2019年08月

2019年08月31日

作礼山 ミヤマウズラ

作礼山 ミヤマウズラ祭り開催 2019.8.25


天山のそばかす爺ちゃんは、まだ夢の中ということで、やや消化不良気味…ということで、先週の借りを返すべく、作礼山に再アタック!!

DSC09500

本日は、こちらの登山口から…

DSC09607

足を踏み入れるとすぐに、ミヤマウズラのお出迎えがありました。

DSC09609

とても幸先の良い出足

DSC09503

やはり曇りや雨の日は、黄色の花が際立って美しく見えます。どこにでも咲いているようなキツネノボタンも輝きを増しています

DSC09576

ヒメキンミズヒキも美しい

DSC09551

私も黄色よ…と言わんばかり、ガンクビソウも際立っていた。

DSC09547

オトギリソウも天山に続き

DSC09504

雨露に、輝いている

DSC09505

ちょっと薄めの黄色だが、キバナアキギリも咲いていました。今季初お目見えです。

DSC09553

なんだかうれしくなって、久しぶりに山頂を踏むことにしました。

DSC09538

東峰の作礼岳権現神社

DSC09541

カバみたいな、可愛い狛犬も元気です。

ミヤマウズラ(作礼山20190825)No12

本日本命のミヤマウズラはというと

ミヤマウズラ(作礼山20190825)No1

咲いてる! 咲いてる!!

ミヤマウズラ(作礼山20190825)No16

あちらこちらに咲きだしました。

ミヤマウズラ(作礼山20190825)No9

作礼山恒例 ミヤマウズラ祭り! 開催!!

ミヤマウズラ(作礼山20190825)No15

ディズニーに出てくる幽霊のように…

ミヤマウズラ(作礼山20190825)No7

可愛らしいヒナ鳥のように…

ミヤマウズラ(作礼山20190825)No4

作礼山の森の中を飛び回っています。
ミヤマウズラの可愛らしい姿でお腹いっぱいです。

作礼山 天橋立 へと移動

DSC09594

さすがに、モウセンゴケは終わっていましたが、コケオトギリは健在でした。

カンガレイ(作礼山20190825)No2

カンガレイの花も咲き乱れていましす。

カンガレイ(作礼山20190825)No3

初めて見た時は、虫が草に卵を産み付けたのかなとも思いました。とても花には見えませんでした。これが花かと思いますが、花です。

イトイヌノヒゲ(作礼山20190825)No1

イトイヌノヒゲも今を盛りと咲いています。

イトイヌノヒゲ(作礼山20190825)No3

何とも言えない味わいがあるかな?

ヤノネグサ(作礼山20190825)No3

作礼山 天橋立で、今一番輝いているのは、ウナギツカミ?ヤノネグサ?です。

ヤノネグサ(作礼山20190825)No2

本当に小さな花ですが、可愛い!!

作礼山恒例のミヤマウズラ祭りは、まだまだこれからが本番です。
楽しみですね!!



kattenihanakotoba at 06:30|PermalinkComments(0)作礼山 | ミヤマウズラ

2019年08月28日

天山 マツムシソウ 

天山 マツムシソウ 2019.8.25

昨日、基山にて、そばかす婆ちゃんに出会えたので、婆ちゃんといえば、爺ちゃん、そばかす爺ちゃんに手っ取り早く合うには…天山へと向かいました。

DSC09483

天山の天川~上宮の林道沿いには、ジイソブがたくさん咲くので、労せずして見ることができる…勇んで小雨の降る中、出かけたのですが、そばかす爺ちゃんは、ぐっすりと寝たままで、起きる気配もありませんでした。
時期的には早いとは思っていましたが、がっかりしました。婆ちゃんの方が、早起きで、働き者なのかな…?

DSC09360

何もせずに帰るのもしゃくなので、雨脚はさほど強くもないし、風もそんなに吹いていなかったこともあり、昨日同様、長靴とビニール傘スタイルで山頂を目指しました。

DSC09365

雨に濡れて、なんじゃわからんようになっていますが、

DSC09364

登山道沿いは、イタドリ花盛りでした。

DSC09400

なかなか奇麗な花です(ボケボケですが…)

DSC09388

ヒヨドリバナもたくさん咲いていましたが…

DSC09376

ちょっと違和感を感じるところがあって、いつになく葉の形状を見てみると違う種類のヒヨドリバナだったようです。菊の葉のように3裂しています。花は白色、茎頂に散房状についているので、キクバヒヨドリという花のようです。

DSC09375

上が普通のヒヨドリバナの葉です

DSC09377

上がキクバヒヨドリの葉です。菊の葉みたいで、確かに違う。

DSC09372

また、ちょっと違和感… 葉の形状はキクバヒヨドリと同じように3裂していますが、花の色がちょっと赤みがかっていて、キクバヒヨドリよりも密集している感じです。

DSC09393

サケバヒヨドリかな? 
違いは葉裏に腺点があるかないかということで、腺点があるのがキクバヒヨドリ、無いのがサケバヒヨドリということらしいのですが、そこまではよく観察しなかった・・・次回までの宿題ですね

小雨降る中で、目を引いたのは、黄色の花々でした、光の加減か何かあるのでしょうか?黄色の花が美しかった。

DSC09489

いつもは何気なく見過ごしてしまう マツヨイグサ

DSC09408

いつになく美しい キンミズヒキ

DSC09465

結構花がついている ヒメキンミズヒキ

DSC09431

オミナエシもなかなかのものです

DSC09392

中でも一番美しかった黄色の花は、オトギリソウでした。

DSC09362

ウツボグサは、老骨にムチ打って咲いていました

DSC09378

アキチョウジも咲き出し

DSC09473

シロヨメナもこれから本番かな?

DSC09384

サイヨウシャジンは、雨露を纏いしっとりとした色気を出していました。最近、サイヨウシャジンにハマっているんです…なんだかいいんだよな…

DSC09367

ホソバシュロソウも負けじと咲いています。

DSC09401

アザミも咲いていましたが、同じ種類かな?

DSC094011

アップにするとこんな感じで、なかなかいい

DSC09433

これは、ヒメアザミだと思うのですが・・・

DSC09435

これもアップにすると、美しい。最近アップにするのが好きなんです。いつもの花と全く違う花に会うことができるんですよね。安物のカメラとレンズなので、なかなかピントが合わずに苦労しますけどね・・・

DSC09427

稜線に出ると、コオニユリがまだ健在…というより、しっかりと存在感を持って咲いていました。

DSC09461

ヤマホトトギスも雨に濡れて、しっとりと…

DSC09464

いつものヘクソカズラだってイケてますよね

DSC09453

キュウシュウコゴメグサは、今を盛りと咲いていました。

DSC09458

前回の時は、まだ咲き始めで少なかったのだけど、今日は雨にもかかわらず元気です。

DSC09409

本日の主役 マツムシソウ 登場

DSC09410

初めて見た時は、花弁が不揃いな感じで、

DSC09416

綺麗というよりも、虫にでも食われたのかな?

DSC09441

変わった花だなというのが正直な感想でした。

DSC09421

よく見ると複雑で不揃いの形態に味があり、美しい花なんですよね。

DSC09424

蝶々にも大人気、薄紫色の花の色は、私の好きな色でもあります。

DSC094411

アップにすると、その美しさが際立ちます。何とも言えない造形美です。
マツムシソウというと、阿蘇というのが真っ先に思い浮かぶのですが、北部九州で咲いているのは、天山だけじゃないのかな?よくわからないけどきっとそうに違いない。

DSC09446

天山といえば、阿蘇惟直、ということで、天山のマツムシソウは、阿蘇惟直のおかげかもしれませんね。

DSC09466

ということで、阿蘇惟直のお墓に手を合わせ下山することに・・・

DSC09481

最後に、念のために、そばかす爺ちゃんにご挨拶に行きましたが、相も変わらず、やっぱり寝てました。

林道をテクテクと歩いていると・・・

DSC09486

季節外れのスイカズラ

DSC09478

イヌトウバナ

DSC09499

オトコエシ

DSC09492

ノリウツギ

DSC09497

白花が多い中、紅一点、ゲンノショウコ

DSC09494

ウド

DSC09496

花より団子で、食べるばかりでしたが、花も綺麗なんですよね。初めて自覚しました。



















kattenihanakotoba at 07:00|PermalinkComments(0)天山 | マツムシソウ

2019年08月25日

基山 バアソブ開花

基山 バアソブ開花 2019.8.24

バアソブ(基山20190824)No1

天気は下り坂、雨もパラパラと降り出してきたが、大した降り方でもなく、長靴、傘をさして、そばかす婆ちゃんのご機嫌伺に行きました。
雨に煙る基山というのは初めてです。天気が悪かったら、基山には立ち寄らないのですが、10日ほど前に見たそばかす婆ちゃんが、気になって、気になって…気持ちを抑えることができなかったのです。

DSC09294

天気も悪いので、バアソブ一本で…と思いましたが、雨に濡れた花々は、しっとりとしており、色合いがいつもとは違って、色気があり、魅力的でした。しょうがない、どうせ濡れるなら一緒だよなぁ…ということで

DSC09358

ヌマトラノオもまだまだ元気です。基山のヌマトラノオは、以外にしぶとい…

DSC09291

クルマバナ、けっこう可愛いんですよね。珍しくもないけれど、ついついカメラに収めてしまいます。

DSC09293

ヘクソカズラも、いつになく、しっとりとして色っぽい

DSC09300

サイヨウシャジンも雨つぶに輝いています

DSC09295

雨交じりの天気のせいか、真昼なのに、スズサイコは勘違いでもしたのでしょうか? サービス開花

DSC09310

小さなスズサイコのような…と思っていましたが、これはきっと、コカモメヅルでしょう。

DSC09314

なんとなく似ているよね。大きさはコカモメヅルの方がずっと小さいです。

DSC09318

ホソバシュロソウも、なんとなく似ているかな? これが一番大きい。グロテスクな色合いだけど、サバノオ的な葯が可愛いよね。

DSC09315

ヤブラン

DSC09317

ヤマジノホトトギス (斜面に咲いてた横向き)

DSC09316

アリさんは、コバギボウシの花の中で、雨宿りといったところかな?

DSC09357

朝露にしっとりとしたカワラナデシコは、色っぽいのだけど…雨に濡れてしまうと、風呂上がりの陰毛のようで、ちょっと興醒めかな?

バアソブ(基山20190824)No10

さて、そばかす婆ちゃんは…

バアソブ(基山20190824)No6

バアソブは…

バアソブ(基山20190824)No2

咲いています! 咲いています!!

バアソブ(基山20190824)No5

今季三度目の正直!  沢山咲いていますよ!!

バアソブ(基山20190824)No11

やっと咲いてくれました。若干斜めからの方が好きかな?

バアソブ(基山20190824)No9

中を思いっきりのぞき込むと、宇宙が広がる・・・

バアソブ(基山20190824)No4

これからが本番 そばかす婆ちゃん 頑張れ!!






kattenihanakotoba at 07:00|PermalinkComments(0)基山 | バアソブ

2019年08月24日

勝手に花言葉  オニコナスビ

勝手に花言葉  オニコナスビ(鬼小茄子)


まだまだ暑い日が続いていますが、夏の花も一段落し、秋に向けて山野の花々も準備中というところのようです。
振り返ってみると、7月中旬に突如として来襲した、天使の一撃はきつかった・・・
久しぶりに…と思っていたオニコナスビ散策も出来ずじまい…ということで、過去を振り返りながら、久しぶりに、勝手に花言葉 「オニコナスビ」 です。

オニコナスビ(背振20130727)No19

オニコナスビ(鬼小茄子) サクラソウ科 オカトラノオ属 7月
湿った林床に咲く。茎は地表を長くはい、各節から発根する。葉は対生、円形~卵形で先端はまるい。茎は長毛が密生し、茎の上部に数個花をつける。日本産のコナスビの仲間ではもっとも大形の種であり、花は径1.5cmほどで、花の底部が深紅色になるのが特徴である。 

オニコナスビ(背振20150801)No8

勝手に花言葉 「子供じゃないよ」 「ちょっと背伸びした恋」

オニコナスビ(背振20110731)No1

2010年に、もう9年ほど前になりますが、背振山で見たのが初めてです。自生地は他にもあるかもしれませんが、私が見たことがあるのは、背振山の車谷ルートだけです。上の写真は、当時バカチョンで撮った写真ですが、それなりでしょ…?

オニコナスビ(背振20130727)No1

赤と黄色の色合いが鬼を連想させる小さな小茄子の花ということで、オニコナスビと名付けられたのでしょうか?

オニコナスビ(背振20130727)No12

小さな花ですが、ちょっと薄暗い渓流沿いに浮かび出ている赤と黄色の派手な姿は、度肝を抜かれます。

オニコナスビ(背振20120722)No2

反抗期に入った中学生が、一生懸命背伸びし、大人のふりをして勇んでいる姿にも思え、ちょっと微笑ましいような気もします。

オニコナスビ(背振20130727)No18

絶滅危惧IB類ということもあってか、初めて見た時には、石で囲んで保護されていました。几帳面で、親切な人がいるのだなぁ…と思っていました。

オニコナスビ(背振20140727)No7

その折に、偶然、山に詳しい植物園関係の人に出会ったのですが、その人によると、「こんな風に石で囲って保護してあげたい気持ちはわかるんだけど、これによって、水の流れが変わったりして、反って枯れたりするんだよねぇ。何もしないのが一番なんだよ。」ということでした。

オニコナスビ(背振20130727)No22

自分では良いことと思ってしていることでも、反ってお節介となり、仇となることもあるようです。裏年だったのかもしれませんが、その翌年に行ってみると、彼が言ったとおりに石で囲まれた株は、消滅していました。

オニコナスビ(背振20130727)No28

ここのオニコナスビは、年々数を減らしてきているような気もします。

オニコナスビ(背振20180721)No4

自生地を踏み荒らしているつもりはなくても、近づくだけで何らかの影響を与えてしまうこともあるのだなと思うと、可愛い姿を見たい気持ちはあるけれど、ここ数年は、足を踏み入れないようにしていました。

オニコナスビ(背振20130727)No7

オニコナスビの花言葉はありませんが、コナスビの花言葉は「私を食べないで」です。これはなすびという言葉にかけた安易な花言葉のような気がします。変な花言葉だなぁ…と思うのは私だけでしょうか?

オニコナスビ(背振20150801)No9

オカトラノオ属ということなので、オカトラノオの花言葉を見てみると、「優しい風情」「清純な恋」「忠実」「貞操」「騎士道」ということです。
こちらも参考にして、勝手に花言葉としては、反抗期の中学生の気持ちを加味し、私の心情を最大にして、「子供じゃないよ」「ちょっと背伸びした恋」なんていうのはどうでしょうか。



kattenihanakotoba at 06:30|PermalinkComments(0)勝手に花言葉 | オニコナスビ

2019年08月22日

タデ原湿原 パヤパヤ&クルリン 

タデ原湿原 パヤパヤ&クルリン 2019.8.18


今日は、八代市、熊本市、小国町と結構ハードな所用をこなしました。最後の小国での所用を終え、腕時計に目をやるとまだ、日没までには時間がある…夕方でなければ咲かないあの花も…もうそろそろ…ということで、タデ原湿原へ GO!!

DSC09208

夕日を浴びた、クサフジ に出迎えられた

DSC_7820

ハンカイソウに続き、タデ原を彩る黄色の花といえば…

DSC_7818

コウライトモエソウ

DSC09214

サワギキョウ もタデ原に、紫色の彩りを添えて

DSC09226

ミズトンボ も舞いだしました

DSC09228

ダースベイダー 参上!!

DSC09234

コバギボウシ は、草中に埋もれていました

DSC09249

小さくて可愛らしい、シムラニンジン

DSC09252

ピントが合わなくて苦労するけれど、小さくて可愛らしい花

アオタチカモメヅル(タデ原湿原20190818)No1

アオタチカモメヅル

アオタチカモメヅル(タデ原湿原20190818)No3

花の形は、ロクオンソウに似ているけれど、ツル状だから、アオタチカモメヅルで間違いないでしょう。

DSC09222

咲いていました、気難しい、ピンク色の花

DSC09217

ミズオトギリ

DSC09237

午後3時を過ぎてから咲きだし、夕方にはしぼむ一日花

DSC09239

なかなか都合よく出合うのは難しいのです


タデ原湿原  パヤパヤ & クルリン 大集合!!

DSC09265

白とちょっとピンクのパヤパヤ なーんだ…??

DSC09266

サワヒヨドリ

DSC09232

ピンクのパヤパヤ なーんだ…??

DSC09233

シモツケ

DSC09244

白のパヤパヤ なーんだ…??

DSC_7823

シラヒゲソウ

DSC09245

何とも複雑な構造の花だよね

DSC09247

何と素晴らしい、神の成し得し仕業かな

DSC09220

黄色のクルリン なーんだ…??

DSC09219

終わりの終わり、ハンカイソウ だいぶん傷んじゃってる・・・

DSC09270

紫色のクルリン なーんだ…??

DSC09271

ヒゴタイ

DSC_7830

ヒゴタイは、満開状態、見頃です!!







kattenihanakotoba at 06:30|PermalinkComments(0)タデ原湿原 | ミズオトギリ