけて腹ごしらえ、おにぎりでも食べようとした時、ふと背後に視線を感じ、振り返ると、心配そうにこっちの方を見ていたのです。

ヘべ山20200524No82
噂には聞いていましたが、山奥のどこかにあるのだろうし、自分には、関係のないことで、お目にかかることもないだろうと思っていたのです。思いがけないサプライズに感謝、不幸中の幸いというか、幸運の女神的な花でした。

ヘべ山20200524No77
写真などで見た印象だと厳つい姿で、とてもごっついイメージなのですが、絵面よりは、小さくてとてもおとなしめの感じ、気が弱く自信なさげで、内向的な感じがします。

ヘべ山20200524No67
昔見たアニメの「ドヌーピー」にも似ているようで、何とも愛くるしい。

ヘべ山20200524No93
クマガイソウの花言葉は、「気まぐれな美人」「見かけ倒し」「闘志」です。
美人という感じはしないのですが、思ったより頼りなさげな風貌から見掛け倒しというのは理解できますよね。


ヘべ山20200524No94
猿も居そうな神秘的な森

ヘべ山20200524No46
サルメンエビネ

ヘべ山20200524No102
道迷いに心折れそうな状態だったのですが、クマガイソウに励まされ、気を取り直して、南へトラバースしながらの下山途中、さらにラッキーなことに、サルメンエビネにも出くわすことができたのでした。
不幸中の幸いの幸いということで、由布の森の神に感謝、感謝でした。
人生いろいろあるよねぇ… 塞翁が馬というやつかな?

ヘべ山20200524No96
確かに、猿面といえばその通りなんですが…

ヘべ山20200524No57
頭に飾り物、腰蓑をつけて、フラダンスでも踊っている子供のようにも見えるのは、私だけかな?

ヘべ山20200524No55
サルメンエビネの花言葉は特にないのですが、エビネの花言葉は、「謙虚」「謙虚な恋」「誠実」「にぎやかな人柄」「忠実」で、エビネに比べておとぼけ顔のサルメンエビネということで、勝手に花言葉として、「にぎやかな人柄」「おとぼけちゃん」なんてどうかな?

ギンラン(由布岳20200525)No2
ちょっと関係ないけれど、最後にギンラン

ヘべ山20200524No26
久しぶりにこの森で出くわしたので嬉しい… ギンラン可愛いよね!

ギンラン(由布岳20200525)No5
ギンランの花言葉は、「控えめな心」「おとなしい貴婦人」
賑やかな、いきもの大競演、生憎の天気でしたが、いろいろなことを回想しながらの楽しい由布山麓の森でした。


kattenihanakotoba at 11:25|PermalinkComments(0)勝手に花言葉 | クマガイソウ

2020年05月25日

ヘべ山 スッキリ

ヘべ山 スッキリ 2020-05-24

ヘべ山20200524No433
昨年のスマホデビューは、すべてこの5月中旬のヘべ山山行のためでした。4年程前の5月中旬、準備不足のままヘべ山へと向かったのですが、道に迷ってしまい登頂することができませんでした。
その後リベンジを果たしたのですが、はっきりとした道程を特定することができなかった。ガラケーでも全く不満はなかったのですが、GPS機能の魅惑には勝てずスマホデビューとなったのです。実際に使用してみるとスマホのGPS機能はすごいの一言…
過去の道迷いに終止符を打つため、ヘべ山へ GO!!

ヘべ山20200524No1
天気予報は曇りだったのですが、小雨… 曇り時々雨というよりも、小降りではありますが、雨時々止むといった天気、薄霧もかかっていてちょっと不安でしたが、視界はまずまずなので決行しました。なにより、スマホのGPSは鬼に金棒です。

ヘべ山20200524No2
何時も天気の良い時にしか来ないので…

ヘべ山20200524No3
いつもと違った感じ

ヘべ山20200524No4
薄霧の中、幻想的な雰囲気もあり

ヘべ山20200524No5
これはこれで気持ちいい

ヘべ山20200524No6
マムシグサも雨を喜んでいるかのように生き生きとしていました。

ヘべ山20200524No7
タイミンガサの登山道

ヘべ山20200524No10
コバノガマズミ

ヘべ山20200524No11
結構好きな花

ヘべ山20200524No12
タイミンガサの森

ヘべ山20200524No13
薄霧の森

ヘべ山20200524No14
幻想的な風景が続く…

ヘべ山20200524No15
日向岳分岐

ヘべ山20200524No16
核心地域へ突入

ヘべ山20200524No17
一人で咲いていた、ヒトリシズカ

ヘべ山20200524No18
えぐられた斜面… 奥の方の木は倒れてそう…

ヘべ山20200524No19
いくつかの谷を越えて…

ヘべ山20200524No20
雨に濡れた地獄の釜の蓋 キランソウ

ヘべ山20200524No22
ギンラン 見つけちゃった

ヘべ山20200524No26
ギンランいいよねぇ… 大好き

ヘべ山20200524No27
4株ほど咲いていました

ヘべ山20200524No33
道に迷わないように…

ヘべ山20200524No34
細心の注意を払って、谷を渡る

ヘべ山20200524No35
マルバコンロンソウ? 雨に濡れてシュンとして…

ヘべ山20200524No37
さすがにヤマシャクヤクは終了でした。

ヘべ山20200524No38
オオカメノキ?

ヘべ山20200524No39
ミヤマキリシマも咲き出したみたい

ヘべ山20200524No41
九重に行きたいなぁ…

ヘべ山20200524No43
ヘべ山到着

ヘべ山20200524No40
スマホで確認、納得… いい時代になりました…

ヘべ山20200524No42
この天気じゃ、さすがに鶴見岳は見えなかった…

ヘべ山20200524No94
素晴らしい森

ヘべ山20200524No90
エビネも咲いて…

ヘべ山20200524No87
貴重な森…
胸につかえていたものが無くなりスッキリ!!


kattenihanakotoba at 11:07|PermalinkComments(0)山行記・花散策 | ギンラン

2020年05月23日

首羅山(白山)

首羅山(白山)2020-05-23

首羅山20200523No34
最近HPでよく目にするようになった首羅山…
令和2年3月28日国史跡首羅山遺跡登山道がオープンということで…
今まで全く知らなかった。首羅山… 頭光寺… 博多綱首… 歴史好きを自称していたのですが全く知りませんでした。遺跡の調査は今も継続中という事で将来がとても楽しみです。
薩摩塔なる石像も興味津々…ということで、首羅山へ GO!!

首羅山20200523No1
首羅山遺跡は国史跡だったんですね

首羅山20200523No2
白山神社からのスタート

首羅山20200523No4
現在の白山神社は、拝殿は大正9年、本殿は昭和2年に建立ということで、意外に新しい。以前は、白山山頂付近の花ノ木原にあったそうです。

首羅山20200523No5
狛犬も新しそうだが、しっかりとした面構え(阿形)

首羅山20200523No6
首輪代わりに注連縄が掛けられているのは珍しいよねぇ(吽形)

首羅山20200523No8
白山神社
現在の祭神は、五十猛神(基山と深い関わりのある神様)

首羅山20200523No11
近世には白山権現社として、菊理姫神、伊弉諾命、泉道守神を祀っていたそうです。

首羅山20200523No10
昔、境内の場所は、石鍋製作所だったのかな?

首羅山20200523No9
首羅山遺跡登山マップ
早く、調査が終わり、立入禁止区域が解除になるといいのにね

首羅山20200523No12
白山神社拝詞

首羅山20200523No13
拝殿は大正9年、本殿は昭和2年に建立

首羅山20200523No15
境内の右奥に登山道入り口があります

首羅山20200523No16
自生なのか植栽なのかは不明ですが、エビネが保護されていました。花は完全に終わっていましたので、次回来る時は、エビネ狙いで来ましょうかねぇ…

首羅山20200523No17
木漏れ日の気持ちの良い登山道ですが

首羅山20200523No18
思っていたより結構急登… なめちゃいけませんね

首羅山20200523No19
眺望デッキからの展望 奇麗に整備されています

首羅山20200523No20
いったん林道に出た後、再び急登に取り付きます

首羅山20200523No21
花の少ない登山道ですが、オニタビラコ

首羅山20200523No22
ヨツバムグラ

首羅山20200523No23
108段階段 煩悩消滅したかな?
数えてみたらちゃんと108段ありました。

首羅山20200523No24
石組とあるが… 何の石組かな?

首羅山20200523No25
ただ岩石が散乱しているようにしか見えない…

首羅山20200523No26
眺望ベンチからの展望

首羅山20200523No27
鎌倉の石段

首羅山20200523No28
66段あるそうですが、乱れていてようとわからん…

首羅山20200523No29
タツナミソウ この辺りは意外に花がある

首羅山20200523No30
キランソウ(地獄の釜の蓋)

首羅山20200523No31
ヘビイチゴ?

首羅山20200523No32
トウバナ

首羅山20200523No61
首羅山山頂

首羅山20200523No35
山頂付近には、延享4(1747)年に作られた石製の祠

首羅山20200523No44
現在も「上の白山さま」として信仰されているそうです。

首羅山20200523No45
左手に持っているものは何だろうか?

首羅山20200523No37
宋風獅子

首羅山20200523No36
破損がひどくよくわかりませんが、狛犬のようなものかな?

首羅山20200523No38
薩摩塔(約800年前にできたものだそうです)

首羅山20200523No40
鹿児島で初めて確認された石塔のため、この名が付いたのですが、分布の中心は北部九州。

首羅山20200523No41
宋風獅子とともに中国・南宋で製作されたそうです。

首羅山20200523No43
向かって右側の薩摩塔は破損がひどい

首羅山20200523No46
なかなかいい表情の仏様です。
日宋貿易を担った博多在住の中国人貿易商「博多綱首」とのつながりが指摘されているげな…

首羅山20200523No57
薩摩塔の基部には何やら彫刻が…

首羅山20200523No58
四天王かな?

首羅山20200523No59
持国天 増長天 広目天 多聞天 … 可愛らしい

首羅山20200523No60
どれがどれかよくわかりませんが、多分四天王でしょう…

首羅山20200523No50
白山へと向かいます。

首羅山20200523No54
登山道沿いには、松ぼっくりのオブジェ

首羅山20200523No55
大蛇がとぐろを巻いたような木々
どうやったらこんな風に絡まるんかいな?

首羅山20200523No52
白山頂上

首羅山20200523No53
三角点

首羅山20200523No66
今日は花抜きでもいいかと思ったけれど… アザミ

首羅山20200523No67
下山してくると… ニワゼキショウ(青)

首羅山20200523No68
花盛り… ニワゼキショウ(赤)

首羅山20200523No69
トキワツユクサ

首羅山20200523No70
ヒメレンゲ

首羅山20200523No71
クサイチゴ? ヘビイチゴ? 粒が結構大きかった。

首羅山20200523No72
キュウリグサ

首羅山20200523No73
アレチハナガサ

首羅山20200523No74
アメリカフウロ

首羅山20200523No76
トウバナ

首羅山20200523No77
コナスビ
駐車地あたりだけでも結構楽しめた・・・

国史跡首羅山遺跡とは(豆知識)
鎌倉時代に350の坊があったといわれる中世山岳寺院の遺跡。
天平年間に百済からきた白山権現が乗っていた虎の猛威に恐れた村人がその首を切り落としたところ、その首が光ったため羅物(薄絹)に包んで埋め、十一面観音を祀ったことから、首羅山頭光寺といわれるようになったという伝承があるそうです。
鎌倉時代初期には三百を超える僧坊が立ち並び、隆盛を極め、中世博多の貿易を担った博多綱首たちにより庇護され、庭園のある遺構などは大陸の貿易関係者を歓待するための迎賓施設とも…


kattenihanakotoba at 21:21|PermalinkComments(0)山行記・花散策 | 神社仏閣

2020年05月18日

ギンラン 間に合った 樫原湿原

ギンラン 間に合った 樫原湿原 2020-05-17

樫原湿原20200517No47
今季はまだギンランの花を見ていない…
間に合わないかもしれないが、ギンラン探しに、樫原湿原へ GO!!

樫原湿原20200517No120
ソクシンラン

樫原湿原20200517No122
奇麗なソクシンランに出会うことができた。

樫原湿原20200517No112
ガマズミ(虫付き) いろいろなものに慕われていますね

樫原湿原20200517No111
コガクウツギ アジサイの様で意外に好き…

樫原湿原20200517No50
キンラン

樫原湿原20200517No12
樫原湿原のキンランは花盛り

樫原湿原20200517No4
ちょっと口うるさい、名物おばちゃんは健在でした。

樫原湿原20200517No72
このところ盗掘が相次いでいるようで困っているようです。

樫原湿原20200517No65
監視小屋? 案内所? ホワイトボードに咲いている花名などが書かれているのですが、ギンランはもちろんのこと、キンランの名もありませんでした。

樫原湿原20200517No82
咲いているのは明らかなのですが、ここまでしないと…という事でした。

樫原湿原20200517No75
世知辛い世の中です。

樫原湿原20200517No54
いつまでもこの場所で、奇麗に咲き続けてほしいものです。

樫原湿原20200517No116
山野にあってこそ価値のある花なのに…

樫原湿原20200517No86
コツクバネウツギ

樫原湿原20200517No114
ミツバツチグリ

樫原湿原20200517No113
ヒメアギスミレ ニョイスミレに似ているのですが、ちょっと違うらしい…

樫原湿原20200517No90
ヒツジグサも咲き出したみたい

樫原湿原20200517No92
サワオグルマ 樫原湿原はいろいろと盛りを迎えそうです。

樫原湿原20200517No14
ギンラン

樫原湿原20200517No30
間に合いました

樫原湿原20200517No24
ここのギンランはとても小さいギンランです

樫原湿原20200517No40
一生懸命探しても見逃しそう…

樫原湿原20200517No44
今年もギンランを見ることができて、神様に感謝!!

八幡岳20200517No27
気になっていた八幡岳のギンランも咲いていてくれました。

カヤラン(樫原湿原20200517)No2
おまけです。


kattenihanakotoba at 11:13|PermalinkComments(0)ギンラン | 樫原湿原