2020年01月

2020年01月28日

武蔵寺 梅林寺 観梅その2

武蔵寺 梅林寺 観梅 その2 2020.1.26

梅林寺20200126No26

太宰府天満宮に続き、私のテリトリー範囲で観梅行脚… ということで、武蔵寺と梅林寺を訪ねました。

武蔵寺

武蔵寺20200126No2

武蔵寺、天拝山歴史自然公園近辺の梅花は今一つでした

武蔵寺20200126No3

まだまだこれからかなぁ?

武蔵寺20200126No4

天気も曇ってきて、ちょっと寂しくなってきました。

武蔵寺20200126No9

梅花寂しい中ではありましたが、天拝山歴史自然公園では、スイセンの花が綺麗に咲いていました

武蔵寺20200126No5

ホトケノザ

武蔵寺20200126No10

オオイヌノフグリ

武蔵寺20200126No11

ハコベ

武蔵寺20200126No12

春の気配は感じることができました。

武蔵寺20200126No7

セリバオウレンは、開花準備中です。四王寺山に比べて、一か月遅れかなぁ?これからが楽しみです。

梅林寺 

梅林寺20200126No13

本堂唐門の羅漢彫刻は絶品!!

梅林寺20200126No14

なんでも、日光東照宮の眠り猫で有名な、左甚五郎の作と伝えられる八人の羅漢像や龍の彫刻が施されているそうです。しかし、甚五郎作といわれる彫り物は全国各地に100ヶ所近くあり、その製作年間は安土桃山時代 ~ 江戸時代後期まで300年にも及ぶそうで、出身地もさまざまだそうで、左甚五郎とは、一人ではなく各地で腕をふるった工匠たちの代名詞としても使われたようです。いったいどこの左甚五郎だったのだろうか・・・?

梅林寺20200126No6

ここでも梅はまだ少し早かったようです。

梅林寺20200126No7

開花した花もいいけれど、赤い蕾も大好きです。小梅ちゃんの感じがいいよねぇ…

梅林寺20200126No5

暖冬のせいか花の開花は早いような気がするのですが…

梅林寺20200126No10

梅に関しては例年並みか、若干遅いような気がします。

梅林寺20200126No17

それでも綺麗な梅花も沢山あり

梅林寺20200126No19

楽しい梅花鑑賞の一日を過ごすことができました。

梅林寺20200126No16

見頃は、2月中旬ぐらいかな?

梅林寺20200126No11

満足! 満足!!



kattenihanakotoba at 09:05|PermalinkComments(0) | 神社仏閣

2020年01月27日

太宰府天満宮 観梅その1 

太宰府天満宮 観梅 その1 2020.1.26

大宰府20200126No52

前日の酒も抜け、雨も降らなさそう…二日酔いか? 体調も今一つなので、咲き始めた梅の花でも観賞に行くことにしました。私のテリトリーから、まずは梅の定番、太宰府天満宮へ向かいました。

大宰府20200126No9

春節の影響で中国人が多いっちゃ多かったですが…

大宰府20200126No10

コロナウイルスのこともあり、例年ほどではないかなぁ?

大宰府20200126No11

太宰府天満宮は、節分モードとなっていました。

大宰府20200126No12

大宰府の梅と言えば「飛梅」なのですが、まだ開花したばかり、わずかな花しかつけていませんでした。

大宰府20200126No18

樹によっては結構咲いているものもありましたが、全体的に2、3分ぐらいかな?

大宰府20200126No13

まだ開花したばかりで寂しかったけれども

大宰府20200126No39

綺麗な花も沢山ありました。

大宰府20200126No15

延寿王院山門前の御神牛像が一番目立つためか、中国人には人気で列をなしていましたが、昭和60年(1985)に奉納されたもので新しいんですよね。

大宰府20200126No31

大宰府にはたくさんの御神牛像があるのですが、楼門横向かって右側にある御神牛像が一番好きかな?こちらは、文化2年(1805)に奉納されているもので、なんと200年以上も前のもの…

大宰府20200126No32

アップで見ると意外に強面 「コロナウイルスのついた手で触るなよ」と威嚇しているようにも見えました。

大宰府20200126No34

天気予報ではいまいちだったのですが

大宰府20200126No20

晴れ間も見えるようになり、気持ちの良い梅花鑑賞ができました。

大宰府20200126No29

やっぱり、大宰府の梅は最高だね

大宰府20200126No23

帰りに新たな狛犬を発見しました。

大宰府20200126No47

入ってすぐの石灯籠の上にいたのですが、「お手」をしている招き猫ならぬ招き狛犬と逆立ちをしている狛犬です。

大宰府20200126No48

文化9年(1812)となっていたので、200年以上前の狛犬、両方とも半開きの鰐の口のような感じで阿吽とは違った感じでした。

大宰府20200126No50

最後に良いものを見ることができたので、気を良くして、梅花を求めてさらなる地へと向かいました。


kattenihanakotoba at 11:23|PermalinkComments(0) | 神社仏閣

2020年01月26日

セリバオウレン 春の気配 四王寺山

セリバオウレン 春の気配 四王寺山 2020.1.25

セリバ(四王寺山20200125)No8

天気はいまいち… ここ数週間の土日は仕事関係の予定でいっぱい… ドップリと山中に籠ることもできず…
相変わらず、貧乏暇なしの状態でありますが、寸暇を惜しんで花散策にいそしみました。

セリバ(四王寺山20200125)No3

昨年の12月末から咲き始めた四王寺山のセリバオウレンもぼちぼちと見頃を迎えてきています。

セリバ(四王寺山20200125)No2

大好きな雄花も開いてきました。線香花火のような儚さも感じさせる可愛らしい花です。
ただ、雄花はフリーハンドで撮るには、小さくてなかなかピントが合わないし、どこに焦点を合わせていいのやら… 言い訳がましいけどなかなかうまくいかない

セリバ(四王寺山20200125)No4

セリバオウレンには、雄花、雌花、両性花と3種類の花があるそうで、開花前の状態、完全に開花したもの、色合いもそれぞれに異なっており、これでも同じ花なのかと思うぐらいいろいろなバリエーションがある花です。

セリバ(四王寺山20200125)No1

開く前の雄花 雪の結晶の様で美しい

セリバ(四王寺山20200125)No6

完全な雌花を見たことが無いのですが、これが一番雌花に近い両性花でした

セリバ(四王寺山20200125)No5

開花寸前 米粒のような葯が何とも言えんねぇ…

セリバ(四王寺山20200125)No7

濃いピンク色のセリバオウレン
小さくて可愛らしいだけではなく、バリエーション豊かで、見ているだけで楽しいんだよなぁ…

四王寺山20200125No33

今季初のムラサキケマン

四王寺山20200125No3

何だか嬉しい 春の気配…

四王寺山20200125No34

オニノゲシ
黄色い花に幸福感を感じるのは私だけでしょうか?

四王寺山20200125No39

オニノゲシに似ているけれどちょっと違う… コウゾリナ?

四王寺山20200125No37

ちょっとぼけているけど ミチタネツケバナ

四王寺山20200125No35

春を感じさせる定番と言えば…

四王寺山20200125No36

ホトケノザ このピンク色がたまらん…

四王寺山20200125No38

オオイヌノフグリ
天気が悪かったので開いていないが、春近しといったところかな?
少しずつ、冬枯れの山が色づいてきた… 嬉しいね!!



kattenihanakotoba at 05:13|PermalinkComments(0)四王寺山 | セリバオウレン

2020年01月21日

野母崎 スイセン

野母崎 スイセン 2020.1.19

野母崎20200119No32

初めての岩屋山登頂後、野母崎半島の先端にある野母崎地区の「水仙の里」で行われている「のもざき水仙まつり」を見に来ました。

野母崎20200119No1

2020年は、1月26日までなのですが、今年は暖冬のせいか盛りを過ぎ、ちょっと悲しい状態でした。

野母崎20200119No8

天気はいまいちで、海も荒れていました。写真は、カラーなのですが白黒状態…

野母崎20200119No9

軍艦島は奇麗に見ることができました。

野母崎20200119No15

毎年のように野母崎には、この時期にスイセンを見に来ているのですが、今年は今までの中で一番残念な状態でした。

野母崎20200119No5

昨年は今頃がちょうどよかったのですがねぇ…

野母崎20200119No64

それなりに咲いているのもあり、何とか良いとこどりをして…

野母崎20200119No6

環境省の「かおり風景100選」にも長崎県内で唯一選ばれているそうです。

野母崎20200119No10

水仙の芳香と潮風のまざりあった独特の香りが何とも言えず印象的です。

野母崎20200119No14

美しい花と甘い香りが楽しめるイベントです。

野母崎20200119No17

花の少ない冬の時期に咲き誇る水仙は、ロウバイと同様に、その甘い匂いとも相まって、視覚と嗅覚で楽しめる花です。

野母崎20200119No24

野母崎のスイセンの良い所は、軍艦島とのコラボレーション

野母崎20200119No26

ちょっと盛りも過ぎて、いまいちですが…

野母崎20200119No31

残念ながら天気も悪く、条件は悪かったのですが…

野母崎20200119No30

それなりの絶景…

野母崎20200119No36

港の風景も好きです。もうちょっと、スイセンが欲しかったけれどね。

野母崎20200119No50

青空も欲しかったけれどね…

野母崎20200119No38

まずまず良しとしましょう!!

野母崎20200119No52

スイセンに埋もれていましたが、ハマカンギク

野母崎20200119No53

アザミ

野母崎20200119No66

ヒメジソ?

野母崎20200119No67

ホトケノザ… 春が待ち遠しいですね…

野母崎20200119No71

帰りに、「夫婦岩」にも寄りました。
この岩は、地質学的には「野母変はんれい岩複合岩体」というそうで、なんと4億8千万年も前にできたものだそうです。

野母崎20200119No70

注連縄の向こうに、軍艦島が見えます。
軍艦島にお別れの挨拶をし、楽しい長崎の一日を終えることができました。
満足! 満足!!


kattenihanakotoba at 18:00|PermalinkComments(0)山行記・花散策 

2020年01月20日

岩屋山(475.2m)

岩屋山(475.2m) 2020.1.19

岩屋山(長崎)20200119No58

岩屋山は、長崎県長崎市北西部に位置する標高475.2mの山で、古くから信仰の山として崇められ、長崎市民に人気の山ということを聞いていたので、いつかは登らねば… という思いがありましたが、なかなか機会を得ず、今回やっと初登りとなりました。
「長崎図志」によれば、「大権現」の三字を刻んだ碑があり、かたわらに数十人が入れる石窟があり、これにより岩屋山の名がつけられたとのことです。伝説によれば行基菩薩が開山した岩屋山神宮寺もこの山にあったと言われているそうで、修験の山ですね。

岩屋山(長崎)20200119No2

修験道大好きな私としては、岩屋神社から登ることにしました。

岩屋山(長崎)20200119No4

趣のある鳥居をくぐるとすぐに「岩屋山六部大師堂」がありました。

岩屋山(長崎)20200119No5

脚気病平癒の神だそうですが、その由来において、脚気になったが大酒をやめることができずに客死した云々…というのがあり、ちょっと身につまされました。
気を付けねば・・・

岩屋山(長崎)20200119No6

横には、可愛いお地蔵さんが並んでいました。

岩屋山(長崎)20200119No7

壊れた鳥居の残骸、以前は、もっと沢山の鳥居があったのでしょうか?

岩屋山(長崎)20200119No8

二の鳥居? 大きな杉の中にすっくと立っています。

岩屋山(長崎)20200119No10

この鳥居の額は、苔むしてなかなか趣があります。

岩屋山(長崎)20200119No11

鳥居の手前に、初音の歌碑がありました。同じような言い伝えが、虚空蔵山の麓の岩屋神社にもあったような気がします。

岩屋山(長崎)20200119No12

同じ岩屋神社なのでまっいっか… 深く気にしないことにして先に進みます。

岩屋山(長崎)20200119No13

岩屋神社の周りは、大きな杉の木が沢山ありました。

岩屋山(長崎)20200119No14

岩屋神社のスギ群ということで、長崎市指定天然記念物になっているようです

岩屋山(長崎)20200119No15

樹齢は、300年以上ということでとても立派な杉です。

岩屋山(長崎)20200119No18

このスギが一番大きくて、注連縄もあったので、御神木かな?

岩屋山(長崎)20200119No21

霊峰岩屋山の略歴ということで、行基菩薩による開山、弘法大師云々等の説明が書かれていました。
ここでも日本仏教文化の破壊者、キリシタンと廃仏毀釈による影響があったようです。本当に腹立たしい…

岩屋山(長崎)20200119No22

岩屋山案内図

岩屋山(長崎)20200119No23

最後の鳥居をくぐって

岩屋山(長崎)20200119No24

岩屋神社
天正期には神宮寺、江戸時代には神通寺という寺があったそうです。

岩屋山(長崎)20200119No29

社殿を過ぎ、右の急階段を上ると

岩屋山(長崎)20200119No30

岩屋山大権現

岩屋山(長崎)20200119No31

三十三観世音菩薩

岩屋山(長崎)20200119No32

拝殿の両脇にぎっしりと菩薩像が祀ってありました。

岩屋山(長崎)20200119No33

奥(社殿裏)にも何か祀ってあります。

岩屋山(長崎)20200119No34

沢山の菩薩像がありましたが、人気なのは、千手観音菩薩でしょうか?
一番微笑ましいお顔の千手観音菩薩像をアップで… にこりと笑っておられます。

岩屋山(長崎)20200119No27

左手には、「岩屋山稲荷神社」

岩屋山(長崎)20200119No37

稲荷神社横の古びた石段を登っていくと、「洞窟神殿」

岩屋山(長崎)20200119No38

石窟内には、祠が二つありました。

岩屋山(長崎)20200119No39

岩屋山の語源となった石窟でしょうね

岩屋山(長崎)20200119No40

窟の奥には、「鬼之足跡」
1mぐらいはあったかな?確かに鬼の足跡に相違なし!

岩屋山(長崎)20200119No35

苔むした登山道を進みます。岩屋神社のせいか?ちょっと虚空蔵山的な感じを受けました。

岩屋山(長崎)20200119No36

クサギの実が落ちた後に残った赤い萼?
暗い林床に、ちょっと引き立つ… それなりに嬉しい…

岩屋山(長崎)20200119No43

祀られていたので、これが「転び岩」?

岩屋山(長崎)20200119No47

むしろ、こっちの方が、転び岩のような感じが…

岩屋山(長崎)20200119No48

この辺りから、急登になってきます。

岩屋山(長崎)20200119No49

急な登りにホッと一息… サツマイナモリ

岩屋山(長崎)20200119No50

雨の影響でしょうか、ちょっと泥に汚れたサツマイナモリでしたが、しっかりと咲いている姿にちょっと感動。見た目じゃないよ…

岩屋山(長崎)20200119No54

「稚児落とし」かな?

岩屋山(長崎)20200119No56

上から見たところですが、ようと分からんですなぁ…?

岩屋山(長崎)20200119No57

急な石段を登り詰めて…

岩屋山(長崎)20200119No58

岩屋山山頂
一時間そこそこで気軽に登れ、市民に愛され、山頂から市街地の展望は最高ということから考えると、福岡で言うと立花山のような感じですかねぇ…?

岩屋山(長崎)20200119No59

山頂には立派な祠が祀られていました。

岩屋山(長崎)20200119No60

三角点も確認

岩屋山(長崎)20200119No61

天気はいまいちでしたが、山頂からの風景は、絶景、最高でした。

岩屋山(長崎)20200119No66

遠くに、伊王島、軍艦島も見えます。

岩屋山(長崎)20200119No70

下りは気持ちの良い尾根道

岩屋山(長崎)20200119No72

岩屋神社の鳥居の横に出てきました。
お初山、岩屋山
修験の岩屋神社 Good!
山頂からの景色 Good!!
とても楽しい山行でした


kattenihanakotoba at 14:22|PermalinkComments(0)山行記・花散策 | 神社仏閣