2019年08月
2019年08月31日
作礼山 ミヤマウズラ
作礼山 ミヤマウズラ祭り開催 2019.8.25
天山のそばかす爺ちゃんは、まだ夢の中ということで、やや消化不良気味…ということで、先週の借りを返すべく、作礼山に再アタック!!
本日は、こちらの登山口から…
足を踏み入れるとすぐに、ミヤマウズラのお出迎えがありました。
とても幸先の良い出足
やはり曇りや雨の日は、黄色の花が際立って美しく見えます。どこにでも咲いているようなキツネノボタンも輝きを増しています
ヒメキンミズヒキも美しい
私も黄色よ…と言わんばかり、ガンクビソウも際立っていた。
オトギリソウも天山に続き
雨露に、輝いている
ちょっと薄めの黄色だが、キバナアキギリも咲いていました。今季初お目見えです。
なんだかうれしくなって、久しぶりに山頂を踏むことにしました。
東峰の作礼岳権現神社
カバみたいな、可愛い狛犬も元気です。
本日本命のミヤマウズラはというと
咲いてる! 咲いてる!!
あちらこちらに咲きだしました。
作礼山恒例 ミヤマウズラ祭り! 開催!!
ディズニーに出てくる幽霊のように…
可愛らしいヒナ鳥のように…
作礼山の森の中を飛び回っています。
ミヤマウズラの可愛らしい姿でお腹いっぱいです。
作礼山 天橋立 へと移動
さすがに、モウセンゴケは終わっていましたが、コケオトギリは健在でした。
カンガレイの花も咲き乱れていましす。
初めて見た時は、虫が草に卵を産み付けたのかなとも思いました。とても花には見えませんでした。これが花かと思いますが、花です。
イトイヌノヒゲも今を盛りと咲いています。
何とも言えない味わいがあるかな?
作礼山 天橋立で、今一番輝いているのは、ウナギツカミ?ヤノネグサ?です。
本当に小さな花ですが、可愛い!!
作礼山恒例のミヤマウズラ祭りは、まだまだこれからが本番です。
楽しみですね!!
2019年08月28日
天山 マツムシソウ
昨日、基山にて、そばかす婆ちゃんに出会えたので、婆ちゃんといえば、爺ちゃん、そばかす爺ちゃんに手っ取り早く合うには…天山へと向かいました。
違いは葉裏に腺点があるかないかということで、腺点があるのがキクバヒヨドリ、無いのがサケバヒヨドリということらしいのですが、そこまではよく観察しなかった・・・次回までの宿題ですね
小雨降る中で、目を引いたのは、黄色の花々でした、光の加減か何かあるのでしょうか?黄色の花が美しかった。
マツムシソウというと、阿蘇というのが真っ先に思い浮かぶのですが、北部九州で咲いているのは、天山だけじゃないのかな?よくわからないけどきっとそうに違いない。
林道をテクテクと歩いていると・・・
2019年08月25日
基山 バアソブ開花
基山 バアソブ開花 2019.8.24
雨に煙る基山というのは初めてです。天気が悪かったら、基山には立ち寄らないのですが、10日ほど前に見たそばかす婆ちゃんが、気になって、気になって…気持ちを抑えることができなかったのです。
天気も悪いので、バアソブ一本で…と思いましたが、雨に濡れた花々は、しっとりとしており、色合いがいつもとは違って、色気があり、魅力的でした。しょうがない、どうせ濡れるなら一緒だよなぁ…ということで
ヌマトラノオもまだまだ元気です。基山のヌマトラノオは、以外にしぶとい…
クルマバナ、けっこう可愛いんですよね。珍しくもないけれど、ついついカメラに収めてしまいます。
ヘクソカズラも、いつになく、しっとりとして色っぽい
サイヨウシャジンも雨つぶに輝いています
小さなスズサイコのような…と思っていましたが、これはきっと、コカモメヅルでしょう。
なんとなく似ているよね。大きさはコカモメヅルの方がずっと小さいです。
ホソバシュロソウも、なんとなく似ているかな? これが一番大きい。グロテスクな色合いだけど、サバノオ的な葯が可愛いよね。
ヤブラン
ヤマジノホトトギス (斜面に咲いてた横向き)
朝露にしっとりとしたカワラナデシコは、色っぽいのだけど…雨に濡れてしまうと、風呂上がりの陰毛のようで、ちょっと興醒めかな?
さて、そばかす婆ちゃんは…
バアソブは…
咲いています! 咲いています!!
今季三度目の正直! 沢山咲いていますよ!!
やっと咲いてくれました。若干斜めからの方が好きかな?
中を思いっきりのぞき込むと、宇宙が広がる・・・
これからが本番 そばかす婆ちゃん 頑張れ!!
2019年08月24日
勝手に花言葉 オニコナスビ
勝手に花言葉 オニコナスビ(鬼小茄子)
まだまだ暑い日が続いていますが、夏の花も一段落し、秋に向けて山野の花々も準備中というところのようです。
振り返ってみると、7月中旬に突如として来襲した、天使の一撃はきつかった・・・
久しぶりに…と思っていたオニコナスビ散策も出来ずじまい…ということで、過去を振り返りながら、久しぶりに、勝手に花言葉 「オニコナスビ」 です。
オニコナスビ(鬼小茄子) サクラソウ科 オカトラノオ属 7月
湿った林床に咲く。茎は地表を長くはい、各節から発根する。葉は対生、円形~卵形で先端はまるい。茎は長毛が密生し、茎の上部に数個花をつける。日本産のコナスビの仲間ではもっとも大形の種であり、花は径1.5cmほどで、花の底部が深紅色になるのが特徴である。
勝手に花言葉 「子供じゃないよ」 「ちょっと背伸びした恋」
2010年に、もう9年ほど前になりますが、背振山で見たのが初めてです。自生地は他にもあるかもしれませんが、私が見たことがあるのは、背振山の車谷ルートだけです。上の写真は、当時バカチョンで撮った写真ですが、それなりでしょ…?
赤と黄色の色合いが鬼を連想させる小さな小茄子の花ということで、オニコナスビと名付けられたのでしょうか?
小さな花ですが、ちょっと薄暗い渓流沿いに浮かび出ている赤と黄色の派手な姿は、度肝を抜かれます。
反抗期に入った中学生が、一生懸命背伸びし、大人のふりをして勇んでいる姿にも思え、ちょっと微笑ましいような気もします。
絶滅危惧IB類ということもあってか、初めて見た時には、石で囲んで保護されていました。几帳面で、親切な人がいるのだなぁ…と思っていました。
その折に、偶然、山に詳しい植物園関係の人に出会ったのですが、その人によると、「こんな風に石で囲って保護してあげたい気持ちはわかるんだけど、これによって、水の流れが変わったりして、反って枯れたりするんだよねぇ。何もしないのが一番なんだよ。」ということでした。
自分では良いことと思ってしていることでも、反ってお節介となり、仇となることもあるようです。裏年だったのかもしれませんが、その翌年に行ってみると、彼が言ったとおりに石で囲まれた株は、消滅していました。
ここのオニコナスビは、年々数を減らしてきているような気もします。
自生地を踏み荒らしているつもりはなくても、近づくだけで何らかの影響を与えてしまうこともあるのだなと思うと、可愛い姿を見たい気持ちはあるけれど、ここ数年は、足を踏み入れないようにしていました。
オニコナスビの花言葉はありませんが、コナスビの花言葉は「私を食べないで」です。これはなすびという言葉にかけた安易な花言葉のような気がします。変な花言葉だなぁ…と思うのは私だけでしょうか?
オカトラノオ属ということなので、オカトラノオの花言葉を見てみると、「優しい風情」「清純な恋」「忠実」「貞操」「騎士道」ということです。
こちらも参考にして、勝手に花言葉としては、反抗期の中学生の気持ちを加味し、私の心情を最大にして、「子供じゃないよ」「ちょっと背伸びした恋」なんていうのはどうでしょうか。
2019年08月22日
タデ原湿原 パヤパヤ&クルリン
タデ原湿原 パヤパヤ&クルリン 2019.8.18
今日は、八代市、熊本市、小国町と結構ハードな所用をこなしました。最後の小国での所用を終え、腕時計に目をやるとまだ、日没までには時間がある…夕方でなければ咲かないあの花も…もうそろそろ…ということで、タデ原湿原へ GO!!
夕日を浴びた、クサフジ に出迎えられた
ハンカイソウに続き、タデ原を彩る黄色の花といえば…
コウライトモエソウ
サワギキョウ もタデ原に、紫色の彩りを添えて
ミズトンボ も舞いだしました
ダースベイダー 参上!!
コバギボウシ は、草中に埋もれていました
小さくて可愛らしい、シムラニンジン
ピントが合わなくて苦労するけれど、小さくて可愛らしい花
アオタチカモメヅル
花の形は、ロクオンソウに似ているけれど、ツル状だから、アオタチカモメヅルで間違いないでしょう。
咲いていました、気難しい、ピンク色の花
ミズオトギリ
午後3時を過ぎてから咲きだし、夕方にはしぼむ一日花
なかなか都合よく出合うのは難しいのです
タデ原湿原 パヤパヤ & クルリン 大集合!!
白とちょっとピンクのパヤパヤ なーんだ…??
サワヒヨドリ
ピンクのパヤパヤ なーんだ…??
シモツケ
白のパヤパヤ なーんだ…??
シラヒゲソウ
何とも複雑な構造の花だよね
何と素晴らしい、神の成し得し仕業かな
黄色のクルリン なーんだ…??
終わりの終わり、ハンカイソウ だいぶん傷んじゃってる・・・
紫色のクルリン なーんだ…??
ヒゴタイ
ヒゴタイは、満開状態、見頃です!!