2019年11月
2019年11月30日
朝飯前の紅葉 秋月
朝飯前の紅葉 秋月 2019.11.30
紅葉シーズンも終わりかな…? と思っていたら、秋月の紅葉はまだまだいけますよという話を聞いてしまい、なんだか落ち着かない気持ち…
今日も朝から仕事、夕方からは、仕事関係の祝賀会パーティ… となれば、早朝一発、朝飯前の秋月紅葉となりますよね?
入り口の橋の辺りの紅葉も結構綺麗でした。期待できそうなスタート!
朝まだ早いので、少々暗いのは仕方がないかな?
ゲーテの気持ちがよくわかる
もっと光を!!
秋月の紅葉は、出遅れてしまい遅いかと思いましたが、まだまだ Good!!
もうあと1、2時間余裕があれば、良かったのだけど、仕事もあるし・・・
取り急ぎということで・・・ 光の具合が今一つかな? 暗いかな??
イチョウも綺麗な敷紅葉となっていました。光が入っていれば、もっといい感じだろうけどねぇ…
垂裕神社にお参りをして
下を見ると、綺麗な紅葉
紅葉と燈籠は、結構いい取り合わせだよね
紅葉に囲まれた黒門 美しい…
時間が無いので、これで切り上げて、贅沢言っちゃいけないと自分に言い聞かせ、時計とにらめっこしながら、ぎりぎりまで粘りました。
急いで、眼鏡橋へ
眼鏡橋付近もまずまずの染まり具合
だんだんと夜が明け光が増してきた
もうちょっと居たいけれど
今日はここでおしまい。
今年最後の紅葉でしょうね。
満足! 満足!!
2019年11月28日
大興善寺 誘紅葉 第五弾(最終章)
2019年11月27日
広川(太原)のイチョウ 誘紅葉 第四弾
広川(太原)のイチョウ 誘紅葉 第四弾 2019.11.23
イチョウは、昭和58年に広川町制施行30周年を記念して公募し、町の木として制定されたそうで、広川町のシンボルツリーということです。
イチョウ広場のすぐ近くに駐車場がありますが、私有地ということでマナー厳守でお願いいたしますということでした。
特にこの太原地区のイチョウは、有名で、秋になると一面黄金色に染まり、非常に美しい黄金の世界、圧巻の景色を楽しむことができます。
残念なことにここでもイチョウは元気で、黄金の絨毯とはなっていませんでした。
約80本のイチョウ並木は、元はぶどう畑でイチョウに植え替えたのは1998年とのこと。土地の所有者の方が、奥様を亡くされたのを機に、ぶどう畑にイチョウの苗木を植えたのが始まりだそうです。
悲しくも心温まるお話です。素晴らしい夫婦愛… 見習いたいものです。
“黄金”感が、とにかくハンパないのですが、人が多すぎて閉口しました。(私もその一人だったのですが…)
平坦な農地に突如現る、もっこり…いやこんもりとしたイチョウの森。
一歩中に入れば、瞬く間に、一瞬にして、別世界が広がります。
何故だか? 金色に染まるイチョウの世界を前にすると両手を広げたくなります。実際に沢山の人が手を広げていました。UFO、宇宙からの声を聴くかの如く… 空に向かって…
神社などの大きなイチョウの木もいいのですが、ここのイチョウは、背丈も低く、間近に感じられます。
朝から6ヵ所目、来訪した時間が遅かったせいか…
陽が陰ってしまい暗くなっていますが、黄色のイチョウに夕陽はお似合いかな?
これはこれで、いいんじゃない?
しかし、すごい人混みでした。人がいない早朝がいいかもしれないなぁ… 今度仕事前に来てみようかなとも思いました。(ギリ出来ないことはない…)
少々疲れてきましたが、誘紅葉 第五弾(最終章)は、ライトアップ紅葉です。
乞う ご期待!!
2019年11月26日
清水寺 本坊庭園 誘紅葉 第三弾
清水寺 本坊庭園 誘紅葉 第三弾 2019.11.23
誘紅葉 第三弾は、武雄から、有明海湾岸をぐるっと回って、みやま市の清水寺に来ました。
清水寺というと京都を真っ先に思い浮かべますが、みやま市の清水寺も古く、天台宗の開祖、伝教大師によって、大同元年(806年)に開かれた古刹なのです。初めて清水寺と聞いたときは、あれまぁ…と思いましたが、 開山以来、一千二百余年の間、清水寺は多くの人々の厚い信仰を集めてきた由緒正しいお寺さんなのです。
折しもこの日は、「もみじ狩り」というお祭りでした。地元のおばちゃんたちが作ってくれる肉うどんはなかなかの絶品、とても美味しかった。お勧めです。
先ずは本命、雪舟作の本坊庭園へと向かいます
五穀豊穣・子孫繁栄・家庭円満・無病息災のご利益があるという魔羅観音にご挨拶
本坊前には大きなイチョウの樹があり、黄色の絨毯で敷きつめられるのですが・・・
イチョウはまだ元気で絨毯はまだお預けでした。
雪舟作の本坊庭園もいいのですが、本坊前のイチョウをはじめとした紅葉もなかなかのものです。
北原白秋自筆による碑。
「父恋し 母恋してふ 子の雉子は 赤と青とも 染められにけり」
立入禁止区域の奥の方でようと見えんかった。
無料だし… むしろこっちの方が好きかな?
松尾竹後句碑
「しづかにも 月の僧坊 さまたぐる」
本坊庭園は室町時代の作で、作者は雪舟(1420年~1506年)であろうといわれています。
東南北に山を囲らし心字池を中心とする庭石の配置、植込み、池には滝を注ぎ込ませるなど、自然と人工の美が溶け合い、春夏秋冬いつ訪れても飽きない名園ということで、特に正面の愛宕山からのぼる中秋の名月はすばらしく、その月が心字池の写るように工夫された借景式の泉水庭であるとのことです。
しかし、年々ここでの説法は長くなってきているような気がする。
良いこと言っているのだけれど、毎年のように聞いていると退屈になるのかな?
本坊庭園観賞で、心が静まった後は、小川沿いの遊歩道を登っていきます。
間もなく、五百羅漢
五百羅漢とは、釈迦の弟子500人の「自覚」への道を志す修行僧たちの像だそうです。
文化文政(1804年)の頃から大正年間にかけて奉納されたものだそうで、いつの頃からか、心ない者により首がことごとく落とされ「首なし地蔵」と呼ばれていたが、最近になって誰かの手で再び首がつけられ、新しい羅漢の復活となっているとのこと、罰当たり者がいたものです。
五百羅漢の先には、仁王門があります。残念ながら、仁王像は暗くてよく見えませんでした。
鳥居の先には、
山寺らしい静かな参道が続きます。
参道を登っていくと、県指定有形文化財の清水寺楼門があります。
門の上には、狛犬の彫刻
他ではちょっと見かけないような顔つきです。
門の中央には、立花家の祇園守紋
途中に咲いていた、白色のサザンカ… 紅葉の中の白は奇麗でした。
紅一点ではなく、白一点というところでしょうか?
参道の階段を上り詰めると、清水寺本堂です。
伝教大師(最澄)作の本尊、千手観音が安置されています。
狛犬は年季が入っている
なかなかの面構え
伝説で「伝教大師(最澄)が道に迷った時一羽の雌雉が現れ光明輝く合歓の霊木に案内した」とある雉にちなんだ郷土玩具の雉子車
本堂奥には、「なで仏」があります。
「体の痛い所や悪い所があれば、撫で仏を撫でた手で体の痛い所、悪い所を撫でると良くなると古来より言い伝えられています。
仏さまの名前は「びんづる尊」と言うそうです。ちょっと強面ですよね。みんなに撫でられて、ピカピカしています。
阿弥陀堂
お詣りを済ませ、次に紅葉のきれいな三重ノ塔に向かいます。
最近ここの紅葉とは相性が悪いようで、なかなかいい時期に出くわしません。
何とか景色のよさそうなところを選び選び・・・
三重ノ塔の向かいには、乳父観音があります。
清水寺の開祖最澄の弟子の慈覚大師(円仁)が、唐より帰朝の 時嘉祥元年(848年)に世の子供達が健全に育つようにとの願いをこめて、 観音像を彫刻し、お堂を建築し供養されたと伝えられています。
お乳が出るようにと母親の願いを一心に集める観音さまで、お願いの時乳房の形どったものを奉納しこの観音さまにお参りする人が多いそうです。
お乳が出るようになった祈願成就のお礼に、絵馬や千羽鶴を奉納する風習も残っているとのことでした。
時間も押し迫ってきましたので、急いで次なる紅葉を求めて… 次は、黄葉かな?
誘紅葉 第四弾は、広川町太原のイチョウです。
2019年11月25日
廣福寺・桜山 誘紅葉 第二弾
廣福寺・桜山 誘紅葉 第二弾 2019.11.23
武雄、紅葉ということであれば、御船山楽園ということでしょうが、ちょっと違う武雄の旅です。
実は、先週もバスツアーで訪れた武雄なのですが、二週続けではあるのですが、何故に…?
先週、武雄温泉楼閣での自由時間の時に、あれ? あの紅葉は? 色付く山、あの奇岩の山は?
とても気になっていたので、武雄再来ということになりました。
廣福寺
武雄温泉楼門に向かって右側にあるお寺さんです。
鎌倉時代中期(1242年)に、武雄領主後藤直明の発願により、聖一国師が開山となって創建された、臨済宗南禅寺派の寺院だそうです。
秋色に染まった、石畳の参道を彩る紅葉は見事です。
紅葉の回廊という程ではありませんが、まずまず Good!!
庭に入るとすぐに、市指定文化財の「銅鐘」(高さ:109cm、口径:62cm)があります。
室町時代製作されたもので、朝鮮鐘の影響を受けた和鐘で、工芸史上高い価値をもつものと評価されているそうです。
きれいな紅葉とお寺の情緒の絶妙な空間がより深く秋の訪れを演出しています。
紅や黄に色づく木々に囲まれた境内は、まさに錦秋のひとことでした。
間違いなく、武雄の穴場紅葉スポットでしょう。(私が知らなかっただけかな…?)
仏殿に安置されている国重要文化財「木造四天王立像」は、運慶作といわれ、ほぼ完全に保管されているのは珍しく、九州で最も優れた彫刻のひとつと言われているそうです。玉眼、国採食の等身大の四天王像とのこと。その姿は、持国天、増長天は邪気を踏み躍動的であり、広目天、多聞天は口を閉じ沈思の姿をしています。
写真撮影は不可だったので、パンフレットより引用の写真です。力強い、私好みの像でした。
桜山
武雄温泉楼門に向かって左側にある桜の名所として知られる桜山公園に聳える奇岩が目印の山です。
蓬莱山とも呼ばれるようで、あの奇岩の姿からすると、桜山よりも蓬莱山の方がしっくりするような気がします。
あちらこちらにお地蔵さんが祀られています。
温泉の繁盛と大地の霊力を祈る八十八の地蔵菩薩像だそうで、満面の笑みで人々を迎えてくれます。
陽刻線描宝塔ということでしたので、何か刻まれているのでしょうが、よくわかりませんでした。
登山道沿いは、紅葉で彩られていました。
紅葉とお地蔵さんの楽しい登山道です。
奇岩が見えてきました。
なかなか格好の良い岩です。一番上の岩は、ちょっと落ちてきそうな感じもしますが…
山頂からの眺めは、武雄温泉を俯瞰することができて最高です。
あそこに居たんだなぁ… しかし、尖がってるなぁ…
ソメイヨシノや八重桜が約500本ある桜の名所で、春には花見客で賑わい、ライトアップされ、きれいな夜景が観られるそうなので、また春の桜の時期に再来したいですね。
誘紅葉 第三弾は、清水寺(みやま市)です。 乞う ご期待!!