2018年12月
2018年12月31日
基山(水害後現況) サツマイナモリ
平成30年、締めくくりは、Familiar Mountains の基山に決めました。
今年の水害で多大な被害を受けた水門付近の状況
今年の最後に確認したいと思います
まずは、シマカンギクがお出迎え
すぐに通行止めの看板
全く手つかずの状態でした。
神社も流れたまま
神社の後には、地元の人々の願いが込められている
悲惨な状態が続く
ハキダメギクでちょっと和むが・・・
災害は手付かず
サザンカも華を添えるが・・・
状況は8月の時点と全く変わっていなかった。
それでも登山道は、なんとか通じている
いつものところに早咲きのサツマイナモリも咲いていた。
崩落地点以降は、そんなに問題なし、不自由なく通れる
まもなく頂上へ
草スキー場のサザンカはまだ健在
正月飾りもされていた。
気分の良い山行だったが・・・ 復旧はまだまだ先か・・・
アキノキリンソウもまだ咲いていた。
気持ちよい陽気の中、基山を後にした。
何時になったら、元のようになるのかな???
ホトケノザ と
オオイヌノフグリ が見送りしてくれた。
2018年12月28日
オドリコソウ 見参!(綾部神社)
世の中クリスマス一色でしたが、久しぶりに佐賀県三養基町にある綾部神社のぼたもちを買いに行った。
綾部のぼたもちは、歴史があり、鎌倉時代に源頼朝が奥州の藤原氏を征伐した時、
綾部の城主藤原幸忠が手勢を率いて従軍、大いに戦功を立てて帰郷した際に、里人たちは沢山の餅を搗き、あんこをぬってお祝をした。
其の後、参詣の人々にもこの祝い餅を以って、ねぎらうようになった。
綾部の城主藤原幸忠が手勢を率いて従軍、大いに戦功を立てて帰郷した際に、里人たちは沢山の餅を搗き、あんこをぬってお祝をした。
其の後、参詣の人々にもこの祝い餅を以って、ねぎらうようになった。
ぼたもち屋は、何件かあり、それぞれに美味しい。
単品で食べるとわからないが、食べ比べをしてみた結果、我が家では「橋本屋」のぼたもちとなっている。
ついでに周囲を散策。
なんとオドリコソウが咲いていた。
2月ぐらいに咲いているのを見たことがあるのだが、
12月に咲いているとは・・・
ありがたいような・・・ありがたくないような・・・
不思議な気持である。
2018年12月26日
四王寺山 なんと!セリバが!
久しぶりに、Familiar Mountains の一つである四王寺山へ出かけた。
なかなか休日と天気が折り合わなかったんで、本当に久しぶりの山行である。
すっかり、冬枯れの景色になっていた。
花も少なくなり、何もないこの季節、四王寺山の楽しみは、石仏である。
初めて、四王寺山の石仏巡りをしたのは、母が亡くなった時で、変に信心深くなり、四王寺山の33石仏を巡ったことがあった。
だからどうしたというものでもないが、それ以来、四王寺山の石仏には親しみを持っている。私の守護神は、千手観音なので、特に、千手観音は大好きである。
中でも、3番石仏の千手観音が一番好きかな。
時折すれ違う石仏に手を合わせながらの山行となった。
今年は、暖冬で、ホトケノザも、いつも以上に咲き誇っている。
ひょっとしたら、お調子者がいるかな・・・
17番の石仏で手を合わせた。
なんとびっくり、セリバオウレンが2株ほど咲いていた。
まだ12月なのに、気の早いお調子者がいた。
いつも2月ごろに咲いていたような気がするのだが、
今年はやはり暖冬の影響なのだろうか??
蕾もあったので、春まで、ちょこちょこと楽しませてくれるのかもしれない。
そのうち、四王寺山石仏シリーズでもしましょうかね・・・
2018年12月25日
スマイルモジャ (山野の妖精シリーズ)
スマイルモジャ
へっ へっ へっ・・・
大きな目を突き出して
へっ へっ へっ・・・
大きな口を真横に広げ
満面の笑みを浮かべて笑っているように見えませんか?
ちょっともじゃもじゃの髭が気になりますが、なかなかのスマイルでしょ?
ちょっとピエロ的な感じもしますかねぇ?
妖精「スマイルモジャ」の正体は、ムラサキセンブリ です。
センブリの仲間にはいろいろな花がありますが、
ムラサキセンブリは、その中でも、一番綺麗で、華やかな花です。
ムラサキセンブリは、山地の草地や斜面に咲き、高さ30~70cmぐらいで、センブリに比べ、丈が高く、大きな感じがして、割と目立っている。茎が太く、暗紫色を帯び、花冠はやや大きく直径3cm位である。淡紫色の裂片には濃紫色のすじがあり、蜜腺溝の毛が長い。