2019年04月

2019年04月30日

雁俣山(1315m)カタクリ、ヒカゲ・・・

平成最後の投稿は、雁俣山!!
カタクリ、ヒカゲ・・・花盛りでした。

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雁俣山(1315m)は、脊梁山地の北端、五家荘の入口である二本杉峠の東にそびえる山で、カタクリの群生で有名な山です。
雁俣とはなんぞや?と思って調べてみると、鏃の一種で、先が二俣に分かれ、内側に刃をつけたものだそうで、飛ぶ鳥や走っている獣の足を射切るのに用いるそうである。
雁俣山の由来は、山の姿がこの鏃の一種である狩股に似ているからだそうだ。

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雁俣山登山口入ってすぐ左には、奇麗なシャクナゲが咲いていた

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咲き始めたばかり、ほとんど傷みもなく、奇麗な状態であった。

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久しぶりに、奇麗なシャクナゲ・・・なかなか幸先の良い山行である。

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森の番人、黒ギャオスの親子に見送られて

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気持ちの良い登山道を進み、本格的な登山道に入る

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いろいろなスミレの出迎えを受け

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いろいろなスミレに励まされ

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新緑がとても気持ちいい

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新緑の中を進んでいく

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登山道沿いには、コガネネコノメソウ

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ワダソウに、マチガエソウな、ワチガイソウ

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幸せを運ぶ、四つ葉のワチガイソウ・・・?

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シキミの花も頭上から、励ましてくれる

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ギンリョウソウは、頭を出したばかり

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ジロボウエンゴサク

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シロバナネコノメソウも終盤でしたが、雁俣山は、カタクリだけじゃないんだとばかりに、気力を絞って、咲いていました。

コミヤマカタバミ(雁俣山20190428)No1

ふと足元を見ると、

コミヤマカタバミ(雁俣山20190428)No2

眠たげなコミヤマカタバミ

コミヤマカタバミ(雁俣山20190428)No4

うつむき加減で、物憂げな姿が可愛らしい

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終盤のアシビを横眼に見ながら、
急騰を上り詰めると・・・

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ヒカゲツツジ咲き誇る山頂である

ヒカゲツツジ(雁俣山20190428)No1

ヒカゲツツジは、ちょうど見頃で、

ヒカゲツツジ(雁俣山20190428)No3

傷みも少なく

ヒカゲツツジ(雁俣山20190428)No5

とてもきれいな姿であった

ヒカゲツツジ(雁俣山20190428)No6

こんなに奇麗な、ヒカゲツツジは、初めてである

ミツバツツジ(雁俣山20190428)No2

傍らには、ミツバツツジもきれいに咲いていた

ミツバツツジ(雁俣山20190428)No3

ミツバツツジもちょうどいい見頃だ

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お目当てのカタクリは・・・?

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咲いていました、

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曇りがちだったので心配でしたが

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心配無用!! 立派に咲いていました

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花の中央には、小学校の時分に、担任の先生からもらったことのある、「たいへん よくできました」マークも健在でした。大したことではなかったのかもしれないが、画用紙の裏なんかに「たいへん よくできました」のハンコが押されていると嬉しかったものです。

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立派な、イナバウアー

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雁俣山のカタクリは、花丸でした。 楽しかった・・・




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2019年04月28日

高良山 ツツジ と・・・

世間では、いよいよゴールデンウィーク、10連休に突入らしいが、貧乏人にとって、連休は大敵である。収入は減るし、出費は増えるし・・・たまったものではない。しかし、せっかくの休みだし、近場に出かけることにした。

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昨年の久留米ツツジの開花は早く、ゴールデンウィークの時には、もうほとんど咲いていなかった。今年はほぼ例年並みな様で、今日あたりがいいんじゃないかな?
昨年のリベンジを兼ねて、高良山へと レッツゴー!!

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高良大社の石段の横のつつじは満開である。ちょうど見頃

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ツツジはちょっとでも満開を過ぎると、傷んだ花が目立って嫌なものだが、まだ満開前、8、9分咲きといった感じで最高の咲き具合である。

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まずは、高良大社にお詣り

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お礼参りだ
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高良大社の狛犬は、ちょっと気合が足りない

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頼りない感じの狛犬である

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高良大社横の久留米ツツジ原木、天然記念物なのだ。

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小ぶりではあるが、色鮮やかな紅色は

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なかなか主張が強そうである

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高良大社のご神木のクスノキ

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新緑を抱き、パワー全開

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藤棚は、今年は、若干、花付きが悪いのかな?

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大好きな、創造物、子宝祈願の陰陽石

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奥の院を経て、森林つつじ公園へと向かうことにする。

ギンリョウソウ(高良山20190427)No3

この時期、高良山は、ツツジの他に楽しみがもう一つある。ギンリョウソウである。見た目あまり気持ちのいい花ではないが・・・

ギンリョウソウ(高良山20190427)No2

馬の顔にも似て、なかなか味があり、見れば見るほどに可愛らしい。

ギンリョウソウ(高良山20190427)No1

中を覗き込むと、灰色の雄蕊の葯は、一つ目小僧のようでもあり
何とも言えない愛嬌がある。

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森の番人・・・ マムシグサも咲いていた

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奥の院への参道は、木漏れ日の中、涼しげで、とても気持ちがいい

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奥の院にお詣り

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アリドオシの花が咲き

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ハクサンボクの花を横目に、森林ツツジ公園へ

ツツジ(高良山20190427)No7

色とりどりのツツジの競演

ツツジ(高良山20190427)No12

後は言葉はいらない

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見事なツツジをご覧あれ!!

ツツジ(高良山20190427)No15

今年は、いい時期に来ることができた

ツツジ(高良山20190427)No2

なかなか、こんな時期には、巡り会えない

ツツジ(高良山20190427)No13

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満足! 満足!!



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2019年04月26日

平成最後の男池散策  ヤマシャクヤクに万歳!

平成最後の男池散策  ヤマシャクヤクに万歳!!

男池1

男池の駐車場の山桜は満開

男池2

男池駐車場の八重桜はこれからかな

男池3

本年最初の男池、平成最後の男池である。 たぶん・・・

セントウソウ男池

男池のセントウソウは、やや小振りである

男池4

春、真っ盛りの男池

ヒトリシズカ男池

こんなに群生しても、ヒトリシズカ

男池5

ぼちぼちと、新緑が・・・

ツルシキミ男池

ツルシキミも咲き始め

男池6

男池生命の木も新緑をまとい

男池7

力強くなってきた

マムシグサ男池

森の番人、黒ギャオスに挨拶

男池8

ポカポカ陽気の心地よい登山道である

ハルトラノオ男池1

ハルトラノオは、終盤・・・?  乾燥気味で、元気が無かった

ハルトラノオ男池2

ちょっと元気な奴もいることはいる

コガネネコノメソウ男池

コガネネコノメソウ  気分だけでもお金持ちに・・・

ヤマルリソウ男池

ヤマルリソウも健在

ツクバネソウ男池

ツクバネソウは、開花準備中

ミツバコンロンソウ(男池20190421)1

ミツバコンロンソウは、咲き始めで

ミツバコンロンソウ(男池20190421)2

綺麗な姿のものが多かった

シロバナエンレイソウ(男池20190421)1

シロバナエンレイソウだって

シロバナエンレイソウ(男池20190421)2

しっかりと咲いている

シロバナエンレイソウ(男池20190421)3

物憂げな顔立ちは、なかなかきれいで、嬉しいねぇ・・・

ルイヨウボタン(男池20190421)

ルイヨウボタンも咲きだしたところ

サバノオ(男池20190421)1

サバノオは終盤だが、

サバノオ(男池20190421)2

かくし水の辺りには、しっかりと咲いていた

シロバナネコノメソウ(男池20190421)

シロバナネコノメソウも、かくし水では元気いっぱい

ワチガイソウ(男池20190421)1

ワダソウ と マチガイソウな ワチガイソウ も咲いていた。

ワチガイソウ(男池20190421)2

分かりにくい言い回しだけど、ただのワチガイソウです

ワチガイソウ(男池20190421)3

そして、本日の主役、ヤマシャクヤク はというと・・・

ヤマシャクヤク(男池20190421)1

咲いていました

ヤマシャクヤク(男池20190421)2

沢山咲いていました

ヤマシャクヤク(男池20190421)3

しっかりと可憐に咲いていました

ヤマシャクヤク(男池20190421)4

ヤマシャクヤクは、今年も開花が早いようです

ヤマシャクヤク(男池20190421)5

いよいよ、令和、男池初散策は、何時にしようかな??



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2019年04月24日

朽網分かれ 4.000本の山桜

朽網分かれ 4.000本の山桜

桜(朽網分かれ20190421)

ここ数年、是非に訪れたいと思っていた、朽網分かれの山桜に、やっと出合えた。貧乏暇なしの身としては、花期、天気、休日・・・なかなかうまくいかないのである。天気は良好だが、夕方から用事はある、朝早起きすれば、なんとか時間は都合がつくのでは・・・ということで、何とか朽網分かれの4.000本の山桜を見ることができた。

一番水

本日は、レゾネイトクラブくじゅうの第3駐車場に車を止めさせてもらって、一番水登山口からのアプローチです。

キスミレ朽網1

登山口方面へ、一歩足を進めたとたんに、キスミレのお誘い

キスミレ朽網2

仲睦まじい、キスミレちゃん

エヒメアヤメ朽網

エヒメアヤメの誘惑

エヒメアヤメ朽網1

いつものように足が進まない

エヒメアヤメ朽網3

久住のエヒメアヤメは、お初です。(ちょっと昭和な感じ?)

一番水1

やっと、一番水に到達したかと思ったら、ここでも足止め

イチリンソウ朽網1

イチリンソウ

イチリンソウ朽網2

植栽したのかと思う程に群生

ジロボウエンゴサク朽網

今盛りのジロボウエンゴサク

シロバナネコノメソウ朽網

シロバナネコノメソウ

ラショウモンカズラ朽網②

ナ、ナ、ナント・・・

ラショウモンカズラ朽網1

ラショウモンカズラも咲いていた

キランソウ朽網

この時期定番のキランソウ

マムシグサ朽網

マムシグサ、黒ギャオスも飛来していた

タチツボスミレ朽網

タチツボスミレ

ニョイスミレ朽網

ニョイスミレ

マルバスミレ朽網

マルバスミレ

フウロケマン朽網

フウロケマン

ユキザサ朽網

ユキザサは開花したばかり

ツクバネソウ朽網

ツクバネソウだって咲き始めている

登山口からこの50mほどで、どれくらいの時間を費やしたであろうか?
朽網
いい加減にして、本命のヤマザクラへと向かう
桜(朽網分かれ20190421)1
時期的に、若干遅かったせいか、終盤という感じだった
桜(朽網分かれ20190421)2
ヤマザクラなので、こんな感じかな?
桜(朽網分かれ20190421)3
もうちょっと早かったら、もっとよかったかもしれないが、
桜(朽網分かれ20190421)4
十分に堪能できた。
桜(朽網分かれ20190421)5
4.000本のヤマザクラを堪能あれ
桜(朽網分かれ20190421)6
桜って本当にいいよね・・・

桜(朽網分かれ20190421)7






kattenihanakotoba at 08:00|PermalinkComments(0)朽網分かれ | 

2019年04月22日

基山  オキナグサ と・・・ 

今年は、暖冬のせいか、3月21日に基山にてオキナグサの開花を確認した。私にとっては、今までで最も早い開花だった。本来であれば、4月に入ってから徐々に咲きだすのだが・・・
まだ残り花があるだろうか?

基山1
最近、時期が合わないのか? あのスミレは・・・
1ヶ月ぶりの Familiar Mountains 基山散策

基山2
駐車場周辺にはいつものカキドオシ

基山3
カラスノエンドウ

基山4
クサイチゴ

基山5
新たに、ミツバツチグリ

基山6
ウマノアシガタも参戦していた

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基山のムラサキケマンは小ぶりで可愛い

ムラサキケマン

ヤマエンゴサク風の色合いもやつもある

基山7

ふと見ると、大伴旅人・・・
新元号「令和」の基になった句を詠んだ大伴旅人の句がありました。
     橘の 花散る里の ほととぎす
         片恋しつつ 鳴く日しぞ多き
大伴旅人が、妻を亡くした時に、基肄城(基山)に登り、望遊した日に亡き妻を想い歌ったものだそうです。令和人気で、ここにも観光客が押し寄せるだろうか?

基山8

そんな事は気にもかけず、フデリンドウの花が真っ盛りでした

基山9

なかなかここまでのクルリンはない

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いろいろな色合いがあって

基山11

それぞれにいい
ヒメハギ(基山20190421)No2
ヒメハギも咲きだした

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スミレの花も負けてはいません

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ニョイスミレも負けじと頑張って咲いています。

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ヒメオドリコソウは、さすがにちょっと暑苦しい感じ

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ふと見上げると、八重桜の花が山肌を彩っていました。

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ほどほどの咲き具合で、なかなかいい

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頂上のタマタマ石

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天智天皇碑

マツバウンラン基山

頂上付近には、マツバウンラン

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オキナグサの具合は

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幼 若 老 様々な取り合わせでしたが、

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今年は、さすがに早咲きだったせいか、終盤でした

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今日のお目当ては・・・

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アリアケスミレ

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基山に咲く、この白いスミレが、

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昔から、大好きでした

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なかなか可愛らしいでしょう?

基山28

サツマイナモリもまだ咲いていました



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